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あゆの1びょう

あゆの1びょう

き ら り ワ ー ル ド  No,5

 

《  あ ゆ の 1 び ょ う  》

 

童 話 シ リ ー ズ 第 1

 

水玉を見ていた 主人公の水輝愛優(みずきあゆ6才男子)が、

突然 きらりワールド(水玉の中の世界)に入り込み、

とんでもない使命を与えられる。

果たして、その使命とは・・・

 

きらりワールドで出会った不思議な人物と別れた後、

あゆの手には、

あるはずのない フェニックスの羽が・・・

 

そして、不思議なことに、

きらりワールドの滞在時間は、

たった 1 秒 だった・・・


本書は、今まで誰も気付かなかった、水玉の中の世界(きらりワールド)のお話です。

主人公の水輝愛優(みずきあゆ6才男子)が、現実世界と水玉世界を行き来してくる、夢のようでファンタジックなお話です。

 

そっと触れるだけで、水玉は壊れてしまいます。

でも、そのような儚い水玉の中にも、広大無限に広がる、不思議な世界が現実にあるのです。

小さな子供なら、落ち着いて水玉をのぞいてみれば、きっと、その繊細で緻密で美しい世界を、肉眼で確認することが出来るかも知れません。

 

写真は全て、天然の水玉を撮影したものです。

 

撮影していて気付いたことがありました。

それは、水玉は果てしない優しさと愛と美しさを持っているということでした。

このように感じている方は、たくさんいらっしゃると思います。

 

私たちは、水、つまり水玉無しでは生きていけません。

そのことを、気付かされてきました。

 

本書を出版する理由は、水は大切、愛も優しさも美しさも大切だと思い、水玉写真を通して、お伝え出来ればと思ったからでした。

 

きらりワールドというのは、水玉の中の世界を、私が別名で名付けたものです。

 

                                           著者   安斉 純一


幸せのベル写真

表紙は、朝日の光で水玉を撮影したものです。

 

幸せのベル写真です。

 

太陽は、水玉によって、様々に形を変えて、幸せを呼び込みます。

 

水玉は、太陽の光を集束して、高密度の映像にしてくれます。

 

だから、幸せも高密度になりますよ。

 

世界で唯一、この写真だけは、太陽と水玉のベル写真です。

 

みなさまが、もっともっと幸せになりますように。


☆とうじょうじんぶつの しょうかい☆

ぼくは 6さい おとこのこ。

なまえは みずき あゆ。

すきなことは はとと あそぶこと。

ゆめは みずたまのなかに はいって たんけんすること。

さいきん おもったことは ゆめは じぶんで かえられる。

けしきの いろも いやなことも ぜんぶ かえちゃうよ。

としは きらりわーるどの じかんで 26000さい。

なまえは ごーるず。

きらりわーるどの ばんにん。

そして きんぐついんくるさまの しゅごしゃ。

いつも きんぐついんくるさまの となりで まもっている。

きんぐついんくるさまのためなら どんなに きけんなときも

いのちをかけて まもっている。

ほんものの あいと やさしさを もっている ゆうしゃ。


あさ はやおきしました。

 

にわの はっぱには かわいい みずたまたちが

なかよくならんで きらきら しています。

でも きょうは いつもとちがう ひかりが みえてくる。

 

いま 5じ59ふん59びょう

 

きらり    きらり    きらり 

 

あっ まぶしいー!

 


そう おもったら まわりが きゅうに きらきらっと

かがやきだしました。

すごい はやさで どんどん ひかりが むかってきました。


ぱぁーっと まわりが まっしろな ひかりで いっぱいに

なってきました。

 

すると とても しあわせな きもちで むねが いっぱいに

なってきました。

 

まるで ひかりの くにに いるみたい。


どうしてなのか きゅうに なみだが いっぱい 

あふれてきました。

 

からだが でんきで しびれたみたいに じんじん

しています。

 

とても うれしい きもちで いっぱいです。


まっしろに きらきら かがやいていたと おもっていたら

だんだん まわりが みえてきました。

 

うっとりと その ひかりを みていました。

 

そして とつぜん この ひかりの まんなかから きんいろの 

なにかが やってきました。


やってきた ひかりが だんだんと おおきくなって かがやく

ひとのすがたに かわったのです。

すると その かがやくひとが はなしはじめました。

 ようこそ きらりわーるどへ。

やっと きてくれましたね。

ほんとうに ありがとうございます。

じかんがないので すぐに とくべつなところへ いきましょう。

きらりわーるど? とくべつ? あなたは だーれ?

