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あやまり堂日記 in パブー(2015年03月)
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2014/11/11

そういえばあたくしは、万事、中途半端といいますか、

けっこう様々なことを、ちゅーとはんぱに知ってるなあという、自覚があります。

なんちゅか、色々と、ある程度は詳しく知っているとうぬぼれる反面、

それぞれの専門家の方が明らかにもっと詳しいので、意気地はないちゅーか。

 

その半端感が嫌だったということもあって、

放送大学で正当的歴史学をやって、キリシタンとか当時の思想状況について、

ある程度詳しくなったつもりでいるのですが、

今さらながら、キリシタン思想というか文化研究というのは、

さまざまな方面の研究と結びついているのですね。

 

不干ハビアンという人を見てきて、仏教儒教神道の考え方を見てきたので、

いやー、思想史の知識が増えたぜ、と思う反面、それぞれの専門家には遠く及ばない。

主な研究対象は、宣教師たちの報告書の翻訳文になるので、

原史料を丹念に見て行く、主流の歴史学研究ともちょっと違う。

ラテン語スペイン語ポルトガル語の原文をちょっと触れて、一部を解読もしましたが、

すらすら読み解けるわけじゃないので、史料全体を前にすると、もやもやする。

天草版の平家物語も読んで、なるほどなるほどと思いつつ、

文学や日本語の研究をやってる人ほどには、深読みできてないからなあと思う。

 

……まー、そんな感じで。

万事、自分が中途半端だと思うているので、迂闊なことは口にできず、

ちゅーのは、自分の小説も同じ。

 

まーったく、やれやれだぜ。

 

……何だ、何だこの日記は?


2014/11/10

【800字文庫】来たれてきすとぽい作家! 800字小説バトル 入選作品集
http://p.booklog.jp/book/91864

 

「てきすとぽい」でさりげなく開催していた「800字小説バトル」の、結果を公開しました。

投稿全14作で、入選5作という結果。

まったくの同得点で2作グランプリ、というのは、「テキスポ」でのイベントを通じても初めてでした。

 

レビューの書き方など、昔の小説バトルのキャッシュを眺めつつ、同じように書いたので、

最初は正直面倒くさかったのですが、だんだんと楽しくやれました。

あたくしもペンネームかえて、投稿すれば良かった。

 

過去を振り返っておりますと、

昔日のテキスポって、レベル高かったのだなあと、思われます。

もちろんそうじゃないのも多かったのでしょうが、

おお、と感心させられるような短編を多く目撃した記憶があります。

なつかしいなあ。

 

まあ、そんな感じで。

人間、どこで「ネット上の距離感」を学習するかは、まことに重要だろうなあ、と思うのでした。

 


2014/11/06

今月の文藝春秋、巻頭随筆に伊東潤という作家の文章がありまして、

なかなか興味深かったです。

 

伊東さん、もともとIT業界にいて、ITコンサルタント業で成功しつつあったようですが、

最中にリーマンショックで食いはぐれ、歴史小説を書き始めたとか。

で、そういう経歴の方なので、たいへん、分析的に執筆しているようで、

・このごろになって、昭和の大御所たちの小説が、読まれなくなってきた。

・それは、要するに大河小説というか、一人の動きを追っているので、

・どうしても起伏に乏しいというか、ドラマ性に欠ける部分があるのではないか。

・その一方で、一般における歴史への興味は根強い。

・しかしとにかく今作家は多い。差別化が必要。

 

というところで、群像劇というか、格別の主人公を設定せずに、

「武田家滅亡」というのを書いて、当たり、歴史の調べ方も学びつつ、

その一方で、ドラマ性を折り込み、また自分の上手な部分を見て、

以降、立て続けにヒット作を出す。。

と、まあ、例によってあたくしの記憶はいい加減なので、

詳しくは文藝春秋を見ていただかなきゃなりませんが、

そんな感じで、ちゃんと考えて書かなきゃ、ああた、どうしようもないですよと、

あたくしは納得しておりました。

 

そういえば、ツイッタで、どこかの編集者の呟きで、

「受賞者へまず伝えることは、今の仕事をやめるな、ということ」

というのがありましたのでメモしておきます。

 

いやはや。

何と言っても、これだけたくさんコンテンツがあるのですから、

よくよく、よくよく考えて、書かなきゃ、どうにもなりませんわね。

書きたいものを書きたいように書くのも、そりゃ楽しいでしょうが、

読みたいとされているものを書いてそれが案の定たくさん読まれることもまた、

そうとう楽しいことだと思われます。


2014/11/05

週末は東京、放送大学ゼミ。

当初4人くらいいた同志も二人きりに。

同ゼミのおじさん、研究テーマが目新しく、研究内容も優れているので、

あたくしなどは毎度がっかりしてしまうのですが、

まー、しゃーない。

あれです、大学院というのは研究テーマがすべてだなあと、今さら。

 

