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□掲載中・連絡先
あやまり堂日記 in パブー(2015年03月)
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2014/09/03(湿潤西遊記3)
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あやまり堂日記 in パブー(2013年11月)
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2013/11/15 (マレーシア感想2)
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あやまり堂日記 in パブー(2013年10月)
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2011/12/12
2011/12/08
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2011/07/13
2011/07/12
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2011/07/07
2011/07/06
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2011/06/08(青森旅行記2)
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1月1日~
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2012/09/09(既視感ありあり)

 
バタバタと九月も十日。
8月の終りに、オール読物に一次だけ通ったことを確認して、
ほっとできたのも束の間のことで、
それよりはるかに力を込めたファンタジーが、あっさり蹴散らされていたのを確認し、
脱力。
曰く、
>魔法使いや魔法少女といった世界観に既視感がありあり。椿、ゆず葉、流など登場人物の個性もいまひとつオリジナリティに欠ける。
と。
まー、こう言われたら仕方ない。

で、せっかくなので、何本あるのやら、
戦国無双か何かのように、次々と投稿作品を蹴散らして行く総評を読んで行くと、
「中途半端な珍妙概念」を持った、「中途半端ファンタジー」ものが、
如何に多いかということが、よく分り、
そりゃ、読む方もうんざりするわいなあと、茫然。

中途半端な珍妙概念。。。
何でも良いのですけど、珍妙力(ユニーク・パワー)とか、珍妙類(オリジナルズ)
フリガナ振って、それっぽくした概念とか、能力者の類が、
まことに多い感じ。

そんな中で、下手なもの、大しておもしろくないもの、ある程度しかおもしろくないものは、
なるほど蹴散らされて終るのも当然。
それだったら、思いきりぶっ飛んで、適当に、ノリノリで書いたものの方が、おもしろいに決っています。
今度は、適当にノリノリでやってみたいと思いました。

さて、あれこれの総評のうち、感心したのは、
誰が書いたものに対してか、
>古代ローマもの。歴史考証のリアリティか、新しい視点か。どちらか一つは必要。
とあったもので、これは、時代劇を書くに際しての、一つの指標になるなあと。

これまた以前、どなたの意見か忘れましたが、時代劇で必要になるのは、
新たな人物を発見するか、新たな解釈をとるかが必要、
というようなことを言ってる人もいたような。

それから、親切だなあと思ったのは、
>表書きに「改稿してもう一度送りたい」とありましたが、我々は赤ペン先生ではありません。応募原稿にはデビューが掛っているので、最初から「これが自分に とっての100パーセント」と思える完成したもので勝負してきてください。

まー、そうですね。

そんなこんなで、ラノベ方面は少し休み、これから年の後半は時代劇を書きます。
年表をまとめ、コツコツいろいろ調べて行く久しぶりの作業。
無数の新学説が出ている昨今、それを反映させた時代劇って、どのくらいあるのかしらと思いつつ、
そういえば最近の時代劇なんて読んだことないや。
 

2012/08/27

 
さて週末、録りだめていた「エウレカセブンAO」を14話まで一気に見、
晴れて、手元で光っていたガイドブックを楽しむことができました。
なんといっても、13話~14話前半が、無類です。

トゥルースという声の良い、得体の知れない奴が、
げんこつでニルヴァーシュと戦うのには、何とも感心。
ロボットもので、それをやるか、と身を乗り出して見てました。

またAOは、昔のエウレカセブンに比べて断然、脚本がすぐれてる印象。
ガイドブックを見ると、會川昇という脚本家が、途中から入って大幅に手直ししている、
最後もこの脚本家が全部仕上げる云々とありまして、
それなら安心して楽しむことが出来る模様です。

それにしても、ストーリィ技法も最新版だなあと感心。
12話あたりで出てくるエウレカが、アオをアオと認識しないのを、
ぐずぐず謎解き、煩悶させるのではなく、たいへんあっさり、
「あれは過去のエウレカだ」
と言ってしまうあたり、実に今時だと思われました。
見てる側も、その程度の謎には慣れてるっちゅーわけですね。
 
そんなこんなで。
ぼちぼちと長編も進む一方で、オール読物で一次だけ通ったのを確認。
テキスポの人たちと、「当ったら蟹を食う」
などと言っており、一次だけ通過なので、かにかま、もといはんぺんを買いまして、
金曜の夜に食うておいたところ、
昨日の日曜、祖母の米寿の祝いというので、蟹を食ってしまいました。