 


わたしのなまえは ごーるず。

あなたは きらりわーるどの きんぐついんくるさまです。

いま せかいじゅうの みんなが きんぐついんくるさまの 

おかえりを おまちしております。

ごーるずさん ちがうよ。

あのね ぼくのなまえは みずき あゆ だよ。

 そうです あなたは ちじょうでは みずき あゆ と

よばれています。

でも こちらでは きんぐついんくるさま なのです。


つぎの しゅんかん ごーるずが きんいろに かがやく さかなに 

へんしんして そらたかく とんでいきました。

あゆは ふしぎにおもいました。

さかなは みずのなかで およぐ いきものなのに とんでいるからです。

そうおもったら ごーるずの こえが きこえてきました。

きんぐついんくるさま。

あなたさまは みずのなかに いらっしゃいますよ。

ここは みずたまの なかなのです。

しかも あなたさまは おうぎのかたちを していますよ。


あゆは ばかげたことだと おもいながら じぶんの からだを

みてみました。

えーっ! ぼくの からだがない!

なに これー! うちわの かたちだよー!?

はい その きんいろの おうぎの かたちを している 

うちわが きんぐついんくるさまです。

あなたさまは 26000ねんまえから どこにでもいたのです。

いずれ そのいみが わかるようになります。


ごーるずの はなしが おわると めのまえに 

ふしぎな ものが みえてきました。

きんぐついんくるさま あれが あなたさまの 

ひかりのきゅうでん ふらっしゅどーむ といいます。

ぼくの ひかりのちゅーでん ふらっちゅー?

そうです あなたさまの だいじな きゅうでんです。

では なかに はいりましょう。


ふたりは ふらっしゅどーむの なかに はいりはじめました。

すると おおきな しろいくじらが やってきました。

あゆの せんすの ぎりぎりまで ちかづいてきて 

そのまま まっすぐに とおっていきました。

あの おおきな しろいくじらは ほえーるさまです。

ふらっしゅどーむの おおきなうみを まもりつづけています。

あー びっくりしたー くじらって おおきいね。

すごく かっこよかったし すごく やさしさを かんじたよ。

でも まもるって なにから まもってるの?


ふらっしゅどーむの したをみると まっくろなせかいが 

うみのそこに しずんでいるのが みえますか?

あなたさまの ちじょうの ひとびとの こころの よごれが

ここに おちてきているのですよ。

こころの よごれ? それって なんなの?

たとえば あらそいや かなしみや くるしみ ですよ。

すべてを まもるため あいと やさしさで きれいにしないと

ふたつのせかいは まもなく ほろびてしまいます。


すると まっくろな せかいから ささやく こえが・・・

・・・きんぐついんくるさま どうぞ たすけてください・・・

だれ? あなたはだれなの? なにがあったの?

 

・・・くるしいよー つらいよー さびしいよー・・・

 

こころの よごれで びょうきになった さかなたちは

あなたさまに すぐに たすけてほしいのです。

あいと やさしさで げんきにしてほしいのですよ。

あなたさまは ひみつの ちからを もっていますから。


ごーるずの はなしが おわったら すぐに りゅうが 

あらわれました。

かみなりのように とどろく こえが きこえてきました。

・・・ひかりの たまを きんぐついんくるさまに あたえる・・・

 

そのとたんに あゆは ひみつの ちからを おもいだして

さかなたちの びょうきを なおしてしまいました。

 

・・・せんこうりょくは あなたとともにあることを えいえんに 

わすれてはならない・・・

 

あゆは しばらくのあいだ あいと やさしさの ひみつの

ちからを かんじつづけていた。

とても しあわせな きもちで こころが いっぱいだった。


やすらぎの なかで ごーるずが はなしはじめました。

きんぐついんくるさま おかえりの じかんが きました。

まもなく このみずたまの きえるときが やってきます。

みずたまの いのちは とても はかなくて みじかいのです。

ごーるず どういうことなの?

