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まえがき

 2011年6月、JR東日本が、「JR東日本パス」というJR東日本全線の新幹線、特急列車などすべての列車の普通車自由席が選択利用日に限り1日乗り放題となるきっぷを発売した。このきっぷは、期間限定であり、6月、7月のうちの各1週間限りの発売、利用であった。私は、利用日の1つである6月12日、日曜日に、大宮駅から長野県と新潟県を旅行した。
 主な見学先は、篠ノ井線の姨捨駅のスイッチバックと同駅のホームから見える絶景である棚田や弥彦駅、燕三条駅である。最後には、2011年3月に登場した新幹線「はやぶさ号」にも乗車した。
 今回の旅行のテーマは、「歴史と景色」である。前述の通り、姨捨駅からは、絶景である棚田が見られるが、駅の近くにある冠着山(姨捨山)は、古典(大和物語)にも登場する通り、かつて棄老伝説があった地でもある。また、姨捨駅から眺められる善光寺平は、川中島の戦いの戦地となった。燕三条駅は、1982年の上越新幹線開業時に新幹線と弥彦線との交差部に駅が設置され、地域の拠点となった地である。また、最後に乗車する新幹線「はやぶさ号」は、東北新幹線で初めて300km/hでの営業運転を行なう車両であり、1964年の東海道新幹線開業時に騒がれていた「夢の超特急」という言葉でJR東日本が改めて表現した列車でもある。「21世紀の夢の超特急」である。
 今回の旅行では、過去の古典や歴史の舞台と訪れると同時に、時代の進化を象徴する乗り物に乗り、かた、山や谷や海の絶景を見れるというまさに、「歴史と景色」の旅である。
 これをもって、まえがきとする。

2011年8月

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最終更新日 : 2011-08-02 12:48:26

出発~長野駅

   
 
 いよいよ出発である。左は、今回の旅でファーストランナーとなる新幹線「あさま号」、右は、その車内である。案外すいてる・・・。高崎までは、比較的街中を走る。


高崎駅通過直前、高崎の市街地が車窓に現れた。シルバー色の大きな市庁舎が車窓を美しく飾ってくれる・・・。
高崎を過ぎるといよいよ山中に入っていく。この先、碓氷峠があり、30‰の急なこう配となる。長野新幹線が開通する前、信越本線が高崎から長野方面へと繋がっており、横川駅と軽井沢駅の間は66‰のアプト式のこう配であり、機関車を重連していたという。新幹線開通と引き換えに、現在、この区間は廃止となり、高崎駅と横川駅の間のみJRのまま残っている。横川駅の駅前には、碓氷峠鉄道文化むらがあり、当時の様子を物語っている。


いよいよ信州に突入!


無事長野に到着!

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最終更新日 : 2011-08-02 19:24:49

長野到着~リゾート列車乗車

  

長野駅駅舎(左)と長野駅前(右)

 これから、ハイブリッド気動車である観光列車「リゾートビューふるさと」に乗る。乗車区間は、長野駅から姨捨駅までの間で、途中に停車駅は無い。
  

リゾートビューふるさとの指定席券(左)とホームに停車中の列車(右)

  

列車の全面(左)と車内(右)

  

運転席から見た景色、発車後はパノラマ風景となる(左)、発車後の自席からの車窓(右)


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最終更新日 : 2011-08-02 19:34:57

姨捨駅

 列車は、姨捨駅に到着した。ホームには、続々と人が降りたった。この駅から見る眺めは格別である。
 ホームにある展望台からは、善光寺平や棚田を見渡せる。
 この善光寺平は、かつて、川中島の戦いの戦場となった。また、大和物語にあるように、有名な棄老伝説もある。
 駅を降り、近くにある長野自動車道の姨捨サービスエリアにも寄った。ここから見える夜景は夜景100銭選に選ばれている。
 まさに、歴史と昔話と絶景の3つの要素が揃った地である。
 また、姨捨駅は、険しい山の中に造られたため、「スイッチバック」方式をとっている。本線とは外れた位置に引き込み線のような線路と駅を設置し、停車する列車は、引き込み線に入って駅に停車する。引き込み線に直進できる場合は、駅を出るときに、後向きに発車し、本線をしばらく逆走し、再び向きを変え、先に進む。引き込み線に直進できない場合あは、本線と引き込み線との分岐点近くで一旦停車し、向きを変え、引き込み線に入っていく。発車時に、本来の進行方向に戻る。
 これを加えると、4つの要素となる。
  
姨捨駅展望台からの景色(左)、スイッチバック駅の本線(右)

  
駅名票(左)、棄老伝説の話が書かれた看板(右)

  
姨捨サービスエリア(左)、姨捨バスストップ(右)
  
姨捨サービスエリアからの景色(左)、姨捨サービスエリア駐車場(右)

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最終更新日 : 2011-08-04 19:52:25

スノーモンキー

  
 上の画像は、長野電鉄で運行されているスノーモンキー号である。車両は、JR東日本の空港アクセス特急、成田エクスプレスの車両のうち、転属されたものが使われている。外見、車内とも大きな変化はない。若干スノーモンキー号のロゴなどが追加されたが・・・。長野駅から湯田中駅までの区間などを結ぶ特急列車でである。
 他にも長野電鉄には、元小田急ロマンスカーの車両を使った特急列車も走っている。

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最終更新日 : 2011-08-04 21:43:57


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