目次
3月はなだれの季節
3月の星座 おおぐま座
春の天気は忙しい
うららかな春
桜の樹下で
春の蜃気楼
地球の気温
運気学「二の気」
仲良しのふたご座
巨大かにと怪物へびの友情
チューリップバブル
女の子のお祭り
世界の卒業・新学期
プラセボ効果と健康食品の存在意義
肺の老化  
食養生について
男性と女性の老化パターン
人はどんなときに病気になる?
ストレス太りは何故起こる?
胃腸の冷えと花粉症
発がん要因をチェックしてみましょう
食物アレルギー
ワカメの色の神秘  
食物酵素のお話
カレーの歴史
麺類の仁義なき戦い!
お肉柔らかな素
朝食定番メニューに豆乳
戦国武将はどんなものを食べていたのか?
美味しく体に優しいキャベツ
食文化を変えた工場食品たち
風邪に効くお茶
病気になったらはじめる養生
要介護にならないために!
過ぎたるは及ばざるが如し
季節野菜の効用
日本食は庶民が発展させた
<電子レンジ簡単レシピ>ま~るいオニオンスープ
<電子レンジ簡単レシピ>白子のとろろ蒸し
<電子レンジ簡単レシピ>芋餅
<電子レンジ簡単レシピ>リゾット風ミルク がゆ
なぜか身近に感じる二胡の音色
普通に出てきた物が食べられる社会
決して絶望する事なかれ
1万円出しても惜しくない握り飯
一諾を守る」の持つ信用力
幕末のアイドル坂本龍馬の実相
優秀な家臣がいても
大金持ちの財力
「高松城の水攻め」にみる黒田官兵衛の心理作戦
人生意気に感ず 功名誰かまた論ぜん
よく遊びよく働け、野村徳七の教え
慶長遣欧使節団に託した思い
スマホで変わる世の中
『古事記の神々』 その12
スコットランド式シャワー
車を安く直す秘訣 
オイル交換を忘れずに
水の色は?
ペット用携帯電話
ノロウイルスの消毒に関する注意点について
丸い氷で一杯
再生細胞の不思議   
奥付
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発がん要因をチェックしてみましょう

 ①低体温 ②低酸素 ③高血糖 ④慢性炎症 ⑤解毒力低下 ⑥免疫力低下の6つは、発がんにつながる危険要因です。それでは、日常のどのような習慣が発がん要因につながるかをチェックしてみましょう!

A 生活習慣

1、不規則な勤務等で食事や睡眠時間がバラバラ=①②⑤⑥

2、過酷な勤務を強いられていて休息できる時間が少ない=①②③④⑤⑥

3、職場や介護、人間関係等で慢性的にストレスが続いている=①②③④⑤⑥

4、パソコンに向かう、立ち作業など長時間同一姿勢の仕事をしている=①②⑤

5、じんわり汗をかく程度の運動が週に3日以下で、意識的に体を動かさない=①②⑤⑥

6、入浴はシャワーですますことが多く、ゆったりとお湯につからない=①②⑤⑥

7、冷えを気にするより、オシャレを優先した服装をしている=①②⑤⑥

8、午後10時前に寝ることはほとんどない=⑤⑥

9、就寝3時間前に、夕食、晩酌、夜食等を食べることが週3回以上ある=③⑤⑥

10、食事に時間をかけない(早食いの傾向)=③⑤⑥

11、暖房、冷房ともに、過剰傾向がある=①⑥

12、タバコは止められない=①②④⑤⑥

13、冷える生活環境で暮らしている=①②③④⑤⑥

B 食事習慣

14、玄米、胚芽米、五穀米などは、ほとんど食べない=①③⑤⑥

15、朝食はご飯よりもパンのことが多い=①③⑤⑥

16、麺類を一日一食食べることが多い=①③

17、肉、ハム、ベーコン、卵、乳製品などを好んでよく食べる=④⑤⑥

18、揚げ物、炒め物など油を使う料理をよく食べる=①③④⑤⑥

19、根菜、色の濃い野菜、海藻、きのこ、こんにゃく、乾物などを好まない=①②③⑤⑥

20、インスタント食品、ファーストフード、コンビニ弁当などをよく利用する=③④⑤⑥

21、冷たいお茶、ジュースなどの水分を一気に飲む方=①⑤⑥

22、洋菓子、菓子パンなどのスイーツ、フルーツ、デザート類をよく間食する=①③④⑤⑥

23、濃い味付けを好む=③④

24、カレー、キムチ、唐辛子など辛いものをよく食べる=④

25、苦味のある食べ物を好まない=⑤

26、酢の物を好まない=②⑤

27、晩酌の習慣があり、深酒しやすい=④⑤⑥

28、コーヒー、緑茶等を一日4~5杯飲む=①

29、食事のとき、野菜やスープからでなく、炭水化物から食べる=③

 