曾孫が十四五人、わらわら涌いてきている元気な祖母。
 

2012/08/23

 
新しい本はめったに買わないのですが、
昨日は珍しく2冊購入。
芥川賞の載った文藝春秋と、エウレカセブンAOのガイドブック。

まー、買わんでも良いかなあとも思いました。
こんなもの、もはや読んだって仕方ない、
時間と金を浪費して、結局文句を垂れるだけなのだから、
と思いつつも、この際だから、と買ってしまったわけです、文藝春秋。

受賞者写真を見たところ、いかにもな「少しおかしなところのある三十路女」っぽいので、
もはや読まずとも中味など推察できるのですが、
やはり「この際だから」買ってしまいました。
かれこれ10年以上、芥川賞のたびに買っているので、
ここでやめるのもなあという、惰性で。

さて、そんな大して読む価値の無い愚痴話より、エウレカセブンAOのガイドブックです。
前半14話分のまとめ記事があったりして、
あたしゃまだその半分くらいしか見てないので、おいそれと読むわけには行かんのですが、
パラパラとめくるだけで、わくわくしてきます。

どちらかといえばあたくしも、はや良い歳をしたおっさんなので、
かわいらしいキャラクタに大した愛着は感じませんが、
丹念に創作された世界というのには、相当、惹かれるものがあります。

それに比べると、
「少しおかしな感性を持つ三十路女が、もっとおかしな第三者と交流することによって自我を保つ」
類の、現代小説など取るに足らんと思われるのです。
あらすじすら知らないので、今度の芥川賞、全然違う、すごい作だったらごめんなさい。
 

2012/08/21

 
テキスポ方面の人が、怪談話を書いてネットコンテストへ出そうとしているので、
そういえば、あたくしにも昔書いた短いホラーがあったぞと、
古いフォルダを開いて読んでみれば、
感心するほどに出来が良かったので、締切直前、おたおたと出すのはやめました。
まあ、いずれ機会はありますわね。

さて、200枚あたりに来ている長編は、
そろそろと、
「終ろうと思えば終れる」
地点へ来ているのですが、はて、どうやって終ろうか、終って良いものか、
今ひとつピンと来ないので、
もうひとつの長編を書き始めてみました。
長編というか、今度こそ、短編連作で。
書き継いで、そこそこの量になったら、どこかへ出してみる作戦。

そんなこんなで、PS3を買う時が近づいてきている、今日この頃。


2012/08/16(甲府記1)

 
毎年の夏、青春十八切符発売さると聞けば、旅心浮き立ちて、
今年も何処にか行かざらん、と地図と時刻表を広げて按ずるに、
昨年で三年掛けての日本三景巡りを達成したからには、
扨今年は何処へ行くべきかかと、次なる時代小説の課題を思案しつつ、
いざ甲斐武田の本拠、甲府を見むとて、
八月十二日朝七時十九分の浜松行鈍行に乗り、豊橋を出立す。

天気は最良に非ずして、予報では夕立の恐れ有り。
鞄に折りたたみ傘を入れて、例の如くノートPCで小説を叩きつつも、
時折窓の外、空の色を見るに、富士山は雲の中。
やや不安に思いつつ、十時頃に富士へ着き、身延線へ移る。
身延線の鈍行は、二時間に一本也。
これを逃してはと、大勢乗り込んで、二両編成の小さな電車が満員御礼。
大荷物の身としてはこの先が不安になるも、数駅移るうちに、半分近く降りて、
富士宮を過ぎると、ガラガラとなる。
身延線は大半が無人駅のようで、後ろの車両のドアは開きませぬと、
駅ごとに放送あって鬱陶しい。

十一時前に、身延着。
ここはひとつ、日蓮宗の総本山、身延山久遠寺へ詣でずば通れず、
とばかりに下車して、バスの時刻表を見れば、だいたい三十分ある。
観光案内所の女性に、これも日蓮宗徒かしらんと思いつつ、
「歩いて行くとどれくらいですか」
と問えば、
「一時間以上はかかりますよ」
とのこと。おとなしくバスを待つことにする、のも癪に障るので、
駅前の和菓子屋へ入り、身延饅頭を一つ購入。
傍らの遊歩道のごときベンチへ腰掛け、富士川を眺めながら食う。
できたてとのことで、格別うまし。

