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地球と月の会話 1

 

 

・3・
「僕はもうダメなようだ…。汚れてしまった」地球は言った。月は答えた。「何を言ってるんだ?キミは空気も水も持ってるじゃないか。私には何も無いのに」「ああ、そうだったね」「だから、少しぐらいであきらめないでくれ。キミはとても幸運な星なんだよ」「そうか。悪かった」 #twnovel

 

 

 


地球と月の会話 2

 

 

・4・
「しかし、僕の上の生物達は、もうコントロールできなくなってる。どうしたらいいかな」「キミの力で一掃してしまえばいいのに…」「それは、ダメだ!38憶年かけて育ったんだ」「…なら、不安がるコトはないだろ?彼らは彼らのチカラを持ってる。信じてあげればいい」「そうか…」 #twnovel

 

 


行く

 

 

・5・
「守るだろう。どんな最悪の事態になったとしても、私がキミを守るだろう」私はキミの髪を撫でる。キミはぐっすり眠ってる。「そして、ありがとう。私はキミがいたから、やれるんだ、頑張れるんだ」キミはかすかに身じろぎした。私は外へ出る。キミを、みんなを守る為に、私は行く。 #twnovel

 

 


亡霊 1

 

 

・6・
亡霊はキミの目の前に現れて言う。「私は死んだの。たくさんの無念を抱えて。この世を呪いながら!」キミをにらむ。…しかし、やがてその顔に笑顔を浮かべて言う。「でもいいの。アナタは助かったのだから。…生きて!私を忘れて、楽しんで生きて!…でないと呪うわ!」最後のキス… #twnovel

 

 



会いたい

 

 

・7・
「何とか会いたい」と、亡霊はガレキの町を歩き続ける。家族を探して。何年経っただろう、あの戦争から…。この夜の下、やっと彼女は娘と出会った。「…お母さん!」「…やっと会えた…!」二人の亡霊は、抱き合いながら消えていく。あの世でも一緒にいるために。 #twnovel

 

 



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