目次
はじめに
シリーズのご紹介
北海道のスタンプラリー
道南・道央の旅
5年ぶりの北海道!“花ロードえにわ”
石狩平野を一望!“マオイの丘公園”
夕張メロンの里!“夕張メロード”
ラムサール条約登録湿地!“ウトナイ湖”
伊達武士団開拓地!“だて歴史の杜”
内浦湾を望む高台に建つ!“あぷた”
駒ケ岳を望む都市公園!“YOU・遊・もり”
駒ケ岳を望む!“つど~る・プラザ・さわら”
国宝を展示する道の駅!“縄文ロマン南かやべ”
海と山の絶景!“なとわ・えさん”
北島三郎のふるさと!“しりうち”
二人の横綱を生んだ町!“横綱の里ふくしま”
北海道唯一の城下町!“北前船 松前”
追分ソーランラインの絶景!“上ノ国もんじゅ”
江差追分のふるさと!“江差”
メークイン発祥の地!“あっさぶ”
海抜40mからの眺め!“ルート229元和台”
海水浴場のシャワー室!“てっくいランド大成”
漁港が隣接!“みなとま~れ寿都”
100円ソフトを味わう!“よってけ!島牧”
世界の珍しい貝が揃う!“シェルプラザ・港”
とっても小さな道の駅!“いわない”
台風被害からの復活!“オスコイ!かもえない”
宇宙への夢を育む!“スペース・アップルよいち”
工場見学!“ニッカウヰスキー余市蒸溜所”
羊蹄山の伏流水!“名水の郷きょうごく”
元祖1億円トイレ!“フォーレスト276大滝”
道央・十勝の旅
しのつ湖畔の観光ゾーン!“しんしのつ”
羊蹄山に沈む夕陽!“望羊中山”
洞爺湖を見下ろすロケーション!“とうや湖”
北海道を代表するリゾート!“230ルスツ”
羊蹄山を仰ぎ見る!“真狩フラワーセンター”
ニセコ町の玄関口!“ニセコビュープラザ”
広大な自然公園!“らんこし・ふるさとの丘”
人気のパン工房!“くろまつない”
内藤大助の出身地!“とようら”
有珠山を望む!“そうべつ情報館アイ”
白鳥大橋を望む!“みたら室蘭”
ししゃもが名物!“むかわ四季の館”
競走馬の故郷!“サラブレッドロード新冠”
マリンレジャーの拠点!“みついし”
いよいよ十勝へ!“コスモール大樹”
ナウマン象のまち!“忠類”
大規模機械化農業の村!“さらべつ”
花と緑とアートの村!“なかさつない”
夏も冬も楽しめる!“星野リゾートトマム”
十勝平野の北西部!“しかおい”
乗馬体験のできる道の駅!“うりまく”
赤いとんがり屋根!“ピア21しほろ”
純植物性天然温泉!“しほろ温泉”
丘の上の欧風建物!“足寄湖”
松山千春出身地!“あしょろ銀河ホール21”
日本一寒い町!“オーロラタウン93りくべつ”
北斗七星をイメージ!“ステラ★ほんべつ”
道内一番の人口増加の町!“おとふけ”
幻の魚イトウが泳ぐ!“南ふらの”
自然の豊かさ!“自然体感しむかっぷ”
飛び地の町!“樹海ロード日高”
道央・道北の旅
巨大水車の駅!“三笠”
北海道の旅:道の駅ハウスヤルビ奈井江
道の駅マグネットに出会う!“つるぬま”
時間に焦る!“道の駅たきがわ”
雨竜沼湿原の入口!“田園の里うりゅう”
二頭の龍が出迎える!“サンフラワー北竜”
国内最大級スイングベル!“鐘のなるまち・ちっぷべつ”
釜炊き銀しゃりが人気!“ライスランドふかがわ”
極寒、多雪の地!“森と湖の里ほろかない”
ニシン漁栄華の跡!“おびら鰊番屋”
日本海オロロンラインを北上!“風Wとままえ”
ホテルと同居!?“ほっと・はぼろ”
日本最北の天文台!“☆ロマン街道しょさんべつ”
マスコットはモモちん!“富士見”
恐竜の化石が!“なかがわ”
北寄カレーに未練!“てしお”
サロベツ原野を走る!
稚内とノシャップ岬
北の果て“宗谷岬”
日本最北端の道の駅!“さるふつ公園”
巨大な船舶か?“マリンアイランド岡島”
一攫千金の夢!“ピンネシリ”
北海道命名の地!“おといねっぷ”
あげいもを味わう!“びふか”
もち米収穫量日本一!“もち米の里☆なよろ”
メルヘンの世界!“絵本の里けんぶち”
でんすけすいかの町!“とうま”
これが道の駅?“あさひかわ”
写真の町“ひがしかわ「道草館」”
パッチワークの世界!“びえい「丘のくら」”
憧れの地!“美瑛 四季彩の丘”
星の降る町!“スタープラザ芦別”
スイス風景観の町“うたしないチロルの湯”
道東の旅
ラーメン屋さんが道の駅!?“しらたき”
オホーツククラフト街道“まるせっぷ”
からくり王国“おんねゆ温泉”
童話村!“香りの里たきのうえ”
森のオーケストラ!“にしおこっぺ花夢”
JR興部駅廃線跡!“おこっぺ”
空に浮かぶ宇宙船?!“おうむ”
流氷科学センター!“オホーツク紋別”
屯田兵が拓いた!“かみゆうべつ温泉チューリップの湯”
サロマ湖畔!“愛ランド湧別”
日本第3位の湖!“サロマ湖”
おーろら号発着場!“流氷街道網走”
絶景ビューポイント!“メルヘンの丘めまんべつ”
鉄道マニアの憧れ?!“あいおい”
屈斜路湖を眼下に見下ろす!“ぐるっとパノラマ美幌峠”
たぶん日本で一番小さい?!“摩周温泉”
神秘の湖 “摩周湖”
温泉レストラン!“パパスランドさっつる”
JR駅と一体化!“はなやか小清水”
知床半島の付け根!“しゃり”
世界遺産 知床!“ うとろ・シリエトク”
ちょっとだけ“知床観光”
海産物の宝庫!“知床・らうす”
白鳥の風蓮湖!“スワン44ねむろ”
厚岸湾の景観に感動!“厚岸グルメパーク”
阿寒国際ツルセンター!“阿寒丹頂の里”
ついに北海道全駅制覇!“しらぬか恋問”
オープン1週間目!“うらほろ”
豆の元気くん!“ステラ★ほんべつ”
道東2泊3日の旅
屈斜路湖の絶景!〝ぐるっとパノラマ美幌峠”
北海道2泊3日の旅:7年ぶりの再会!〝摩周湖”
ロケーション抜群!〝屈斜路湖プリンスホテル”
幻のご来光!〝美幌峠”
北方四島への叫び!〝おだいどう”
大自然が創った感動スポット!〝野付半島”
生まれ変わった道の駅!〝摩周温泉”
ちょっとだけ立ち寄り!〝900草原”
廃線跡の鉄道公園!〝あいおい”
フォトスポット!〝メルヘンの丘めまんべつ”
北海道縦断の旅
北の果てに到着!“わっかない”
サロベツ原野に咲く花たち!“こうほねの家”
自然再生の取り組み!“サロベツ湿原センター”
絶品しじみの町!“てしお”
とんがり屋根が目印!“富士見”
2年前にリニューアル!“おびら鰊番屋”
二頭の龍が守るひまわりの町!“サンフラワー北竜”
美瑛観光の玄関口!“びえい丘のくら”
美瑛の丘巡りその① “ぜるぶの丘”
美瑛の丘巡りその② “北西の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその③ “マイルドセブンの丘”
美瑛の丘巡りその④ “三愛の丘”
美瑛の丘巡りその⑤ “新栄の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその⑥ “四季彩の丘”
神秘の感動スポット!“白金青い池”
活火山「十勝岳」を望む! “望岳台”
だまし絵を楽しむ!“深山峠トリックアート美術館”
定番の人気スポット!“ファーム富田”
星の降る里!“スタープラザ芦別”
人気の漬物処!“うたしないチロルの湯”
日本一の直線道路!“ハウスヤルビ奈井江”
カルデラ盆地の村!“あかいがわ”
噴き出す温泉の迫力!“しかべ間歇泉公園”
北海道新幹線が停まる!“みそぎの郷きこない”
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屈斜路湖の絶景!〝ぐるっとパノラマ美幌峠”

9月24日(土)から26日(月)までの2泊3日で北海道東部を回ってきました。

目的はまだ訪問したことのない 「道の駅おだいどう」 の制覇であり、それにいくつかの観光と、もう一度訪問したい道の駅を加えたものです。

 

