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2011/09/20(誕生日)

 
というわけで、誕生日。
生まれた日のことは覚えてませんが、昔からそう決っています。

昨日は、この誕生日を祝うのだと両親に言われて、
松茸を食いに行ったのですが、
あたくしはきのこ嫌いなので、
単に両親が食いたかっただけの模様。

料亭ふうの料理を出す小さな店でしたが、
何だか居酒屋の出来損ないみたいな鼻につく店で、
3500円(クーポン割引で3000円)をふんだくる割に、
大してうまくもなく、
驚きもなく、
提供される小鉢料理の皿も薄汚く、
店員も今ひとつで、
にもかかわらず、父なる人の気に入った理由がよく分らない。
敬老の日だったので、良いことではあるけれど。

それは、ともかく。
長編のうまく行かぬのを、文体のせいだと思っていたけれど、
読み返してみればそうではなく、
単に、「展開がつまらぬ」だけではないかと自分に憐憫。

アメリカのTVドラマ「Lie to Me」を見、その濃密さに脱帽する一方で、
あたくしの小説の薄っぺらなのには閉口するしかない。
日本のドラマであれば、2週に渡って葛藤させそうな問題を、
1回の中の、わずか5分程度の問答で解決させる濃密さ。

濃密にやる――これを、今回の長編の課題にした31歳。
 

2011/09/16

 
そろそろ誕生日です。
9月20日。
ぼちぼちと、吉川英治が作家として一本立ちする年齢になるので、
それを思うと、焦燥感めいたものがもやもや涌いてきます。
焦ったところで仕方ないと思いつつ、
焦りを覚えて、本当に気合を入れなくちゃいけないのじゃまいかと思ったりもします。

そのくせ、やれ文学フリマだ、
それてきすぽどーじんだ、こりゃ文研OB雑誌だなどと、
右手を伸ばし、左手を伸ばし、
してるうちに、実はお手上げ状態になっているのかもしれません。

まー、でも、
己のためにならぬことはやっていないつもりなので、
お手上げではなく、元気玉作成中であると念じて、
自分の小説に専心しようと思います。

11月3日の文学フリマに向けて:
1) 南山文研OB雑誌MOSAIC 第4号
http://nanzanbunkenob.blog.shinobi.jp/Entry/644/
2) てきすぽどーじん 第4号
http://texpo.jp/texpo_book/toc/5398/

どうせ、「あやまり堂短編集」めいたものも作るのでしょうが、
作ったところで、あんまり意味が無いと思うので、
そこは、ほどほどにします。

結局のところ、文学フリマ陳列品なんて「群の中の一」であってみれば、
個人の作品(集)なんてものは、まともに読まれやしないのです。
せめて、合同冊子にすれば、その合同冊子に参加する人は読むし、
その知人レベルも、あるいは、目にするかもしれない。
また偶々読者があったとしても、個人作品集では比較対象が無く、
作者として得るものがあるのか甚だ心許ない。。。

文学フリマを通じてプロデビュー!
なんてことをケほども夢想していない身にしてみれば、
そこへ陳列する、客体化する作業を通じて、自らの小説を反省することが、
もっとも大きな収穫である気がして、
そうであるなら、
個人の作品集をつくって陳列するのと、ウェブへ掲載して人目に晒すのと、
大して変らんなあと、ちとぼんやり。
 

2011/09/13

 
「橘俊綱」脱稿。
九州さがへ。
締切は11月末だけれど、もう受付けてるはずだから、さっさと送ってしまおう。
上の修正作業のため、眠たいけれど、
今週中に、大学文学サークルOB雑誌用の「なぐさめ草」を仕上げたい。
順番的に、これがもっとも優先度が高いはずだけど、遅れてる。
OBとして見物に行ける大学祭(10月末)を目指して準備中。。。でも、
他のOBからの作品もあまり集らず、間に合わないかもしれない。

まー、とりあえず自分のこと、自分のこと。
短編をふたつ仕上げたら、この短編の文体を意識しつつ、長編を書く。
キャラクタに意識を向けないこと。
たぶん、あたくしにキャラクタは、無理だ。

とか言いつつ、今度の長編が終ったら、またラノベをやりたいなあとか思ってる。
気楽だからね!
そして今度は、10冊くらいラノベを読んでから、書いてみよう。。。
(読まずに書いてました)
 

2011/09/12

 
この日記、とうとう1000ダウンロードを超えました。
毎度ありがとうございます。
これからも、何ということもない日記を続けます。

当分、ライトノベル方面は断念、時代小説に浸ろうと思いつき、
文体の軽重という点でいえば、軽いのは無理だと判断、
短編でやるような文体を使って、長編をやってみると決めました。
(別に重々しく書こうと言うのではありません、自分に適した書き方)
苦しいですが、まあ、やってみるだけです。