おわかれしなければ ならないということです。

いやだ! ぼくは ここにいるよ!


そのとき きらりわーるどの ちゅうしんから みずたまの

しょうめつをおこす だいばくはつが おこりました。

ばーーーーん!!!

 

きんぐついんくるさま きもちは わかります・・・

でも ふたたび わたしたちは おあいする ときが きます。 

そのときまでですから。

ほんとうに? ほんとに あえるんだね?

はい やくそくします いのちをかけて。

 


たいへんです きらりわーるどが ふたつに こわれそうです。

ふたりは たすかるのでしょうか・・・

 

きんぐついんくるさま ひとつだけ わすれないように

おねがいしたい ことがあります。

ひみつのちから つまり せんこうりょく という ちからを

ちじょうに もちかえり くるしむ ひとびとに のぞむだけ

その きらめきの せんこうの ひかりを あたえてください。
あなたさまは ひとこと 『きらり』 と いう だけです。

わかったよー でも あついよー!!もえそうだよー!

 


あつくなって とつぜん めのまえに あらわれたのは・・・

あっ ぼくの ふぇにっくす。

 

あゆは そのうしろに のって こわれていく きらりわーるどを

ながめながら だっしゅつしました。

しがみついたので はねが いちまい とれてしまいました。 

ごーるずの すがたは みえないまま・・・。

 

・・・ごーるず だいじょうぶかなぁ・・・

すると どこからか ごーるずの こえが きこえてきました。

・・・きんぐついんくるさま わたしは だいじょうぶです

        いつも いっしょ また おあいしましょう・・・ 

 

あゆは かなしみが よろこびになり うれしくなりました。


ふぇにっくすに のったまま ・・・

 

あ ゆ は ふ た た び ま っ し ろ な ・ ・ ・ ・ ・


ぱ ぁ ー っ と し た 

 

せ ん こ う の き ら め き で

 

き ら き ら か が や い て い ま す


あれっ? どうなってるの?

さっきまで きらりわー・・? なんだっけ?

ごー・・? あれーっ? きんぐ・・・? わすれちゃったー

へんだなぁ ぼくは ゆめを みていたのかなぁ・・・

いま なんじなんだろう。

えーっと ・・・ 

 

6じ00ふん00びょう

 

えーっ!あの ながいゆめを みていたのは 

 

たった 1 び ょ う !!

 

ふと てを みると きんいろの はねが ありました。


あとがき

最後まで、お読みいただいて、ありがとうございました。

 

私は、小さな頃から、誰もやったことのないことをするために生まれた来たと思って、現在に至っています。

人の真似をするのが嫌いな子供でした。

発明に凝った時期もありましたが、それがご縁で親友が出来ました。

でも水玉の中に、奇妙な世界、それも繊細でか細くて儚い世界があることを発見したことは、とてもわくわくキラキラする感動でいっぱいです。

まだ、世に出していない、とてもわくわくキラキラする写真が山ほどあります。

 

今回は、そのごく一部の写真を使いましたが、今後、きらりワールド童話シリーズとして、多くの写真を使い連載していく所存です。

 

愛と優しさは、とても繊細です。

きらりワールドを通して、再発見していただけましたら、幸いです。

 

せんこうりょく、つまり閃光力は本当に実在します。

感性の高い子供なら、きっと、理解していただけることでしょう。

大人でも、子供っぽい人、優しい人なら、きっと分かっていただけると思います。

閃光力は、癒しそのものです。

 

                                              著者  安斉 純一


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