閉じる


<<最初から読む

26 / 35ページ

ミサイルの雨


 

降り注ぐミサイルの雨
彼の地で見下ろす眼差したちよ  今、何を想う?

 


連日激しさを増していく  画面伝いの数的被害規模
連日激しさを増していく  画面伝いの映画的超現実
連日激しさを増していく  画面舞台の評論分析絢爛

 

 


決してミサイルの雨が降り注ぐことなき国からのほほんと願う
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき国から感覚的に願う  
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき国から気軽に願う        
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき国より慈悲チックに願いしは、ミサイルの雨あがり

 

 


無数の願いが
無数の祈りが
同じように決してミサイルの雨が降り注ぐことなき国々からのほほんと願われていることだろう

 

 


彼の地で見下ろす眼差したちよ   この無数の願いが聴こえていますか?   
彼の地で見守る眼差したちよ    この無数の願いが聴こえていますか? 

 

 


かつて注がれたミサイルの雨、時を経て注ぐ側に立っている現在    

何を想う?
かつて畳み掛けるように注がれたミサイルの雨、時を経て畳み掛けるように注ぐ現在   
何を想う?

 

 


おそらく微かにも聴こえていないのだろう     
たとえ微かでも聴こえていたとしても、聞く耳すら貸さないのだろう

 

 


彼の地で見上げる眼差したちへ   この無数の祈りが届いてはくれませんか?
彼の地で天を仰ぐ眼差したちへ   この無数の祈りが届いてはくれませんか?

 

 


おそらく微かにも届いていないのだろう
たとえ微かでも届いていたとしても、受けとる余裕などまったくないのだろう

 

 


決してミサイルの雨が降り注ぐことなき人生の途上よりのほほんと願い綴る
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき人生の途上より感覚的に願い綴る  
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき人生の途上より気軽に願い綴る  
決してミサイルの雨が降り注ぐことなき人生の途上より願い綴りしは、ミサイルの雨あがり

 


数えきれない願いよ
数えきれない祈りよ  
集合した果てに巨大な風となれ      
ミサイルの雨を降らす黒き雲の連なりを、遠くへと吹き飛ばしてゆくほどの風となれ

 

 


願うだけなら、祈るだけなら   一平和主義どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一非戦唱和どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一博愛主義どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一和平要求どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一反闘技どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一反戦歌どまり
願うだけなら、祈るだけなら   一偽善詩どまり


刹那的に倫理的に感情的に    願うだけなら自己満足どまり
刹那的に倫理的に感情的に    祈るだけなら自己優越どまり

 


願うだけなら、祈るだけなら    まだ、寝ていろよ  
願うだけなら、祈るだけなら    まだ、無知でいろよ
願うだけなら、祈るだけなら    まだ、無関心でいろよ
願うだけなら、祈るだけなら    まだ、臭い物に蓋してろよ

生やさしい願いや祈り以上の覚悟がないなら   もう、寝たままでいろよ
生やさしい願いや祈り以上の覚悟がないなら   もう、無知なままでいろよ
生やさしい願いや祈り以上の覚悟がないなら   もう、無関心なままでいろよ
生やさしい願いや祈り以上の覚悟がないなら   もう、臭い物に蓋したままでいろよ


刹那的に倫理的に感情的に    合唱するだけで分かち合える時代は終わった
刹那的に倫理的に感情的に    連帯するだけで開ける時代は終わった
刹那的に倫理的に感情的に    叫喚するだけで共感を呼ぶ時代は終わった
刹那的に倫理的に感情的に    願うだけで得点稼げる時代は終わった
刹那的に倫理的に感情的に    祈るだけで徳点稼げる時代は終わった

 

 


数えきれない願いよ
数えきれない祈りよ
集合した果てに巨大な運動となれ     
ミサイルの雨を降らす黒き雲の連なりを、遠くへと押し出してゆくほどの運動となれ

 

願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一平和主義貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一非戦唱和貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一博愛主義貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一和平要求貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一反闘技貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一反戦歌貫徹の萌芽
願いや祈りは始まりに過ぎないと位置づけることで初めて   一偽善詩貫徹の萌芽

 

 


数えきれない願いよ
数えきれない祈りよ
集合した果てに盛大な序章となれ      
ミサイルの雨を降らす黒き雲の源泉を、中長期的に駆逐してゆく歴史の序章となれ

 

 


重々自覚済だ       指摘されるまでもなく、使い古されているのは
重々承知済だ       糾弾されるまでもなく、聞き飽きられているのは

 

 

その上で、繰り返してきたんだ     何度も、何度も
その上で、繰り返していくんだ      何度も、何度も


オレンジスケルトンA4ホルダー


 

オレンジスケルトン
示すラッキーA4ホルダー

 

 


見かけるたびに胸が高鳴ったんだ
その日、その時の表情を追ったんだ  教室の窓から

 

 