初日の最初に向かった先は

道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠(びほろとうげ) です。

 

 

 

今回は福岡空港を出発して羽田空港で乗り継ぎ、〝女満別空港” に降り立ちました。

 

九州から北海道への旅というのは、どうしても乗り継ぎなどで時間がかかり、今回も空港に到着したのが13時であり、レンタカー会社に移動して手続きを済ませ出発したのは、13時半になってしまいました。

 

帰りも同じような理由で出発が早いので、結局2泊3日と言っても初日と最終日は半日しかありません。

 

 

今回の3日間の相棒は、オリックスレンタカーで借りたこのフィットです。

最近ヴィッツやマーチが多かったので、フィットは久しぶりの気がします。

 

この車、時速が60kmをちょっとでも超えると、「速度超過を検知しました。安全運転をお願いします」 と余計なことを言います。(^_^;)

最初は感心したけど、交差点などでスピードを落として元の速度に戻す度にしつこく繰り返すのでうんざりしました。(笑)

 

 

 

空港から40分弱で最初の目的地に到着しました。

 

ここは北海道の中で、私が一番好きな道の駅の中のひとつです。

好きな理由は標高約525mに位置するそのロケーションです。

 

周囲360度美しい草原に囲まれており、そこから見下ろす日本最大、世界第2位のカルデラ湖である 〝屈斜路湖(くっしゃろこ)” の絶景です。

 

道の駅の建物の2階、あるいは背後の高台がその絶景ポイントなので、何はともあれそれを見に行きました。

 

 

 

 

 

 

しつこいくらいに写真を並べましたが、私の好きな景色なのでご勘弁を!

 

湖の中にある島は、〝中島” といって、周囲は12kmあります。

アイヌの伝説では、巨大なアメマスを捕らえて山に繋いでいたところ、アメマスが暴れて山が崩れ、中島が誕生したと言い伝えられています。

 

 

 

 

 

今度は周辺の写真を少しご覧いただきました。

この日はお天気にも恵まれましたね。

 

では次は道の駅の建物です。

 

 

 

 

この美幌峠には、「天下の絶景」 を求めて、年間70万人が訪れるそうです。

建物の1階が特産品や民芸品の売店とファーストフードで、2階が展望台、展示室になっています。

 

 

 

〝あげいも” は望羊中山の道の駅が有名ですが、実はここが 〝元祖” なのだそうです。(^_^)

〝熊笹ソフト” というのもここの名物で、ここでしか食べられません。

 

 

さて、念願の美幌峠の絶景に再会できたので、次へ進みます。

実は初日の予定は、このあと 〝津別峠 展望施設” へ行くことにしていました。

 

〝津別峠” はここから20分程度の距離にあり、標高が947mあります。

ここは、〝雲海” が有名で、眼下の屈斜路湖の日の出と雲海は神秘の光景と言われます。

 

今夜の宿泊が屈斜路湖の湖畔なので、朝早くに起きて津別峠の朝日と雲海を見に行こうと思い、その下見だったのです。

 

ところが、・・・・・・・・

 

 

先日北海道を襲った台風の影響で土砂崩れがあり、なんと通行止めになっていたのです。

看板が信じられず少し走ってみましたが、1kmも行かないところで道路が閉鎖されていました。(ノ◇≦。)

 

残念だけどここは諦め、最後の目的地だった 〝摩周湖” を目指すことにしました。

 

 

 


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北海道2泊3日の旅:7年ぶりの再会!〝摩周湖”

津別峠が台風の影響で通行止めになっていたので、次の目的地

摩周湖 に向かいました。

 

 

 

 

ここは道の駅ではなく、あくまでも観光です。

今回の旅では道の駅以外にいくつかの観光を含めていますので、それもあわせて紹介してゆきます。

 

途中、道の駅摩周温泉の近くを通りますが、これは明日訪問する予定です。

〝摩周湖” には2009年9月に一度来たことがありますから、実に7年ぶりの再会となります。

 

 

摩周湖の主な展望台としては、〝第一展望台” 〝第三展望台” 〝裏摩周展望台” の3つがあります。

第二展望台というのも、昔はあったらしいのですが、足場が悪くて整備もされなかったために、今では 〝幻の展望台” として行く人もいないのだそうです。

 

今回訪問したのは 〝摩周第一展望台” であり、ここには売店などの入ったレストハウスがあり、もっとも整備された展望台です。

 

 

これが駐車場の入り口ですが、係の方が待機しておられて駐車料500円を徴収されます。

ちなみに第三駐車場は無料だそうです。

 

早速車を停めて、摩周湖を見に行きました。

 

 

 

〝霧の摩周湖” というけれど、前回きた時と同じようにお天気には一応恵まれました。

正面の山が標高857mの 〝摩周岳” ですが、残念ながら頂上付近は雲に覆われています。

 

今回再び足を運んだのは、以前来た時の感動をもう一度味わいたいと思ったからですが、湖の碧さが、7年前の方が良かったような気がします。

 

ということで、7年前の写真を見直してみました。

 

 

(2枚とも、2009年9月17日撮影)

 

やっぱり湖面の碧さが全然違いますね。

今日は前回よりやや雲が多かったので、私の期待したほどの景色には出会えませんでした。

 

もっと綺麗な写真を撮るのが目的だったので、ちょっとがっかりしました。

 

 

湖の中ほどに小さな島が見えますが、これを 〝カムイシュ島” といいます。

 

縦横が110m×40mという小さな島なのですが、なんと湖の底からの高さが240mもある火山の頂上部なのです。

摩周湖の深さは2百数十mありますから、そこにこんな火山が隠れているとは驚きです。

 

 

これが駐車場に面した展望台ですが、ここからレストハウスの屋上まで通路が続いており、どこからでも雄大な摩周湖が望めます。

 

このあとレストハウスに行き、土産物の物色を楽しみました。

 

 

※摩周湖のもっと詳しい内容は、2009年9月の記事をご覧ください。

  → 北海道全駅制覇の旅(3日目):神秘の湖 “摩周湖”  

 

 

さて、初日は結果として2か所しか訪問できませんでしたが、北海道は16時を過ぎると日が陰ってきますから、早めにホテルに入ることにしました。

 

今来た道をそのまま引き返し、屈斜路湖の湖畔にある、〝屈斜路プリンスホテル東館” が今夜宿泊するホテルです。

このホテル、周辺の景色も含め、とっても気に入ったので、次回はその紹介をします。

 

※摩周湖にもスタンプがあったので押してきました。

 

 

※初日に走ったルート(google mapの自動記録)

 


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ロケーション抜群!〝屈斜路湖プリンスホテル”

今回紹介するのは、初日に宿泊した

屈斜路湖プリンスホテル とその周辺です。

 

 

 

今回の旅行はJTBが企画した、航空券、宿泊、レンタカーがセットになったプランを使っています。

宿泊はJTBが選んだ地域ごとのリストの中からどれか決めるのですが、ホテルのランクにより追加料金が発生します。

 

以前この方面を回った時この屈斜路湖プリンスホテルの前を通ったので、立地条件等から迷わず初日の宿泊地に選びました。

それに、夕食を除けば追加料金も発生しないのでリーズナブルだったのです。

 

 

地図でもご覧頂けるように、ここは屈斜路湖の湖畔にあります。

「東館」 「西館」 があり、東館は8階建ての建物、西館は2階建てです。

 

私たちは、東館に宿泊しました。

 

 

これは建物の裏手から撮った写真ですが、奥の8階建てが東館、手前の2階建ての建物が西館の一部です。

 

 

 

レストランは東館の1階で繋がった独立した建物になっていて、そのガラス張り窓の外はご覧のような美しい庭園があり、池には水鳥が泳いでいます。

 

 

摩周湖から戻ってホテルに到着したのは予定より早い17時前でしたが、北海道では既に夕暮れです。

チェックインカウンターには、手作りの2枚の地図が置いてありました。

 

 

 

1枚目は、このホテルを中心とした周辺の観光スポットの案内図、そしてもう一枚がホテル周辺を歩いて散策できる 〝歩きマップ” です。

 

6階の部屋にチェックインして窓から下を見下ろすと、歩きマップを片手に裏庭を歩いている人たちが見えました。

もうしばらくは明るさが残っていそうなので、私たちも荷物を置いて散策にでかけました。

 

 

 

建物の裏手に回ると、すぐそこは屈斜路湖の湖面です。

 

屈斜路湖はカルデラ湖としては日本で最大の湖であり、その周囲は山手線の1.7倍にもなる、57kmもあります。

この湖から 〝釧路川” が流れ出ており、その流れは 〝釧路湿原” を通り、やがて太平洋に達します。

 