C 精神習慣=①②③④⑤⑥

30、イライラ、セカセカ、カッとしやすいしやすいイラチ症=肝、心

31、やりたいことがたくさんあり、あれもこれもと思って頑張ってしまう=肝

32、不満があっても口に出せず我慢してしまう=肝、脾

33、イヤなことでも、イヤと言えずに引き受ける傾向が強い=肝、脾

34、他人と自分を比較したり、競争意識が出てしまうことが多い=心

35、喜びや楽しみを見つけることが得意でない=心

36、過ぎたこと、先のことなどクヨクヨと思い悩むことが多い=脾

37、神経質、潔癖症、完璧症できちんとやらないと気がすまない=脾

38、前向きになれず、否定的な発想から入ることが多い=肺

39、気持ちが迷いやすく、決断が苦手=脾、胆

40,しんどくても無理して頑張ることが多い=腎

41,恐れや不安が強く、ビクビクしやすい=腎

それぞれ、どの臓を傷めやすいか記載しています!

(薬剤師、薬食同源アドバイザー 高田理恵/絵:そねたあゆみ)


食物アレルギー

昨年末、カナダで15歳の女の子がボーイフレンドとキスをした直後、ショック状態に陥り亡くなってしまいました。原因はボーイフレンドが直前に食べていたピーナッツバターのサンドウィッチ。女の子はピーナッツアレルギーだったのです。

日本でも三人に一人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。アレルギーとは、身体に無害なものに対してもウィルスと同じように免疫反応を起してしまうことですが、その中でも怖いと言われているのが食物アレルギーです。どの食物にアレルギー反応を起すかは人それぞれですが、卵、ピーナッツ、そば、肉、魚などのたんぱく質に限られています。この『特定のたんぱく質』が腸から吸収されると、免疫ブログリンと呼ばれる抗体と合体します。

そして、これが全身に回ると、肥満細胞や好塩基本細胞らがこのたんぱく質を追い出そうとする反応が起きるのです。この反応により腫れが引き起きるため、蕁麻疹が出たり、気管支の粘膜が腫れ呼吸困難を起したり、最悪の場合ショックに陥り命を落としてしまうのです。

また、反応は、30分以内に起こるので、アレルギーの起こる食物を食べてしまった場合は、早急な対応が求められることになります。

全ての人が重いアレルギー反応を起すわけではなく、ただ口の周りが痒い、咳が出る、といった軽い症状の場合もあります。しかし、症状が悪化したり、20歳以上でも突然発症するケースが多いので、心当たりがある方は一度検査を受けてみるとよいかも知れません。皮膚テストや血液テストにより、何にアレルギー反応を起すのか分かります。

食物アレルギーであることが分かった場合、緊急時に備えて抗ヒスタミン薬などの内服薬を処方してもらうと心強いと思います。アメリカなどでは、アレルギー反応を即効で抑えることが出来るエピネフリン自己注射製剤を処方してもらえますが、残念ながら日本ではまだ承認審査中です。

ちなみに、乳幼児の場合腸の吸収力が未熟なため食物アレルギーを起すことがありますが、この場合腸の吸収が発達すれば収まります。しかし、そうでない場合は一生アレルギー反応は起こるので、見極めるのには医師の指示を仰ぐのが必要でしょう。「沢山食べれば慣れて治る」と考える人もいますが、食物アレルギーだからと言って決して甘くみてはいけないのです。

(文:JULIE/絵:吉田たつちか)

2006-03


ワカメの色の神秘  

 陸上植物のほとんどが緑色をしているのに対し、海藻類は生息している海の深さによって、浅いところから順に緑色、褐色、紅色のものが分布しており、それぞれ、緑藻類、褐藻類、紅藻類と呼ばれています。これは、海中では水深によって届くことのできる光の波長が限られているので、その水深に届く光を効率よく利用するために環境に体色が適応しているからだと考えられています。

 ワカメは食卓で見かけるときは緑色をしていますが、褐藻類に属していて本来は褐色をしています。ワカメの褐色は、緑色をした葉緑素クロロフィルと黄色のフコキサンチン(カロテンの仲間)という補助色素の二つの色が混じり合って出来ています。クロロフィルの緑色が比較的に安定なのに対し、フコキサンチンは熱に弱く、調理や保存中に容易に分解されて退色します。したがって、普段私達がワカメを目にするときには、フコキサンチンがすでに失われてしまって緑色をしているという訳です。