その後、松浦さんと居酒屋。

相変わらず、これから仕事、とのことで、申し訳なく思いつつ、

楽しんでまいりました。

オフ会ちゅか、実際逢って、話をするのは、まことに楽しいです。

そんなわけで、11月30日(日)にも東京へ参りますが、

飲み会しませんか、みなさん。

 

東京からの帰りは、新幹線にて、スペース☆ダンディ第一期を見尽くす。

それにしても、このダンディは、何を目論んでの企画なんだろう、と思うたり。

 

ガンダムとかプリキュア、妖怪ウォッチ、それからラノベ原作の、可愛らしいキャラクタのアニメは、

おもちゃやキャラクタビジネス、DVDや歌CDなんかで、金儲け臭が見えるのですが、

スペース☆ダンディは、おっさん主人公で宇宙人と掃除機ロボットだし、

金儲けしようという気配が、まったく感じられないのですが、

今どき、そんなことで許されるのかなあ。。と疑問。

(実際、DVDとかもあんまり売れていないというニュースを見ましたし)

 

見る側は、んなこと別に気にせず楽しみゃ良いのですが、

まー、ちょっと不思議に感じたのでした。

 

それから、小説の書き直し、というか書き増し。

前に書いた「アンビギュアス彼女」の諸キャラクタが、やはり良くできているので、

丁寧に書き直してみる。。

60枚くらいだった第一章が、150枚くらいになる見込み。

 

あれです、ミステリ感を出すなら、

親切丁寧に、「作者としては」回りくどいほどの書き方をする必要があるように感じている次第。

書いたように書かれる、ちゅー、この塩梅。

 

時に、遠出したいということになって、

福井県の恐竜博物館へ出かけてきました。

車で片道4時間、日帰り。

 

正直なところ、恐竜にはあたくし興味なかったのですが、

キョウリュウジャー映画のロケ地ちゅーことで、

「ああ、この辺からトバスピノが出てきたのかー」

「ここでエンディング踊ってたなー」

とかで楽しんできました。

 

キョウリュウジャー、wikipediaで見たところ、

スーパー戦隊もの史上で最高の売り上げをたたき出していたのですね。

売り上げランキングは、ゴーオンジャー、ゴーカイジャー、そしてキョウリュウジャー。

金づるさんバンダイとしては、戦隊もの1年で、100億円を稼ぎたいとしているようで、

そりゃ、そのくらい金が動くからには、丁寧につくらなきゃならんわなー、と感心。

コンセプト、キャラクタ、見せ方。

あたくしが常々思うのは、脚本の人はすごい、ちゅーところです。

 

そうそう、恐竜博物館で、たいへんひどいアニメが上映されていました。

キャラクタ、作画、コンセプト、原作、脚本、声優。

アニメで重要だと思われる要素がすべて、一点も欠けること無く軒並み最悪で、

今どきここまでひどいものを作れるのはすごいぞニッポン、とうなってしまうものでしたが、

製作スタッフを見たら、大阪のアニメ専門学校だとあったので、

あー、まー、そんなものですね。

あのひどさについては、一見の価値があるかもしれません。

 


2014/10/30



そんなこんなで、「わたくし版『宇治拾遺物語』現代語訳 第8巻」を、

アマゾンKDPに並べました。

あれです、今回も註釈充実だぜ! とか言って、「信貴山縁起絵巻」を全編入れたところ、

ファイルサイズが大きくなって、定価が200円になってしまいました。

(ファイルサイズに応じて、最低価格が変るのですね。。)

 

週末は放送大学ゼミ。

ゼミもあと2回きりで、今回は、修論の初稿を持参します。

いやはや、長かったようでいて、振り返ればもう完成間近なのですね。

電子書籍版の宇治拾遺だって、遅々として進展していないようで、100話越えの8巻が出せましたし。

 

そんな中、ちっとも進歩していないのは、

小説ばかりといったところですか。

 

時に考えてみると、あたくし、小説本を定価で買ったことが、ほとんどござりません。

ハードカバーの最新刊なんて、本当、何冊あるだろう。。。

とつらつら思えば、

要するに、小説の売価は1000円、2000円とかするのが、本来なわけですが、

それだけのお金を払っていただけるようなものを、果たして書いておるのかとぼんやり。

 

何ちゅか、今並べている宇治拾遺の現代語訳1巻が、100円くらい、

というのは、我ながら、腑に落ちる値段設定なのですが、

先に書いたもの、あるいはこれから書く小説に、

ああた、自分で2000円払いますかね、

と自問した時、果たして、衒いなく、胸を張って、そうね、と言えるかしらんと。。。

 

小説なめんじゃねえよと、相変らずの今さら、今さら。

 



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