湖のほぼ中央に周囲が12kmの 〝中島” があり、その美しい景観は前々回の 〝美幌峠” でご紹介した通りです。

ちなみにこの島へは、自然保護の観点から上陸が禁止されています。

 

 

湖と公園の境目には大きな樹が立ち並んでいますが、その中の何本かはご覧のように大きく倒れているのがありました。

折れ方がまだ新しいので、おそらく先日3つも連続して北海道に上陸した台風の被害だと思います。

 

 

公園内には、〝フラワーガーデン” と呼ぶ、美しい花園があります。

その一部を紹介しますが、実際にはかなり薄暗くなっており、カメラのISO数値を上げて撮影しています。

 

 

 

 

 

ホテルの周辺にはいくつものフラワーガーデンが作られていますが、西館では結婚式もあるらしく、特にこの場所は 〝ウェディングガーデン” と呼ばれます。

屈斜路湖に面したこの場所で、ウェディングセレモニーが行われるのだそうです。

 

 

辺りがいよいよ薄暗くなったのでホテルに戻ると、ロビーでは二つのオプションツアーの受付があっていました。

一つは 〝摩周湖☆星紀行” といって、摩周湖展望台から星空を眺めるツアー、そしてもう一つが 〝屈斜路湖雲海ツアー” です。

 

受付の写真を撮ってないので、ホテルのパンフレットから画像をお借りします。

 

 

 

〝雲海ツアー” については通常は 〝津別峠” に上るのですが、前回お話ししたように台風による土砂崩れで現在道路が通行止めになっています。

従って、代替として 「摩周湖第三展望台」 からの雲海を案内されるようになっていました。

 

 

私たちは元々、津別峠、あるいは美幌峠で雲海、またはご来光を見る、と計画していましたから、明日は早起きしてホテルから15分程で行ける 〝美幌峠” を目指すことにしました。

 

その結果は、次回でお話し致します。

 


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幻のご来光!〝美幌峠”

2日目の早朝4時半にホテルを出発し、再び

美幌峠 を目指しました。

 

(弟子屈町パンフレットより画像借用)

 

宿泊しているホテルのある 〝弟子屈町(てしかがちょう)” は、雲海が望めることで有名です。

このパンフレットにも書いてあるように、その場所は 〝津別峠” 〝美幌峠” 〝藻琴峠” の3カ所です。

 

ホテルのフロントには、翌日の日の出の時間が表示されており、この日は5時15分となっています。

私たちは朝4時に目を覚ましましたが、外はまだ真っ暗だったので、空が白み始めた4時半にホテルを出発しました。

 

ホテルの窓からは屈斜路湖がすべて見渡せ、対岸の山の上からうっすらと明るくなり始めています。

雲海は気象条件があるので無理としても、少なくとも朝日の出、つまりご来光は望めるだろうと期待しました。

 

 

ホテルを出発してしばらく屈斜路湖に沿って走ったあと、つづら道を山手に向かって上って行きます。

標高が上がるに従って霧が出始めたかと思うと、まもなくその霧は更に深くなり、ヘッドライトを点けた対向車さえぼんやりとしか見えなくなりました。

 

通常なら15分で到着するはずの美幌峠に、徐行のような走り方で20~25分はかかったと思います。

道の駅の駐車場の入り口さえよく見えません。

 

 

 

昨日あれだけ天気の良かった美幌峠はご覧の通り!

一応車を下りて展望台の方へ行ってみたけど、私たちと同じようにカメラを片手にがっかりしてたたずんでいる人たちが何人かいます。

 

ここは標高が525mです。

津別峠が974mですから、もし通行止めになっていなければ、見事な雲海が見れたかもしれません。

私たちは正に、その雲海のど真ん中に入り込んでしまった訳です。(ノ◇≦。)

 

駐車場には、10台以上の車やバイクがいましたが、諦めて三々五々に下りてゆきます。

私たちも15分程粘ったあと、戻ることにしました。

 

標高が下がると霧は嘘のように消えてゆきます。

途中、小さな駐車スペースがあったので、そこから少し歩いて、樹の間からの屈斜路湖を撮影しました。

 

 

見事な夜明けがそこにありました。

 

私たちが湖面にカメラを向けていると、先ほど駐車場で出会ったバイクや車が停まり、同じようにここからの景色を撮影してゆきます。

 

ホテルに戻り、昨夜散策したホテルの裏庭に出てみました。

 

 

 

 

結果的には、ここで日の出を待った方がはるかに良かったのかもしれません。

そして朝食です。

 

 

 

これがビュッフェスタイルのレストランです。

昨晩の夕食の時は気が付かなかったけど、全面ガラスの外はこんなにきれいなんです。

 

 

 

早朝に起きて一仕事してきたのでお腹がすきました。

しっかり食べて、今日一日の行動に備えます。

 

このホテル、私の評価としては10点満点の10点です。

食事や部屋が良かったこと、周辺のロケーションが素晴らしいことに加え、従業員の皆さんの 「お客さんに楽しんで頂こう」 という気配りが感じられます。

 

雲海やご来光は幻に終わったけど、十分に満足できるホテルでした。

 

 


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北方四島への叫び!〝おだいどう”

朝食を終えて向かったのは、今回の本命である

道の駅おだいどう です。

 

 

 

道の駅おだいどうは、地図でご覧の通り知床半島と根室半島の中間地点にあります。

北海道東部に唯一残っていたこの道の駅に行くことが、今回の旅行の本来の目的です。

 

屈斜路湖湖畔のホテルから目的地まで距離にして98km、ひたすら東へ走り、野付湾の海岸線を目指します。

 

今回の旅では一度も高速道路を使わなかったのですが、そのおかげで至る所でいかにも北海道らしい風景に出会いました。

 

 

畑と空の美しさに、思わず車を停めて撮った写真がこれです。

 

見渡す限りの畑の中を、緩やかな上り下りだけを繰り返しながら限りなく続く一直線の道路など、北海道は走っているだけで感動があります。

 

ナビの予測時間では2時間以上でしたが、1時間40分程で到着しました。

 

 

 

 

道の駅の所在地は 〝野付郡別海町尾岱沼” ですが、この 〝尾岱沼”〝おだいとう” と読みます。

 

別海町というのは、総面積がなんと東京23区の2倍以上もあります。

その広大な土地に、人口1万6千人の住民と、牛が約12万頭暮らしています。

 

そしてこの道の駅のある場所は、「白鳥台」 と呼ばれ、冬から春にかけて数百羽の白鳥が飛来します。

 

 

 

 

野付湾に面したこの 「白鳥台」 にはもう一つ特徴があって、なんと 〝四角い太陽” が見えるのです。

 

(道の駅パンフレットから画像借用)

 

これは空気の温度差によって光が屈折しておこる蜃気楼の一種だそうですが、気温が急激に下がる厳冬期に主に見られます。

四角い太陽を鑑賞できるポイントはいくつかありますが、その一つがこの白鳥台で、条件の整った冬場の早朝には多くのカメラマンがここに集まります。

 

 

さて、道の駅の一角にこんなものがありました。

 

 

 

 

最初の地図でお気づきかと思いますが、ここは北方領土の 〝国後島(くなしりとう)” が目と鼻の先にあります。

 

この高さ2.4mの像は、老女が息子と孫を両脇に従えて、「島を返せ!」 とすさまじい迫力で叫んでいる姿を現しています。

 

 

 

像の前の敷石は、北方四島の地図をあらわしていました。

 

この道の駅はその北方領土問題をテーマとしており、別海町は、北方四島に現在暮らすロシア人たちとの 〝ビザなし交流” の拠点として、お互いに行き来しながら民間の交流を深めています。

 

 

 

 

道の駅は3階建てになっており、1階が売店と食堂ですが、規模は小さいです。

 

 

そして2階が 〝展示室” 3階が 〝展望室” です。

まず2階に上がってみます。

 

 

 

ここには北方領土に関する歴史や資料が展示されています。

 

例えば、ここから一番近い 〝国後島” は、沖縄本島より大きな島です。

〝択捉島” が鳥取県とほぼ同じ面積、そして4島すべてを合計すると、千葉県に匹敵する広さになります。

 

この野付湾の先にある 〝野付半島” から国後島までの距離は16kmですが、最も日本に近い 〝歯舞諸島”〝貝殻島” は、根室半島の先端からわずか3.7kmしか離れていません。

 

ちなみに歯舞諸島と色丹島は、おおむかし根室半島と陸続きだったのが、土地の陥没で離れ島になったのだそうです。

 

 

この写真は、4階の展望室から国後島方面を見たものです。

うっすらと島が見え、そこに建物も見えるのですが、それは 〝野付半島” です。

 

国後島は、その先に山が見えるということですが、この日はよく確認できませんでした。

このあと野付半島に向かうので、国後島はその時に紹介しましょう。

 

