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自炊派の手料理

旅に出たら現地の料理を食すに限る。でも物価の高い街での長めの滞在となると、さすがに外食ばかりはフトコロに堪える。そんな時は自炊。簡単で安くて美味しい自炊派の手料理をご紹介。

「とろとろスープ」四人分

どこの国でも比較的簡単に安く手に入る材料で美味しくあったま~るスープ。
準備するものは
■タマネギ・・・・・・・一個
■ガーリック・・・・・・一片
■油・・・・・・・・・・少々
■チキンブイヨン・・・・一個
■トマト缶・・・・・・・400ml
■水・・・・・・・・・・300ml
■小麦粉・・・・・・・・100g
■塩&胡椒・・・・・・・少々

作り方
① タマネギとガーリックをみじん切りにする。

② 油を少し入れた鍋に、ガーリックとタマネギをしんなりするまで炒め、トマト缶、水(300ml)、チキンブイヨンを入れて沸騰させる。

③ 沸騰するのを待っている間に、小麦粉に水(150ml)を加えて練る。固さは練った小麦粉をスプーンですくって、落とした時に「飲むヨーグルト」くらい軟らかければOK!

④ 鍋の中が沸騰してきたら、小麦粉をスプーンですくいながら、鍋の中にポタポタと落としていけば、面白いように小麦粉が丸く固まるので、温度を下げないように気を付けながら、小麦粉を全部落として、ひと煮たち。塩胡椒で味を整えて完成!!(辛くしたければ、最後にチリソース)

とろりとしたスープにすいとんのようなパスタのような食感の小麦がおいしい。意外にお腹いっぱいになり、満足感アリ。自分の好きな材料を入れたり、余った材料を投入すれば豪華なスープに変身!

■情報提供
谷津 達観(やつ たっかん)
料理一筋!懐石料理で腕を磨き、中華料理店の店長を経て、世界一周の旅に!
現在、夫婦で旅に出て9ヶ月。一年の予定で現地の食材や料理を学びながら旅をしています。
食べるのも、作るのも大好き!
「家から徒歩1年☆たっかんとじんみ2人世界一周」
http://ameblo.jp/worldjourney2010/


アジア漂流日記(創刊号の特集アジアからのスピンアウト企画)

■Writer&Photographer
Chibirock
■Age
33歳
■Profile
Sigur RosとBeirut贔屓のメタル好きバックパッカー。チベット越えてインドで太って台湾の農家で大豆を選り分けたり。最近結婚したが放浪やめる気毛頭無し。
http://blog.chibirock.net/


4.台湾朋友のリッチな実家へ1泊旅行 《台湾・台南編》
 
 平日のスケジュール。朝起きる→朝飯たべる→ごろごろ→昼飯たべる→昼寝する→夕方散歩行く→ビール買って帰る
 気まますぎも本当によくない。やっぱり人間、何がしか「やらなきゃいけないこと」がないとよくない。修行のつもりで日本出たのに、日本以上にぬるい湯につかることになるとは!こんな状態じゃインドの地踏んだとたん即死しちゃいそうだよ!つことで1日1時間命がけでウォーキング。など、自分に厳しい義務を課すんだ。

 週末は我的台南朋友達が、貴重な時間をつぶしてあたしを連れ出してくれる。今週の、「モー街は疲れた!田舎に行きたいよ!」というあたしのワガママに、阿銘&テイミーのカップルはテイミーの実家に行こうというプランにてお応えしてくれた。
 台南から高雄を経由して電車で1時間のところに、テイミーのホームタウン、「屏東(ピンドン)」の街があるのです。駅に迎えに来てくれた、やたらお若いテイミーのお母さんは、なぜだか片言の日本語を操り、いろいろ話しかけてくれた。
 とりあえず近場の田舎っぽいところに行きたいと思って、屏東近くの「三地門」ってどうよ!と提案したところ、昼間行っても死ぬほどなにもないんだよ!ってことで、そこにある夜景の見えるレストランに連れてってくれた。不思議とバリのような蒸し蒸しした雰囲気の、四方八方完全オープンなレストラン。サバサバしたお母さんと甘えんぼのテイミーの相性がぴったりなようで、この親子は友達みたいに仲が良く微笑ましい。
 花のサラダ withやたら甘いマヨネーズや、エビ揚げたやつとか、いかんせん何食べてもパッとしない台北じゃ考えられないくらい、おいしく楽しくいただきました、三地門ディナー。ごっそさんです!
 ちなみに、薬膳スープに入っていた真っ黒い鶏の足先を食べようとしたところ、そんなもの食べるもんじゃない!と止められた。香港の飲茶じゃ人気料理だがな…、微妙な文化の違いに戸惑う。

