三つのきづき
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後の章ではこれまでのゆる勉を通して私たちが得た、三つの大きな「きづき」をご紹介したいと思います。
『築き』
友情、チーム、人との縁・・・色々な繋がりが築かれていきました。
ビジネスじゃない、強制じゃない、そんな「ゆるさ」が幸いしたのか、IT業界だけでなく幅広い分野の人と知り合うことができました。
そして知り合った人がまた、別の「場」へ案内してくれる、そんな広がりが続いています。
そういえば私Dr.OGAとMharuは、ゆる勉を始めるまで短い会話を数回しか交わしたことがありませんでした。こうやって毎月一緒に勉強会をやる事になるなんて、思ってもいませんでした。
そして「築く」といえば、もう一つ。
日本語の「築く」よりも英語の「build(ビルド)」がうまく当てはまるかもしれませんが、ボディビルディングのように「筋力」が自然と鍛えられていました。
ここで言う筋力とは、話す力、きく力(聞・聴・訊)、学ぶ力などの事を指します。
私の場合、わかりやすい例としてプレゼンがあります。
4年前、私は会社でプレゼンの機会を与えられ、数十名の前で発表をしました。自分でいうのも何ですが、それはヒドイものでした。時間をかけて準備したにも関わらず、緊張したこと、思いを伝えられなかったこと、わき汗ダラダラだったことしか覚えていません。
あれから時は経ち、最近も同じようなプレゼンの機会がありました。忙しい時期と重なってしまい、ほとんど準備に時間を取れなかったのですがなかなかの好評でした。
準備を始める段階でゴールのイメージがなんとなく見えてきたので急いで骨子をつくり、根拠や付加情報で肉付けをし、デザインをイメージして頭の中を整えていざ本番!
と言った感じでした。
もちろん、いつもこんな風にうまくいくわけではありませんが
「聞き手がどんな風に感じるか?」
「聞き手が私に言ってほしいと思っていることは何か?」
を考えられるようになったことが大きなポイントだと思っています。
また、ゴールや流れをイメージする「カン」も少し身についてきたように感じます。
また「場数を踏んできた」という事も、プレゼンがうまくいくようになった要因の一つだと思います。
会社の中だけではプレゼンの機会などそんなにないし、それらは練習ではなく本番という方も多いのではないでしょうか?
失敗できないから、思い切ったこともできない。だからなかなか限界を広げられない。
そういった意味で勉強会は、場数を踏み、トライ&エラーを繰り返しながら自分の限界を広げていける絶好の練習場だと思います。
特にゆる勉であれば失敗しても、笑いが起こるくらいのものでしょう。
『機突き』
この間あるメンバーが「思っていた延長線上には、今いないよね」と言っていました。
どういう事かというと、ゆる勉を始めた頃になんとなくイメージしていた結果の、大きく上を行っているということです。
今考えると、OSNは何度もチャンス(機)を突いてきました。
前章でAgile Japan2010というビッグイベントに出演したと書いていますが、内々で始めた勉強会グループがIBM本社でプレゼンターをしたのですから大きなチャンスをものにしたと言えるでしょう。そしてありがたい事に、2011年のイベントにも出演依頼をいただきました。
また、何度かワークショップを開催し、その度に笑いあり、学びありの「自分でもその場にいてよかったな」と思える勉強会になっています。
ゆる勉は自由です。
だからこそアンテナをはり、良いものをキャッチする感性は磨かれていきます。
こういうのが面白いんじゃないか?
コレとコレをくっつけてみると、もっと学びが深まるんじゃないか?