 

この写真は、先ほど紹介した 〝叫び” の像を4階の展望室から見下ろしたものです。

 

左端に高い塔が立っていますが、これは四島を象徴する4本のポールです。

叫んでいるお婆さんからの距離は16mで、これは国後島までの距離 〝16km” を意味します。

 

 

この道の駅の制覇でとりあえず今回の目的は果たしましたが、折角ここまで来たので、以前から行きたいと思っていた 〝野付半島” にこれから向かいます。

 

 


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大自然が創った感動スポット!〝野付半島”

道の駅おだいどうを出発し

野付半島 トドワラ原野 を目指しました。

 

 

 

〝野付半島” は、この地図でお分かりのように実に不思議な形をしています。

 

これは 〝砂嘴(さし)” という地形で、沿岸流により運ばれた漂砂が堆積して形成されますが、その形が〝嘴(くちばし)” のように見えることからこの名前がついています。

 

日本には 「三保の松原」 をはじめとしていくつかの砂嘴がありますが、ここ野付半島がその最大であり、全長は26kmあります。

 

どのようにしてこのような地形ができたのか、現地にあった案内看板でざっくりとご説明しましょう。

 

 

 

約3000年前に最初の砂の堆積で岬ができ、更に堆積と浸食を繰り返しながらいくつもの岬が伸びていったものです。

砂の堆積は主に半島の先端でおこりますから、現在でも半島は成長し続けていることになります。

 

 

道の駅おだいどうから国道244号を北上し、標津町で野付半島を走る道道950号に進路をとります。

半島の特に最初の部分は最短幅がわずか50mと細長く伸びていますから、道路の左右とも海で、まるで〝海中道路” を走っている雰囲気です。

 

特にこの付近を 〝フラワーロード” と呼び、左右がお花畑になるのですが、この時期はそれほど多くの花は咲いてなかったように思います。

 

約15kmの一直線の海中道路を走り、〝ネイチャーセンター” に到着しました。

道の駅からの距離は29kmで、30分弱しかかかりません。

 

 

この青枠で囲んだ部分がネイチャーセンターです。

ここからあと3kmほど先に野付崎灯台があり、一般車両が入れるのはそこまでです。

 

この日も何台かの観光バスが停まっていましたが、ほとんどの観光客はここネイチャセンターに駐車して、この先にある 〝トドワラ原野” へと歩きます。

 

 

これがトドワラ原野への遊歩道です。

私たちも、カメラだけを手に早速歩いてみました。

 

 

ススキやたくさんの種類の草花に囲まれた小道を、ひたすら歩きます。

 

ススキの向こう側に人影が見えますが、この散策路は一方通行になっており、帰り道は並行して走る別の遊歩道を辿ります。

 

でも一方通行のはずのこの細い道で、結構人とすれ違うのです。

どうやら途中まで歩いて諦めて、引き返してくるのだと思います。

 

 

 

次第に人影が少なくなってきましたが、ただひたすら歩き続けます。

私たちの先を行くこのお二人も、途中で引き返してしまいました。

 

 

約30分ほどでようやく到着したのが、この 〝トドワラ” の看板です。

ここまでネイチャセンターから1.3kmあります。

 

でもここが目的地という訳ではなく、この先は湿地帯なので 〝木道” をあと300m歩きます。

 

 

 

 

 

この木道、人がひとり通れる橋の幅で、ところどころに離合するため待機場所があります。

落ちても下は湿地帯なので問題はありませんが、あんまり気持ちの良いものではありません。

 

 

途中から道が分かれ、左は船着き場方面、右がトドワラ展望台方面です。

左の桟橋方面は海の上を歩くので、転落防止に木道に手摺がついています。

 

私たちは右の展望台方面に進みます。

 

 

 

 

〝砂嘴” の地形は堆積と浸食を繰り返したと先ほど説明しましたが、浸食は主に内海側で起こります。

かつて豊かなトドマツ林を形成していた土地が海水に浸食され、立ち枯れてしまったのがこの光景です。

 

これらは樹齢が90年から120年のトドマツであり、浸食は今も進んでいるのでやがてこの光景もなくなり、塩湿地植物群落に置き換わってゆくだろうといわれています。

 

 

 

海の表情もなにか別世界を思わせます。

 

 

 

帰りの道の方が、往路よりずっと広いようです。

歩くのが苦手な人のために、ここでは馬車が通る様になっていて、そのために広げたのでしょう。

 

ところどころに朽ちたトドマツの幹が倒れています。

 

 

先ほどまで少し曇っていたのに、戻る頃にはこんなに良い天気になりました。

写真の一番下、陸地の中央に映っている建物がネイチャーセンターで、その右手には津波の避難所兼、国後島の展望所があります。

 

この展望所から見えた 〝国後島” が次の写真です。

 

 

 

ここからの距離がわずか16kmです。

写真を拡大すると岬らしい岩肌がはっきりと見えます。

 

北方領土は随分と近いことが肌で分かります。

 

 

近くにはこんな碑が建っていました。

 

 

 

さて、ネイチャーセンターに入ってみましょう。

 

 

1階が休憩室、観光案内所、売店、レストランなどになっており、2階には野付半島に関する様々な資料が展示されています。

 

正面に飾られた写真、左はトドワラ原野の夕陽、右は前回紹介した四角い太陽です。

 

ところで、この野付湾は水深が浅く、厳冬期には海自体が凍り付き、海面を歩くことができます。

そうすると何が起きるかというと、一面真っ白で遠近感がなくなります。

 

南米ボリビアの 〝ウユニ塩湖” が有名ですが、いわゆるトリック写真が撮れるのです。

 

(別海町パンフレットより画像借用)

 

南米まで出かけなくとも日本国内で体験できるのですね!

機会があれば、是非厳冬期にも来てみたいと思いました。

 

 

 

 


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生まれ変わった道の駅!〝摩周温泉”

野付半島ネイチャーセンターのレストランで昼食を済ませた後

道の駅摩周温泉 に向かって出発しました。

 

 

 

今朝辿った100km近い距離を今度は東から西へと引き返します。

国道241号、243号、391号という3つの国道が交わる付近に道の駅はあり、1時間半で到着しました。

 

 

この道の駅からは、初日に訪問した 〝摩周湖” までは距離で10km、12~3分で行けます。

〝屈斜路湖” や 〝阿寒湖” にも近く、道東方面観光の拠点となる位置にあります。

 

私はこの道の駅に2009年9月に一度来ていますから、今回が2回目です。

でも、前回来た時とは全く違う道の駅に生まれ変わっていました。

 

以前来た時の道の駅の写真を、まずご覧頂きましょう。

 

(2009/9/17撮影)

 

7年前に訪れた時、駐車場の周りに芝生公園らしきものがあり、建物といえばこの小さな管理室のようなものしかありませんでした。

 

まさかこれが道の駅ではないよね、と半信半疑で中に入ってみると、そこは周辺の旅館などを紹介する観光案内所になっており、案内の女性がひとりだけおられました。

そこには道の駅スタンプが置いてあり、当時集めていた道の駅マグネットも販売していたので、道の駅だということが確認できたのです。

 

おそらく全国の道の駅の中で最も小さいと思われた摩周温泉の、現在の姿が次の通りです。

 

 

 

 

道の駅のある場所は三叉路になっていますが、道路を挟んだ向かい側に大きな、立派な道の駅が完成していました。

 

以前あった駐車場はそのまま 「道の駅第2駐車場」 として残り、先ほど紹介した昔の建物はおそらく取り壊したのでしょう、どこにも見当たりませんでした。

 

この日は日曜日ということもあって新しい道の駅は満車で、私たちは第2駐車場に駐車しました。

 

 

 

 

それにしても随分と立派になったものです。

 

実はこの道の駅ができたのは1993年(平成5年)4月ですから、全国で103カ所の道の駅が登録された、いわゆる第一号グループの道の駅なのです。

ですから当時はあんなに小さくとも道の駅の条件を満たしていたのかもしれません。

 

私が訪問した2年後の2011年(平成23年)7月にリニューアルして今の道の駅となったのですが、その床面積は890平方メートルで、以前のなんと 「15倍」 の広さです。

 

 

配置図が見当たらなかったので、HPから画像をお借りしました。

玄関ホールを入ると、右手が農産物や土産物の直売所です。

 

 

 

 

7年前と打って変わって、どこの道の駅にも引けを取らない立派な施設になっていました。

玄関ホールから、逆の左手に入ると、そこは立派なホールがあります。

 

 

観光案内所のカウンターもとっても広くなっていました。

このインフォメーションでは、摩周湖展望台とリアルタイムで連絡を取り合い、その日のベストなビューポイントなどを情報提供してくれます。

 

摩周湖や屈斜路湖のライブカメラの映像も、ここで配信されていました。

 

