目次
はじめに
1~30
スピーシーズ・種の起源
ゲッタウェイ
悪魔のような女
ウエストサイド物語
アルマゲドン
ジャッジ・ドレッド
模倣犯
心の旅路
エレファントマン
MI2
クリムゾンリバー
エントラップメント
砦なき者
呪怨
ゴッドファーザー
グリース
リーサルウエポン3
破線のマリス
スターウォーズ・帝国の逆襲
ターミネーター
踊る大捜査線THE MOVIE2・レインボーブリッジを封鎖せよ
ナインハーフ
ターミネーター2
動乱
ターミネーター3
少林サッカー
ソドムの市
ダーティハリー
ゴッドファーザーパートⅡ
スターウォーズ
31~60
A.I.
オーシャンズ11
さくや妖怪伝
ダーティハリー2
LAコンフィデンシャル
雲霧仁左衛門
ダブルボーダー
イレイザー
悪魔を憐れむ歌
マキシマム・リスク
黄金の七人
妖怪大戦争
バットマン
バトル・ロワイアル
ザ・ロック
アマデウス
吉原炎上
バットマンリターンズ
ホワイトアウト
12モンキーズ
ザ・ワン
京極夏彦「怪」・七人みさき
バットマンフォーエバー
ロストボーイ
バーティカルリミット
シャークテイル
シックスセンス
シックスデイ
ゾンビ
13日の金曜日
61~90
催眠
オールザットジャズ
ホワイトナイツ/白夜
将軍家光の乱心・激突
あずみ
必殺
オリエント急行殺人事件
そして誰もいなくなった
犬神家の一族
理由
悪魔の手鞠歌
ルームメイト
ウインドトーカーズ
タップ
ナイル殺人事件
里見八犬伝
皇帝のいない八月
情婦
大脱走
ウイロー
半落ち
ブロークン・アロー
燃えよドラゴン
片腕ドラゴン
イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
新生トイレの花子さん
ピースメイカー
僕の彼女を紹介します
エンゼルハート
ヒート
91~120
スカーフェース
ミッドナイトクロス
スターウォーズ・ジェダイの復讐
スパイダーマン2
暗殺者
フロム・ダスク・ティル・ドウン
裏窓
ロープ
スネーク・アイズ
エネミー・オブ・アメリカ
メン・イン・ブラック
メン・イン・ブラック 2
ジュラシック・パーク
ロスト・ワールド ジュラシック・パーク
ジュラシックパーク3
少女たちの遺言
ラスト・アクション・ヒーロー
レイダース・失われた聖櫃
ディープブルー
パルプフィクション
ブギーポップは笑わない
パラサイト・イヴ
炎の少女チャーリー
クロスファイア
座頭市
シャイニング
キャリー
女王蜂(ネタバレ注意)
白昼の死角
ウルフェン
121~150
ブレイド
ロミオ・マスト・ダイ
フライトナイト
十二人の怒れる男
狼男アメリカン
トワイライトゾーン・超次元の体験・第一話
E.T.
トワイライトゾーン・超次元の体験・第二話
ハウリング
トワイライトゾーン・超次元の体験・第三話
マッドマックス
トワイライトゾーン・超次元の体験・第四話
ハリー・ポッターと賢者の石
フライトナイト2 バンパイアの逆襲
世にも奇妙な物語 映画の特別編 第一話 雪山
世にも奇妙な物語 映画の特別編 第二話 携帯忠臣蔵
世にも奇妙な物語 映画の特別編 第三話 チェス
世にも奇妙な物語 映画の特別編 第四話 結婚シミュレーター
ブレイド2
ジェイコブス・ラダー
危険な情事
ゲーム
プラトーン
インビジブル
エボリューション
フラットライナーズ
セブン
エイリアン3
パニック・ルーム
サドン・デス
スターウォーズ・エピソード2・クローンの攻撃
ペリカン文書
レッド・サン
シルミド
グレムリン
ダイヤルM
151~180
劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション・烈空の訪問者デオキシス
タワーリング・インフェルノ
ブルース・ブラザーズ
ウルトラマンティガ・ファイナルオデッセイ
レインメイカー
海猫
フェイス・オフ
トゥームレイダー
ゴッドファーザー PARTⅢ
ふたり
スターゲイト
ウォータ-ボーイズ
少林寺
スターウォーズ・エピソードⅢ・シスの復讐
キス・オブ・ザ・ドラゴン
親指スターウォーズ
親指タイタニック
タイタニック
ウォール街
スペース・バンパイア
ラストサマー
ダイハード3
火垂るの墓
マトリックス
イージー・ライダー
ラスト・ワルツ
レイジング・ブル
ラストサマー2
仁義なき戦い
仁義なき戦い・広島死闘編
181~210
仁義なき戦い・代理戦争
仁義なき戦い・頂上作戦
仁義なき戦い・完結編
GODZILLA・ゴジラ
その後の仁義なき戦い
機動戦士ガンダム
機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
ポルターガイスト
ウルフ
ザ・フォッグ
チャイルド・プレイ
ダイナソー
トリック・劇場版
K-19
着信アリ
直撃地獄拳・大逆転
ア・ホーマンス
スパイ・ライク・アス
ブレス・ザ・チャイルド
おこげ
48時間
誘う女
ゴジラVSキングギドラ
ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ・光の国の戦士たち
アサシン
ニキータ
キンダーガートン・コップ
男たちの挽歌
魔女の宅急便
211~220
8mm
トゥモロー・ネバー・ダイ
黄泉がえり
バック・トゥ・ザ・フューチャー
D.N.A.
ザ・リング
レプリカント
東京タワー
ガメラⅢ・邪神(イリス)覚醒
明日に向かって撃て
インターバル

