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第一話「山崎」 添書

 加藤清正の最初の正室は近江の土豪、山崎片家の娘だった(参考:水野 勝之『加藤清正「妻子」の研究』)。名前は現段階では判明していないようだ。「お熊」「熊姫」としたのは筆者の創意による。

 山崎氏の所領である山崎は、現在の滋賀県犬上郡。
犬上郡から少し離れるが、彦根市清崎町の近江山崎城が山崎片家の居城だったと考えられている。
 藤堂高虎の出身地である藤堂村は現在の滋賀県犬上郡甲良町在士にあたり、彦根市清崎町まで 5km ほど。
隣村と呼んでさしつかえないと判断した。
 藤堂高虎と山崎片家の娘に面識があったとしたのは筆者の創意による。

 羽柴秀吉が長浜に入ったころの藤堂高虎は、浅井家を出て阿閉貞征、磯野員昌、織田信澄といった主君のあいだを転々としていた時期。浪人していたという記録はないが、出奔から新たに召抱えられるまで短い求職期間があっても不自然ではないだろうと判断した。 …… 2011-07-01

本作では、高虎が姉川の合戦の褒美にもらった品を弓としたが、「高山公実録」によれば褒美は太刀であったという。 創作上の工夫ではなく、執筆時にはまだ「高山公実録」を読んでいなかったため。ご容赦願いたい。 …… 2012-11-19


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