 

 

この日は、〝イベントコーナー” と 〝ギャラリー” の二つの会場で 「写真展」 があっていました。

 

 

道東を拠点に活動されている自然写真家 「横山 宏」 氏の作品展ですが、北海道の四季、そしてそこに生きる動物たちの生態が生き生きと描かれていました。

何度か紹介した 〝四角い太陽” の写真もありました。

 

私は写真に詳しいわけではありませんが、部屋の壁一面に展示されたそれらの迫力ある写真に、心から感動しました。

こんな写真を撮ってみたい、とも思いました。

 

売店で横山氏の写真集、カレンダー、DVDを販売していましたので、私はDVDを購入しました。

 

 

このDVD、自宅に帰ってから何度も繰り返し見ています。

今回の旅の最高の土産になりました。

 

 

道の駅の裏手に出てみると、そこには東屋風の休憩所があり、周囲は公園として整備されています。

 

 

こちらは24時間利用できる 〝足湯”ですね。

日本一小さかった道の駅は、みごとな変貌を遂げていました。

 

 


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ちょっとだけ立ち寄り!〝900草原”

摩周温泉から10分ほどで行ける

900草原 に立ち寄ってみました。

 

 

 

ここはもちろん道の駅とは関係なく、景色が良い、という情報で立ち寄ってみたものです。

 

本日の宿泊はここから西に40kmほど離れた 〝阿寒湖” の畔ですが、直接行くと少し早過ぎるので時間調整の意味もあります。

 

 

 

ここは 〝弟子屈町(てしかがちょう)” の南部に位置する小高い丘の上にあり、眼下に町を見下ろすことができます。

 

本来ここは 〝町立牧場” として使われている大草原で、牧場の総面積が1440ha、その内放牧草地が930haで、そこに約2300頭の乳牛が飼育されています。

あまりに広いので、牧場の管理にはオートバイが使われているそうです。

 

〝900草原” という名前は、放牧草地がほぼ900haであることに由来しています。

 

 

 

 

ここからの景色は、ご覧のようにぐるっと広大な草原地帯が取り囲み、その先には弟子屈の町や遠くの山々が望めます。

 

でも、この日は雲が厚く、残念ながら絶景とまではいえない状態でした。

お天気が良ければ、ここから摩周岳、硫黄山、藻琴山などが望めるのだそうです。

 

 

ここにはレストハウスや展望館などがありますが、広い駐車場にはほとんど車もなく、この日は寂しい雰囲気でした。

 

ということで、やや期待外れのまま短時間で切り上げ、今夜の宿泊先である阿寒湖を目指しました。

43kmの距離を西に向かって走り、50分程で、〝ニュー阿寒ホテル” に到着しました。

 

 

阿寒湖の湖畔に建つ、大きな、立派なホテルです。

 

 

 

 

部屋の窓から、阿寒湖を巡る遊覧船の姿が見下ろせます。

阿寒湖の湖面に沿って遊歩道があり、翌日早朝に歩いてみました。

 

 

 

 

 

このホテル、立地条件は抜群、夕食、朝食ともビュッフェスタイルですが、内容はとっても充実していて美味しく頂きました。

 

ただ難点としては、建物自体が古いからでしょうが、洗面やトイレが極端に狭く、嫁などはわざわざ1階ロビーのトイレまで毎回下りていました。

他にもがっかりしたことがいくつかあり、10点満点で7~8点といったところだと思います。(あくまで私個人の感想です。)

 

 

さて、いよいよ明日は最終日です。

半日しか時間がないので、道の駅を2か所だけ回って空港に向かいます。

 

※2日目に走ったルート(google mapの自動記録)

 


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廃線跡の鉄道公園!〝あいおい”

3日目、最終日になりました。

道の駅あいおい が、この日の最初の目的地です。

 

 

 

 

朝9時前にホテルを出発して国道240号を北上、21km、20分程で道の駅あいおいに到着しました。

国道240号は釧路と網走をつなぐ道東の大動脈で、沿線には広大なジャガイモ畑などが広がります。

 

道の駅はその国道沿いにあり、所在地は、〝網走郡津別町相生” です。

 

 

 

周囲を芝生公園などに囲まれた広大な土地にあり、晴れ渡った青空に森の樹々が映えます。

ここも7年ぶりですが、この雰囲気がとっても好きなのです。

 

 

 

道の駅玄関横の 〝クマヤキ” というのが気になって覗いてみると、熊の形(?)をした饅頭のような!?

てっきり熊肉を焼いたのかと思っていたので、ちょっとがっかり!(^_^;)

 

 

では、店内に入ってみましょう。

 

 

 

 

なかなか綺麗な売り場で、奥に飲食コーナーがあります。

地元産のそば粉を使った、打ちたての十割蕎麦が自慢です。

 

 

この道の駅は、旧国鉄時代の 〝北見相生駅” の廃線跡にできています。

 

〝石北本線” は北海道中央部の旭川から、北見を経由して網走までを結ぶ幹線ですが、その途中の 〝美幌駅” から分岐した 〝相生線” というのが昔あってこの駅はその終点でした。

 

1980年の国鉄再建法の施行に伴い 〝特定地方交通線” に指定され、1985年に廃線となりました。

 

北海道には、このように廃止になった旧国鉄駅が道の駅に生まれ変わった場所がいくつもあります。

ここは当時の駅舎をそのまま残し、列車も配置して 〝鉄道公園” として整備していることが特徴です。

 

 

 

これが旧駅舎ですが、中は資料室になっています。

線路には、当時使われていた列車が残されています。

 

 

 

この付近、シラカバ林になっていて、その白い幹が車両の色を引き立てます。

そしてこんな車両も!

 

 

 

雪深い冬場には、このラッセル車が活躍したのでしょう。

鉄道マニアにとっては、特に興味深い道の駅ではないかと思います。

 

 

 


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フォトスポット!〝メルヘンの丘めまんべつ”

次は、女満別空港に近い場所での時間調整も兼ねて

道の駅メルヘンの丘めまんべつ に向かいました。

 

 

 

 

広大な畑に、収穫したばかりのジャガイモがいっぱいに入った箱が無造作に並ぶ、いかにも北海道らしい景色が続きます。

私達の前を、このジャガイモの箱を満載したトラックが走っていました。

 

道の駅あいおいから51km、1時間ほどで目的の道の駅に到着しました。

 

 

 

 

ここは女満別空港からわずか10分ほどの距離にあります。

 

ここの住所は 〝網走郡大空町” ですが、大空町は2006年3月に近隣町村の合併で誕生しました。

その際に、空の玄関口である女満別空港がこの町にあることに因み、「澄み切った大空、そしてその大空の下に広がる実り豊かな大地」 をイメージして大空町と名付けられたのだそうです。

 

 

道の駅の配置はご覧の通りで、まず向かって右端が 〝多目的屋内広場” です。

 

 

外からだと内部が見えませんが、屋内にはテニスや室内サッカーのコートがあり、各種の催事も開催される多目的広場になっています。

 

 

中央部分の建物が 〝メルヘンカルチャーセンター” で、食品加工施設です。

ここには、地元産の農・畜産物の加工を行う研修室などがあります。

 

その左手の一角が、〝アンテナショップほのか” で、大空町の特産品を全国各地に発信するアンテナショップになっています。

 

 

 

 

道の駅の一番左端にある別棟の建物は 〝メルヘンぴっと” です。

 

 

ここには、フードコートと観光案内所がはいっています。

 

フードコートには 〝キッチンほのか” 〝みるきーふぁーむ” 〝しじみラーメンウインズ” 〝やさい茶屋 彩” といったお店があり、地元産の食材を使った料理を提供しています。

 

 

さて、ここまで駆け足で道の駅の概略を紹介してきました。

実はもうひとつ、この地ならではの魅力がこの道の駅にはあります。

 

 

こんな看板がありました。

 

この道の駅の名前になっている 〝メルヘンの丘” ですが、プロ・アマ問わず写真家や写真愛好家が集まるビューポイントで、ここから歩いて5分の場所にあるのです。

私たちも道の駅に車を置いたまま、目の前の国道39号を網走方面に歩いてみました。

 

300mで5分、と看板には書いてあったけど、7~8分はかかったと思います。

この日は日差しが結構強くて暑かったので、すっかり汗をかきました。

 

目的のポイントに着くと、その部分だけ国道が広くなっていて10台ほどの駐車スペースがありました。

この日は平日なので空いていましたが、土日ならやはり道の駅から歩いた方が無難かもしれません。

 

 

 

 

この小高い丘陵地の向こう側は 〝網走湖” です。

 

