閉じる


美しき糸

美しき糸

 

 

 

 

もがいては いけません

ただ

じっとしていては そのまま朽ち果てるだけだけど

 

今は

もがいては いけません・・・

 

もがけば もがく程

その糸は絡まって ただ苦しみが増すだけなのです

 

どうせ抜け出せないのなら

今はただ じっとしていればいい

 

抜けるような蒼い空

小鳥のさえずり

 

自由のきかない そのままの身体で見つめてごらん

 

いつもと違う様子(けしき)に映るよ

 

ただ追われるだけの時間に

そろそろ嫌気がさしてたんだろ?

丁度都合がいいじゃないか。

 

ほら

 

今気がついただろう?

心はこんなに自由だったって事が

 

おっと・・・

もうすぐ主(あるじ)が帰ってくる時間だ

 

君は最後に何を想うんだろうね

あの女郎蜘蛛に甚振られながら

生命(いのち)が消える瞬間に

 

今は 

あの娘が君を遠くから想ってくれる事を望むのか・・・

 

あの蜘蛛の顔が あの娘だと知るその前に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最高の贈りモノ

最高の贈りモノ

 

 

 

 

嫉妬は

憧れと憎しみが交差して 培われるものらしい

 

そんな邪悪より 快楽を貪ればいいものを・・・

 

疑惑は

どんな時に生まれるんだろう?

 

それなら相手の心を覗こうとする

浅はかな考えは お捨てなさいな

 

 

憎しみは女を強くするならば

そんな強さを お好みか?

 

弱いのですよ私(わたくし)・・・

そう

強さは あなたがくれたモノ。

 

意味は おわかりでしょうに・・・

 

 


戯れの果てに・・・。

戯れの果てに・・・。

 

 

 

 

戯れに恋をして

 

戯れに抱かれ

 

その果てに愛を知った。

 

本当は最初から奪うつもりだった・・・

 

冷酷な目

冷めた心

 

温かい唇は何を求め さ迷うの?

 

あたしの身体は冷たくて

抱けば抱く程 熱くなり色づく・・・

 

凍りついたままでなきゃ溢れだす想いを隠せない

 

だから声を出さないで

何も言わないで・・・

 

心の空洞に

その声は優しすぎるから

 


春の風

春の風

 

 

 

 

蒼き幼い風を頬に感じながら

季節が巡り咲いた華をも

ただ・・・愛でるだけ

 

ならば 

わたしは蕾のままでいることは

儚き夢と諦めて

 

美しく咲き誇る華となり

手折られる日を夢みよう~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


わたしじゃない あなたへ~

わたしじゃない あなたへ~

 

 

 

 

もし翼が折れたなら

折れた翼で飛べる場所(ところ)まで行き

違う生き方を選んでみればいい

 

 

もし身体が傷ついたなら

傷ついた身体を休め

傷が癒えるのを待てばいい

 

 

もし夢破れたのなら

違う夢をみればいい

 

 

そうやって自分の事ならコントロールできるのに

どうしてわたしは何もする事が できないんだろう・・・

 

たとえば黙って寄り添う事ができたとしても

私は彼女とは違う

 

あなたの傷は癒せない・・・。

 

 

 

 



読者登録

弥馬都_YAMATOさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について