閉じる


中心性網膜症① 発症

☆ 中心性網膜症 ☆
ご存知でしょうか?

最初になったのは35歳くらいのときです。
この当時は、1年間に2週間程度の休みを取るだけでほとんど仕事をしていました。
(もちろん労基法違反ですが、自分が好きで勝手に仕事ばかりしていました)

ある日少し目がかすんだように思ったので、顔を上げて窓の外を見るとなんか視野の真ん中が少し黄色に見えるんです。
それもまん丸です。

少し見えにくいだけでそのまま仕事をしていたのですが、日を経るごとに黄色が濃くなっていくんです。
右目と左目で同じものを見ているのに左右でその色が違うとすごく疲れます。

また少し経つと、黄色い部分が少しゆがんで見えるようになりました。
それに大きさも少しずつ大きくなっていきます。
さすがにこれは、おかしい・・・
(なぜか、このフレーズ別のカテゴリでも使ったような気がするなあ〜。)

で、病院へ病名は『中心性網膜症』でした。

網膜と水晶体の間にある毛細血管かが破れて血がもれている状態のことらしいです。
血がもれる量が多くなるにつれて黄色が濃くなったように見えるのです。
また、その量が多くなってくると網膜が圧迫されて、水晶体と網膜の間にレンズのような形に血がたまりなりそれが原因で中心分の黄色い部分で見たものをゆがめるらしいです。
その日はとりあえずこれで終わり。


眼底写真(Wikipediaより)
250px-Retinography.jpg


【症状がわかりやすかったホームページ】
日本眼科学会ホームページへ
藤田眼科ホームページへ

2010.01.24 Sun


中心性網膜症② 眼底写真①

 続いて、眼底の写真を撮ります。

眼科の検査はあのまぶしい光で目の奥を見ます。
ご存知の方はわかると思うのですが、大人でも涙ぽろぽろ流して太ももをぎゅっとつねって我慢しても辛い。

なのに医師は『はい力を抜いて、大きく目を開いて』なんて簡単そうに言うんです。
『ム!ム!ム!』

検査の前には散瞳しますよね。
『散瞳』ってご存知ですか?

検査のときに見やすいように瞳を広げるあのちょっとしみる目薬です。

瞳が大きく開いているのがわかりますか?
黒目の上の白い2つの丸は目薬がまつげについたものです。

それを2回(30分)程度するとさあ検査です。

あ!そうそう、途中で看護士さんが瞳の開き具合を何度か見に来て
ライトをかざしながら『は〜いちょっと見せて下さい』って言われると、
いすに座っているので不思議なことにほとんどの人が上を向いた時に口をあけます。
開けないといけないのは目なんですが?
私?もちろん人の振り見て我が振りなおせですから注意してます

さて本題!
今回は造影剤を血管に入れながら眼底を写真で取るんですよ。

最近も眼科にはお世話になっているのですが、この当時はやはり技術が未熟だったのか・・・思い出すだけで体に力が入っていきます。

散瞳をして造影剤を注射しさあ眼底の写真撮影です。
読んでいる貴方、信じられますか目の前でそれも瞳のまん前でフラッシュがたかれて写真を撮るんです。
1枚や2枚ではありません。何枚も撮るんです。
あれは間違いなく拷問です。絶対に!

撮影が終るとしばらくはあたりが赤く見えたり、かすんだり
もちろん散瞳しているのでピントは合いません。

結果は後日です。

(今は技術が進歩して少し待っていると結果を見ながら診察してもらえます。)

【症状がわかりやすかったホームページ】
日本眼科学会ホームページへ
藤田眼科ホームページへ

2010.01.28 Thu


中心性網膜症③ 眼底写真②

撮影後の結果です。

下の眼底(参考)写真の中心部が下の図にあるように毛細血管から血液が漏出して眼底の中央部が少し丸く浮いていました。

結局この部分が凸レンズのような役目をして本来見えている画像の中心部が、
少し変形して丸くめていたのです。

自分の見せてもらった写真には、毛細血管の先に薄い放射状に流れてもれているような血液が写っていました。

治療法はその当時使われ始めた技術で【レーザー凝固】と言って
漏れている毛細血管の先をレーザー光線で焼いてふたをするそうです。

【日本眼科学会ホームページ】より


2010.02.09 Tue


中心性網膜症④ レーザ凝固

さて、レーザーで眼底のもれている毛細結果を凝固します。

簡単に言うともれている血管の先をレーザで焼いて組織を固めてしまうわけですね。

手術前に言われてのは、『手術中は眼球を動かさないように』と
そりゃむつかしいやろ!と思いましたが、もちろん言ってません。

眼球が動くと、狙った血管と違うところにレーザがあたるから。
簡単そうに言わんといて欲しいな〜。

で、手術は割りと簡単に終ったように思います。
なぜかと言うと、今あまりそのときのことを覚えていないからです。

一応、手術も終わりその後は自然に溜まった液が吸収されるのを待つわけですが、
結構な月日がかかりましたね。

これで、中心性網膜症は終わりかというと
残念ながらそうは行きません。

この後3回も発症します。



【日本眼科学会ホームページ】より


2010.02.15 Mon


中心性網膜症⑤ 再発

中心性網膜症は癖になるそうです。

私の場合は、レーザー凝固のあとも3年ほどの間に2回起きています。

レーザー凝固の後、中心の黄色い色が薄く気にならなくなるのに半年程度かかりました。

でも、これは実際に黄色が薄れたのと脳が左右に色の違いを調整してくれた為らしいです。

その証拠に、右目と左目で交互に同じものを見ると明らかに色が違います。
ところが、両目で見ると同じように見えます。
脳ってとっても不思議です。

見える色は健全なほうの目の色に調整されているようです。

2回目の時は、割と軽く済んで2ヶ月弱で症状が落ち着きました。

しかし、3回目は後遺症が残りました。

中心性網膜症の後が少しゆがんで見えたままで、完全には戻りませんでした。

このあと10年ほどは発症しなかったのですが、
中心部のゆがみは少しずつしかよくなっていきませんでした。

このあと、重篤な再発をします。


【日本眼科学会ホームページ】より


【症状がわかりやすかったホームページ】
日本眼科学会ホームページへ
藤田眼科 ホームページへ

2010.03.02 Tue



読者登録

やぶちゃんさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について