 フコキサンチンは単なる色素ではなく、優れた健康効果を持っています。他のカロテノイドと同様に抗酸化作用を持っている他、脂肪の燃焼を促進するダイエット効果、がん細胞を自殺に追い込むアポトーシスという作用をもっていることなどが知られています。

 優れた効能をもつフコキサンチンですが、残念ながらワカメに含まれるフコキサンチンは微量であり、また分解しやすいので、有効な量を日常の食事から摂取することはなかなか難しいようです。

フコキサンチンの摂取源としてはまだ課題の残るワカメですが、栄養学的には優れたものがあります。ワカメにはカルシウムやヨウ素などのミネラル類、カロテンやビタミンKな どのビタミン類が豊富に含まれています。

諸外国では欠乏症になることも多いヨウ素ですが、日本人がヨウ素欠乏症にならないのはワカメを始めとする海藻類を ふんだんに摂取しているお陰だといわれています。また、ワカメは食物繊維のアルギン酸やフコイダンといった機能性のある食物繊維を含んでいます。それらの食物繊維は、血圧やコレステロールを低下させる働きを持つことが知られています。さらに、フコイダンは抗がん作用もあるのではないかということで近年急速に研究が進んでいます。

(文:医学博士 食品保健指導士 中本屋幸永/絵:吉田たつちか)
2010-03


食物酵素のお話

先回、食べすぎはよくないよ!というお話をしました。

それは、体で作られる酵素というのは有限で、食べ物をとりすぎて酵素を消化と吸収のほうに使ってしまうと、解毒と代謝にまわす酵素が不足して、体は毒素で汚れてしまうためです。

 

これに対して、外から酵素を補うという考え方があります。

これが食物酵素です。

例えば、大根おろし、生姜、生野菜ジュース、漬物、納豆などの発酵食品には、酵素がたくさん含まれています。

 

簡単な例でゆきますと、サンマ一匹を食べると、体の10の酵素のうち、8が使われてしまうとします。すると残りの2の酵素で、体を解毒代謝せねばなりません。

 

ここへ、付け合せに大根おろしをいただきますと、大根おろしの2の食物酵素のおかげで、解毒代謝に使われる酵素は2増えて、4の酵素が残るという理屈です。

ですので、お肉を食べたら、たくさんの生野菜をあわせるなどの工夫をすることはとても大切なのです。これは昔の人の智慧だったのですね!

 

お肉、お魚などのメインのおかずよりも、付け合せのお野菜にボリュームをもたせれば、十分に食物酵素の恩恵を受けることができそうです。

ちょっとした工夫で、健康が得られるのですから、どうぞみなさん、お試しくださいね!

(薬剤師、薬食同源アドバイザー  高田理恵)
2005-03


カレーの歴史

 日本最初のカレーの具はカエル?

 いまは国民食とさえいわれるカレーライス。日本人の9割は一ヶ月に一食以上カレーを食べており、4割は一週間に一食の割合で食べているそうです。

 そんなに愛されているカレーライスですが、いつごろから日本で食べられるようになったのでしょう?

 記録によると、最初にカレーを食べたのは後に物理学者となる山川健次郎が明治4年に、アメリカ留学に向かう船中でカレーライスを食べたという記録があります。もっとも山川健次郎がカレーライスを注文したのは、それが唯一の米を使った料理であり、肝心のカレーはすべて残してしまったといいますから、果たして最初に食べたといえるのかどうかは、まあ置いておきましょう。

 次に日本史に出てくるのは、明治5年に発売された『西洋料理指南』という書物。この書物にカレーの作り方が出ているのです。

 その作り方とは、ネギ、ショウガ、ニンニクを刻んだらバターで炒めた後、水をくわえ、エビやカエルなどを入れてよく煮る。さらにカレー粉を入れて煮込み、塩、水溶き小麦粉を入れるというもの。ここで現代人は“ギョッ”とするのが、具に出てくるカエル。おそらく当時の日本にはカエルを食べる習慣はなかったと思われますから、おそらく明治の日本人もかなりギョッとしたに違いありません。

 この『西洋料理指南』がヨーロッパの料理を参考にしたのか、アメリカの料理を参考にしたのか、あるいはやはりカエルを食べる習慣のある中国から来たのかは不明ですが、欧米ではカエルを食べる風習は確かにありますので、おそらくカエルカレーのレシピが、欧米にはあったのでありましょう。ちょっとゲロゲロと思ってしまいますね。

 

少年よ、大志を抱きつつカレーを食せ!