そんなことをメンバーが日頃から考えています。
個人差はあると思いますが、この自由さがパフォーマンスを高めています。
近々の機突きとして「かなりアホで面白いことを大規模に」やってみようと目論んでいます。乞うご期待。
『気付き』
築いてきた人との繋がりから、チャンスがやってきた時、それに応える力があるということ。
そして、それはゆ~るい勉強会という場で養われたこと。これは事実です。
初勉強会からこれまでのことを振り返ってみると、ある分岐点がありました。
内々だけでやっていた集まりから、外の人たちへも働きかけをしようと決まった瞬間です。
外向きにベクトルが向いたその時から一気に加速しはじめました。
きっかけは、私がある交流会で出会った方の一言でした。
「勉強会をしていたよ。一年くらいでみんな集まらなくなって終わっちゃった。」
今でもその時感じたことを忘れていません。
企業も生き物と一緒で、少しずつ成長していかないと消えてしまうとよく言われています。ゆる勉という集まりも一緒だと思うのです。
いくら「ゆるい」といっても、それだけでは長く続けていけるとは思えません。
だから、少しずつ外との関わりを持って、刺激を受けながら成長していこうと考えたのです。
別にすごい事をやろうという動機ではありませんでした。
三年前、本田直之さんによって流行した「レバレッジ(てこの原理)」という言葉があります。
OSNでもレバレッジという言葉が流行しました。
そして、そこから「パーソナルレバレッジ」と「グループレバレッジ」というものを勝手に派生させました。
自分が本やセミナーで学んだことを活用するのがパーソナルレバレッジだとしたら、各自が学んだことをグループで共有し、掛け算式に増やすのがグループレバレッジだとしました。
各自が咀嚼し、凝縮したノウハウを生の声で伝えてくれるためインパクトも大きく、その吸収率もアップします。
そしてこの本を書いている「今このとき」にも各メンバーの文中に現れるエッセンスを学べているのです。
気付きの締めくくりとして、もう一つ。
勉強会は参加する方より開催する方が数倍勉強になります。
何かをアウトプットしようとすれば自然と深く理解しようとします。
また、常にアウトプットする前提で物事を見るクセがついてきます。
さらに当然のことながら、運営や段取りの訓練ができます。
「でもなぁ・・・」と思ったときに効く、いい言葉があります。
『実験してみよう!』
最後の章ではこれまでのゆる勉を通して私たちが得た、三つの大きな「きづき」をご紹介したいと思います。
『築き』
友情、チーム、人との縁・・・色々な繋がりが築かれていきました。
ビジネスじゃない、強制じゃない、そんな「ゆるさ」が幸いしたのか、IT業界だけでなく幅広い分野の人と知り合うことができました。
そして知り合った人がまた、別の「場」へ案内してくれる、そんな広がりが続いています。
そういえば私Dr.OGAとMharuは、ゆる勉を始めるまで短い会話を数回しか交わしたことがありませんでした。こうやって毎月一緒に勉強会をやる事になるなんて、思ってもいませんでした。
そして「築く」といえば、もう一つ。
日本語の「築く」よりも英語の「build(ビルド)」がうまく当てはまるかもしれませんが、ボディビルディングのように「筋力」が自然と鍛えられていました。
ここで言う筋力とは、話す力、きく力(聞・聴・訊)、学ぶ力などの事を指します。
私の場合、わかりやすい例としてプレゼンがあります。
4年前、私は会社でプレゼンの機会を与えられ、数十名の前で発表をしました。自分でいうのも何ですが、それはヒドイものでした。時間をかけて準備したにも関わらず、緊張したこと、思いを伝えられなかったこと、わき汗ダラダラだったことしか覚えていません。
あれから時は経ち、最近も同じようなプレゼンの機会がありました。忙しい時期と重なってしまい、ほとんど準備に時間を取れなかったのですがなかなかの好評でした。
準備を始める段階でゴールのイメージがなんとなく見えてきたので急いで骨子をつくり、根拠や付加情報で肉付けをし、デザインをイメージして頭の中を整えていざ本番!
と言った感じでした。
もちろん、いつもこんな風にうまくいくわけではありませんが
「聞き手がどんな風に感じるか?」
「聞き手が私に言ってほしいと思っていることは何か?」
を考えられるようになったことが大きなポイントだと思っています。
また、ゴールや流れをイメージする「カン」も少し身についてきたように感じます。
また「場数を踏んできた」という事も、プレゼンがうまくいくようになった要因の一つだと思います。
会社の中だけではプレゼンの機会などそんなにないし、それらは練習ではなく本番という方も多いのではないでしょうか?
失敗できないから、思い切ったこともできない。だからなかなか限界を広げられない。
そういった意味で勉強会は、場数を踏み、トライ&エラーを繰り返しながら自分の限界を広げていける絶好の練習場だと思います。
特にゆる勉であれば失敗しても、笑いが起こるくらいのものでしょう。
『機突き』
この間あるメンバーが「思っていた延長線上には、今いないよね」と言っていました。
どういう事かというと、ゆる勉を始めた頃になんとなくイメージしていた結果の、大きく上を行っているということです。
今考えると、OSNは何度もチャンス(機)を突いてきました。
前章でAgile Japan2010というビッグイベントに出演したと書いていますが、内々で始めた勉強会グループがIBM本社でプレゼンターをしたのですから大きなチャンスをものにしたと言えるでしょう。そしてありがたい事に、2011年のイベントにも出演依頼をいただきました。
また、何度かワークショップを開催し、その度に笑いあり、学びありの「自分でもその場にいてよかったな」と思える勉強会になっています。
ゆる勉は自由です。
だからこそアンテナをはり、良いものをキャッチする感性は磨かれていきます。
こういうのが面白いんじゃないか?
