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「まほうの石よ~ じゃ じゃ じゃ~ん ボーノくん おおきく なれ~!」
みるみるうちに 顔は 雲を つきやぶり・・・

あわてた プップは 「ボーノくん ちいさく なれ~!」
すると あれ~、 ボーノくんは ありさんに こんにちは!
ありゃりゃ~ 「まほうの石よ おねがい~ もとの ボーノくんに もどして~!」
こんどは ボーノくんが まほうをかける ばんでした・・・

もう おなかが ペコペコと  プップが  言いました。
まほうの石を ポケットに  しまって
こんどは  いちご狩りに  でかけました。
うわ~ のいちごだ~ パク。パク。パクリ。
そのとき 野原の しげみの ほうから たいこの 音が 聞こえて きました。

どんどこりん どんどこりん どんどこりんのりん
つづいて へんてこな 音も。
ぽんぽこりん ぽんぽこりん ぽんぽこりんのりん
ゴリラのお父さんと ぼうやが たいこを たたいている ところでした。
ふたりは のこして おいた いちごを プレゼント。

「ぼうや、ゴリラのたいこは こころのたいこ。
だいすきなひとを おもって たたくんだよ。
すると うつくしい おとになって こころに ひびく」
 ぼうやは 小さな胸を いっぱいに ふくらませ ちからいっぱい たたきました。
「ぼくも たたいて みようかな?」 と ボーノくん。
「よし。いちごを もらった おれいに わしの胸を たたけ。ほら それ ほら!」


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