 その後、テイミーの実家に行くと、テイミーのお母さんは一人で、景色のよいマンション10Fにございます4LDKに住んでいる事実が発覚。なんすかこのゆとりあるお住まい。後からこっそり、阿銘に、あのうなんでこんなにお母さん金あんの?と聞くと、離婚してるけど豚足料理の店で儲かってんだよ、とのこと。
 豚足ドリーム!
 お母さんは最近凝ってるというアイスワインなるものを出してくれたのち、忙しそうにお姉さんとこに出かけていった。一瓶、1万円。アイスワインて何よ?と半信半疑でこれまたゴージャスでずっしりヘビーなグラスでいただきましたところ、あら、なに、これ!そんな1万円を、うっかり、1本まるまる、飲み干したのは、わたしです。今この場をかりて深くお詫びいたします。

 翌日のランチは、テイミーのお母さんがやってる豚足料理の店に。タクシーで行こうとしたところ、なんと地元なのにボッたくられたとのこと。通常地元の人はタクシー使わないし、ガキだと思われて50ドルくらい余分にとられたらしい。地元でもそういうことあるんだと思うと、外国人なんてボられて当然だな。久々に、ここは日本じゃないんだ感をかみしめた。
 タクシー運転手の名前をチェック。「呉萬得」。なんかちゃっかりしてそうな名前してるもの。屏東でこのタクシーにもし乗ったら、カマキリの卵でも仕掛けておいてください。食らえ時間差アタック。
 ま、なんやかんやありましたけども、着きました。なんちゃら、大王。自信満々なネーミング。完全なる家族経営らしく、この人はわたしのお母さん、この人は叔母さん、この人は弟の奥さん…と永遠に続くとも思われた家族紹介ののち、お料理がやってまいりました。豚足の煮込みと、客家風の麺。これ両方ともめっちゃ美味しかったんだが、豚足料理屋の娘は、非常に残念ながら豚足のプルンプルン部分が嫌いとのことで、プルンプルン部分を取り除いた別皿で食ってた。プルンプルン部分のおかげでここまで大人になれたのに…と思うと歯がゆい気になったが、致し方ない。

 田舎で楽しい週末を過ごし、すっかりゴキゲンChibirock。今回お世話になった屏東の皆様、いつまでもお元気で。好吃なごはん(とワイン)ごちそうさました~!

追記:あたし、金あっても、4LDK住めない。(掃除できない)



5.Jedi的太極拳修行乃朝 《台湾・台南編》

 昔は会社帰りに太極拳に行くため、ジャージで出勤したこともあった。(会社所在地:東京都心ド真ん中、外苑前)

 中華圏じゃー、朝の公園といえば健康を意識なさる老人、否、ジェダイ天国。とゆことでマンションすぐ向かいの公園に早朝いってみればいますいます健康生活ひとすじの中・高年のジェダイ。
 公園の細道を行き、まず手前に見えますのは、リズミカルにケツをフリフリするジェダイチーム。腰回しダイエットと同じような発想のフリフリと推測される。ミディクロリアン値は比較的高い(嘘)。
 次に右手に見えますのはおそろいのユニに身をつつみ、ラジオ体操風な動きをBPM40くらいでおこなうジェダイ。おもに女性。全員パダワンだそうだ(嘘)。そのほかソロで、全身をとにかくひっぱたきまくる女性、ベンチのカーブ部分にねそべり身体を伸ばしまくる男性、はたまた腕を力任せにブンブン振り回しまくる老人など、みなさん思い思いの修行に忙しそうである。

