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クロスワードラブ



「逢いたい」が言えなくて
僕はその日を迎えた

「行かないで」が言えないで
君はその日を迎えた

偶然のような毎日
クロスワードパズルの日々
すこしずつ
でも確実にうめられていく
スキマに
そっとすべりこんで

僕らは出会った

僕に欠けていたモノを君が持っていたから
君がほしがったモノを僕がもっていたから

必然に
僕らは出会った

そうして
すべての空白が埋めつくされるまで
すべての意味が解き明かされるまで

愛は静かに答えを待っている



Dead or Love



愛はつかのまのゲーム
勝つか負けるか
獲るか獲られるか

身代わりはいない
負けたらそれまでのサバイバル

嘘つきだって?
当然さ

だって僕は負けたくはないんだもの
僕には君が必要さ

君にとって僕が必要じゃないとしたって
僕には君が必要さ

だから
僕は勝たなきゃいけないんだ
どんなことをしてもね




夜の空



青い青い夜
君とふたりで
夜を見上げて
子供のように笑った

解説者のいない夜空に
物語をかさねて
ふれあう距離
月が恥ずかしがって
雲間にその身を隠すと
僕らの星が輝きはじめた

星たちの会話
言葉のない会話
ひそやかに流れだし
青い青い夜
ずいぶんとにぎやかそうだ

百年前にも同じように
千年前にも同じように
きっと
ふたりは
こうして
夜を見上げていたんだ

青い青い夜
君とふたりで
このまま
夜を見上げていたいなあ





月と夜のカラクリ時計



月をふくらませ
屋根の上
まんまる目玉を光らせた
鈴の音が路地裏をぬけていくと
伸びていく影は闇にとけ
やがて
いちめん
夜のマントにつつまれた

君のためのラブソング
口笛吹いて踊りだす
夜のカラクリ時計
誰も見てやしないのに
ここへおいでと歌ってるんだ

追いかけるように逃げていく
逃げるように追いかけていく
月の裏側をのぞきこんだなら
いっしょにいけるかい?
夜明けまで
月の陰りを数えながら



時の片道切符





時の片道切符
並べてみても
戻っては来れないから

君と行きたい
君と生きたい

この片道切符で
いけるとこまで







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