目次
冬のブランコ
BLANCO3 A Cup Of Worid カップの中の世界
おはよう世界
冬の歌
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メビウスライン
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夜の物語
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灯~とぼし~
blancoよりあなたへ~ありがとう(^◇^)
灯火
ちょっとした疾患
視線の先
もっともらしい問題
暗闇の中の真実
不思議の月
空へと流れる光
四角三角そして丸
紅い月に想う
君とのこと
白い答案用紙
冬の日のこと
変化
サウンドオブハート
美術鑑賞
Christmas in the Songs
フェイス
Walking Man
残心 
最終回
歩く
寒さのせい?
風の見える丘
ラッキースター
ノックノック!
風船
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そうさ!そうだな!
そうして少しずつ こうして少しずつ
どうしてもと唱えながら進む僕
僕は君のママじゃないけれど
「今」
眠り
ボイコット
あたたかいぜ
ただいま!お帰り!
シアター
雨の日のリフレイン
本当のリアル
曖昧さ
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Bed Time Talk
道すがら
昨日までの距離
僕らのアングル
本当はそんなに遠くない地平線
昨日へとつづく道、明日へと進む道
靴音。
グローイン グローイン
Words
いつものように
Taste of Dreams
彩色
さくらぐみ
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ちょっとした疾患


どうしよう?熱があるみたいなんだ
どうしよう?カラダの節々が軋むんだ
言葉にすればぼやけてしまう
書き殴っても伝わらない
君へ
届けたかったいくつかの想いも
そうさ
きっとぼやかされて伝わっていないんだ

 

大丈夫なのかしら?

何故かしら?

自分が熱だした時より苦しいの

言葉にすれば馬鹿みたい

心配しても始まらないのに

あなたへと

駆けだした想い

本当はとても気になるのに冗談めかす

そうよ

心だけが超特急

あなたの元へとひとっ飛び

きっと見抜かれているわ

 

ときどき罹(かか)る誰かへの想い

それとも

ふりむいてほしいからわずらうのか

ほんのりと暖かくなるカラダの奧から

いつだって誰かを求めてるんだ

僕をみて!

ってね


視線の先

 

浮気なようにみえるけど

気まぐれそうに映るけど

みつめているのは ただひとり

視線の先の愛しいアイツ!

 

熱い熱い想いを乗せて

とどけ!とどけ!とどけ!と願う

 

振り向いてくれるかな?

 

気がついてくれるかな?

 

まぶたのバリアをこじ開けて

つぎに目にするセカイのまんなかに

私がいいたらいいのにな


もっともらしい問題


それはイケナイことかい?
それはデキナイってことかい?
もっともらしい理由をいくつも並べてみても
つまり
それはヤレナイってことかい?

 

 

いいえイケナイことじゃないわ!

もちろんデキナイってこともない!

理由なんていらないのよ

ほら

ただヤレってことなのよ!

さあ!早く!



ああそうか

そうだね

それがもっとも

もっともらしい答えだ


暗闇の中の真実


夜のヴェールをかきわけて
闇の森を通り抜け
真実の泉へとたどりつく
みずみずしかった記憶
耳鳴りがするんだ
遠ざかるたび
あの時
君を抱きしめればよかった

 

 

後悔なんて珍しいわね

手に入れたければ

今からでも遅くなんてないはずよ

そうやって

過去にしがみついてるのは

誰でもない、あなたの方よ



君が受け入れた僕の姿が見えないうちに
僕が求めた君の姿が照らされないうちに
いちばん大切なものを交換してしまおう
朝になれば消えてしまうとしても
すべてがあらわになる前に
やりとげてしまおう
外側にあるものはぜんぶ闇が隠してしまうから

不思議の月


その日見たモノ
明るい夜
雲のキレマから
のぞきこんでしまった
君の大切なココロ
触れようと手を伸ばした
ざわめく肌
伝わるパルス
高まる鼓動
僕がはじめて知った想い

 

溢れてしまった想い

しくじった私

全ては月のせいなのと

見え透いたいいわけ

もう戻れない

危険な瞬間

 

すべての夜をかきわけて

すべての月をのみほして

深まる謎を埋めてしまおう

君を知る前の僕は

君が知る僕じゃない

僕が知る前の君が

そうであるように

戻れないから進むのではなく

進みつづけるために戻らないんだ

 

月明りで浮かび上がる影法師

全て闇に葬って

乱れるパルス

高鳴る鼓動

わたしが初めて感じた想い


偽りの光に分離された影は

僕らの足元に

ぽっかりと口をあけ

真も

偽も

すっかりとまぜこんで

 そ~っと闇から

のぞきこむんだ

 

のぞかれて知る快楽と喜び

ぐちゃぐちゃとまぜこまれた

真実と偽り

ココロと肌

やがてひとつにまざりあう


不思議の月に照らされて



 



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