負け惜しみでなく、事実として、
どういうわけか、長編になると、文体が軽々になる傾向にあるので、
それを極力、意識して排しようと。。。
ちなみに機械判定で「吉川英治」の文体に近いぜといわれたのは、
就職難に苦しむ勇者の短編、です。
こういう文体で、長編も。。。と、毎回思うのですけど、
長編になると、妙に文体が頼りないというか、物足りないというか。
大学2年生ころの習作群が思い出されるのです。

地の文が多ければ文体が安定化する、というわけでもないし。。。
(上記短編は、ほぼ会話文ですし)
まったく、どうしたら安定的な文章で、長編がものにできるのやら。
(この辺、本当によく分らない。長い話ではキャラクタに意識が向いてしまうのかしら?)
 

2011/09/06(広島旅行日記・上)


 夏毎に一景ずつ訪れる日本三景、残すは安芸の宮島ばかりと、いよいよ三景到達を志した九月の初頭、のろまの台風がなかなか消え去らず、出発当日にも未だ日本海へ抜けきらぬとの報にいささか躊躇の念も起きるが、否ここで三年越しの宿願を断ってなるものかと、持前の楽観論とともに朝七時二十六分の渥美線に乗って西を目指す。

 小雨降るも、自転車で駅へ向うにさほど苦しからぬ量であってみれば、台風既に過ぎたり、我が計画に狂い無しと誇らかに東海道線に乗ったところ、岡崎、刈谷と過ぎるうちに激しき雨の降る車窓、いくらか不安を覚えるが、なに、電車は米原まで乗ったまま。読むべき本も資料もあれば、多少遅れようが構うものかと思った矢先、金山駅の手前で列車が止って動かず。それから名古屋を出るまでに三十分を要する。

 結局遅延三十分の十時十五分に米原着。とはいえ京阪の大都会を貫いて走る関西本線。三十分遅れれば三十分後の快速にそのまま接続する頼もしさに、旅の幸先の良さよと思うが、真に幸先良い旅であれば遅延自体するものでなく、後に我が浅はかさを悔やむこととなる。

 快速に乗ったまま、途中、岐阜山中の豪雨に気後れするも、持参の資料で短編をひとつ書いて姫路に到着したのは十三時過ぎ。十分少々遅れたが、この先も大したことはあるまいと、城を見に行く。この時には雨も止んでおり、上々の気分。

 名高い姫路城は大修理の最中と知っていたが、大きな天守閣を覆う、さらに巨大な修理幕こそ見たければ、駅前より商店街を突っ切って、その巨大な箱のごとき構造物を拝む。姫路城を見るのは初めてで、箱を見ただけとはいえ、規模に感心せずにはいられない。丘陵上に築かれており、町からは白鷺の城全体を見上げる恰好、今でこそ広壮建築など見慣れたが、昔の人にはさぞ驚異に映り、且つ領民には誇らしかったであろうと思う。それとともに、TV時代劇の「江戸城」は、違いすぎるではないかとあきれる。

 二時近ければ「えきそば」で肉うどんを食し、十四時四分の相生行を待つ。まことに予定どおりで、これに乗って、幾つか乗り継いで行くことで、十九時前に広島駅へ到着できるぞと算段するのも頼もしい気分。

 だが十四時四分の相生行が駅ホームへ入ったのは、定刻から十分ほど遅れてのことで、姫路始発の列車のため、座席へ割り込めたが、そこから出発までさらに三十分動かず、大坂方面から来る関西本線を二つほど待つ間、大雨のため列車は減速運転している旨、いくども放送を聞き、暗澹とする。しかし未だ昼過ぎのこと、いよいよ列車が止れば、相生でも、岡山でも、新幹線に乗れば良かろうと高をくくって、「申訳御座いません、申訳御座いません」を繰り返す若い女性駅員の声を聞きつつ、短編の読み返しと修正を行って時間をつぶす。

 結局、出発の遅れどおりに相生への到着も三十分ほどの遅れ。とはいえここでも先の米原と同様、幾らも待つことなく乗り換えの岡山行が来るとの報に、さすがは日本の鉄道会社だと、我が仕事でなけれども誇らしく、新幹線に乗ることなど考えもせずに到着した普通列車に乗り込み、ほとんど強引に席も確保、これでどれだけ遅れても安泰なりと、いよいよ次の長編の計画を書き始めるが、いつまで経っても列車は発車せず。例のごとく、後続列車接続のため――と一時間ほども止っているうち、列車はたいへんな混雑、こちらは席に腰かけたままのんきに小説の構想を続けていたものの、心地良いはずもなく、新幹線にすれば良かったと悔やむもすでに遅く、相生を出た列車は、たいへんな低速運転で、一駅間をあきれるほどの時間をかけて走り、しかも窓の外、やがて雨は激しくなる一方、三駅、四駅を一時間以上かけて進んだ挙句、列車はとうとうトンネル内で立往生する始末。電話もつながらぬ中で、乗客全員、途方に暮れる。さらにはどこからか雨漏りがして床が濡れ、閉口する。

