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専門 問51 災害拠点病院
[出題可能性]B
[出題意図]
東日本大震災の後、災害拠点病院の要件が見直された。
[解答]1 →該当テキストなし
災害拠点病院については、東日本大震災を受け、災害医療体制の一層の充実を図る目的から開催した「災害医療等のあり方に関する検討会」(座長:大友 康裕 東京医科歯科大学教授)の報告書を踏まえ、診療機能を有する施設の耐震化や衛星電話、衛星回線インターネットの整備、全ての災害拠点病院に災害派遣医療チーム(DMAT)の配置、地域の医療機関との連携や支援を行う体制の整備など、災害拠点病院の指定要件の見直しを行い、「災害時における医療体制の充実強化について」(平成24年3月21日医政発0321第2号厚生労働省医政局長通知)を発出している。
×1 災害拠点病院は、救命救急センターもしくは第二次救急医療機関であればよいとされている。
○2 「新型インフルエンザ等対策に係る指定地方公共機関の指定」について地域医療指数で評価することが検討されている。
○3 その他、複数の通信手段を保有していることが望ましいとしている。
○4 災害発生時に他の医療機関のDMATや医療チームの支援を受け入れる際の待機場所や対応の担当者を定めておく等の体制を整えていることが必要とされている。
○5 都道府県は指定した災害拠点病院が要件に合致しているかどうかを毎年(原則として4月1日時点)確認し、指定要件を満たさなくなった場合には指定の解除を行う。