ロングヘアー
軽めのブラウン
ひけらかすでもなく静かにまとまるでもなく  ちょっとお洒落な彼女

 

 


駈け降りていく階段
淡く照らすオレンジの太陽
オレンジスケルトンA4ホルダー  ほのかに跳ねた

 


向かった列には彼氏らしき男子
かけそびれた言葉 今さら巡りだしてしまう

 


慌てて空に移す 視線
切なさや侘しさも もどかしさに震えるほどにはもうならない

 


けど
雲ひとつなくて薄オレンジに染められつつあった空に刹那   感情は溶けた

 

 

 


ぼくは
ぼくにしかできないことは何かをずっと探していたんだ    真剣に

 

ぼくは
ぼくにしかできないことは何かをずっと探していたんだ    あの時から

 

 

 


オレンジスケルトンA4ホルダー   微笑に合わせて揺れた
交わされていた空気感
そっと、4階の窓からその影消えるまで眺めていた

 

 

 


ぼくは
とくべつになるために必要なものをずっと探していたんだ    馬鹿みたいに

 

ぼくは
とくべつになるために必要なものをずっと探していたんだ    あの時から

 


どうだろう  現状は
どうだろう  あの時から今までは

 

 

ぼくにしかできないことはそれほどなかった
ぼくにしかできないと思ったことでも無意識な瞳のままで実践している人は何人もいた

 

 

たぶん  ぼくにしかできないことなんてなかったんだ
たぶん  求めてしまったのが間違いだったんだ
たぶん  肩肘張って探し出す必要性もなかったんだ

 

 

 

あの時  もっと意地を張らずに
あの時  もっと心に正直に
あの時  もっとその瞳を見つめて
あの時  もっと近くで他愛もない空気紡いでいたなら

 

 

 

今でも蘇る
初夏から始まる記憶
毎日のように触れる   懐かしの感覚

 

 


オレンジの太陽をみるたび
揺れる

 


階段を駈け下りていった  オレンジスケルトンA4ホルダー


高層お疲れ様


 

お疲れ様です
目の前に近づいてくる高層ビル群  揺れる蛍光灯に馳せる様々な辛苦

 

 


地下鉄からの帰宅道
余裕で照らすように煌々と  今日もまだまだ夜は長いようで

 

 

 

 

今日も上手くいかなかった  昨日となんら変わらなかった
今日も上手くできなかった  昨日からなんら変われなかった

 

そんな調子が続いています  ここ数ヶ月
そんな気分のままでいます  ここ数ヶ月

 

 

 

 

今日も右肩下がりだった  昨日からの逓減を脱却できなかった
今日も右肩下がりだった  昨日までの逓減は深まるばかりだった

 

あれも片付かないまま  あれも待ちぼうけにさせたまま  あれも棚上げしたまま
数え切れない「あれ」が巡り巡るうちに  我が家に近づいていく

 

 

 

 

おかしいな  なんでかな   調子が上向きそうにないな
おかしいな  なんでかな   昨日と今日が地続きなようでいて 隔たったまま

 

ぐんぐんと、昇りゆく霧    それは 高層ビル群を縫うように闇に溶けつつあって
ぐんぐんと、昇り逝く紫    それは 地下迷路群を解くように闇に寄り添いつつあって

 

おかしいな  なんでかな   気分が上向きそうにないな
おかしいな  なんでかな   今日と明日が地続きなようでいて 隔たり続けそうなまま

 

 

 

 

はしゃぐ 夜サッカー
小さな公園   廻る廻るインサイド、インサイド 反射音が鳴り過ぎないようにシュート
明日も学校   

それでも夜な夜な集合

 

 

ふいに過ぎる   いつかの夕焼け
狭苦しい路地   夢中で夢中でアウトサイド、アウトサイド 両足交互にパス練習
明日はテスト    

そんなこと忘れたように 無我夢中で集合

 

 


お疲れ様です
街灯に照らされた無邪気な影
こんな時間まで楽しそうに真剣に夢見て頑張っている可能性溢れる群れ

 

 


俯きがちな都会の一背広でも、見上げればしばしの宇宙遊泳

 


とは

大げさかもしれないけど
透き通った闇にちらつく光の一つ一つ    どこか懐かしく優しく  どこか懐かしく温かく


建設的な第一折衝


 

奏で合うときの中で
かけがえのない愛を蝕んだ
それゆえの業と向きあい続けている道の途上現在

 


繰り返される悲劇   
これ以上何を表出させようとする
試しているとするなら
その神経を疑わざるを得ないな  
仮にもマボロシにも 手をかけようとするなら 抹消されるに等しいとしても


矛盾やら混沌という言葉では括れぬ世界に対する見識を聞かずにおれない

 

 

 

今、ここに舞い降りられて対話の一つでも致しましょう
力不足は痛いほど自覚しておりますが、役不足であるとさえ思っているほどの気概がある身ゆえ
並々ならぬ覚悟で向き合っていただきとうございます

