目次
塩の湖 サンバル
はじめに
塩の湖 サンバルにて -sambhar lake
サンバル周辺の塩田①
サンバル周辺の塩田②
サンバル周辺の塩田③
ラケシュの友達
サンバル塩湖周辺の集落にて①
サンバル塩湖周辺の集落にて②
サンバル塩湖周辺の集落にて③
サンバル周辺のソーシャルワーカー
サンバル周辺の自転車の少年
サンバル周辺のビジネスマン
サンバル塩田脇の小屋
サンバル駅近くの労働女性たち
ジャイプル
ジャイプルにて ホテルへのリキシャ
ジャイプルにて ホテル横の民家
ジャイプルにて ジャイカの思い出
ジャイプルにて pray for japan
ジャイプルにて 屋台脇の少年
ジャイプルの旧市街①
ジャイプルの旧市街②
ジャイプルの旧市街③
ジャイプル周辺の町
水の宮殿
水の宮殿周りで働いていた人たち①
水の宮殿周りで働いていた人たち②
サンガネールの織物①
サンガネールの織物②
サンガネールの織物③
サンガネールの織物④
サンガネールの織物⑤
モンキーマウンテン
アハマダバッドと周辺の町
アハマダバッド観光局のおじさん①
アハマダバッド観光局のおじさん②
アハマダバッド観光局のおじさん③
アハマダバッド観光局前のおじさんたち
アハマダバッドのリキシャのおじさん
アダラジの階段井戸へ
アダラジの階段井戸①
アダラジの階段井戸②
牛乳絞り中のおじさんたち
アハマダバッド旧市街 3人娘
アハマダバッド旧市街 ミシン屋さん①
アハマダバッド旧市街 ミシン屋さん②
アハマダバッド旧市街 ミシン屋さん③
アハマダバッド旧市街 赤ちゃん
アハマダバッド旧市街 キオスク的な
アハマダバッド旧市街 お嬢さんたち
アハマダバッド旧市街 道端のおじさまたち
アハマダバッド旧市街 溶接中のおじさん
アハマダバッド旧市街 ぐわーっておじさん
アハマダバッド旧市街 店先の家族
アハマダバッド旧市街 印刷所
アハマダバッド旧市街 夕暮れの女の子
アハマダバッド旧市街 雑貨屋のお父さん
アハマダバッド旧市街 道にいたおじさんたち
パリタナ
パリタナというところ
パリタナ 山頂の寺院入口
パリタナ 寺院入口の事務所①
パリタナ 寺院入口の事務所②
パリタナ 寺院入口の事務所③
パリタナ 寺院の中
パリタナ ジャイナ教の女学生
パリタナ 食堂のお兄さん
パリタナ 食堂一望
パリタナ 食堂の外で
パリタナ いろいろな人
パリタナ 民家より
パリタナ→アハマダバッド 途中の町
ボゴドラのバス停にて
ボゴドラへ
ロータルにて(インダス文明の遺跡)
ロータル 遺跡にて
ロータス 遺跡の案内人の奥様
ボゴドラ周辺の集落
ボゴドラのバス停の食堂
デリー
夜行列車にて 受験の女学生
夜行列車にて タンザニアの女性
デリーにて 学生だから・・・
デリーにて アイルランドの二人
デリーにて チーズ屋さん
おわりに
おわりに
奥付
奥付

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塩の湖 サンバルにて -sambhar lake

 

 そもそも今回の旅を最初に決めた理由は、ここ、サンバルの塩湖を見たかったからだ。

 どうしても【塩湖】というものを見たかったあたしは、インドに塩湖があるのを見つけた。インドの主要都市ジャイプルから50㎞くらいのところにある。これは多分どうにか行けるぞ、と思って、実際ジャイプルに行って町の人に聞いてみると、確かに路線バスも走っていた。ただ予想を超えて3時間くらいかかった。

 