手前の畑には、季節ごとにジャガイモ、小麦、豆、ビートなどが植えられ、春は緑の草原、夏は白いジャガイモの花、秋は黄金色の小麦、冬は一面の雪化粧といった具合に丘の表情が変化します。

 

私にはご覧のようなありふれた写真しか撮れませんでしたが、プロの写真は、畑の色、空の模様が一味も二味も違っています。

 

(道の駅HPより参考写真として借用)

 

ご覧の写真は夕焼けだと思いますが、季節や時間、その日のお天気によって、この丘は様々な表情を見せてくれるのだと思います。

 

帰りの女満別空港にも、壁一面の大きなメルヘンの丘の写真がありました。

私が買って帰った 〝横山宏氏の写真DVD” にもまた素晴らしいこの場所の写真がありました。

 

やはり何日も通って、何時間でも辛抱強く粘らなければ印象深い写真は撮れないのかもしれません。

 

 

さて、実はこのあと、空港に戻るまでもう少し時間があったので、この近くの 〝朝日ケ丘公園” に立ち寄りました。

最後にここの紹介をして、北海道2泊3日の旅を締めくくりたいと思います。

 

 

ご覧の通り、道の駅からすぐ近くなのですが、ナビに登録がなくて探すのにちょっと苦労しました。

 

この朝日ケ丘公園、黒澤明監督の映画のロケ地にもなった場所で、一面のひまわり畑があります。

植える時期を少しづつずらせてあって、9月でもまだ咲いているのです。

 

 

 

 

 

 

 

小高い丘の上にあって眺望も素晴らしく、見渡す限り咲き誇ったひまわりを楽しむことができました。

 

今回の旅、2泊3日と短く、しかも初日と最終日は半日しかありませんでしたが、お天気にも恵まれ、いくつもの感動的な風景に出会えました。

本当に充実した3日間を過ごせたと思います。

 

 

北海道の旅は今回で終了させて頂き、次回からは数日前に回った中国、四国のレポートを開始します。

 

 

※3日目に走ったルート(google mapの自動記録)

 


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北の果てに到着!“わっかない”

今日から北海道縦断の旅のレポートを開始します。

道の駅わっかない が、最初に目指した目的地です。

 

 

 

この日福岡空港を10時15分に離陸し、羽田空港で乗り継いで稚内空港に到着したのは、15時ちょっと前でした。

 

本当はもう一便早いので来たかったのですが、この羽田→稚内便というのはすごく混んでいて、早くに予約を入れたのだけどすべて満席で、この第2便もキャンセル待ちでやっと取れたのです。

 

稚内空港からレンタカー会社まで送迎がありますが、その会社は空港から離れた稚内市内でした。

ですから、実際に車を借りて動き始めたのは15時半になってしまいましたが、逆に最初の目的地の道の駅までは、わずか10分もかかりませんでした。

 

 

今回の相棒は、このフィットです。

稚内のオリックスレンタカーで借りて、函館で乗り捨てをするのですが、最初から函館ナンバーでした。

 

(パンフレットより画像借用)

 

日本の最北端は “宗谷岬” ですが、前回行ったことがあるし、今日はスタートが遅かったのでそこまでは行きません。

 

稚内に来るのは2回目ですが、最北の都市だけあって、結構都会です。

 

 

 

これは道の駅の正面にあるホテルで、「ANAクラウンプラザホテル稚内」 です。

 

今回私は航空券、ホテル、レンタカーがセットになったJTBのプランを使ったのですが、このホテルを選ぶとかなりの追加料金が必要だったので、別のホテルにしました。(;^_^A

 

 

これが道の駅の建物です。

少し拡大してみましょう。

 

 

道の駅の横断幕もありますが、建物には 『JR稚内駅』 と書かれていますね!

つまりここは、JRの駅と道の駅とが一緒になっているのです。

 

空港が道の駅になっているというのはいくつかありましたが、JR駅と道の駅の駅舎が同じというのは、私の記憶ではどこにも無かったように思います。

 

 

 

建物自体がとってもきれいで近代的なのですが、それもそのはず、ここは2012年4月にグランドオープンしたのだそうです。

この写真の階段の向こう側に観光案内所があり、道の駅スタンプや登録証はそこにありました。

 

 

 

これがそのインフォメーション兼観光案内所です。

稚内のパンフレットなども並んでいます。

 

そしてショッピングや軽食のコーナーも、とってもお洒落で綺麗です。

 

 

この稚内駅は日本列島の最北端にありますから、こんなものがありました。

 

 

 

看板にも書いてありますが、日本の最南端の鉄道駅は “指宿枕崎線 西大山駅” で、昭和35年3月22日に開駅しています。

ここ “宗谷本線 稚内駅” は昭和3年12月26日の開駅ですから、歴史としてはこちらの方が随分長いようです。

 

それに西大山駅は無人駅ですから、こちらは随分立派です。

 

 

さて、道の駅の全体はご覧の通りです。

 

この駅舎は 『キタカラ』 という愛称のようですが、JR稚内駅、道の駅、バスターミナル、映画館などが一体となった施設で、全国的にも珍しいと思います。

 

 

隣にこんな建物があったけど、道の駅には直接関係はないかな?

 

 

道の駅のすぐ先は海であり、駐車場から海上保安庁の警備艇が見えます。

利尻島、礼文島へのフェリーもすぐ近くから就航しています。

 

付近は、広い公園になっていて、温水プールなどの建物も建っています。

そして稚内の観光スポットとして有名な、“稚内港北防波堤ドーム” も道の駅から歩いて行けます。

 

 

 

 

 

これは1936年に波よけ用として建設された防波堤ですが、全長427m、高さ13.6mあり、70本の円柱で支えられた半アーチ形ドームです。

 

世界でも類のない構造物であり、北海道遺産に登録されています。

 

さて、ホテルに入るには少し早いので、半島の先端 “ノシャップ岬” に行ってみることにしました。

“納沙布岬(のさっぷみさき)” と間違いやすいですが、納沙布は根室半島の先端ですね。

 

 

 

ノシャップ岬も2回目なのですが、前回来た時は濃い霧で周囲がなんにも見えなかったのです。

 

天気が良ければ海上に日本百名山のひとつ、“利尻富士” が聳えるのですが、この日はうっすらとシルエットが見えるだけで、写真には写りませんでした。

 

 

 

 

この付近を、“恵山泊(えさんどまり)漁港公園” といい、周囲には飲食、土産店、水族館や科学館などがあります。

 

写真に赤と白のストライプの “稚内灯台” がありますが、42.7mという北海道で一番、全国でも二番目の高さがあります。

赤白ストライプの理由は、普通の白一色だと雪の白さで見えなくなるからです。

 

 

しばらく散策した後、今夜のホテルに向かいました。

私が泊まるのは、“稚内グランドホテル” といいます。

 

先ほど写真にあったANAクラウンプラザホテルだとツアー代金に追加料金がかかりますが、ここはそれが無いのです。

外観はANAのそれに比べると若干劣るので、正直あんまり期待していなかったのですが、その予想は完全に外れました。

 

 

 

 

部屋や館内の内装はすべてリニューアルされていて、実にお洒落な雰囲気なのです。

しかもご覧のように、部屋にマッサージチェアが備え付けられて自由に使えるのです。

 

おかげで実に快適な初日を過ごすことができました。

 

 

※1日目に走ったルート(google mapの自動記録)

 

 


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サロベツ原野に咲く花たち!“こうほねの家”

2日目の今日は “サロベツ原野” を走って最初の道の駅をめざしますが、途中の

こうほねの家 という休憩所にまず立ち寄りました。

 

 

この日は稚内のホテルを出発し、ご覧のように4か所の道の駅を訪問して旭川まで行きます。

道の駅は4カ所とも2回目ですが、特にもう一度行ってみたい道の駅だけを選びました。

 

この北海道の西岸、日本海に沿って走る道路を通称 “日本海オロロンライン” といいます。

 

更に、稚内市から最初の目的地 “道の駅てしお” までのルートとしては、内陸部の国道40号を走ることもできますが、日本海に沿った “サロベツ原野” を突っ切る道道106号が、正に北海道の醍醐味を味わうことができるのです。

 

(パンフレットより地図画像借用)

 

“サロベツ原野” は前回、2009年6月に走ったことがあります。

 

  ※その時の記事 → 北海道の旅:サロベツ原野を走る!

 

前回の記事から、一部だけサロベツ原野の説明を引用すると次のようになります。

 

 ・ここには信号も標識も何にもない。
 ・だから、北海道各地から “走り屋” が集まってくる。
 ・時速100キロで走っても、どんどん追い越されてしまう!

