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寝顔


   
 グーグー 大きないびきだな

 後ろ足ピクピク 夢みてるの?

 ワフワフ かわいい寝言ね

 私の宝物 ずっと眺めていたい

はなみずき


   
はなみずき あなたは木 それとも花

純白のあなたも 薄紅のあなたも青空によく似合う

誇らしげに咲くあなたを見たら 嬉しくなって

あなたのように両手を上げて背伸びした


 
    私の顔

    嬉しい時は知らぬ間に笑みがこぼれ

    楽しい時は大きな声でハハハと笑い

    怒ると恐くてそれは憎たらしい

    それなのに

    悲しいと誰にも見せまいと我慢する

窓辺で


 
 窓辺でピアノを弾いていた

 カーテンをそっと押して

 春風が聞きにやってきた

 知らん顔していたら

 私が奏でる音符を連れて

 急ぎ足で去っていった

 あ、今度は私も連れてって





息吹


 
 生命の息吹いっぱいの山の中は

 空気も元気な若草色

 大地から這い出た命のモヤモヤが

 一気に空へ駆け上がり

 木々の間から生暖かい風が

 私をめがけ押し寄せる

 大きく息をしないと胸が苦しいほどだ







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