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015


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桜の木の下で君を待つ。こうしていると不幸とか幸福とかそんな言葉を超えて幸せだと思う。忘却という言葉が何より難しいと感じる僕でさえ。まだ風が少し冷たい。冬と春の狭間のこの空気感がたまらなく好きだ。時計をちらり。予定の時間。向こうからやって来る君を僕は春と呼ぶ。#twnovel



016

 

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雪の中で息を弾ませはしゃぐ君を見ていると、穏やかな時間がゆっくりと流れていくようだ。これを幸せっていうんだろうな、なんて柄にもない事をふと思ったりする。もうすぐ春だ。雪の中で体全体を使って喜ぶ君は、もう見られない。これからは桜舞い散る中で笑顔輝く君の季節だから。#twnovel

 

 


017

 

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涙の邂逅がいくつ生まれた事だろう。いつもの顔なじみを目にするだけで嬉し涙を隠せない。これからの時間の方が長い事は嫌という程知っているから、今だけは。笑わせてほしい。喜ばせてほしい。明日からの戦いのために。現実との戦いを勝ち抜くために。これくらいのわがままは許して。#twnovel

 

 

 


018

 

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ほら鬼が悔しがっているよ。心にそびえ立つ希望の城は壊せなかったと音をあげている。僕らの笑顔と勇気の声に怖気づいて逃げ出していく。心で泣きながら自然に振舞おうとする、その震える生命だけが与える光の雫は自らだけでなく誰かの心も蘇生させる。それだけの力を君は持ってる。#twnovel

 

 


019

 

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希望を選ぶ事に慣れているだろ?どんな複雑な枝別れの選択だっていつでも自然と希望の方を向いてきた。なんでこんなにも当たり前の事を日本中に教えちゃいないんだ。え?何の事だって?大きな苦難は大きな幸福の前触れだってことさ。暗黙の了解だろ?嫌な事の後はいい事がお決まりさ。#twnovel

 

 



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