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カテゴリー 小説・ノンフィクション 文芸 , ヒューマンドラマ 作者 天見谷行人
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タグ 小説長編小説ヒューマンドラマ文芸うつ病リストラブラック企業住宅営業ハウスメーカー精神障害障害者ひきこもり精神疾患気分障害自殺自殺未遂ノベル青春就職仕事
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ついに12,000閲覧突破(2018/7/19)元住宅営業マンのうつ病患者自身が書き下ろした初の本格小説。アマミヤユキトはインテリアコーディネーターの資格を持つ、一流ハウスメーカーの営業マン。彼の職場はお城の様な豪華な展示場。オフィスは都心の一等地。高速道路を見下ろすビルの最上階。そんな誰もがうらやむ、一部上場企業で働き始めた、彼を待ち受けていたのは……他社との激しい受注競争、社内のパワーハラスメント、客からの無理難題、吹き荒れるリストラの嵐。彼はうつ病を発症する。エリートサラリーマンからの転落。会社を辞め、引きこもり生活を始める。収入はゼロ。車を売った。新聞も携帯もやめた。そして受け取ったのは精神障害者手帳だった。出口の見えないうつ病との闘い。それはたったひとりでアポロ13に乗り込むようなものだった。だが、地球で待っているはずのNASAには誰もいなかった。それがうつ病の現実だった。たったひとりで、一体どうやって地球に帰ってくるのか?あわや孤独死か、という目に遭いながら、それでも彼はうつ病からの帰還を目指す。もやはこれはフィクションではない。明日、自分の身に降り掛かるかもしれない無縁社会の闇。そこに光は見えるのか?自己の再生、それでも人が生きて行く意味を根底から問う意欲作。

コメント一覧

弦楽器イルカ様。この長い小説をお読み頂きまして誠にありがとうございます。  アマミヤ君が自殺未遂をする原因についてですが、そこはごくあっさりと描きました。  正直その部分は舌足らずだったかもしれません。また、自分自身、その部分についてはあまり関わりたくなかったからかもしれません。 といいますのも私自身の体験として文章を書くということは、命をやりとりしかねない危険な行為であるという想いがいまだにあるからです。  この作品を書くにあたって最も気を付けたのは自分の命を守ることでした。  住宅営業を体験してみてつくづく思うのは、人生の濃縮ジュースを飲まされているかのようだ、ということです。  自分の人生をもギャンブルにしてしまう側面もあります。また、お客の人生の縮図を嫌が上でも見せつけられてしまうのです。  現実というものは小説よりも遥かにシビアでハードなセカイであることを痛感させられました。そのような世界を見てしまったものとして、何かしら、記録にとどめておかねばと思い、いたたまれず書いてしまった、または書かされてしまったという感じが強いのです。  この小説を書いてみて過去に自分が味わった屈辱や怒りや、人間への不信、憎しみと言った、考えうるあらゆる「汚れ」が昇華、あるいは浄化されてゆきました。自分自身この作品を書いてよかったと思う部分です。  この先みじめったらしく生きて行く勇気というものが、大事なことだなぁというのは最近ようやく感じて来ている所です。  私自身その生きている証として、これからも作品を作り続けて行こうという気持ちになってきています。  弦楽器イルカ様からの熱い激励のお言葉、しっかり胸に刻みたいと思います。ありがとうございました。
天見谷行人 : 2011-05-18 11:56:36

 興味深く読ませて頂きました。未熟な読解力のため、プロローグの自殺未遂にどうして至ったのか、という物語と思って読んでいたのですが、時系列は2度の自殺未遂→転職→うつの発症となるのですね。ただそうなると、2度の自殺未遂はどういうアレでそうなったのか、まず気になるところです。そこで、できれば遺言は毎年と言わず毎月、むしろ毎週書くくらいでいかがでしょう。僕は相原コージ『一齣漫画宣言』の、「死んで神格化されるくらいならみじめったらしく最後まで生きてやる」という言葉が大好きです。何度麻薬に溺れても厚かましくも復活しちゃう岡村靖幸を見習って、「優勝できなかったスポーツマンみたいにちっちゃな根性身につけたい」。人生が宇宙空間を漂うたったひとりの旅ならば、旅の恥はかき捨てのつもりでぜひ、書きむしってほしいです。ありがとうございました。
弦楽器イルカ : 2011-05-17 02:46:33

