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24日目

よし!
いよいよこの日が来たな!

行くぞ!
飛ぶぞ!

ウェッデルちゃんと共に見守っててくれ!
ペンサク!










25日目



最悪だ…



そんなこと言われたってさ。
どんな顔して会えっての?
あわせる顔ないじゃん。


ああ俺は弱虫さ。
もうほっといて。
一人にしといてくれよ。

26日目



いいからホントほっといてくれ。
箱の前のマイクもどけてくれ。
ペンサクもどっか行ってくれ。
























27日目



「私ペンゾー君に言いたいことがあるのに。
いつになったら出てきてくれるのかな。
ペンサク君、ペンゾー君を外に出すいい方法ない?
どうにか外に出してくれると嬉しいんだけど…」















ころす気かーーーーーっ


28日目

俺はウェッデルちゃんに
「飛べなくてゴメン」と謝った。


でもウェッデルちゃんは


「私、ペンゾー君がおもいきって飛んだの見て
すっごい感動したもの!
ペンゾー君がこんなに頑張ってるんだから
私も落ち込んでる場合じゃない!って
すごく元気が出たの!」
って、ちょっと興奮しながら言った。

そして、ありがとう、って言って
涙をいっぱいこぼした。

なんだか俺も涙が出て来てとまんなくなって
二人でいっぱい泣いた。


ウェッデルちゃんは言った。

「アニキさんは私の夢を『無理』って言ったけど
でもそんなの、やってみなきゃわかんないじゃない?
未来のことなんて誰にもわかんないもんね。
だから私、まだあきらめないことにしたの。
とにかく
なんとかしてイイトコ島に戻って
夢に向かって頑張ってみたいの!」

この前まであんなに落ち込んでたウェッデルちゃんとは
別人(別アザラシ?)みたいだった。


俺も飛んだ(落ちた?)甲斐があったよ。
かっこ悪かったけど。

なんだか俺の方が救われた気分になって
俺もウェッデルちゃんに「ありがとう」って言った。

大泣きしてたから、ちゃんと言えてたかわかんないけど。


ウェッデルちゃんを見送ってから俺は
ウェッデルちゃんが水族館の
アイドルになったとこを想像してみた。



う〜ん、いいね〜。ウェッデルちゃん輝いてるよ〜。
ああ、俺も見てみたいなぁ。
俺はイイトコ島には行けないけど。


・・・・・・あれ?ちょっと待てよ?
ウェッデルちゃんがイイトコ島に帰るってことは

もう会えないってこと?




ええーーーーーーーっ?



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