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巣立ち

巣立ち

 

 

 

 

僕は気がついていたよ・・・

 

君の髪の香りが少し変わった頃から。

 

僕は気がついていたよ・・・

 

君が僕の名前を呼ばなくなった あの夜に

 

僕は気がついていたよ・・・

 

君が何も言わないで僕の前から去ろうとしているのを

 

僕は今、気がついたんだ・・・

僕が愛してるのは君一人だというコトを

 

君が飛び立つ朝に・・・

 

 


禁断の果実

禁断の果実

 

 

 

ハート型のピッツァを作って

 

ワザと焦がした日曜日

 

私のハートが黒焦げになる前に

 

先に焦がしたハートのピッツア

 

 

トッピングは甘いあまいカスタードクリームと林檎

 

焦がしても

甘さは少し残るように

 

あなたがくれた

禁断の果実を添えて・・・。


まる。

まる。

 

 

 

 

ハッキリ物言う性格だから

 

その言葉に角があるって

周りから言われてた

 

本当は とても泣き虫で

弱っちいのに・・・

 

あなたの生み出すメロディーや

あなたの声

あなたの穏やかな優しさで

 

私は少しま~るくなった。

 

ま~るくなった私のハートは

 

一杯いっぱい笑えてるよ

 

そして

ま~るくなった私のハートは

 

あなたのいる方へと

コロコロ コロコロころがっていく~


紅い海

紅い海

 

 

 

 

生温かい紅い紅い海の中

 

まるで母の胎内にいた頃のように

ま~るくなって膝を抱え

 

波の音を聴きながら

 

眼に映る青い青い空と

透き通るような藍い海の色を

ただ ぼんやりと眺めていた

 

僕の身体から流れ出る

 

生きた証

 

生まれた証

 

紅い紅い証・・・

 

埋まらない心

 

空洞な心

 

愛した記憶

 

愛された記憶も

 

もう

どうでもいい昔のコトのようだね

 

白い白い砂浜が

 

紅く紅く彩られていくよ

 

やがて その血潮は

 

僕の眼に映る美しい色と混ざり合い

 

だんだん冷たくなっていく

僕の身体を包み込む

 

痛みも快楽も

もう何も感じない

 

ねぇ

最期まで眼を開けてちゃいけないかい?

 

僕の身体を包み込む

紅い紅い美しい海が

 

どす黒く変わっていく瞬間を観るために・・・。


線香花火

線香花火

 

 

 

 

お気に入りの浴衣着て

 

あなたと行った夏祭り

 

繋いだ手を引っ張って

 

     カランコロン

 

って下駄の響かせ

 

祭りの人込み抜け出した

 

 

さっき買った線香花火

 

二人だけの花火大会

 

     パチパチ パチパチ

 

小さな火花

 

ねぇ~

気づいてる?

 

最後に火玉が落ちる時

 

小さく

      キュン

 

って鳴るんだよ

 

その声は

あなたを近くに感じる

わたしのハートのトキメキ

 

 

花火に照らされたわたしの頬が

 

幸せ色に

さらに紅く染まってく

 

毎日毎日 あなたに恋する

 

わたしのハートが染め上げられるように~

 



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