2013/10/24
今日から、こちらが無料キャンペーン中。
地球へ留学したアキツキと、月に残ったサクラとの、1年余りに渡る往復書簡集。
宇治拾遺物語現代語訳ブログ完成記念です。
例の、Tさん還暦祝いは、同期や後輩ネットワークから拡散して、
15名以上の賛同が集まり、良いものを贈ることができそうです。
まったく、なつかしい名前の数々です。
てきすとぽいに、「中食論」という短いのを書きました。
http://text-poi.net/vote/33/2/
1時間バトルで書いた、「発酵人種」で、消化不良だった、笑える話に挑んだのですが、
案外むずかしいので、また挑戦したいと思います。
とにかく笑える話を載せたいです。
風邪気味なので、小説書かずに明治初期文学集。
岡本勘造「夜嵐阿衣花廼仇夢」
毒婦というほどでもない気がして、悪いには悪いけれど、お衣に同情しつつ読める。
そこが、人気のもとかもしれない。
文体はともかく体裁が激悪。明治初年では仕方なし。
圓朝「怪談牡丹灯籠」
「真景襲が淵」には及ばないけれど、巧妙な筋運び。
やっぱり圓朝はすごいや。
人物の描き方。
主役を固める脇役の扱い、存在感。
ラノベでやってみたら抜群じゃないか。
(知らんけど)
2013/10/21
宇治拾遺物語現代語訳ブログの完成をひとりでお祝いして、
KDP小説無料キャンペーンをやってます。
2013/10/18 ~ 2013/10/22 「惑星アリスからの帰還船」
2013/10/23 ~ 2013/10/26 「月と地球と」
2013/10/27 ~ 2013/10/31 「120年」 ※新規・KDP改訂版
あたくし的には、「SF3部作」となっております、
気が向きましたら、適当にダウンロードしていただくと、祝杯がいっそう美味になります。
というわけで週末、修士研究の材料にするつもりの、4冊を読み終り、
あとは次のゼミへ向けて、レジメの修正を残すばかり。
それは、今月末のマレーシア往復の飛行機内で、作業したいと思います。
(あ、月末にマレーシアへ行きます。慌ただしい二泊四日です)
しばらくの古典三昧が終ったので、ようやくSFロボットものを再開、ちゅか、一から開始しました。
その一方で、早く読まねばと思うていた、筒井康隆「ビヤンカオーバースタディ」を読了。
過去の当り作と較べるとおもしろみに欠け、
彼がいつかの日碌で書いていた「短編はやり尽くした」と言うとおり、
途中で「パプリカ」やら「虚構船団」やら初中期の短編集やら、ああ、これどこかで読んだな?
と思わせる展開になり、またそれぞれ展開のふくらみも物足りなく感じたのですが、
それでも展開のさせ方、動かし方、緩急、密度は、感心しきり。
勉強になりました。
(しかし、あの絵柄は、どうしても合ってない。。)
そんなわけで、修士研究に一段落つけた週末、
てきすとぽいで1時間バトルがあるというので、
「発酵人種」という短いのを1時間で書きました。
http://text-poi.net/vote/35/5/
改行位置、文体、ちょっと修正したいのですが、
今はあかんそうなので、慎みます。
とにかく読んだ人が笑える話を、と書こうとしていたのですが(失笑ではない)、
冒頭、「土人」の言葉の強さで、なかなか難しかったです。
ある程度典型化される人物を構築し、全力で空回りさせたところをひっくり返す……意図だったのですが、
「狩り」から「土人」そして異文化談議に入ってしまい、時間を無駄にしたのが悔やまれます。
(※土人の語は、調べた限り、マスメディアが勝手に使わないだけで、土着の人以外の他意を含みません)
エントリーされた各作、全部読みましたが、感想を書こうにも揚げ足取りしか浮かばないので、
こっちに適当にメモ……と、書いてみたのですが、
大略悪口になったので、自分のメモがわりに、別の場所にコッソリ移動しました。
2013/10/17
「宇治拾遺物語現代語訳ブログ」完訳記念の、
短編SFを、アマゾンKDPに並べましたよ、と。。
そんなわけで、最終話の掲載準備も完了したので、
明日朝の公開まで、なんとなく落ち着かぬ思いがしているのですが、
まー、そわそわするのも楽しいので、そわそわしておきます。
2010年9月から、ブログに載っけているので、
まるっと3年ついやした勘定になります。
もちろん、毎日コツコツきちんとやれば、もっと早くにできたわけですが、
何せ面倒くさがり屋なので、少しずつやって、こうして出来上がったことは、実に喜ばしいのです。
過去、これを成し遂げたぞというのは、
あまり無いので、向後は、
「小説修行としては、んー、そうだね、宇治拾遺物語を全話読み込み、現代語訳にしたかな」
などと、これをひとつの自慢にしたいと思います。
今後の目標は、英訳の宇治拾遺。
といっても、全話やってたら死んでしまうので、
とりあえず、Ten Tales ということで10話、英訳して、
KDPに並べてみたいと思います。
2013/10/16 (宇治拾遺物語の完訳記念)
ぼちぼちと、宇治拾遺物語現代語訳ブログへ、全話掲載できる運びとなりましたので、
せっかくだから何かしようじゃまいか、
そうだ、KDP小説無料キャンペーンだ、と思いつき、
下記の日程で、無料ダウンロードキャンペーンを実施することにしました。
2013/10/18 ~ 2013/10/22 「惑星アリスからの帰還船」
2013/10/23 ~ 2013/10/26 「月と地球と」
2013/10/27 ~ 2013/10/31 「120年」 ※新規・KDP改訂版
3つめの「120年」は、以前の「てきすぽどーじん4号」に掲載したものの改訂版です。
表紙をこしらえました。
人類史上、十隻目の恒星間移民船。
システムに問題が起きて、当初20年の航行予定期間が120年に延びた、
その静かな船内で、
アキツキとハルカが何かを見つけようとして。。
宇治拾遺ブログの目次を改めたり、方丈記ブログに宣伝文句を書いたり、
KDPのキャンペーン登録したり、新規本登録したり。
自分勝手にお祝いするのも、案外、慌ただしいものです。
2013/10/03
ロボットもの長編は、どうも、書き継ぐ意欲が乏しいので、
これは何か根本的なところが間違っているのだと、
といってもまだ序章を書き出してみたばかりなので、
やり直すのに痛くもかゆくも無く、むしろ、書き出してみた人物たちの感触を摑めたので、
停滞も善哉、今しばらく考えねばなるまいと、
修士の研究を進めることにしました。
……と書くと、いかにも片手間にやっているようで、ひどいものですが、
とりあえず良いものを仕上げるべく、修士研究のため、せっせと資料を読み込んでいると、
過去の論文なんかで説明されている点が、どうも物足りなかったり、
読み飛ばされていたりするので、
あらあら、これはこれはと、なかなか興味深く、
同時に、表面を撫でただけで知った気になるのは情けないものだなあと、
よろず浅はかなことを述べてきた我が身を恥ずかしく思ったりします。
ところで、ヒーロー文庫というところに出していたものが、二次落ちし、
旧知の人のものは見事に通過していたのでなかなかに悔しく、
「あそこは異世界ファンタジーものじゃなきゃだめなんだ」
と、負け惜しみを思うていたのですが、
あたくしが投稿したのも、きっちり異世界ファンタジーだったことに気づき、