閉じる


日記の感想

 この日記の持ち主は、自虐的で、病んでいる少しイタイ人みたいだと感じました。

 この人を主人公にして本を書くときは名前と性別がばれないように心がけようと思いました。

 真人間になってほしいです。

 感想をかくのは苦手ですので、これくらいしかかけません。

                                      syo-ko


2010 12 21 1

 とても眠い。時計には7時15分と表示されている。

 今日も学校に行かなければならない。行きたくはない。なぜなら、今日は持久走があるからだ。

 ボクは、体力はそれなりにある人間だと思う。10kmくらいなら普通に走りきれる。だが、疲れることは嫌いなので、常に合法的に休みたいと考えている。

 だから、昨日の26時頃に雨を降らすことができるという月の護符を作成し、念を込めてみた(生まれて初めて)。そんなことをしていたせいで、約5時間しか(いつもは約8時間)眠れなかった。

 このままでは遅刻してしまうので、こうしてはいられないと思い、しかたなく布団から出て、騒音を撒き散らしている目覚まし時計を止め、洗面所に向かう。

 ボクは、毎朝必ず朝食をのんびりと取るようにしている。だから、毎日遅刻ギリギリの生活を送ることになってしまっている。

 寝坊していて、急がないとヤバイということを理解していながら、いつもどおりに極めてマイペースに朝食を取る。親は早くしろとうるさいが、関係ない。

 結局、着替えて家を出る頃には8時5分。8時30分までに学校に着かなければならない。

 自転車を発進させたが、学校まで自転車で約30分なので普通に行くと間に合わない。だからボクは、自転車の周りにゲームにでてきそうな魔方陣が浮かび上がるのをイメージし、自分の時間が加速して、風を切っているのをイメージする。加速の効果音(ビュオッやゴオォッ)が口から漏れていても気にしない。小学生の視線が突き刺さっていても関係ない!そのままマッハで駆け抜ける。

 奇跡的に事故ることなく学校に着いたが、8時35分。それでもマイペースに教室に向かう。

 教室に入ると、まだ先生は来ていなっかた。セーフ。

「〇〇、おはよう!」

 級友に声をかけられたので、軽く頭をさげて応える。

 基本的にボクは無口な人間だ。質問されれば、答えることくらいできるけれど、こっちから挨拶したり声をかけたりするのは苦手だ。

 先生が来たので、席に着き、鞄から本を取り出して読み始める。先生は出欠を取るだけだろうし、何か大事な話があったとしても、後で級友に聞けばいいと思っているので、このホームルームは読書するための時間にしている。ちなみに、読み始めた本はラノベ。基本的にボクは、ラノベと漫画しか読めない。

 ボクは、このクラスで最も無能な人間だ。だから、特殊能力を持っている本の世界の主人公に憧れ、魔術師になりたいと最近思った。実はボクはスゴイ人間だと自分で思えるようになりたいと思った。

 いつの間にか、担任の先生のかわりに、数学の先生が教壇に立っていた。午前の授業が始まる。目を瞑っていれば、すぐに昼休みになるだろう。

 


2010 12 21 2

 昼休み……それは、ボクが最も孤独を感じる時間。友達の少ないボクは、4時間目が終わった瞬間に一人自席で弁当を食べ始める。仲の良い者同士でかたまって食べている人達が理解できない。

 今日の5,6時間目は体育で、持久走がある。昨夜のおまじないは効かなかったらしく、曇ってはいるが、雨は降りそうにない。

「………帰りたい。」

 思わず独り言を漏らしてしまう。そして、誰かに聞かれてないだろうかと思い、キョロキョロと辺りを見回す。睨まれたような気がして、さりげなく弁当箱に視線を戻す。 

 弁当を食べ終えると、特にすることも無いから、本を開いて考え事を始める。ふいに級友に読んでいたややエロめのラノベを取り上げられ、からかわれたことを思い出す。なぜか楽しかったような気がする。アレか自分はマゾなのか?あのいじめられることによって快感を得ることができるという。…いや、それはないよね。あの時は他人にかまってもらえたのが、嬉しかっただけだよね…。本当にそうなんだろうか?…だんだんと惨めになってきたので、頑張って進路を変えて他の事を考え始める。今日の放課後は買い物にでもいこう。とか、今日の夕飯なんだろう?とか…。

 そろそろ体育着に着替えようと思い、級友がワイワイやっている教室をそっと抜け出す。

 「おはよう、〇〇」

 部活のマネージャーだ。この人は会ったら必ず挨拶してくるな。と思いつつ頭をさげる。そして、その体制のまま、更衣室に向かう。

 更衣室には、まだ誰もいなかった。メールはきていないだろけど、無意味にケータイを確認する。やはり、メールはきていない。ケータイには、家族と、たぶん使うことのない級友のメアドが登録されている。

 隣のクラスの人(体育は2クラス合同で行われている。)が来たので、今日は体育があると再確認し、着替え始める。

 着替えて、外に出ると、空は雲に覆われていて、今にも降ってきそうだった。そして、とても寒かった。雨が降らないんだったら、さっさとはじめて欲しいと思った。

 全員そろい、アップが始まる。憂鬱な気分で準備体操とランニングを終えると、寒さはやや気にならなくなっていた。

 「はやく並びなさい。」

 体育教師が声を掛けたのでスタートラインにつく。

 ヨーイ、ドン!の合図で走り始める。それと同時に邪気眼を開眼!一気にトップに躍り出ようとするが、道が混雑していて思うように進めない。たいして使えない邪気眼である。

 スタート時のペースでゴールすることができた。走っている間はきっと悲惨な顔をしていただろう。

 走り終わってから雨が降ってきた。当初の予定どおりに、雨で授業を潰すことはできなっかたが、なんだか、清々しい気分になれた。


2010 12 21 3

 部活の時間になった。この時間だけボクは明るくなれる。

 そんな部活の時間も終わり、すぐに下校する。文具店に寄り道するからだ。

 つい最近、魔術のことを調べ、魔法日記というものが必要だとわかった。今日から魔法日記を付けようと思ったので、文具店で、ルーズリーフを買って帰った。

 家に帰り、夕食を食べ、テレビを見て、風呂に入り、そして寝る。という日常に新しい習慣ができた。

 今日は魔術的なことはやっていなかったので、今日あったことを、普通の日記みたいに書くことにする。

 

 

 

千里の道も一歩から。日記の最後にこう書いてありました。


2010 12 25

 眼が覚めると、もう正午近くだった。

 今日から冬季休業なのだが、今日は部活もバイトもないので、とても暇な1日になる。

 眠気はほぼ完璧になくなっているので、二度寝することはできそうにない。

 しかたなく起き上がり、やや遅めの朝食を取る。

 その後、そろそろ自分の魔法名を決めなくてはならないことを思い出したので、パソコンを立ち上げ、Google翻訳を開く。実はもう大体決まっている。

 ボクは、この世の謎を解き明かしてみたいと思っているので、その思いをそのまま魔法名にしようと思う。

 魔法名は、基本的にラテン語で付けるらしいので、Google翻訳で日本語でその思いを打ち込んでラテン語に変換する。

 しばらくして、しっくりとくる羅訳がみつかったので、それに決め、魔法名の誓言儀式を始める。

 ラッキーなことに、家には自分一人だったのでどうどうと小五芒星追儺儀式と宣言をすることができた。しかし、発音が悪かったからだろうか?小五芒星追儺儀式を行っても、何も起きなかったように感じる。

 そんな一日は、すぐに終わった。



読者登録

syo-koさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について