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自分を磨く

第八話 あの人の言葉、あの人なりの言葉

「青空」という言葉。


誰でも知っている言葉。

しかし、今僕が思い描いている青空と同じ青空を描けた人はいない。


その空には太陽はあるか?

青の度合いはどれくらいか?

雲は一つも無い?

日本から見た空?それとも別の場所?


少し考えただけでいろいろなシーンの「青空」がある。



そう、これが言葉の限界。



言葉は自分の思っている100%を伝える事はできない。

言葉というのは、自分達が見ている「現実」を切り取って言葉を当てはめているだけ。


だから、言葉は多義的となる。


しかし、人間が自分の思っていることを伝える方法は、言葉だけ。
だからその多義的とも取れる「青空」という言葉を、一生懸命説明する。
そんな中、その言葉に説得力があるひとと無い人が現れる。
その違いは何であろうか?


それは、「経験」



その言葉に、どれだけその人の経験が乗っているか?

そのことで、その言葉に対する説得力は全く違うものになる。


その時、僕の「青空」は一意の言葉となる。



その「青空」は




「あの人の言葉、あの人なりの言葉」




と言われる。


そんな言葉をたくさんもちたい。
様々な経験をし、いろいろな事を伝えられる人になりたい。


第十三話 真剣と深刻


自分のいまやっていることは、やりたいことか?

やらねばならない事になっていないか?

人間は、やりたい事でないと、がんばれない。
本来の力を発揮できない。


物事に対して、真剣になっても深刻になってしまってはいけない。


真剣とは、熱中している状態。
やりたいことを寝食忘れて、没頭している状態。


深刻は、悩んでいる状態。
プレッシャーに追われ、やらねばならないと
自分を追い詰めてしまっている状態。

真剣に取り組んでいたことが、
深刻にすり変わってしまうタイミングがある。

それは、やりたいと思ってやったことが、
いつの間にかやらねばならない事になった時だ。

一度立ち止まって考えて見る。

それは、やりたいことか?
それは、やらねばならないことか?

第十八話 レモンを渡されたら、レモネードを作る努力をしよう


レモン = 不良品 

レモネード = 子供の大好物 

という意味をあらわす。



つまり、

自分にとって好ましくない状況に置かれたとしても、

自らの手で、望ましい状況に持っていく努力をしよう

ということ。



受け身であってはいけない。

誰かが変えてくれるのではない。


周りのせいにしても始まらない。

変えるのは自分だ。



つまらなければ、面白くすればいい。



事実は一つ。捉え方は、自分次第。


第百三話 個性が磨かれる時


現代は、個を尊重する時代と言われる。

しかし、個を尊重するという事は、周りから個を切り離すことではない。



個性は自分一人では磨くことはできない。



では、個性というのはどのように磨かれるのだろうか?



それは、他人の個性とのぶつかり合いの中で磨かれる。

他人との関係性の中で磨かれる。



「人間」という言葉。



人の間と読む。



人と人との間に、自我があり、個性が磨かれる。

個を周りとの関係性から、切り離す事はできない。



個だけで生きる事は出来ない。



だからこそ、周りの事を視野に入れた生き方をしない限り、

個性を発揮できる事はない。