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カテゴリー 小説・ノンフィクション 歴史・時代 , ノンフィクション 作者 DEP
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長崎代官未次平蔵(政直)といえば同地における切支丹迫害の元凶ともいうべき存在でした。ドミニコ会士オルファネールは、長崎でおこなわれた多くの拷問、教会の破壊には「すべて平蔵が関係している」と、その迫害者ぶりを指摘しています。しかし、その平蔵もかつてはジョアンの洗礼名を持つ長崎における切支丹の柱石的存在だったのです。父は末次興善――彼は善良な切支丹として、また裕福な博多・長崎の商人として一生を終りました。しかし平蔵はこの二つをそのまま引き継ぐことは出来なかったのです。富とキリスト教――かつて長崎においては、この二つは矛盾することなく結びついていました。それは長崎貿易の主体がポルトガルとの関係であり、イエズス会との関わりを抜きに貿易という事が考えられなかったためでもあります。当初は切支丹になるということは長崎貿易参加へのパスポートをも意味したのです。しかし今や禁教・迫害の時代を迎え、長崎の切支丹たちはこの二つの選択にせまられました。富を棄て命を葉てる者もあれば、キリスト教を棄てた者もあります。前者は殉教者として聖者や福者に列せられ、後者は背教者としてユダのレッテルを貼られたのです。
そして平蔵は長崎代官の職を代償に、この背教者の道を選んだのです。

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