バスにて、富士川を渡り、トンネルを抜け、身延の町を通過する。
駅前は都市整備されて瀟洒であり、橋もまた絶景。
対岸の家並もきれいで、
「さすが日蓮宗の本拠地なり。御利益を受けた者も多かりけり」
などと思いつつ、トンネルを抜けて身延の町役場の辺りを過ぎると、急激に寂れ、
工事中の山門をくぐって門内町を進むうち、いよいよ、寂れた観光地のなれの果てという印象を持つ。
バス停の前に、インド風カレー屋あり。
誰が食うのか、と憮然とする。

バス停近くに、「延山茶」の看板を出す茶舗あり。
珍しいと思い、帰りに立ち寄るも、店主おらず、
五分後に再度見ると、店の奥で婆が大の字で寝ておる。
それもまた御利益か。

けだし、バブル期とその直前、
日本の人々が行楽というものに目覚め、大挙してこのような観光地を訪れた、
その一瞬の浮かれ景気の残骸である。
我が隣邑なる蒲郡の三谷温泉なども、一大温泉街の残滓は、
朽ちかけたビルヂング、シャッター通りに見ることができるが、
一瞬の景気に浮かれただけのこと。
その賑わいが復活することは、もはやあるまいと思う。
無論、誠実に、良いものを提供する店は、観光地内で栄え続けるであろうが、
浮かれ景気で始めた輩が、この御時世になって賑わいよ再び――と唱えたところで虚しいだけである。

身延山久遠寺。
日蓮宗は、個人的な印象によれば、日本には稀な、攻撃的というか積極的な宗教である。
あたくしの育った浄土教の類は、
「阿弥陀様が救ってくださる」
と、果ては、何もせんでも救われるから感謝してとりあえず踊れ踊れと言わんばかりの、
まことに気楽なものであるのに対し、日蓮の教えでは、積極的に勧誘(祈伏)を行い、
他宗を排斥する。
南無妙法蓮華経の、ピンピンと髭の跳ねたような文字も特徴的で、
江戸時代などはたいへん流行しており、そういう精神は、なかなか興味深い。

久遠寺は、石段が、苦行である。
それほど各地の石段巡りをしたわけではないけれど、私の知る限り、
この山の二百八十七段は、もっとも急峻かつ苛烈な石段である。
旅の始めに、解脱するかのごとき疲労を覚える。

堂舎は立派。
五重塔を平成になってから建てるなど、まことに、日蓮宗は現在でも生きていると感ずる。
立正安国。
「正」を、法華経というより、正しい道徳というか、正義と置いたなら、
これほどの真実はあるまい――と、
にわかに昨今の愚かしい政治方面が思い出されて、不愉快になる。

便所すこぶる清浄なり。

奥の院へ行けば富士山が拝めるとのことだが、
曇天のため、見えるか疑わしく、奥の院行きのロープウェイは取りやめ、
身延線へ乗るべく、慌てて下山。
石段でひざが大笑する。

駅でうどんを食い、再び身延線へ乗り込むと、今度は乗客多数あり。
狭い四人がけ席に傍若無人に荷物を置き、足を広げて居眠りしたふりをする、
肥えたおっさんのはす向かいに、辛うじて座る。
とはいえ、このおっさんのお陰で、私個人は、混雑中も快適なり。
(私の向いは、おっさんの荷物である)

五分遅れ、甲府駅へ四時前に着く。
駅から五分のところにワイナリーがあり、四時からワインセラーツアーがあると、
インターネットで調べてあれば、あたふたと出向き、ツアー代300円を支払う。
さどやワイナリー。
甲府でも、もっとも古いワイナリーのようである。
日本ではないような建物、スタッフも日本人離れして洒脱。
されど、敷地内に荒神の社があるのがおもしろい。
フランスの匂いを持つスタッフの説明を受け、ワインを試飲し、良い心持ちでホテルへ入る。
駅より徒歩2分という甲府ホテル。
すなわちワイナリーからも徒歩5分。
すべて計算尽くである。

夜は、小作という有名な店で、ほうとう。
美味なれど、要するに、味噌鍋である。
熱々、ハイボールとビール一杯。




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