閉じる


HANGOVER in the WORLD

HANGOVER in the WORLD

ミャンマービール

 ミャンマーに入国してまず最初に飲んだビール。
ミャンマーの代表的なビールその名もミャンマービールだ。
 今まで東南アジアを7ヵ国回り、暑い各国で飲んだ冷たいビールは、なんともなんとも美味しい。どこも美味しいのだが、順位を付けるとミャンマーに着くまでは、カンボジアのアンコールビールが東南アジアNo.1ビールだった。柔らかい口当たり、後味もすっと引く、暑いときにゴクゴクといけて渇いたのどを潤してくれる。思い出しただけでも酔ってしまいそうな美味しいビールだった。

 ヤンゴンに着いて、仕事できている友人と食事をした時「このミャンマービールが旨い!!」と聞かされた。でも、やっぱりアンコールビールの方が旨いんだろうなと思いながら、飲んだとたんにランキング表が変わった。ミャンマービールが初登場1位に躍り出た。

 アンコールビールと同様に、柔らかい口当たりで後味がすっと引くビールなのだが、ミャンマービールの方が味が濃い。ただ苦みもすっと引くので、ビールが苦手と言う人にもオススメできるビールだ。アルコール度数は5%と日本のビールと変わらない。でもスイスイ飲めてしまって、いつの間にか気持ちよく酔っている感じになる。

 ミャンマーの食堂に入って片言のミャンマー語で注文する。「セイッター、キンデー」(羊肉、焼いて)。店員さん「オーケー、マトンね」なんだ英語が通じる。ちょっと安心して「ミャンマービーヤー」も注文。ミャンマービールはミャンマー語でも「ミャンマービーヤー」。
あまりに美味しそうだったので、写真を撮るのを忘れて食べた。でも、心の中には美味しいマトンがいつまでも残っている。

 ミャンマービールは大瓶640mlを食堂で飲んで1800チャット=約180円。値段も安い。
スーパーでも大瓶640mlが1100チャット=約110円で購入できる。美味しくて安いなんて、盆と正月のようだ。

 ヤンゴンの街角、至る所でミャンマービールの看板を見る。
 でも、やっぱり飲みやすいビールよりガツンと強いビールでなくちゃという辛口な諸兄姉には「ミャンマービール・ダブルストロング」。アルコール度数9.9%とビールにしてはかなり高い濃い味が口にガツンと当たって来る、体当たりのようだ。だが、後味は不思議なほどスッキリしていて飲みやすい。ビールの苦みが好きな方にはこちらがオススメ。スーパーで大瓶640mlが1400チャット=約140円と、300チャット、ダブルストロングの方が高い。

 正直、ミャンマーで美味しいビールが飲めるとは思ってもいなかったのが本音だ。
よく考えると、現在自分の東南アジア2位ビア、アンコールビールのカンボジアも、最初はビールが美味しいというイメージは皆無だった。そして、ミャンマーとカンボジアは両国とも他国からは戦争と社会主義のイメージを持たれている国だ(もちろん実際に行ってみるとイメージが変わるが)。過酷な国歴の中で「国民の楽しみ」としてのビールが成熟して、美味しいビールが生まれたのだろうか。あくまで自分の推測と妄想に過ぎないが、そう思えてくる 。

■情報提供
五十嵐圭
2011年4月に会社を辞めて半年間のバックパック旅行中。
初めての一人旅に戸惑いながら東南アジアを中心に
フラフラと移動しています。
ブログ:つれづれ報告書
http://turedure2006.blog.so-net.ne.jp/