コレとコレをくっつけてみると、もっと学びが深まるんじゃないか?
そんなことをメンバーが日頃から考えています。
個人差はあると思いますが、この自由さがパフォーマンスを高めています。
近々の機突きとして「かなりアホで面白いことを大規模に」やってみようと目論んでいます。乞うご期待。
『気付き』
築いてきた人との繋がりから、チャンスがやってきた時、それに応える力があるということ。
そして、それはゆ~るい勉強会という場で養われたこと。これは事実です。
初勉強会からこれまでのことを振り返ってみると、ある分岐点がありました。
内々だけでやっていた集まりから、外の人たちへも働きかけをしようと決まった瞬間です。
外向きにベクトルが向いたその時から一気に加速しはじめました。
きっかけは、私がある交流会で出会った方の一言でした。
「勉強会をしていたよ。一年くらいでみんな集まらなくなって終わっちゃった。」
今でもその時感じたことを忘れていません。
企業も生き物と一緒で、少しずつ成長していかないと消えてしまうとよく言われています。ゆる勉という集まりも一緒だと思うのです。
いくら「ゆるい」といっても、それだけでは長く続けていけるとは思えません。
だから、少しずつ外との関わりを持って、刺激を受けながら成長していこうと考えたのです。
別にすごい事をやろうという動機ではありませんでした。
三年前、本田直之さんによって流行した「レバレッジ(てこの原理)」という言葉があります。
OSNでもレバレッジという言葉が流行しました。
そして、そこから「パーソナルレバレッジ」と「グループレバレッジ」というものを勝手に派生させました。
自分が本やセミナーで学んだことを活用するのがパーソナルレバレッジだとしたら、各自が学んだことをグループで共有し、掛け算式に増やすのがグループレバレッジだとしました。
各自が咀嚼し、凝縮したノウハウを生の声で伝えてくれるためインパクトも大きく、その吸収率もアップします。
そしてこの本を書いている「今このとき」にも各メンバーの文中に現れるエッセンスを学べているのです。
気付きの締めくくりとして、もう一つ。
勉強会は参加する方より開催する方が数倍勉強になります。
何かをアウトプットしようとすれば自然と深く理解しようとします。
また、常にアウトプットする前提で物事を見るクセがついてきます。
さらに当然のことながら、運営や段取りの訓練ができます。
「でもなぁ・・・」と思ったときに効く、いい言葉があります。
『実験してみよう!』
謝辞
OSNの初著書「和室から始めるゆる勉のすすめ」をお読みいただき、ありがとうございました。
OSNは本当に幸せ者です。周りの人に恵まれています。
著書でOSNを紹介していただいた方
OSNブログの読者の方
OSNワークショップに参加された方
勉強会やイベントで関わっていただいた方
そして、この本の読者である「あなた」
本当に感謝いたします。
小さいものでもいい。
ゆ~るいものでもいい。
始めてみると自分の中の何かが、そして自分の周りの何かが動きだします。
しかも、それらは互いに引き寄せ合いながら大きな流れを作っていくでしょう。
では、またどこかの勉強会でお会いしましょう。
Osaka Study Network
OSNは本当に幸せ者です。周りの人に恵まれています。
著書でOSNを紹介していただいた方
OSNブログの読者の方
OSNワークショップに参加された方
勉強会やイベントで関わっていただいた方
そして、この本の読者である「あなた」
本当に感謝いたします。
小さいものでもいい。
ゆ~るいものでもいい。
始めてみると自分の中の何かが、そして自分の周りの何かが動きだします。
しかも、それらは互いに引き寄せ合いながら大きな流れを作っていくでしょう。
では、またどこかの勉強会でお会いしましょう。
Osaka Study Network
奥付
和室から始めるゆる勉のすすめ
http://p.booklog.jp/book/20316
著者 : Osaka Study Network
(Mharu・炎丸・Dr.OGA・たくMAX・テラ)
著者プロフィール
http://osakastudynetwork.seesaa.net/
感想はこちらのコメントへ
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http://booklog.jp/puboo/book/20316
発行所 : ブクログのパブー(http://p.booklog.jp/)
運営会社:株式会社paperboy&co.
この本の内容は以上です。

M-haru