 着いた時間は16:00。ジャイプルに戻る最終バスが出るのは16:45だという。ここに泊まるしかないなと思うが、田舎過ぎてホテルがない。困って、何人かに訪ねたところ、精悍な顔の青年が本気で困った顔して『坂の上にホテルが1件あるけどやめたほうがいい。この町にはホテルなんてないからジャイプルに戻って泊まったほうがいい。』と言われてしまった。

 やめたほうがいいホテル、というのでは、何をされるかわからないから、やめたいな、と思って、その青年とは別れた。バス停に引き返し、途方に暮れてとりあえずコーラを飲んでいたら、青年が追いかけていて、chairmanと連絡が取れて、彼がホテルを何とかしてくれるという。

 chairmanが町長なのか社長なのかわからない。結局のところ私は簡素なホテルにありつくことができた。そして、この地に赴任してきた英国政府の人間のためのゲストハウスで夕食をご馳走してくれて、日没を撮影したいという私を塩湖の真ん中の最高のサンセットポイントまで案内してくれた。さらには、明日の日の出も撮りたいという私のためにバイクで朝5時半に迎えに来てくれた。

 

 

 

 あとから聞くと、彼らの殆どはバラモンで、実際みんな良い仕事についていた。

 彼らは何度も私に『Customers is god (訪問者は神様)』と言って。どんなわがままも聞いてくれた。

 あそこを撮ってきてもいい?といえば、必ず『why not?』と言って連れて行ってくれて、撮影が終わるまでずっと待っててくれた。そして帰ろうとした直前に「撮ってあげるよ」とあたしを撮ってくれた。とても真摯で、あたしを安心させるためにお姉さんとその赤ちゃんを連れて来たり、フィアンセと電話させたりもした。

 

 一般的なインドのイメージをすべて覆してくれた最初の町、サンバル。

 このとき、あたしのこの旅のテーマ曲がモンゴル800の「あなたに」になったのです。

 『ひとにやさしくされたとき 自分の小ささを知りました。 あなた疑う心恥じて 信じましょう 心から』

 

 特に、二日間なんの文句も言わず、あたしのしたいことを理解して、助けてくれたラケシュ。

 彼がいたから今回の作品のすべてを作ることができました。心から感謝申し上げます。

 

 

↑泊まったホテル 椅子の下でイモリが鳴いていた    ↑夕食をごちそうになったゲストハウス。

 

みんなのおかげで撮れた日没

 

 


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サンバル周辺の塩田①

 

 

 サンバルでの2日目の朝、朝5時半に迎えに来てもらって、もう一度塩湖に行った。

 そこは塩を作っている塩田で、濃度が濃いせいで湖は赤く見えた。

 ラケシュが携帯で家に呼ばれていたので、「ここにいるから用事を済ませてきてくれ」と言うと、「こんなところに君を置いていくわけにはいかない」とずいぶん言われたんだけれど、私もまだ戻りたくなかったのでしぶしぶ彼は戻っていった。

 その間に、塩田の周りで写真を撮っていたら、塩田で働いているという男性が歩いてきた。彼は全く英語がわからなかったんだけど、一生懸命話すと「日本」「津波」という単語だけは理解できたみたいだった。ジェスチャーで「メッセージ」とか「がんばれ!」とか言っているうちに、なんとなくわかってくれたみたいで、こころよく写真を撮られてくれた。

 そのあと、なかなか強引な態度で「ついてくるように」と促されて、塩田の脇の彼らの小屋に行った。

 

 


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サンガネールの織物①

 ジャイプールから20キロもないところで、サンガネールという織物の町があったので行ってみた。

 それはすごい光景で、そこまでも続く砂の空き地で、布を洗い、染め、干していた。

 

 


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アハマダバッド観光局のおじさん①


 観光情報のおじさん。

 とても英語が堪能でユリという日本人の知り合いがいるんだけど、津波の後連絡が取れないと心配していた。とても親切にたくさんの観光情報を教えてくれた。


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牛乳絞り中のおじさんたち

 アハマダバッドの市街に戻ってきて、牛乳を搾っているところを見つけた。

 野良牛だと思っていたけど、牝牛にはたいてい持ち主がきちんといるんだとか。




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