閉じる


211~220

8mm

1999年アメリカ映画

監督 ジョエル・シューマッカー

主演 ニコラス・ケイジ、ホアキン・フェニックス、ジェームス・ガンドルフィーニ

ニコラス・ケイジさま主演のサスペンス。私はこの映画見ています。間違いなく見てる。見てるんだけどお。かなり印象薄い。面白くなかったわけではないんですが、悲しいくらい印象に残っていない。

時期的には「スネークアイズ」と同時期に見ました。ビデオ屋さんで、「スネークアイズ」と「8mm」どっちを見ようか迷った記憶があります。結果、面白かったのはやっぱりデ・パルマ監督の「スネークアイズ」。私の記憶の中ですごく不遇な立場にある作品です。
ニコラス・ケイジは刑事だったと思います。探偵かもしれんなあ。ルポライターかもしれない。なんせ謎を追いかける側の人です。

ってここまで書いて、あまりにも不親切な記事だなと思って、ウィキペディアで調べましたら、ニコラス・ケイジさま、探偵でございました。

彼が実際に起きた殺人を録画した8ミリフィルムを手に入れてしまうことが事件の発端だったような、そうじゃなかったような。ここまで設定の記憶があやふやな映画も珍しい。

で、ウィキペディアで調べましたら、実際の殺人が記録されたスナッフフィルムに関する調査依頼を彼が受けたことが事件の発端だったようです。

でも頼みの綱のウィキペディアもこのへんまでしか書いてないんですわ。

ウィキペディアにも見放された悲しい映画なのね、これ。

それというのも理由がありまして。かなり怒りながら、なおかつかなり激しいツッコミ入れながら見ていたことだけは覚えているのですよ。確かケイジさまが容疑者を特定するに至る論理にかなり無理があった。ええーって推理。で、犯人の意外性とかもあまりなかった。「犯人がこいつやったら、おもろないなあ。こいつやったらあまりにもおもろないから、こいつではないやろな」って思っていた人が犯人でした。そらないやろって思ったことだけ覚えています。
まあこんなことばっかり書いていてもしかたないので、皆様機会がありましたらたっぷりお楽しみくださいませ。
さあて次回は、「トゥモローネバーダイ」のご紹介でございます。


