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新宿駅~出発まで

2011年9月4日午前8時、旅はJR新宿駅の南口コンコースからスタートした。今回は山梨方面へ行く。9月の上旬ということで、山梨では、ぶどうが旬である。そして、ぶどうをアルコール発酵して作るワインも解禁が多い。  今回は、旬のぶどうとワインを散策することにする。
 今回も利用する交通機関は鉄道であるが、特に重視したのが、JR東日本が首都圏で休日を中心に運行している「ホリデー快速」である。さまざまな種類のホリデー快速が各方面へと運行されており、気軽に利用できる行楽列車である。車両は、特急の車両や豪華な車両が使われており(一部例外あり)、実に多くの家族や旅人の行楽に貢献している列車であるといえよう。  今回利用するのが、「ホリデー快速河口湖」と「ホリデー快速ビューやまなし」である。前者は、かつて中央本線で特急列車として運行されていた特急の車両が使われ、後者は、オール2階建てで全席クロスシート(長椅子ではない席)が使われており、快適な移動ができる。
 新宿を出る前に、南口の改札内にあるそば、ラーメン店で食事をすることにする。実は、私は、学生時代にここでアルバイトをしていた。当時、メニューにあった鳥の照り焼き丼が私の好物であったが、残念ながらメニューから外されていた。そのため、牛丼セット(500円)を食べた。丼ものに小さめの塩ラーメンがついてくる。

 いよいよホームへと降りる。始発駅で発車5分前なのに列車が見当たらない。後を振り向くと列車の先頭車が見えた。
 
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最終更新日 : 2011-09-07 10:32:42

新宿駅出発

 新宿駅を出発した。しばらくは、中央線のオレンジ色の電車がたくさん走る区間を走る。
 しばらくすると、高架橋を走り始めた。ここの高架橋は最近できたばかりで、以前は地上を走っていた。通勤時間帯には電車の本数が多くなり、いわゆる「開かずの踏切」が多数あったため、高架化して踏切を解消した。
 23区を抜け、武蔵野市に入ると住宅街が車窓を占める。この路線を利用し、都心に通勤する人が多く住んでいるでしょう。通過する各駅ともに高架化と同時にリニューアルされたためがきれいな駅ばかりである。
   立川を過ぎると多摩川の鉄橋を渡る。実はここにはとある仕掛けがある。鮭の川登りのための水路が設置されているのである。実は、多摩川が江戸時代から多くの鮭が川登りをしていたが、中央本線を建設することになり、多摩川にも鉄橋がかけられた。その鉄橋の脚が邪魔となり、鮭の川登りに支障をきたすようになったが、十数年前に、川登りができるようにと水路を設置し、これにより、約100年ぶりに鮭が上流まで川を登ることができるようになったのである。当日はあいにく、前日の台風12号の影響で河川が増水しており、水路は車窓から見えなかった。

 八王子駅では、修学旅行列車を見かけた。今は修学旅行の定番が新幹線になってしまい、私の中学校の修学旅行も新幹線だったが、新幹線から少し離れたところでは今でも健在である。

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最終更新日 : 2011-09-07 10:46:01

高尾から先

 列車は高尾駅を後にした。ここから景色がからっと変わる。今までは町中を走ってきたが、ここからは山中を走る。トンネルも多くなる。列車も、これまでのオレンジ色の電車から青色やクリーム色で電車となる。幼いころから東京に住んでいた人なら、高尾まではなじみがあるが、高尾から先に行くにはちょっとした冒険であると感じる人も多いという。

  ここからも仕掛けがある。まず、藤野駅近くでは、進行方向左側の車窓の山にラブレターのオブジェが見える。

 そして、四方津では、変わったエレベーターがある。今回の旅の最初の目的地は、この四方津の変わったエレベーターである。
 


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最終更新日 : 2011-09-07 18:54:53

四方津

 四方津駅で最初の「ホリデー快速河口湖1号」を下車した。ここで見物するものは、前のページでも触れた「変わったエレベーター」である。
 四方津駅の駅前の丘の上には、「コモアしおつ」というニュータウンがある。駅とニュータウンを短絡する手段としてエレベーターが設置された。もちろん、車や自転車は通れず、徒歩のみでの利用となる。  エレベーターといっても、地面に垂直な形で上下に移動するエレベーターではなく、斜めに移動するエレベーターである。エレベーターのカゴには、窓があり、軌道を見ることも可能である。

 エレベーターと一緒にエスカレーターも設置されている。運行方向は時間帯によって異なる。今回は、今夏のテーマでもあった「節電」の対策のため、私が訪れたときには動いていなかった。

 丘の上のニュータウンに到着した。エレベーターの乗り場の前にはスーパーマーケットがあった。
 すぐに、次の列車、「ホリデー快速河口湖3号」が来るため、駅に引き返した。
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最終更新日 : 2011-09-07 11:06:19

四方津~石和温泉

 四方津からは、「ホリデー快速河口湖3号」に乗車する。今回も特急の車両が使われているが、1号のときと違うバリエーションのものだった。車両が1号のときよりも古く、座席も旧式のものだった。しかし、古い車両に乗れて懐かしかった点も感じられた。
 大月で30分以上の休憩をし、次の「ホリデー快速ビューやまなし」に乗車する。「河口湖号」は大月から富士急行船に入るが、次の目的地である石和温泉は、中央本線である。そのために乗り換える。
 大月で列車を待っている間、少し変わった列車が駅を通過した。これは、「お座敷列車」という列車で、客室内が畳の部屋となっている。これも「ホリデー快速」の一種である。お座敷列車は、主に団体列車に使用されるが、乗り合い列車にも使用されることがある。
 いよいよ、「ホリデー快速ビューやまなし」が到着した。前述のとおり、オール2階建て車両である。

大月からは、2階建て車両の2階席に座り、車窓を堪能した。やはり、上から見る景色は最高である。天井近くまで窓はある車両なので、空の景色もわずかながら見えた。また、このあたりからは、ぶどう畑が多くなってくる。いよいよ、フルーツ大国である山梨に来たという実感が湧いた。

列車は石和温泉駅に着いた。いよいよ次の目的地である。
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最終更新日 : 2011-09-07 11:19:04


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