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演説 7

 

 

・53・
「私は犠牲になってもかまわない。みんなが笑える社会を作れたなら、私はどんなに苦しくても幸せだろう」首相は訴える。「だから、チカラを貸してくれ!本当に願うんだ!みんなが、みんなの幸せを…全員、幸せになれる社会を!…その為の政治じゃないか?何を争う必要がある!?」 #twnovel

 

 


歩こう

 

 

・54・

荒野となった土地を、二人でゆっくり歩いていく。ふと、不安になって私は倒れそうになる。キミが私の手をとって支えてくれた。「大丈夫か、クレイニ?」キミが私の顔を覗き込む。「いつまで歩き続ければいいんだろうね…」「歩くしかないんだ。歩くのをやめたら、全てがムダになる」 #twnovel

 

 


歩いていく

 

 

・55・
私とキミは春の中を歩き出す。空は青、樹々は緑、太陽の光は黄白色。暖かく優しい。「世界は、美しいね!」「…うむ」「こんなに美しかったかな?」「…ドワーフはこの大地の美しさを知っている。大地は美しく、変化を繰り返す。正しい」「キミの言葉も美しいや」「…そうか」歩く。 #twnovel

 

 


ヒマワリ

 

 

・56・

ヒマワリが咲き乱れた。この土地に。しかしその花を見る人はこの地には一人もいない。汚染された大地に、もう人間は住めなくなってしまった。しかし人間以外の生物は、独自の生態系を作りながらこの土地で進化していく。彼らは、正しく生きている。 #twnovel

 

 


また会える日までは、生きて行く

 

 

・57・

本当に美しい、引き込まれそうな青。彼女は海を、岩場の上から見つめてる。「以前と同じね。海は変わらないわ」彼女は言う。「でも私達は変わってしまったね。また一緒になれたらいいな」そう言って、花束を投げる。もう泣かないと、彼女は決めた。また会える日までは、生きて行く。 #twnovel

 

 



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