トゥモロー・ネバー・ダイ

1997年イギリス・アメリカ合作

監督 ロジャー・スポティスウッド

主演 ピアース・プロスナン、ジョナサン・プライス、ミッシェル・ヨー


007シリーズ第18弾。ほんまようやりますなあ。ショーン・コネリーさま、ジョージ・レイゼンビーさま、ロジャー・ムーアさま、ティモシー・ダルトンさま、で、このあとのダニエル・クレイグさま。そんなもんでしたっけ。ボンド役者って。あと一人か二人おったような気もしますが。本作はプロスナンさま版ボンドの二作目になります。
第三次世界大戦を勃発させ、そのスクープをわがものにしようと考えるメディア王プライスさま。ボンド=プロスナンさまがこのメディア王に挑みます。今回のボンドガールはミッシェル・ヨーさま。登場のしかたが実にインパクトたっぷり。
そもそも第三次世界大戦になりそうになったのは英国艦が中国軍に攻撃されたからでありまして、中国側もイギリスと同じようにプライスさまのところに諜報員を送り込んでいたわけですな。

それがミッシェル・ヨーさまでございます。中国の諜報員だから何でもありでございます。すくなくともアジア系の人はどんなとんでもないアクションをするかわからないってイギリスの人は思ってるんだろうな。あのねえ。アジア人ってみんなニンジャなんかじゃないし、カラテ使えるわけでもないんですが。まあええか。
007って、盛り上がるわりには悪漢が死ぬところはイマイチって思っているのは私だけでしょうか。「ロシアより愛をこめて」の二人(ロバート・ショーさまとその上司のおばさん。二人とも強烈でした)の悪漢との対決シーンがあまりにもすごかったので、どうしても比べてしまいます。けっこう頑張ってた「黄金銃をもつ男」のクリストファー・リーさまも、今思えばあっけなかったし、リチャード・キールさまにすっかり食われてしまったクルト・ユルゲンスさまもクリストファー・ウオーケンさまもソフィー・マルソーさまも、けっこうあっさりやられています。これってどうなんやろ。今回のジョナサン・プライスさまはどんな死に方するんでしょうね。結果はDVDでお確かめください。
次回は邦画です。「黄泉がえり」です。


黄泉がえり

2002年TBS作品

監督 塩田明彦

主演 草彅 剛、竹内結子、石田ゆり子、哀川 翔、山本圭壱


普通に考えると、ホラーな状況だと思うんですよ、百パーセントホラーです。死んだはずの人が甦るわけですから。でもね。その死んだ人が、自分が一番愛していた人だとか、自分を一番愛してくれていた人だったら、その状況はホラーじゃないです。スティーブン・キングさまが「ペットセメタリー」で描いた世界を逆手にとったようなお話。「ペットセメタリー」は愛した人がモンスターになって帰ってくるって設定のホラー。ジョージ・A・ロメロさまの「ゾンビ」でも、愛する夫がゾンビとなって甦って、その夫に抱きついたら肩口食われちゃった、みたいな悲しい女性のシーンがありましたが。
福岡で死者の甦り現象が次々と報告されます。その甦りにはちゃんとした意味があるわけですが、映画ではちょっと説明不足。原作にはそこいらの設定がかなり詳しく書き込まれています。
以下はネタバレ注意です。まだ見てない人はここから先読んだらだめですよ。主人公の竹内さまは実は死んでいて、甦った人です。哀川 翔さまもそう。他にもたくさん甦った人がいます。その人たちは、自分たちはやがて消えてくのだってことに気づいています。甦ったつかのまの時間。その時間の間に、生きている人には何ができるのか、死んだ人は何が残せるのか。そういったことが丁寧に描かれていきます。私も実は亡くなった父に会いたかったりします。父が甦ったら、あのことこのこと、謝りたいことたくさんあります。死を選んだ友人にも会いたい。会って、力になれなかったことを謝りたいです。