 果たして、ジェダイ評議会(またの名を太極拳団体)も案外すぐに発見した。一番はじっこのマスターに、「可以~?(いいかな~?)」と聞いてみれば「オッケオッケ!あんたよくわかんないだろうから真ん中いきな!」(想像訳)
 結構四方八方向くので、初心者は通常どの向きでも他の人の動きが見れる位置にくるんである。ということで初っ端ど真ん中で参加。太極拳の修行にはいろんな様式があって、そのうちの一部しか知らないけど、朝っぱらから久々のロングバージョンは結構身体にこたえたぜ。基本常に中腰、どっちか片方の足だけに体重をかけてゆっくり動く、てね、結構きついでよ。
 数パターン終えたのち、ジェダイマスターたちは各々のライトセイバー(太極拳用刀)を取り出し、修行に励む。マスターたるもの、日々の修行は怠らない。それがエピソード2でヨーダがドゥークー伯爵相手に見せたような、驚愕の剣技に通ずるのである!

 猛突進してくるバイクをフォース(手)で制し、信号無視して道路を渡れるまでになったけど、今後よりいっそうカオスな国々へ入るにあたり、さらなる鍛錬の必要性をモリモリと感じている。

 さ、明日も修行に励むべく、そろそろ寝る、としたいところだけどビールが飲み終わるまでは夜を楽しむとしましょう。

では、フォースと共にあらんことを。




6.カイ・シデンは果たしてどっち?《台湾・台南編》

 ただ今、台南から彰化に向かい中。自由席の切符を買ったものの、どうやら今座っているこの席が、指定席である可能性が非常に高くなってきたので、途中駅で止まるたびに「そこ、俺!」って怒られんじゃないかとヒヤヒヤしているなう。今のとこ4駅クリア。あと1駅で全クリ。

 さて、バイクで駅まで送ってくれたデイミー(昨日まで「テイミー」だと思ってた)と別れ、一人旅開始直後、早速もやもやな現象が発生。券売機で彰化行きの切符が買えず、ウロウロしていたところ、カイ・シデンばりに狡そうな顔の男が、どこに行くのか、っぽいことを話しかけてきた。貴重品類をがっつりカバーしつつ、彰化に行くけど切符をまだ買ってない、と言うと、俺が乗る電車で行ける、とのこと。カイ・シデンの切符を見ればあと数分で発車する。急いで急いで!と急かされると途端にめんどくさくなり、自分で買うから!ありがと!と遠慮するも聞く耳持たず、ってか耳自体無いのかってほどにカイ・シデンは取り憑かれたように券売機のボタンを押しまくる。うまいこと彰化行きの表示が出て、金を券売機に入れようとするもうまくいかず、何度も戻ってくる。カイ・シデンは「俺が買う」と自分の財布から500元を出すが、それは結構、とお断り。一旦取り消しすることにした。
 あれ。
 251元だったから300元入れようとしてたはずが、今手元には200元しかないね。あたし300元入れたよね。と聞くも、英語わかりませんのキョトン顔。
 こ い つ や り や が っ た か ?
 しかしイマイチ300元入れたか確信持てず、あいかわらずのキョトン顔なので、これ以上突っ込めず、なんかもう一人になりたくなってきたので、ATM行ってくるから電車のって君は!とその場を離れた。
 しばらくぶんの金をおろして、また券売機に戻ると、カイ・シデンはまだそこにいて、早く買いな!とせかす。あれ、うーん。チョロまかしたら普通さっさと消えるよね。あたし明らかに警戒したし。勘違いなのか?もう考えるのも面倒すぎて、自分で買うからいいよ、と首をふりまくると、彼は改札通ってホームに消えてった。
 様々な角度から検証すると悪人:7割 善人:3割の割合だが、万が一善人だったらカイ・シデンは自分の切符を無駄にしてまで尽力してくれたことになる。
 しかし台湾本を見れば、乗りそびれても払い戻しはできるようなので、いずれにせよたいして損はしていないようだ。まあ、100元(260円)チョロまかされたとしても、いい。気合い入りました。