 


穢れも美しさもありとあらゆるを把握してこられたのか


もしくは  断片的に抽出しつつ最大限の管理を為されてきたのだろうか
もしくは  断片的に抽出しつつ気まぐれに振り撒きなさってきたのだろうか
もしくは  断片的に抽出しつつ大まかに修正を図りなさってきたのだろうか

 

 


知るつてはありません
真理のような確定的な形で知ることもおそらくないでしょう

 


それゆえ
最悪の観点から、最悪のバイアスを最大限考慮したうえで
最悪のケースを、最悪の見方でお聞きしたいのです  

 


お聞きせざるを得ないのです
失礼はお許しください    

この機会にはっきりとしておかねば、これ以後のアクトにも響きますが故に

 

 

良いも悪いも想定外とまでは思いませんが
すべて 度が過ぎた罠にしか思えないことが度々あります

 

 

 

善と悪との対比
潔癖と陵辱との対比
陽と陰との対比
永遠と刹那との対比
発展と途上との対比
無邪気と残酷との対比
偶発と誘発との対比
美と醜との対比
転換と継承との対比
勤勉と怠惰との対比
単純明快と専門分化との対比
進化と維持との対比

 

 

 

キリのない対比の帰結として和解、 統合、 共生、 分裂
そのようなものが第一義的な回答であるかのように最終的には感じざるを得ないような基盤を暗黙という形で、いや、「自然法」という名称のもとに組み込んだのではないかとさえ思えてしまうのです

 

 

 


   大まかにこのように解釈しております。
   このような観点に総意として落ち着いていることに関する率直な意見を伺いたいのです。


何十億年後の我々


 

何十年後の・・・
いや、失礼
何十億年後の話ですからね
その頃まで地球があるのかというと・・・

人類はもういないかもしれないですしね

できればいてほしいですが・・・

 

 

 

脈絡のないやりとり
一見ないやりとり

 

 

何十億年後とキャスターに関係性はない
何十億年後と我々視聴者に関係性はない

 

 

何十億年後までキャスターが世代間責任を担う必然性はない
何十億年後まで我々視聴者が世代間責任を担う必然性はない

 

 

正確にいうならば
キャスターは、何十億年後まで世代間責任を担う必然性を見出せない
我々視聴者は、何十億年後まで世代間責任を担う必然性を見出せない

 

 

つけ加えるならば
そこまで考慮して発言したわけでもないキャスターを責め立てる風潮になることは考えにくい
そこまで考慮して日々を営む者自体が、
現代という現在においては絶対的に少数というか皆無に等しいと思われる

 

 

10年とか50年という中長期的な身近な話題ではない
何十億年後は、現実的な世代間責務が生じるような未来の話ではない

 

 

果てしない遥かな未来は、そもそも未来になり得ない  未来と捉えられないものである
ようは、知ったこっちゃない次元である

 

 

地球があろうがなかろうが
人類が生存していようがいまいが

 

 

ようは、どっちでもいい
ようは、どうでもいい

 

 

この感覚は気軽なようでなんとも含蓄を感じさせるものである
潔いのである

 

 

そりゃそうだ
自分の生にはまったく関係ない未来の話だからだ
自分をとりまくこの現代や世界にはまったく関係ない次元の話だからだ

 

 

10年とか50年という身近な未来ではこうはいかない
だが
そうであろうか?

 

 

10年とか50年という身近な未来に対しても、
これくらいのスタンスを軽く忍ばせておくというのは悪くないのではないか?

 

 

なにも
世代間責任を無下にしろとか、棄却しろというわけではない

 

 

一種のエッセンスとして、忍ばせておくのは何も悪くないのではないか?

 

 

いや、それくらいのスタンスがあることで
はじめて新たな柔軟性が生まれ
いい意味での妥協や可能性の拡散が漸進していくこともありうるであろう

 

 

 


本気で
地球を守っていかねば
人類を守っていかねば  と思うならば

 

 

本気で
地球があろうがなかろうが
人類が生存していようがいまいが  

腹を括る覚悟も忍ばせておくのが筋ではないであろうか

 

 

地球を守っていかねば
人類を守っていかねば  のみを押し通していくとすれば

 

 

やがて
地球をきっと守れる
人類をきっと守れる   という楽観に陥っていくばかりであろう

 

 


また
何が何でも地球を守るべきだ
何が何でも人類を守るべきだ    
という
ごり押しがごり押しとも思われぬまま、はためいていくことになるだろう

 

 

さすれば
地球は何よりも尊い
人類は何よりも尊い    
という
価値化が価値観念とすら認識されぬまま常識の一つとして染み込んでいくのだろう

 

 

 


その果ては
地球こそがすべての根源なのだから
人類こそがすべての根源なのだから    という無難の帰結にほかならない



読者登録

komasen333さんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について