2013/02/22
TVで、若作りの秘訣について、
夜10時から朝3時までに成長ホルモンが出るので、それを逃さぬように睡眠をとる、
そんな感じのことを言うてる人を見て、
なるほど、夜10時から12時まで小説をするのと、朝5時から7時まで小説をするのと、
時間的には変らず、それでいて身体のために良いということは、
すなわちその方が頭もすっきり動くのだろう、
よしここは早起きして小説をやってみようと、数日試してみまして、
実際のところは、何にしてもねむたいのですが、
朝の方が、ことにツイッタあたりが静謐ですし、
「小説をするために起きたのだ」
と知っていますから、ネットへかまけることが少ない、小説を続けやすい、
という利点がある感じです。
ツイッタといえば先日、「月と地球と」をアマゾンキンドルに並べるに当り、
こちらがフォローする人の数をちと増やしてみたところ、
興味無い情報が流れまくるようになり、また、知らん人の呟きが降ってきますので、
これまでのように、
「なるべく全部追いかけたい」
なんて思うことがなくなったので、それもまた、小説のためには良いことかと思われました。
2013/02/21
レ・ミゼラブルの映画を見てきました。
いやあ、すごい。
ロンドンにいる頃に、舞台ミュージカルを見たことはあったのですが、
三人が同時に歌い出したりするので、
何を言うているのかさっぱり分らない箇所も多かったのですが、映画ですっきり。
と、そういう分りやすさより何より、物語+歌の圧倒的な力にしびれました。
はじめ、髭もじゃで憎悪の権化になってるジャン・バルジャンが、アップで歌い叫ぶところは、
汚すぎて思わず目を背けてしまいましたが、それ以降、何度涙したことか。
ことに、前半最後、革命前夜の迫力、緊迫感、感動。
個々人の物語と、社会的な物語と歴史的な物語とが凝集して、
One Day More の歌が来るのですから、まー、拍手できないのが苦痛なほどでした。
(舞台だと、そこで中休みなので、拍手喝采)
個人的には、ヴィクトル・ユゴーの各人物への細やかな愛情、目線が印象的で、
ジャベールやらエポニーヌ、あるいは適当すぎる宿屋夫婦あたりにも、
正当な愛情を向けている辺り、そうでなくてはならぬなあと、感心しきりでした。
(ミュージカル作者のまなざしかもしれませんが)
自分はこういうものが書きたいのだ、書かなくちゃならんのだと、
原作が、実家に転がっていたはずなので、是非とも再読しようと思いました。
半端な芥川賞なんぞを読んでる暇はないのだ、
と思いつつ、今月の文藝春秋を購入。ばあさん横書きかよ! とびっくり。
2013/02/18
「ラララ・フィフティ」作後贅言
http://text-poi.net/vote/6/12/
てきすとぽい1時間小説バトルで書いた。
「お客様の中に***はいらっしゃいませんか」
という書き出し。
そのままでは、おもしろいものは書けないと思うたので、お題とにらめっこして、「中に病」で書くことに。
とはいえ、中二病だからなんだという話で、何らの思案も無いまま、とりあえず主人公を大学姓と設定、いやそれなら50歳公務員の方がおもしろかろうと、それにしてだらだら設定を並べた。
途中で「あ、これはつまらん」と放擲しようと思うも、執筆イベントへの参加というよりは、今ひとつ書きあぐねている長編の文体について、試したいことがあったので、そうだ、この折を捕まえればと、前半で設定を並べ終えた後、一気に動かしてみたところ、無事に最後まで書けたので、やっぱりこの文体、方法なのだと満足。
それを受けて週末、スタバにて5時間余り、日当りの良い隅の席に籠城して長編を続けることができたので、まことに、めでたしめでたしでした。
ちなみに、「ラララ」の後半で、
「……」
を大量にコピペで繰り返して読みやすいのは、PC画面で見るネット小説ならではの方法だと思ったり。
あんなもの、紙の本はもとより、小さな画面のKindleなどでもやってはいけないと思われます。
余談ながら、文体を確信したのは、西鶴「武道伝来記」を読んだため。