敬愛して止まないGrasshouseさんから、丁寧なコメントを頂いて、嬉しさで身が震える思いです。 「鬱を食材にしている不届きな料理人」というコメントに、私はちょっと辛辣なお褒めの言葉と受け取りました。やっぱりGrasshouseさんほどの書き手になると、そこまで読み取られてしまう、僕の化けの皮が見事に剥がされてしまう、ということに一種の快感さえ覚えました。  アマミヤ君が、なぜ転職したのか? なぜその辺りの心理描写がないのか? さすがGrasshouseさん鋭いご指摘です。  その辺りについては最も悩んだ点の一つです。  実はそこを描こうとすると企業と人との関わり、一体企業は何のために存在するのか? という大命題に直面することになるのです。自由意志を持った一個人の集合体である企業。それが法人と言う魔法の仮面を被った時、なぜ、個人と対立することになってしまうのか? 一体誰のために企業は存在するのかと言う、私にとって抱えきれない程の遠大なテーマなのです。恐らくいずれはこのテーマについても「書かねばならない」ことは覚悟しております。恐らく本作と同等かそれ以上のボリュームになってしまうことは明らかだったので、あえてアマミヤ君が転職した理由や、その経緯の心の揺れ動きについては、バッサリと割愛したという訳です。  最初この作品を書き始める前、どのように書いたら良いのかさっぱり分らず途方に暮れていました。初心者なら初心者らしく、まずは、舞台装置を決め、役者さんの衣装を決め、カメラアングルを決めると言う、映画的なアプローチで、一場面一場面を書いて行きました。  とくにご指摘の通り、役者さん達の人物造形については、描いていてとても楽しい作業でした。確かに小説を書く過程において快楽を覚えてしまったことは確かです。遅まきながら私も「禁断の実」を食してしまったのでしょうね。  これからも、いけしゃあしゃあと、誠実に「不届きな料理人」を目指して精進して行きたいと思っております。本当にご丁寧なコメントありがとうございました。Grasshouseさんの新作を心待ちにしております。
天見谷行人 : 2011-05-03 08:45:28

天見谷行人様。 こんにちわ。コメントがたいへん遅れまして申し訳ありません。本作はフィクションということですが、作者にとって貴重な体験を盛り込まれている重量感を感じました。契約を取るまでのドラマ、また取った後でも一波乱二波乱あることなど、営業という仕事のしんどさが、克明に描かれていると思いました。最初の契約を取りそこなうエピソード、茶髪のカップルとその父とのトラブルなど、登場する客達、家族達にもそれぞれクセ、個性があり、彼らに振り回され一喜一憂するあたりのリアリティが、作品の読みどころであると感じました。作者として、どうしても書いておかなければならないという切実さが、読む者にひしひしと伝わってくる作品だと思います。最初は唐突と思える『たったひとりのアポロ13』というタイトルも、最後まで読むことで納得いたしました。なお、これは個人的な意見ですが、イントロの自殺未遂の追い詰められた心理から、とりわけキツそうな住宅営業の世界にあえて飛び込む心理的経緯が、もう少し欲しかったかも知れません。本作品は第一作目ということですが、このボリュームの文章をこのクオリティで構成できたことは素晴らしいと思います。すでに作者はある程度、鬱を克服しているはずであり、体験した心の深淵を、いろいろと別のドラマでも表現できると思います。登場人物の造形という、小説書きとしての快楽を知った以上は、それはすでにホントの鬱病患者ではありえず、鬱を食材にしているふとどきな料理人ですからね(笑)。今後の「遺作の無限更新」が楽しみですね。さらなる次作を期待し、天見谷様のご健筆をお祈りいたします。多少遅れましても、必ず感想を述べさせていただきますので……。それではまた。
草原克芳 : 2011-05-02 10:46:07

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