映画ではみんなそんな小さな感情をたくさん抱えながら、生きていきます。やがて「その日」がくる。甦った人たちが一斉に消える日です。甦った人たちは自分がその日に消えることに気づいています。これはこれで辛いなあ。なんか、この世に残したいろんな感情が爆発しそうな気がする。
映画はこの「黄泉がえり」現象にはっきりとした説明をつけないまま終わります。
このお話はあくまでもファンタジーですが、涙なくしては見られない素敵な作品にしあがっています。柴咲コウさまが歌う主題歌もまた涙を誘いますねえ。あと田中邦衛さまがすごくいいです。是非ご覧いただきたいと思います。
さあて。次回は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でございます。
 


バック・トゥ・ザ・フューチャー

1985年アメリカ映画

監督 ロバート・ゼメキス

主演 マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、クリスピン・グローバー


今では知らない人のほうが珍しいスピルバーグさまプレゼンツの超大作。時間を題材にしたコメディータッチのSFアクションムービーです。USJのアトラクションの元ネタとしてもひたすら有名な傑作です。
ドク=ロイドさまがタイムマシンを発明します。スーパーカー「デロリアン」を改造し、ビジュアル的にもかっこいいタイムマシンが誕生するわけです。マーティ=フォックスさまはダメダメ系高校生。調子は良いがギター以外の取り柄がない。「Chicken」なんで呼ばれると逆上して喧嘩でも決闘でもやってしまう単細胞青年。父はダメ親父。幼馴染ビフにこき使われる弱虫。ロイドさまとフォックスさまは何故か仲良し。タイムマシン完成後の実験をしていたところ、テロリストに襲われ、ロイドは撃たれてしまいます。デロリアンに逃げ込んだフォックスさまはテロリストから逃げるために車を走らせます。そこでタイムマシンが作動し、フォックスさまは過去の世界へ。父と母が初キスを交わした卒業パーティの直前にタイムスリップします。しかししかし。フォックスさまは母に一目ぼれされてしまいます。もし卒業パーティで二人がキスしなければ、自分は生まれないことになってしまいます。かくしてフォックスさまは、自分の父母のキューピットになるべく奔走することになります。
出演者がとにかくみんな達者です。この人選が作品を成功させたと考えていいと思います。フォックスさま・ロイドさまはもちろん、父・母・ビフ、それぞれに芸達者。さすがにとても面白うございます。
さて。次回もSFです。H・G・ウエルズ先生原作、マーロン・ブランドさま、ヴァル・キルマーさま主演「DNA」でございます。


D.N.A.

1996年アメリカ映画

監督 ジョン・フランケンハイマー

主演 マーロン・ブランド、ヴァル・キルマー


H・G・ウエルズさま原作の「モロー博士の島」の三度目の映画化です。南海の孤島で繰り広げられる遺伝子操作の実験。繰り返される実験のその果てに何があるというのでしょうか。
出演者欄にマーロン・ブランドさま、ヴァル・キルマーさまと書いていますが、残念ながらどちらも主人公ではありません。主人公は知らない役者さんでした。って、書くんやったらちゃんと調べとかんかいって怒られそうですが。

