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99.おわりに

漫画『ガラスの仮面』の紫のバラは実在していた!

漫画『ガラスの仮面』において「紫のバラ」は最も重要な小道具といってもよいでしょう。漫画そのものスキャンしてブログに掲載することは著作権違反なためAmazonアフィリエイトの画像で紫のバラをご覧いただければと思います。

まず「html 色見本」で検索をし、紫について確認しました。

参考:原色大辞典より色見本
http://www.colordic.org/

一般的な紫は上記のサイトから目視で確認した限りでは、

purple
#800080

を連想された方が多いのではないかと思います。

ガラスの仮面に登場するバラはカラーのイラストから察するに濃い紫色、青味がかった紫であることがわかります。

blueviolet
#8a2be2

に近い色ではないかと仮定しました。

実在する紫のバラは複数の品種がありますので色の濃さを見比べました。GoogleやYahoo!で「紫色 バラ」と画像検索すると紫のバラがピンクに近いものから青に近いものまで、濃淡も様々あることがわかりました。

ウェブ検索してみますと解説がいろいろありました。紫のバラの花言葉は園芸が好きな一般の方が調べたもので典拠が載っていませんでした。調べた方によって意味合いはいろいろありましたので例をご紹介します。

  • 気品(紫のバラ)
  • 上品(紫のバラ)
  • あなたを崇拝します(紫のバラ)
  • 気まぐれな美しさ(薄い紫の場合)
  • 叶わない(染めた青バラ)
  • 愛(バラ全体)
  • 美(バラ全体)

色の濃さによって微妙に意味が変わるようです。

ボッティチェリのヴィーナスの誕生ではゼフュロス(西風)がヴィーナスにバラの花を噴きかけています。バラは美の象徴なのでしょう。速水真澄がバラを選んだのは北島マヤを女神と讚える気持ちのメタファー(隠喩)かもしれません。

速水真澄の紫のバラが染めたものであった場合、花言葉は「叶わない」になってしまいます。紫のバラは人工に色をつけたバラではなく、実在するバラであってほしいと読者として願ってしまうところです。

紫のバラは青いバラを作り出すために品種改良が繰り返されて誕生したようです。青系のバラは赤いバラから赤い色素を抜いて誕生したようです。

サントリーローズが遺伝子操作により青いバラを2008年に誕生されていますが、ガラスの仮面は1976年から連載を開始していますので、品種改良によって生まれた紫色に近いバラがモデルの可能性が高いのではないでしょうか。

※Wikipediaのバラを参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9

Amazonで検索したところ「紫 バラ」で30件近くの商品が表示されました。紫のバラは薄い紫のバラが多いようです。たとえば以下の商品の色は淡いピンクに近い色合いです。

以下の造花と商品名に書かれたバラは、漫画『ガラスの仮面』の紫のバラの色に近いように私見では思いました。

漫画よりは色が濃いのですが、漫画の紫のバラは色が濃いという点からはモデルに仮定してもいいのかもしれません。

『ガラスの仮面コミックファンブック』によると漫画『ガラスの仮面』に登場する紫のバラは美内すずえ先生のアシスタントが担当して描いているそうです。

他にはこーゆーものを書いていました。
美内家のアシはみんなこのモブが描ける
定番紫のバラ
立野真琴「トリビュートコミック18 アシTの告白」
美内すずえ『ガラスの仮面コミックファンブック』(白泉社) P,113より

単行本47巻の表紙や別冊花とゆめ2011年9月号で描かれている紫のバラの花びらの連なり方の様子は上記の色の濃い紫のバラに類似しています。 

アシスタントの方によって参考にした紫のバラは異なると思いますが、最近紫のバラを描いている方は上記の「バラ苗 エブタイド 輸入苗 大苗7号鉢 四季咲き中輪 紫系 プレミアウィークスローズ」を参考にしたのかもしれません。

紫のバラの品種を特定しても特に発見があるわけではありませんが、プライズプレゼントとしては喜ばれる贈り物かもしれません。みなさま、最後までご覧いただきありがとうございました。これからも私のガラスの仮面シリーズは続きます。美内すずえ先生の本編もぜひぜひご注目ください。




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最終更新日 : 2011-12-31 16:37:42