 

実際には前回も今回も、そんな無茶な運転をする車には一度も出会いませんでした。(笑)

 

この道路、確かに信号や標識はめったに無いし、民家もほとんどない果てしない原野の中で、走る車自体が少ないので実に快適そのものです。

そしてたまに対向車があったとしても、最初に見えてから実際に離合するまで随分と時間がかかります。

停まっているのかな?と勘違いするほどで、それだけ長い一直線だということです。

 

 

8年前は南から稚内に向かって北上したのに対し、今回は逆方向です。

最初の地図でお分かりのように、この日本海の沖合には、“利尻島” と “礼文島” があります。

 

天気が良ければ、このサロベツ原野を走っている間ずっと、海に聳える “利尻富士” が見えます。

前回は夕方に走ってぼんやりだったので、早朝に走れば太陽を受けてくっきりと見えるだろうと期待していたのですが、この日は残念ながら曇り時々雨で、その姿は全く見えませんでした。

 

 

途中、この “こうほねの家” という看板を見つけ、立ち寄りました。

ここは地図でいうと、“浜勇知園地” という場所です。

 

天塩町までの距離はおおよそ65kmありますが、道路上に駐車場はほんの数カ所しかありません。

そしてトイレなどのある休憩所としては、ここが唯一なのです。

 

何台か他の車もあったので、停めて建物に入ってみました。

中は、休憩用の椅子、テーブルに自動販売機、そしてトイレだけです。

外に階段があり、屋上に上がると展望所になっています。

 

中の掃除をされていたおばさんに話を聞くと、この道路でここだけしか休む場所が無いので、冬の間でもトイレを使えるようにしているとのこと。

そして、裏手に木道があって、ぐるっと回れるよ、と教えて頂きました。

 

 

建物の裏手には大きな沼があり、それを囲むように木道が設置され、散策できるようになっています。

早速歩いてみました。

 

 

 

 

 

一番たくさん咲いていたのはこの黄色い花で、ユリ科の “エゾカンゾウ” といいます。

一般には、“ニッコウキスゲ” とか、“ゼンティカ” ともいいますね。

 

これはサロベツ原野のほぼ全域で、あちこちに群生しており、走りながら目を楽しませて貰いました。

 

 

これは “ヒオウギアヤメ” です。

実は花の名前にはとんと無知なのですが、こんな看板があったのです。

 

 

他にも貰ったパンフレットの花の写真で判断していますが、間違っていたらごめんなさい!(^_^;)

 

 

これは “ハマナス” ですね。

これもあちこちで見たのでわかります。

 

 

これはマメ科の “センダイハギ” かな~

違ってたらごめんなさい!

 

 

これはマメ科の “ハマエンドウ” のような気がするが・・・・??

 

 

これは “オオハナウド” と思います。

随分でっかい花で、これもあちこちで見かけました。

 

その向こう側では ・・・・・

 

 

海岸で魚釣りをされている方が何人もおられました。

何台も駐車していた車は、この人たちのようです。

 

 

“タンポポ” ですね!

これならわかります。(^^♪

 

 

え~と~

これは分からん!

 

どなたか知っていたら教えてね!

 

 

花の写真などを撮りながら一周して戻ってくると、先ほど掃除をされていたおばさんも付近を散策されていて、声をかけてこられました。

「あそこの沼のところに珍しい花が咲いていますよ、コウホネというタンポポより小さい、黄色い花です」

 

ひとしきり話をしたあと、早速行ってみました。

 

 

 

確かに小さくて黄色い花が咲いているけど、遠くてよく見えません。

車に引き返して、望遠ズームと三脚を持ってきました。

 

それで撮ったのがこちらの写真!

 

 

 

正確な名前はスイレン科の “ネムロコウホネ” です。

 

この休憩所の名前、「こうほねの家」 はこの花の名前に因んでおり、こうほねは 「河骨」 と書きます。

小さいけど、とっても可憐な印象がありますね。

 

私が撮影している姿を、嫁に盗撮されていました。(笑)

 

 

そしてこんなものがありました。

 

 

これは歌碑なのですが、何と書いてあるかというと・・・

 

『浜茄子の咲き乱れたるサロベツの 砂丘の涯の ★★立つ富士:』

 

すみません、★★のところは読めないのです。(^_^;)

そして最後の署名のところは、『森繁久彌』 となっていました。

 

最後の 「富士」 というのは、今日は見えない利尻島のことだと思います。

森繁久彌がロケでこの地に来られた時に書かれたのだそうです。

 

 

さて、そろそろ先へ進みましょう。

次回もサロベツ原野の続きをお送りします。

 

 


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自然再生の取り組み!“サロベツ湿原センター”

サロベツ原野を走る途中、もう一カ所

サロベツ湿原センター に立ち寄りました。

 

 

“こうほねの家” を出て再び、果てしなく一直線のサロベツ原野を走っていると、道路の先を何かが横切るのが見えました。

 

すぐに “鹿” だと気が付いたのですが、右手からゆっくりと道路に上がってきたかと思うと、私の車の行く手で立ち止まり、じっとこちらを見ています。

 

(速報)でも書いた通り、徐行しながら 「カメラ!カメラ!」 と叫んだのですが嫁はすぐには気が付かなかったらしく、タイミングを逃して写真は撮れませんでした。

北海道では高速道路にも鹿が迷い込むそうで、スピードが出ていれば危険だったろうと思います。

 

 

途中、「稚咲内(わかさかない)漁港」 という場所があり、珍しく信号がありました。

そこに、「左折7km サロベツ湿原センター」 という標識があったので、行ってみることにしました。

 

後から知ったのですが、サロベツ原野には2か所の “ビジターセンター” があります。

いずれも走ってきた道道106号から少しだけ内陸部に入ります。

 

「サロベツ湿原センター」 は “上サロベツ原野” に位置し、もうひとつの 「幌延ビジターセンター」 はもう少し南に下った “下サロベツ湿原” にあります。

 

 

サロベツ湿原センターにもう少しで到着する、という位置で、今度は鹿ではなく、鳥が飛ばずに走って目の前の道路を横断しました。

 

飛ばずに走って横断する姿が、「沖縄の “ヤンバルクイナ” に似ていたね」 と笑っていたのですが、湿原センターの中にある資料館で “クイナ” という鳥の写真がありました。

 

このクイナも、ほとんど飛ばず歩く生活をしているということですから、もしかしたら、私が出会ったのはこの鳥だったのかもしれません。

 

 

 

このサロベツ湿原センターは環境省の管轄で、サロベツ原野の成り立ちや環境、それにそこに住む動植物に関する資料を展示し、入場料などはいりません。

早速中に入ってみました。

 

 

とっても立派な建物で、例えばこの写真の中央部分は床がガラス張りになっており、湿地の泥炭の層などが見えるようになっています。

 

1万年ほど前のこの地域は海と繋がる大きな湖だったのですが、そこに生えた植物が枯れて分解されないまま “泥炭” となって積み重なり、約6000年ほどかけて今のような湿地帯になりました。

 

かつては南北27km、東西8km、面積は14600haあった湿原ですが、牧場などの開発が進み、湿原の水位が低下したことから “乾燥化” が進行し、今では6700haまで激減しています。

 

これ以上の乾燥化を防ぎ、自然再生への取り組みが最大の課題で、水位低下防止の為の堰を築くなどの様々な対策が取られています。

 

 

湿原センターの裏口から外に出てみると、そこには広大な湿原が広がっており、木道でいくつかの散策コースが設けられています。

かつてここでは泥炭の採掘がおこなわれており、当時の浚渫船なども実物が置いてありました。

 

 

 

裏側から見たサロベツ湿原センターが、この建物です。

 

 

そしてこれは、ここで貰ったパンフレットですが、サロベツ原野と利尻島、礼文島の全域が “利尻礼文サロベツ国立公園” に指定されています。

全国に国立公園は32か所ありますが、その最北の国立公園ということになります。

 

このパンフレットの写真、もし天気が良ければ、サロベツ原野からの利尻富士はこのように見えたのだろうと思います。

 

 

少しだけ木道を散策した後ここを離れ、再び元の道道106号に戻って更に南下しました。

途中、“サロベツ原野駐車公園” があったので立ち寄りました。

 

ここは8年前にも立ち寄ったことがあるので覚えています。

 

 

 

ここにも国立公園の表示がありますね。

 

この付近にもいっぱい花が咲いており、木道も設置されていますが、そこへ下りるための階段には、なぜか 『立入禁止』 の貼り紙がありました。

 

そしてこの公園の道路の向かい側にはこんなものがあります。

 

 

風力発電ですね。

 

風車自体は珍しくはありませんが、ここは 『オトンルイ風力発電所』 といって、ほぼ一直線の3.1kmの距離に28基がずらりと並んでいるのです。

 

北海道ならではの光景で、これは圧巻です。

ここを過ぎるとそろそろサロベツ原野も終わり、人家が増えてきて目指す天塩の町がまもなくです。

 

 

 


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絶品しじみの町!“てしお”

60キロ以上にわたる “サロベツ原野” を走り抜け、

道の駅てしお にやってきました。

 

 

 

建物が極端に少ない果てしない大地を走ってきたので、突然都会に戻った気がしました。

 

“天塩町” は北海道で2番目に長い一級河川 「天塩川」 の河口に位置します。

人口は3200人程ですが、碁盤の目に道路が整備された、きれいな街です。

 

 

道の駅は国道232号の幹線道路沿いにあります。

 

すぐ近くには、“天塩川歴史資料館” “天塩町役場” それに警察署や裁判所もありますから、町の中心部にあたるのだと思います。

 

 

車道との間には、このように花が植えられています。

これはサロベツ原野で何度も見た “エゾカンゾウ” それに、“ルピナス” の花だと思います。

 

このように花が並んでいる道路を “てしおフラワーロード” といい、天塩商工会女性部の皆さんが手入れをされています。

 

 

 

上の写真の駐車場に停まっている黄色いバイク、確か昨夜私が泊まったホテルで見かけました。

同じコースを辿って、この道の駅にやってきたのかな?

