目次
冬のブランコ
BLANCO3 A Cup Of Worid カップの中の世界
おはよう世界
冬の歌
空のグラデーション
Heart to Heart
コロコロモード
あらかるとメニュー
覗き込む目だま
昨日の小荷物
ふれあうカラダ 重なりあうコトバ
メビウスライン
突然の雨
肖像画
ランデブー
ひとつの空
夜の物語
伸ばした手
灯~とぼし~
blancoよりあなたへ~ありがとう(^◇^)
灯火
ちょっとした疾患
視線の先
もっともらしい問題
暗闇の中の真実
不思議の月
空へと流れる光
四角三角そして丸
紅い月に想う
君とのこと
白い答案用紙
冬の日のこと
変化
サウンドオブハート
美術鑑賞
Christmas in the Songs
フェイス
Walking Man
残心 
最終回
歩く
寒さのせい?
風の見える丘
ラッキースター
ノックノック!
風船
繰り返せないから
そうさ!そうだな!
そうして少しずつ こうして少しずつ
どうしてもと唱えながら進む僕
僕は君のママじゃないけれど
「今」
眠り
ボイコット
あたたかいぜ
ただいま!お帰り!
シアター
雨の日のリフレイン
本当のリアル
曖昧さ
淡い吐息
Bed Time Talk
道すがら
昨日までの距離
僕らのアングル
本当はそんなに遠くない地平線
昨日へとつづく道、明日へと進む道
靴音。
グローイン グローイン
Words
いつものように
Taste of Dreams
彩色
さくらぐみ
ふたりでひとりのblanco他作品
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伸ばした手

 

明るい方へ、僕は泳いだ。

湖の底は暗く、冷たすぎたから。

暖かい方へ、僕は泳いだ。

君の笑顔が輝いて見えたから。

ああ僕の番だろ?

手も足もなんだかうまく動きやしないけど、

君を道連れにするつもりなんかないさ。

今度はきっと這い上がるさ。

だからその手を少し伸ばしておくれ

 

さぁ、もう少しで届くわ

早くそんな水面から這い上がって

もっともっと明るい方へと一緒に歩きだしましょう

でも、よくて

道連れにする気がないなら

この手は引っ込めてしまいましてよ。

わたしが微笑むのは あなたがいるからなのよ

だからしっかり握り返してね

走るのは得意だけど、

すぐ蹴躓くわたしを今度はあなたが、しっかり導いて


灯~とぼし~

 

限りない闇があった

 

暗い暗い闇の中のわたし

 

果てしない闇があった

 

どこまでも続きそうな孤独感

 

動くものはなく

 

立ち止まったまま動けない

 

どこまてもどこまても

 

ずっとずっと

 

ひとりぼっちだった

 

孤独だった

 

火を点ける者が現れた

 

わたしの心が色めいた

 

そして誰もが

火を灯せるコトを知った

 

そしてわたしは

人を愛するコトを知った

 

それでもうまく灯せない者もいた

しかし

火種を分け与えられることを知った

 

愛し方がわからない

でも

優しくあたたかな気持ちになれた

 

そうして

ゆらめく光の中で

ひとりぼっちじゃないことを

誰もが知った


blancoよりあなたへ~ありがとう(^◇^)

 

ひとつ前のページの作品「灯~とぼし~」は、いつも作品を覗いて下さる

 

1人の女性からお題をリクエストしていただいて、出来上がった作品です。

 

この本にコメント等を書きこむには、新たにアカウントを取得しないと書けないしくみなので

 

残念ながら なかなか生の意見や、感想が反映されません。

 

blancoのふたりは、ツイッターにも登録していますので、そういう繋がりから

 

今回は お題を提供していただきました。

 

ご本人も承諾して下さったので、感想をここに転記させていただきます。

 

 

ひとりぼっちじゃないことを 誰もが知った―――――

 (感想文)ささやかだけれど それが喜びだと知った ささやかだけれど 大切な火種だと 知った …

そんな気分で、読み終えました。無になって読める素敵な作品ですね。 ありがとうございました。

 

続編たのしみにしていまーす。

お言葉に甘えて、リクエストさせて頂くやら知りません。。。ありがとねぇ~(*^ー^)ノ♪

創作欲の灯に成れたらいいですが、、、。

 

私が思う、とぼし(ともし) は、灯りをともすための油のことかなぁ~。

とぼし油って聞いたことがあって。

 そう言う意味で、今回特に、生きる喜びを絶やさない為の人との出逢いが、

そこにあった… みたいな気付きが感じられて、良かった。

じわじわ心に沁みる詩です。皆さんの心の灯火に!

                                                @gabrielsue(ツイッターより転記)

 

 

「灯~とぼし~」は2部構成での作品にしようと考えています

 

ただ今、「灯火」を執筆中です

 

リクエストいただいた彼女の心や、この本をいつも覗いて下さる皆さんの心に

 

あたたかい何かが灯るような詩が書ければと、考えています。

 

モチロン私達ふたりには、創作意欲という灯が更に灯りました。

 

どうか、どんな形でも良いので、感想、ご意見、テーマ等リクエストして下さい。

 

モチロン感想などの公開はご本人に確認して掲載いたしますので、

今まで通りにDMでも嬉しいです。

 

私達ふたりも、それを待ち望んでいます。

 

最期にこの素敵な「灯~とぼし~」という言葉を贈って下さった彼女に

 

心からのありがとうを贈りたいと思います。

 

そしてあなたにも~

今日も覗いてくれて ありがとう。

                                       2011/11/27


灯火

 

ふっと

闇を押しのけ現れて

君の頬の輪郭を

ぼんやりと

なぞる

 

誰もがなぜだかほんの少し

やんわり笑顔になっていく

 

ふりむけば 

そう

寒々とした空の下

無表情な同じ顔

キリキリとまかれた時間

糸の上

ピンと張りつめられた心

押しのけて 

ふと

笑顔を呼びおこす瞬間

 

そんなときがある

 

静かに

 

そんなときにはできるだけ静かに

見渡してみるんだ

 

ぐるりと囲んだ輪の中心で

誰かが何気なく発した

みるみるあたりをつつみみこんでいく

 

 黒を白に

青をオレンジに

塗りつぶしていくのが見えるだろう?

 

ときどき暗く見えてしまうこの宇宙で

ときおりまたたく

 

 

ああ

それは君かもしれないね

 


ちょっとした疾患


どうしよう?熱があるみたいなんだ
どうしよう?カラダの節々が軋むんだ
言葉にすればぼやけてしまう
書き殴っても伝わらない
君へ
届けたかったいくつかの想いも
そうさ
きっとぼやかされて伝わっていないんだ

 

大丈夫なのかしら?

何故かしら?

自分が熱だした時より苦しいの

言葉にすれば馬鹿みたい

心配しても始まらないのに

あなたへと

駆けだした想い

本当はとても気になるのに冗談めかす

そうよ

心だけが超特急

あなたの元へとひとっ飛び

きっと見抜かれているわ

 

ときどき罹(かか)る誰かへの想い

それとも

ふりむいてほしいからわずらうのか

ほんのりと暖かくなるカラダの奧から

いつだって誰かを求めてるんだ

僕をみて!

ってね



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