実は私、このマーロン・ブランドさま版よりもこの前の映画化、バート・ランカスターさま版の「ドクターモローの島」のほうがお気に入りでございます。今回ってね、「DNA操作」とか「遺伝子工学」みたいな先端技術で理論武装しすぎて、ちょっと雰囲気おかしくなっちゃったって思うのです。んで「人」「神」「獣」なんて哲学的なキーワードを押し出しすぎちゃった。
ブランドさまは遺伝子工学の権威。キルマーさまはその助手です。彼らは南海の孤島で実験を繰り返します。彼らは動物のDNAを操作し、二本足歩行ができ、言葉を話すことができる動物を大量に創造します。あろうことか彼らの神として君臨し、絶対的支配者として暮らしています。なんかいきなりブルーになる設定ざんしょ?長く続くわけないです。こんな体制。心配通り王国は破綻します。王国のルールに「殺してはいけない」というものがありまして、獣人のうち一体がその禁を破って仲間を殺してしまう。ブランドさまたちがそいつを処罰しようとしたとき、みんな気づく。何故支配者は獣人を殺しても罰を受けないのか、ということに気づきます。あわわ。そこから獣人たちの暴走が始まります。
ラストのドンデン返しはランカスターさま版のほうがよかったです。ランカスターさま版は「獣を人間化させる薬」「人間を獣化させる薬」がキーワードになっていたため、作風がいくぶんおおらかだったような気がします。
次回は鈴木光司原作のUSA版「ザ・リング」のご紹介でございますです。


ザ・リング

2002年アメリカ映画

監督 ゴア・バービンスキー

原作 鈴木光司

主演 ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン


鈴木光司さま原作の「リング」のUSA版「ザ・リング」です。

「ゴジラ」のUSA版リメイクは明らかにイマイチだったですが、こいつはけっこうがんばっていました。でも謎解きの見事さは邦画の松嶋菜々子さま・真田広之さま版のほうがあきらかによかったです。高橋克典さま版もよかったですよね。USA版はちょっと大味な感じ。本筋とは別の「恐がらせるエピソード」を重ねすぎて、物語展開に大事なエピソードがおろそかになってしまった感がありますなあ。
基本となるストーリー展開は日本版と同じ。あるペンションの一室に一本のビデオがありまして、そのビデオを見た人は七日後のその時間に死んでしまう。まず四人の若者が死にます。ワッツさまは死んだ若者の知り合いです。若者が死んだ理由を探るうちに、ワッツさまはそのペンションに行き、問題のビデオを見てしまいます。彼女はビデオを分析しようと親友に見せる。そしてデッキの近くに置いてあったビデオを、彼女の息子が見てしまう。おお、えらいこっちゃ。ここから先はひたすら謎ときですが、井戸を捜しあてるあたりで、テレビがひとりでにスイッチが入ったり、井戸の周囲の床のネジが勝手にゆるんだり、とかの描写が、なんかアメリカやなあって感じました。ポルターガイストっぽいなあと。日本ものだといきなりドスンって床が落ちる描写にするだろうに、って思いました。
ラストもなんかアメリカ的。ほとんど余韻を残さずストンと投げ出すような感じでした。日本ホラー韓国ホラーはちょっと余韻残すのに。国民性でしょうか。
次回はジャン・クロード・バン・ダムさま主演の「レプリカント」をご紹介します。


レプリカント

2001年アメリカ映画

監督 リンゴ・ラム

主演 ジャン・クロード・バン・ダム、マイケル・ルーカー、キャサリン・デント


レプリカントって言葉は「ブレードランナー」の作品の中での造語だと思っていたのですが、こういうふうに普通に使われていい言葉なんですね。ってよく考えたら、「レプリカ」って言葉もあるから、けっこう普通の言葉なのかもしれない。それにしても肉体派の役者さんって、自分対自分って作品よく作りますよね。ジェットリーさまも「ザ・ワン」みたいな映画撮ってましたもんね。
若い母親を狙った連続殺人事件が起こります。犯人はバン・ダムさま。三年以上にわたって犯行を続けています。アメリカの国家安全局は、犯人の毛髪から採取されたDNAを使って犯人のクローン・レプリカントをつくり、彼を使って犯人逮捕しようとする。これは国家の機密プロジェクトだったわけですな。国家安全局は、彼の記憶の中に眠っている殺人鬼の記憶をひきだそうとします。

