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23日目

久々にウェッデルちゃんに会ったら
まだ落ち込んでいた。


なぐさめるような言葉をかけようかとも思ったけど
今のウェッデルちゃんに何を言っても
なぐさめにはならない気がしてやめた。

その代わり、大きな声で
「明日飛ぶから、南のガケに来て」
と言った。

ウェッデルちゃんはびっくりした顔で俺を見たまま
ウン、と言った。

会話はそれだけ。
俺はすぐ家に帰った。



だってそれだけで十分だよね?
俺が言いたいこと伝わったよね?きっと

ウェッデルちゃん
俺は絶対に夢を叶えるよ。
だからウェッデルちゃんも絶対にあきらめちゃダメだ。

明日、俺が飛ぶ姿をしっかり見ておいてくれ。
頑張れば夢が叶うことを
俺が証明してあげるから!


ところでウェッデルちゃん、俺の髪型のこと
なんにも言ってなかったけど…




うわあああ!
いつのまにこんなことにっ?
これじゃただの寝グセじゃん!
かっこわるいじゃん俺!(涙)


くっそー!
明日は絶対かっこよく飛んでみせるぞっ!(涙)

24日目

よし!
いよいよこの日が来たな!

行くぞ!
飛ぶぞ!

ウェッデルちゃんと共に見守っててくれ!
ペンサク!










25日目



最悪だ…



そんなこと言われたってさ。
どんな顔して会えっての?
あわせる顔ないじゃん。


ああ俺は弱虫さ。
もうほっといて。
一人にしといてくれよ。

26日目



いいからホントほっといてくれ。
箱の前のマイクもどけてくれ。
ペンサクもどっか行ってくれ。
























27日目



「私ペンゾー君に言いたいことがあるのに。
いつになったら出てきてくれるのかな。
ペンサク君、ペンゾー君を外に出すいい方法ない?
どうにか外に出してくれると嬉しいんだけど…」















ころす気かーーーーーっ



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