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春です。再び仮面を作りましょう




パブーではみたび、こんにちは。イラストレーターの白ふくろう舎です。ちょっとレトロでキラキラした女の子やお姫様のイラストを描いています。女性誌やwebを中心に仕事をしていますが、活動10周年を記念して個展をしたり、最近ではワークショップなどのイベントも少しずつ手がけるようになりました。

 

さて、そんなイベントのひとつに、昨年秋に開催した「仮面を作りましょう」というワークショップがあります。個展用にと準備した仮面作りが思いのほか楽しく、「これを皆でやったら楽しいんじゃないかな?」と思ったのがきっかけ。いつもお世話になっている西荻窪「ニヒル牛2」さんに相談し、初めてのワークショップ開催となりました。(そのレポートはこちらの電子書籍でごらんいただけます。)


さて、初めてのワークショップは優秀な参加者に助けられ、大変好評のうちに終了しました。作品が素晴らしかったため、レポートも評判がよく、「是非第二回を」とのご要望もあり、すっかりその気になった私。それならと、春にお誘いいただいた「ギャラリー・ルデコ企画展『春まつり』」で、アンコール開催しようと考えました。


しかし開催予定日の前日。3月11日の震災が起き、ワークショップは延期。その後もなかなかこういったイベントを開催する気持ちにも、状況にもなれずにいました。が、「こんなときだからこそ、自分の周りの人たちにだけでも、美しいものや楽しいことに触れてほっとしたりワクワクしてほしい」という思いもあり、5月になってあらためてワークショップを開催することにいたしました。

3月にご予約いただいていた方がほとんどまた参加してくださることになったので、思い切って開催日を2日に延長。おかげさまで人数も集まったので、参宮橋の「Atelierいづみきよか」さんで2回目の仮面作りをすることになったのです。


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最終更新日 : 2011-06-16 07:38:47

Atelierいづみきよかさんのこと




レポートの前に、今回素敵な会場を提供してくださった参宮橋の「Atelierいづみきよか」さんのことを少し。
こちらは、昭和30~40年代に編み物デザイナーとして活躍し、東洋手芸協会元会長 を務めた、 泉清香氏の編み物教室として使われていた部屋なのです。
手芸やニット、編み物の本、当時のファッション洋書などの膨大な資料を公開してお好きな方にみて頂き、また夥しい数の毛糸類の売上げを少しでもご親族に還元できればと、期間限定で公開されている図書館スタイルのアトリエ。
こちらの管理をまかされた青山さん(彼女は昨年私の個展で、イラストをバッグに仕立ててくださったクリエイターさんです)にお声がけ頂き、拝見にあがったところ、この空間がすっかり気に入ってしまい、ワークショップをしたいとお願いしたらご快諾下さったのです。
仮面のゴージャス、ヨーロピアンなイメージとは異なるこの場所を、参加の皆様は気に入ってくださるでしょうか?準備しながら、ちょっとドキドキです。

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最終更新日 : 2011-06-16 07:38:09

一日目のお客様


さて、いよいよ1日目、お迎えしたお客様。
少しばかり不安だった、アトリエへの反応も大変良く(雑誌の山を「お宝」と呼んでくださった方も!)、まずは一安心です。まずは軽く自己紹介していただき、早速仮面づくりを開始。

このワークショップは、仮面のベースに、こちらで用意したイラストのプリントやペーパーナプキンを特殊なグルーで貼り付けたり、絵の具で色をつけ、さらにリボンやレース、スパンコール、羽根や造花、アクセサリーパーツなどご用意したなかから好きなものを好きなだけ飾っていただくという、かなり自由度の高いもの。
講師といいならが私のやることは、「これを留めたいけれどどの接着剤がいいか」なんて質問に答えたり、急いで乾かしたいときにドライヤーをあてたりなんてことくらいで、あとはひたすら「わあすごいすごい」と喜んで見守るだけなので、いささか申し訳ないようではあります。
今回も、最初こそ迷っていらしたものの、作業をはじめると皆様すっかり手もとに集中です。なんだか蒸し暑い日だったので、薔薇の緑茶を飲みながらの作業。なんだか気持ちいいような、適度な緊張感のある空気が流れます。

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最終更新日 : 2011-06-14 10:16:34

作業中



「仮面作り」といういささかマニアックな内容がそうさせるのでしょうか、今回のお客様も皆、カンの良い方ばかりで、はじめにざっと手順をお伝えすると、あとは特に問題もなくそれぞれのやりかたで製作にはいっていかれます。
はじめからイメージがかたまっている人もあれば、作りながらだんだんふくらましていく人もあり…。皆さんそれぞれ真剣に、でも楽しそうに作業をすすめているのを眺めていられるこの幸せ。
ぼけっとしていたら「パーツをとめるペンチみたいなものありませんか?」
しまった、前回の教訓から、今度は用意しようと思ってまたしても忘れちゃったのです!前のようにまさかお客様が持っているはずもなく・・・と思ったら、「わたし、持ってますよ」とまた奇跡のようなひとこえが。
毎度毎度、本当に皆さんになんとか格好をつけてもらって申し訳ない限りです。

今回時間はたっぷりとったつもりですが、一度はじめるとあっという間、「そろそろお茶にしましょう」と声をかけると、皆さん最後のスパートに突入です。ドキドキの仕上がりは、お茶の時間のあとで!


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最終更新日 : 2011-06-14 10:18:21

お好きなものをどうぞ





ちなみに、今回用意した材料はこんな感じ。他にもアクセサリーパーツや貼り付け用ストーン、さらには羽根などもあります。
不思議なもので、ひとつの飾りに人気が集中するということは意外にないし、同じ素材を用意しても仕上がりの印象は各自で全く違うものになるのです。一体どんな作品ができたのでしょう。ね、気になりませんか?

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最終更新日 : 2011-06-14 10:17:32


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