 友達に囲まれて、ぬくぬく楽しかった日々は思い出としてそっとこころにしまいこみ、改めて、一人旅始めます。
 ひとまず、指定席らしき席からは追い出されず、無事彰化に到着しました。なんだこの清々しい達成感。
 生あったかく、見守ってちょうだい。では、飲むね。




旅の便利グッズ

旅に持って歩く基本的なグッズとは別に、意外と役立つとか、この地域に行くなら便利など、人によって便利なグッズを知ってたりする。これから旅にでる人はご参考までに。(投稿によりますので、かなりな個人的見解になってます)
  
■充電池
最近は何度でも充電できる便利な充電池が増えてきました。これを使わない手はないでしょう。携帯電話やカメラなどこれでカバーできます。難は重いことですね。
■ペットボトル
お湯を入れると冬は湯たんぽに早変わり。そして洗濯物を巻いておくとすぐ乾く。500mlサイズは靴下用に便利。@genzo_tomikoさん情報
 
■物干しロープ
ドミトリーなんかで役に立つ物干しロープ。ベッドの枠に沿って張り巡らすと、結構な量が干すことができます。ロープに穴が開いているので針金ハンガーも流れて片寄ったりしません。
 
■トラベル湯沸しポット
実は先回創刊号で載せたところ、もっと使い道があると@genzo_tomikoさんより寄せられました。その使い道とはなんと、蓋を外すと沸騰しっぱなしになるらしく、ほうれん草、ブロッコリーやジャガイモからパスタまで茹でられて重宝したというものでした。ちなみにそのポットはトルコで15TLだったそうです。

世界のマクドナルドコレクション

世界のいたる所に存在するファーストフードショップのマクドナルド。
今回はそんなマクドナルドをコレクションしてみた。

■アメリカ(LAから東に2時間いったあたりにあったマック)
 
バーガー、サラダ、ドリンク、全部巨大    サラダがどんぶりサイズ
 
キノコ入りとか、案外凝ってる

■フランス(パリ)
 フランス語になるとマックのメニューも上品なようなそうでないような
パリのマックは重厚感あり            
 
かわいらしい箱に入っているバーガー

■インドネシア(バリ)
  
警備員がものものしくドアを開けてくれます   おいしそうなラップサンド
 
開けてガッカリ

■インド(ジャイプール)
   
緑の日の丸はベジメニュー  噂のチキンマハラジャマックは、タンドリーチキン入り インドではチキンが人気

■チェコ(プラハ駅近く)
 モーニングセット
バリューセットのようなもの。ベーコンビッツ  
の乗ったバーガーはパンモチモチで超うまい

■台湾
 
ポンデリングの次に絶賛された、ライスバーガー

■ポルトガル(リスボン)
  
いつでも混んでる  マックオリエンタルは何がオリエンタルか不明だけどとても美味しかった

■スペイン
 
            雑



編集後記


たくさんの旅の話を読んでいると、とにかく旅に出たくなります。さらに読んでいると旅はダンスや音楽と同じく表現活動と似ているなと感じます。旅で感じ学び自己を見つめ鍛えられ、発表する。あるいは活かす。それが自分のため、または誰かのためになるのではと。
今回は創刊号よりも多くの人に関わっていただきました。このBraliをもっと多くの人にシェアしてもらえたらと願っています。
次回はさらに多くの人に関わってもらえそうだし、新しい連載企画が増える予定をしています。次号も楽しみにしてください。
それと、読みはじめや読み終わりに「Braliなう」「Brali読了」とかTweetしてもらえるとありがたかったりします。


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