 やがて小説の構想が思うように行かぬこともあって、さすがにこちらの頭もおかしくなって来た矢先、あまりに退屈したらしい、席の前の立ち客が会話を始めた。見知らぬ者どうしの会話は、さすがに関西を旅しているなと思わせる。

 男客の首に巻いていた、四国八十八カ所巡礼のタオルに、退屈な婆さんが、「四国へ行くのか」と尋ねたところ、「いや、実は」と、仕事を辞めた兄弟が、これからのことを思案すべく、宮島参詣を志しているところだとの返。兄は二十九で、同行の弟は二十三。弟は、兄にそそのかされて仕事を辞めたらしい。
「人の下で働けないんですよ」と兄は笑い、話し掛けた婆さん、おばさんの住む岡山、和歌山辺の百姓事情を聞いていた。兄はまた、備前焼にも興味を示し、「三十五までは、とりあえず好きなことをしようかなって」と言う。その間の資金は、不本意な仕事を通じて貯めたと誇り、その仕事は、地震の調査だと言っていた。地質調査のことか。三月十一日、千葉県にてその調査を行っていたところ、本当の地震に遭遇したと説明。これから兄弟で何か商売を始めるつもりらしく、宮島で何か天啓を得るつもりか。いずれにしても兄弟の仲の良さを、ばあさんたちはしきりに感心する。

 話し掛けた一人は、田舎の物持の出のようで、手相や顔などで人の運勢を見る商売をしているらしい。妙な人もいるものだと思う一方、その目に兄弟は何と見えたのであろうと興味を引かれたが、その中年女性の孫に当る高校生が、バンドを志しているらしく、自作音楽CDを送ってきたものの聞くに堪えなかったと嘆いていた。このおばさん、身内の運勢さえ見られないのだから、運勢鑑定も、大したことあるまい。兄弟も、「音楽はたいへんですよね」と半ば同情していた。我が小説志望は如何と思うも、言葉はかけず。

 途中、堤の上近くまで濁流が迫っている川を見て、なるほど低速もやむを得まいと思いつつ、とにかく動かない列車に嘆息し、結局二時間三十分遅れて、列車は岡山へ到着した。十八時前だったから、こちらの計画からすれば三時間の遅延である。

 列車はそのまま岡山の先、三原まで一時間半かけて行くはずであったが岡山止りとなる。もとよりそのまま乗り続ける気力は無く、駅前の金券ショップで三百五十円安いだけの切符を買い、新幹線に乗る。五千円。

 鈍行で三時間かかるところ、新幹線ひかりレールスターで四十五分。予定どおり七時前に広島駅へ到着。新幹線はいっさい遅れることなく、「さすがは日本の鉄道会社だ」と、今度こそ感心する。
 広島は、戦国末期に毛利氏が城を築いたことで成立した町であり、計画的に設計された都市である点、昨年訪れた仙台と似た雰囲気を有していた。広大な東北の首府としての仙台と、広大な中国地方の首府たる広島と、都市の立ち位置も似ており、駅に着くや、広島カープの野球ユニホーム姿を多く見かけた点も似ていた。駅の近くに職場たる会社ビルと、住宅マンション、さらに商業地区とが近接している点も同様であった。

 夜は広島焼。

 ホテルにあった案内パンフレットに「広島焼き共和国」なる建物のあることを知り、そこへホテルの自転車を借りて出向く。ビルの二階から四階に、広島焼きの店舗が密集しており、どこで喰うべきか呻吟する。全部見て回ると、なるほど客のいる店には大勢がおり、無人の店はあくまでも無人であったから、それに倣い、客がチラホラいて、サイン色紙がべたべたと並んでいる店を選ぶ。注文は基本の、豚玉そば。薄く焼いた小麦粉生地の上に、キャベツ、もやし、豚肉をぎゅうぎゅうと押し潰して乗せて、焼きそば、そして卵。単純なものだけれど、おたふくソースをたっぷりとかけて喰う。地元のサラリーマンが一味を振りかけていたので、それに倣って喰ったところ、ビールが二杯必要となった。



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