レプリカントのパートナーというか、お守りに抜擢されたのは警察を退職したばかりのルーカーさま。クローンバンダムさまは未完成な段階でこの世界に放り出されたため、言葉などが未発達。はじめのうちはオウム返ししかできない。やがて少しずつ独自の思考や言葉をもちはじめます。クローンバンダムさまの断片的な記憶をたどり、刑事ルーカーさまは少しずつ犯人バンダムさまに近づいていきます。そしてやっぱりこうなるんですな。犯人バンダムさま対クローンバンダムさまの対決でございます。長髪のワルバンダムさまもけっこうかっこよござんす。悪役けっこう似合いそうですね。
さて次回は黒木瞳さま・岡田准一さま主演の「東京タワー」でございます。


東京タワー

2006年東宝・日本テレビ作品

監督 源孝志

原作 江国香織

主演 黒木 瞳、岡田准一、松本 潤、寺島しのぶ、平山あや、銀粉蝶、石橋蓮司、宮迫博之、岸谷悟郎、余 美貴子

人妻と青年との恋愛を描いた物語。人妻は黒木さま。若い青年は岡田さま。黒木さまの夫が岸谷さま。黒木さまと岡田さまは東京タワーが見える部屋で愛し合い、ベッドでじゃれあいます。平日の午後四時ごろの、彼女からの電話を待つ岡田さま。自分からは電話ができない。待つことは苦痛じゃない。それ以上の価値が見つけられないと彼は考えています。うおおおお。ごっついええかも。
黒木さま岡田さまの恋愛と並行して、松本 潤さまと寺島しのぶさまの恋愛が描かれます。寺島さまの夫は宮迫さま。夫の母・銀粉蝶さまと暮らしています。そんな寺島さまに松本さまは言います。「俺のこと『はけぐち』にしていいよ」寺島さまは答える。「ブレーキが壊れそうでこわい」いやあ、映画って本当にいいもんですね。

で、松本さまと寺島さま、します。それと並行して、黒木さまと岡田さま、します。で、また、寺島さまと松本さまがして、黒木さまと岡田さまがします。
いやね、そやからね、ええやないですか。しても。ほっといたりいな。
でもこの映画は台詞を聞いてほしいですね。さすが女流作家が書いた恋愛小説の映画化ですね。ほんと、どきっとするような台詞がバンバンでてきます。そうなのか。こういう台詞書かないといけないのか。ちょっと勉強させていただきました。ラストもこの前に見た「海猫」のような悲惨さはなかったです。というか、むしろ後味が良い恋愛の形かもしれません。
さあて。次回は「ガメラⅢ・邪神降臨」でございます。


ガメラⅢ・邪神(イリス)覚醒

1999年大映作品

監督 金子修介

主演 中山 忍、前田 愛、津川雅彦、本田博太郎、生瀬勝久、蛍 雪次郎


いやあ、平成ガメラ。なかなかいけてると思うのは私だけでしょうか。平成ゴジラはちょっと拒否反応がでたわけです。だっていきなりスーパーXとかでてくるんだもん。んでその次に出てくるのはビオランテだし。まあね、ビオランテ以降は許そうかな。VSキングギドラを除く。でも私的にはメカゴジラの新設定とか、G細胞が基になってビオランテだとかスペースゴジラだとかメガギラスだとかデストロイアとかが生まれるって作品世界は許します。モスラも許す。作品世界としては、神話にゴジラの物語を挿入した「ゴジラ・モスラ・キングギドラ・バラゴン編」が一番好きだったりします。
さてガメラ。これはもう神話世界をまんまいただき、みたいなシリーズになっております。勾玉とかがバンバンでてくる。ギャオスとかも、第一作以降普通に出てくるし。
えっと。イリスが何なのか、そこいらの説明部分を家事しながら見てて、しっかり見てなかったのでよくわかりません。ごめんなさい。ギャオスとエイリアンとの融合体とか、ギャオスの突然変異とか、そういう風に捉えたらいいんじゃないでしょうか。主人公の少女前田さまは、これまでのエピソードでガメラと怪獣が戦ったときにカメラマンの父と、いっしょにいた母を亡くしています。彼女はガメラが憎くてたまらない。ガメラはこの作品世界では「神の使い」っぽい。あるいは病む地球からのメッセンジャーかな。ガメラが戦う相手は、地球の生態系を壊すっぽいギャオスが主ですから。で、やっぱり人間の味方って設定です。イリスはほとんどエイリアン。なんかポケモンのデオキシスに似てるイメージです。イリスは洞窟で前田さまに拾われ、前田さまの精神と感応しながら大きくなり、やがて怪獣となってガメラと戦うことになります。
ガメラが飛ぶ理屈って、やっぱり無理がありますよね。亀が甲羅の中に手足ひっこめたその穴から炎噴き出しながら飛ぶわけですから。科学的にはすげえ違和感のある飛び方だけど、ビジュアル的にはすごい。手足の穴から炎を噴き出し、ぐるぐる回りながら飛ぶなんて、特撮チームの腕の見せ所ですからね。
なんだかんだいいながら、実はすごく楽しみました。ところでこの映画、イリスに最初に殺されるオバカな女子大生ギャル役で、今をときめく仲間由紀恵さまがご出演されております。なんか仲間さま、精気すいとられてミイラになってたし。笑いました。
次回からちょっと懐かしい作品を集中的にとりあげようと思っています。
明日は第一弾。「明日に向かって撃て」いきたいと思います。 