内容は武道というか、衆道だけれど……とりあえず、
「文体を摑み得たかもしれないと思うのは、井原西鶴を読んだためです」
なんて言えたら、かっこいい。
ついでに週末、実家近くの大きなツタヤにて、
枝雀全集、志ん生全集の、欠番を発見、レンタルして大満足。
あわせて、岩波文庫版里見弴「極楽とんぼ他1」などを手にいれ、実家で眠っていた現代語訳西鶴集の、「好色一代男」が里見弴訳だと気づき、いそいそと自宅へ引き上げる。
里見弴を、せっせと読み返したい。。のだけれど、なかなか手に入らない。
http://text-poi.net/vote/6/12/
てきすとぽい1時間小説バトルで書いた。
「お客様の中に***はいらっしゃいませんか」
という書き出し。
そのままでは、おもしろいものは書けないと思うたので、お題とにらめっこして、「中に病」で書くことに。
とはいえ、中二病だからなんだという話で、何らの思案も無いまま、とりあえず主人公を大学姓と設定、いやそれなら50歳公務員の方がおもしろかろうと、それにしてだらだら設定を並べた。
途中で「あ、これはつまらん」と放擲しようと思うも、執筆イベントへの参加というよりは、今ひとつ書きあぐねている長編の文体について、試したいことがあったので、そうだ、この折を捕まえればと、前半で設定を並べ終えた後、一気に動かしてみたところ、無事に最後まで書けたので、やっぱりこの文体、方法なのだと満足。
それを受けて週末、スタバにて5時間余り、日当りの良い隅の席に籠城して長編を続けることができたので、まことに、めでたしめでたしでした。
ちなみに、「ラララ」の後半で、
「……」
を大量にコピペで繰り返して読みやすいのは、PC画面で見るネット小説ならではの方法だと思ったり。
あんなもの、紙の本はもとより、小さな画面のKindleなどでもやってはいけないと思われます。
余談ながら、文体を確信したのは、西鶴「武道伝来記」を読んだため。
内容は武道というか、衆道だけれど……とりあえず、
「文体を摑み得たかもしれないと思うのは、井原西鶴を読んだためです」
なんて言えたら、かっこいい。
ついでに週末、実家近くの大きなツタヤにて、
枝雀全集、志ん生全集の、欠番を発見、レンタルして大満足。
あわせて、岩波文庫版里見弴「極楽とんぼ他1」などを手にいれ、実家で眠っていた現代語訳西鶴集の、「好色一代男」が里見弴訳だと気づき、いそいそと自宅へ引き上げる。
里見弴を、せっせと読み返したい。。のだけれど、なかなか手に入らない。
2013/02/12
というわけで、Amazon Kindleにて、
往復書簡集「月と地球と」を公開しました。
2/11(月)~2/12(火),2/15(金)~2/16(土)の期間、
無料ダウンロードキャンペーンが設定してありますので、
どうせなら、この間にダウンロードしていただくと、
楽しいかもしれません。
※ちなみに時間は、日本時間ではないみたいです。
……とはいえ。
自分で書いたものを自分で宣伝するちゅーのは、
まことに妙な気分でして、
無論、あたくしとしては、おもしろい、と思うているのですが、
だからといって、
Kindleの売り上げで生活して行くだとか、
自作小説を読んで褒めてもらって自己肯定! とか、
そういうわけでもないからには、
読んで読んで読んでと、人様に勧めるのは、
何でしょう、まー、そこまでやらんでも良いや、となってしまうのです。
そんなこんなで、
要するにあたくしは、小説を書くしかないのだなあと。。。
2013/02/08
ここまでやったのだから、とあきらめて、
小説「月と地球と」をAmazon Kindleにて発売いたします。
http://ayamarido.otodo.net/
無料ダウンロード期間を、
2月10日(日)~12日(火)と、15日(金)~16日(土)
と2回に分けて実施する予定ですので、
気が向きましたら、その隙にダウンロードしてみてください。
amazonアドレスが分ったら、またここへ載っけます。