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084

 

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朝日を見たのはいつ以来だろうか。そんな事を思うほど朝日を眺めたのは久しぶりだった。まだベットで寝ている君を起こさないようにカーテンの隙間から眩しい光を浴びる。君の隣に戻った後、白い腕がこぼれていたからそっと手を繋いだ。そんな一瞬がとんでもない魔法に感じたのは秘密。#twnovel

 

 


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旅先で急に君がふてくされた。僕が気の触る事でもしたのかと焦る。でもどうやら違うよう。話を聞いてみると今まで地元では見た事のない鳥の飛び立つ姿があまりに自由そうで嫉妬したのだという。夕日が沈む。そっと君の肩を抱き大人しくなる単純さと嫉妬する複雑さ。どちらの君も好き。#twnovel

 

 


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朝靄の並木道を無性に歩きたくなって朝早くからひとり落ち葉のこすれた音を響かせる。目的もなく今はただ歩きたかった。膝から崩れ落ちそうになる心を必死に押さえながら歩く僕を狙って雨が頬を濡らしてく。今なら泣いても誰も僕を責めはしないだろうか。雨は泣くばかりの僕を許すかな#twnovel

 

 


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憩いの場となる昼の公園でベンチに座り一息つく。そうすればいやなことを少し忘れてしまえるよと教えてくれたのは君だったね。子供たちの足音も遠く微かに聞こえるほど僕はこの空を君に繋げていたんだ。すでに君から教わったこの習慣も僕のもの。そんなことを缶コーヒーを片手に思う。#twnovel

 

 


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大人になった僕達が久しぶりにグラウンドという場所に足を踏み入れたのはちょっとしたきっかけがあったから。眺める夕日は秋色をしていて水を撒いたりしていたあの日を追憶するのに丁度いい。君から珍しく手を繋いできて、僕は妙に自分の鼓動を大きく感じた。繋いだ指から伝わるかな。#twnovel

 

 



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