明日に向かって撃て

1969年アメリカ映画

監督 ジョージ・ロイ・ヒル

主演 ポール・ニューマン、ロバート・レッドフィード、キャサリン・ロス


アメリカン・ニューシネマの傑作でございます。

あるサイトにアメリカンニューシネマとは、みたいな記述がありました。1960年代から1970年代に作られた、それまでのハリウッド的「お約束」なしの映画の総称って説明になるらしいです。

原題は「ブッチ・キャシデイとサンダンス・キッド」。そのまんまやがな。ひたすら二枚目俳優の道をつき進んでいたロバート・レッドフォードさまが大化けした傑作でございます。同時に「西部劇時代」というものに終止符を打った作品です。
お尋ね者の銀行強盗、ニューマンさまとレッドフォードさま。犯行を重ねるうちに彼らにかけられた賞金はどんどんとつりあがっていきます。二人は保安官たちからも賞金稼ぎからも追われることになります。

英語が通じないエリアでの強盗。前日に「手を上げろ」だとか「金を出せ」だとか必死で練習したりするところがなんだか笑えます。レッドフォードさまの恋人がキャサリン・ロス。ニューマンさま・レッドフォードさま・ロスさまが自転車に乗って戯れる場面があります。このバックに流れるのが「雨に濡れても」って曲。

映画音楽のベストテンとかを選ぶと、常に上位にランクインする名曲。そして名場面です。
ラストシーンもこれまた映画史に残る名場面。保安官との撃ち合いの末、二人は建物に逃げ込みます。しかしその建物には逃げ場がない。建物の中でこれまでのこと、これからのことを語り合う二人。しかしその間に彼らは軍隊に完全に包囲されます。武装した軍隊の銃口は全て建物の入り口に向けられています。そんなことを知らない二人は発砲しながら建物から飛び出します。ここで突然のストップモーション。ライフルの銃声が何度も何度も響く。おお、これぞアメリカン・ニューシネマ。
さて、次回も懐かしの名画。西部劇いきましょう。「荒野の七人」です。


インターバル

つらつらだらだらと書き進めてまいりまして。

ふと気づくと、ものすごい量の本になりつつありまして。

 

こうなってしまうと、編集やら校正やら出力やらがだんだん大変になってきました。

そうなると、読まれる皆様のほうもかなり読みにくいのではって思いまして。

 

ってことで、上下巻分冊で原稿管理させていただきます。

これが普通の書籍だとこういうこまわりきかないんだけど。

 

221番目の作品、「荒野の七人」からは下巻でご紹介してまいります。

 

それでは皆様、下巻でお会いしましょう。

 

今後ともごひいきに、よろしくお願いいたします。


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