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はじめに

はじめに

 私たちが本書を出すきっかけになったのは、20101125日(木)に図書館総合展が開催され、図書館総合展運営委員会が主催するL-1グランプリ2010に参加したからです。

L-1グランプリとは、20代から30代のライブラリアンを中心に、ワークショップ形式で、それぞれの抱く図書館像を検討・発表するものであり、テーマは当日発表されました。

 

 テーマ:抜擢人事で館長になったとき-次代に示すビジョンとプラン

 

 あなたは抜擢人事で図書館長に就任することになりました。明日は就任初日です。関係者に対して館長としてのビジョンとプランを示す必要があります。その際のプレゼンテーションを作成し、発表してください。

 

 私たちのチームActualize L-1 Teamのメンバーは、北は岩手県、西は山梨県から参加しました。1982年から1990年生まれの皆20代です。全員が最初に集まったのは開催日前日の1124日の夜で、どんな課題が出されても良いように簡単な打ち合わせを行い、当日の朝は会場に一番乗りをしました。

 本番ではメンバーそれぞれの特徴を出せ、コンパクトに意見をまとめることができました。結果、賞金20万円を持ち帰ることができました。

 しかし、当日は各企業・団体のブースを見回ったりしたため時間がなく、さほど議論を深めることはできませんでした。消化不良であることを否めなかったのです。そこで、もう少しメンバーで議論を深め、その成果を頂いた賞金を使って発表してはどうだろうか、ということになりました。広く読んで頂けるよう電子書籍で出版し、無料で公開することにしました。

図書館関係者だけではく、図書館利用者の方にも図書館に関心を持って頂けるようなるべく専門用語を使用しないようにし、図版を取り入れました。本書で使用している絵や切り絵は、メンバーの伊五沢、山川が作成したもので、一部はL-1グランプリ当日に使用したものを使っています。文章だけではなく図版もみて頂けたら幸いです。

 

チーム名:Actualize L-1 Team

チーム代表:吉井 潤(図書館員

メンバー:伊五沢 麻衣子(図書館員)

     久川 竜馬(個人事業者)

     森谷 亮太(学生)

     山川 真央(学生)

 

Actualize L-1 Teamが考える図書館の基本コンセプト

 

(1)人だまりのできる図書館

(2)今までやったことがないサービスを実施

(3)少し現実離れしているが、頑張れば実現可能なことを実施

 

 上記、(1)から(3)を現実的に行うために現状分析、サービス、建物、職員、資料の5方向で考えました。