 日本におけるカレーライスの歴史を語る上で忘れてならない人物が、かの「少年よ大志を抱け」というフレーズで有名はクラーク博士です。明治9年、現在の北海道大学である札幌脳学校の初代教頭となったアメリカ人、クラーク博士は、米食に偏見があったらしく学生にご飯を食べることを禁止しました。ただしカレーライスを除いて。

 札幌農学校の寮では、パンと肉の日とカレーライスの日が、一日交代であったといいます。そのため、日本にカレーライスを広めたのはクラーク博士という説もあります。このようにして、カレーライスは日本に少しずつ広まっていきました。

 北海道にカレーが広まったのは、他にもジャガイモ、タマネギ、西洋ニンジンといった食べ物が、北海道で多く栽培されたこともあったかも知れません。ジャガイモ、タマネギ、西洋ニンジンはいまでこそカレーの野菜に欠かせぬ三種の神器的野菜ですが明治になってから日本で栽培されるようになったもので、明治初期の段階ではまだほとんど食べられていませんでした。

 そして当時のカレーライスは、まだ西洋料理の一品目。まだまだ日本の国民食とはなっていません。せいぜい高級な西洋料理店で出されるものであったのです。

 

軍隊がカレーを広めた?

 明治時代、カレーライスはレストランで人気料理になりましたがまだまだ家庭内で作られる料理ではありませんでした。それが一般家庭に広まるためには安価で美味しいカレー粉が必要。実際に身近で作る人々が、必要でした。それまでのカレー粉はイギリス製のC&B社のもの。舶来品で庶民にはちょっと手が出ない代物だったのです。

 それが明治の終わりごろから大正時代に国産のカレー粉が作られるようになります。いくらカレー粉が安価で手に入るようになっても、食というものは意外と保守的なもの誰かが目の前で作ってくれないと、なかなか新しい料理には手が出ないものです。それを一気に広めたのが、軍隊ではないかといわれています。

 明治37年、日露戦争勃発。そのとき陸軍海軍とも軍用食としてカレーライスが採用されました。戦争が終わったとき、カレーライスの作り方を覚えた兵士たちは、故郷に帰ると家族にカレーの作り方と美味しさを伝えたのです。

 特に海軍では、当時毎週土曜日にはカレーライスを出す習慣ができており、それがいまの時代では金曜日になっているのですが、いまやレトルト食品として『海軍カレー』の名称で人気商品となっているくらいです。

 大正時代になると、カレー粉も多くの会社が手がけるようになり、より手に入りやすいものとなりました。

 いまやカレーの具として必ずといってもいいほど入っているニンジン、ジャガイモ、タマネギも、このころにカレーに入るようになりました。これはシチューの影響であるようです。

 また、カレーうどんは明治の末に生まれており、カレーパンは昭和2年に誕生。カレーは着実に国民食への道を歩んでゆきます。

 第二次世界大戦中は、国中が食料不足となりましたが、カレーライスは相変わらず軍隊で食べられていました。

 

戦後カレーは国民食に

 戦後、学校給食にもカレーライスが出され、子どもたちのハートをキャッチ! カレーはますます日本人の国民食となっていきます。やがて日本は高度成長期に入ります。そのとき現れたのがこれまでのカレー粉ではなく、カレーの固形ルー。このカレールーの登場は、カレー粉から作るものよりも、はるかに簡単に作ることができるため、一気にカレーライスが国民に親しまれていったのです。

 また、1968年、一人用のカレーとして日本発のレトルト食品である『ボンカレー』が登場。いまやレトルト食品の3割はカレーであるといいます。日本全国に広まったカレーライスは、各地域でもそれぞれに発展し、ご当地カレーとして多くの人に親しまれるようになったのでした。

 

カレーを食べると幸せ気分になれる?

 最近の研究によると、カレーには20種類以上のスパイスが入っており、その効果でストレスを抑えたり認知症の予防や血糖値を抑える効果があることが知られています。

 さらに、カレーを食べると、セロトニンという人に幸せ気分にさせる効果がある脳内物質まで、多く出てくることがわかりました。

 美味しくて健康に良くて幸せにしてくれるカレーライス。日本人が大好きなのも当然なのかも知れませんね。

(食文化研究家 巨椋修(おぐらおさむ)/絵:そねたあゆみ)2014-03

 

 

 

 

 

 

 

 



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