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演説 5

 

 

・51・

「理想を語らないでどうするんだ!?」首相は言った。「理想を語らなきゃ、少しでも理想に近づけないじゃないか…!なぜ理想像さえ、考えようとしないんだ?バカじゃないのか!?…もしくは、アホだ!」水島首相の熱い所信表明演説。 #twnovel

 

 


演説 6

 

 

・53・
首相の演説。「確認しておこう。みんな、幸せを願ってる。みんな、幸せになりたいんだ。世界中の皆がそれを切実に願ってる。…なのに何故、それが叶えられないんだ!?おかしいじゃないか?…私は、全力を尽くす。皆の幸せの為に。皆が笑顔になれるなら、私一人泣いたっていいんだ」 #twnovel

 

 


演説 7

 

 

・53・
「私は犠牲になってもかまわない。みんなが笑える社会を作れたなら、私はどんなに苦しくても幸せだろう」首相は訴える。「だから、チカラを貸してくれ!本当に願うんだ!みんなが、みんなの幸せを…全員、幸せになれる社会を!…その為の政治じゃないか?何を争う必要がある!?」 #twnovel

 

 


歩こう

 

 

・54・

荒野となった土地を、二人でゆっくり歩いていく。ふと、不安になって私は倒れそうになる。キミが私の手をとって支えてくれた。「大丈夫か、クレイニ?」キミが私の顔を覗き込む。「いつまで歩き続ければいいんだろうね…」「歩くしかないんだ。歩くのをやめたら、全てがムダになる」 #twnovel

 

 


歩いていく

 

 

・55・
私とキミは春の中を歩き出す。空は青、樹々は緑、太陽の光は黄白色。暖かく優しい。「世界は、美しいね!」「…うむ」「こんなに美しかったかな?」「…ドワーフはこの大地の美しさを知っている。大地は美しく、変化を繰り返す。正しい」「キミの言葉も美しいや」「…そうか」歩く。 #twnovel

 

 



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