 

 

道の駅の全体はご覧の通りです。

内部の平面図がちょっと見難いので拡大してみましょう。

 

 

中央にラウンジがあり、左手に売店とレストランがあります。

右手には、“ふるさとギャラリー” という部屋があります。

 

 

 

 

これがその “ふるさとギャラリー” です。

ここには全国で活躍する地元出身の画家3人と陶芸家3人の作品が展示されています。

 

8年前の写真と較べてみると、正面の絵画などは前回と変わっていませんでした。

 

 

売店はあんまり大きくはないのですが、結構珍しいものが色々並んでいます。

 

天塩の最大の名産品は “シジミ” です。

 

海岸線の天塩港に近い場所に “鏡沼海浜公園” というのがあり、ここでは毎年7月上旬に “鏡沼しじみまつり” というのが開催され、大勢の観光客が押し寄せます。

 

天塩のシジミは古来より “蝦夷の三絶” の一つとして数えられる絶品で、大粒で濃厚な味だそうです。

この道の駅にも、シジミを目的にやってくる客も多いらしく、売店では大きな網袋に入ったシジミが次々に売れていました。

 

その写真が撮れなかったので、パンフレットからお借りすることにします。

 

(天塩町パンフレットから画像借用)

 

そして奥のレストランの名物といえば、“しじみラーメン” です。

これも実際には食べていないので、同じくパンフレットからお借りします。

 

(天塩町パンフレットから画像借用)

 

これは珍しいですね!

話の種に、食べておけばよかった!

 

道の駅てしおには、北寄貝を使った “ほっきカレー” というのもありますから、珍しい名物が二つもあるということですね。

 

名物は食べなかったけど、ここではシャケの燻製だとか、いろんな珍しい土産を買いこみました。

 

 

では、この日本海オロロンラインを、更に南下してゆくことにします。

 

 

 

 


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とんがり屋根が目印!“富士見”

日本海オロロンラインを更に南下して

道の駅富士見 へやってきました。

 

 

 

“道の駅てしお” からの距離は20km程ですから、20分前後で到着しました。

ここは、“遠別町(えんべつ)” という人口が2800人ほどの町です。

 

この付近の町の名前はあんまり馴染みがないと思いますが、分かり易い地図があったのでご紹介しておきましょう。

 

(西北海道情報誌より地図画像借用)

 

前回訪問した 「天塩町」 から南に下って、「遠別町」 「初山別村(しょさんべつ)」 「羽幌町(はぼろ)」 「苫前町(とままえ)」 「小平町(おびら)」 「留萌市(るもい)」 「増毛町(ましけ)」 と続きます。

 

これら1市、7町村をまとめて “留萌管内” と呼ばれます。

これらの町村の大半にそれぞれ道の駅があるのが嬉しいですね。

 

 

ご覧のように、道の駅の駐車場から階段を上った小高い丘の上に、とんがり屋根のタワーがあります。

これが “とんがりかん” という道の駅のレストランです。

 

このレストラン、もちろん階段を上らなくて車で直接行くこともできます。

丘の上なので、天気が良ければ日本海上に “利尻富士” まで見える、絶好のロケーションです。

 

海鮮料理がメインの和風レストランですが、遠別町特産の “ヒラメ” を使った “ヒラメ漬け丼” なども季節限定で提供されます。

“ヒラメ” は平成20年には漁獲量で北海道一にもなっており、定期的な稚魚の放流など、自然を守ることへの取り組みも続けられています。

 

 

この左右にある階段の中央は、前回来た時は滝のように水が流れていました。

この日は朝から雨が降ったりとか天気があまり良くないので、止まっているのだと思います。

 

 

 

レストランから見下ろしたのが、この2枚の写真です。

 

丸いとんがり屋根は、“さわやかトイレ” で、その奥のいくつかの建物は、“物産館” “テイクアウト” ”食事処” などです。

 

 

この全体図の、(A) のところがレストランとんがりかんで、(B) がさわやかトイレ、(F) が、先ほどの物産館やテイクアウトです。

 

 

物産館あたりから見たとんがりかんがこの写真です。

 

 

 

レストランへの土手の斜面に、なにやら大きなキャラクターが描かれています。

 

 

これが遠別町のマスコットキャラクター “モモちん” ですが、遠別町の森に棲むエゾモモンガです。

 

もうひとつ遠別町の特産を紹介すると、それは “お米” です。

実は遠別町は日本最北の米どころであり、日本最北の農業高校もこの町にあります。

もち米が主に作られていますが、それを原料とした日本酒も人気があります。

 

ところでこの道の駅、周辺を紹介すると次のようになっています。

 

 

 

道の駅のすぐ横の坂道を上って行くと、41ヘクタールという広大な “富士見ヶ丘公園” が広がっており、特に春は桜の名所としても有名です。

 

ここにはキャンプ場、ケビン、バーベキューハウス、アスレチック、パークゴルフ場などが整備され、町民の憩いの場所になっているのです。

 

公園の周囲の森林は “鳥獣保護区” であり、バードウォッチングや散策を楽しめます。

先ほどの “モモちん” のモモンガもここに棲んでいるのだろうと思います。

 

 

私たちは、ここの食事処で軽く腹ごしらえをしたあと、次の道の駅を目指しました。

 

 

 

 


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2年前にリニューアル!“おびら鰊番屋”

次に向かったのは、私が是非もう一度行ってみたかった

道の駅おびら鰊番屋(にしんばんや) です。

 

 

 

“小平町” までにはいくつかの町村を通って行きますが、途中ご覧のように3つの道の駅があります。

時間の都合で全部は立ち寄れないので、前回特に印象に残ったここを目的地にしたのです。

 

道の駅富士見からの距離は69kmありますから、1時間20分程かかりました。

 

でもこのルート、日本海オロロンラインの中でも特に景色の美しい場所です。

片方は日本海の大海原で、所々に広大なビーチが広がります。

山側は美しい丘が続き、そこには真っ白な風力発電の風車がいくつも並んでゆっくり回転しています。

 

残念ながらこの日は時々雨が降っており、前回通った時ほどの感動は無かったけれど、北海道有数のドライブコースには違いないと思います。

 

 

 

 

道の駅の道路を挟んだ海側には、“にしん文化歴史公園” があります。

このアーチは “夕陽” をイメージしているそうですが、右手に建っている像は、北海道の名付け親といわれる、“松浦武四郎” です。

 

ここも晴れていればもっと綺麗なんです。

 

 

これは8年前に撮ったものですが、やっぱり青空の方が似合いますね!

 

 

この道の駅を見て、びっくりしました。

前回来た時と比べると、随分大きくて立派になっていたからです。

 

8年前の道の駅をご覧頂きましょう。

 

 

この大きさで、古い木造造りの、昭和初期の小学校か?といったイメージでした。

 

この後、売り場で道の駅の従業員さんに聞いた話では、2年前の2015年4月にリニューアルしたのだそうです。

その従業員さんは、「小平町は何にもないところですから、道の駅だけは立派にしたのです」 と謙遜しておっしゃってましたが、それにしても随分大きくなったものです。

 

 

館内にあった案内図ですが、文字が見えないので書き加えています。

 

右手の二つが以前からあった建物で、「小平町観光交流センター」 が新築されたのだろうと思います。

3つの施設に分かれていますが、左の二つは通路で繋がっており、右の重要文化財は離れています。

 

 

 

これらの写真は “食材供給施設” を撮っていますが、8年前の道の駅の写真にそっくりですね。

 

 

 

正面の入り口を入って行くと、まず驚くのがこの部屋です。

 

ここは観光交流センターの右端に位置する吹き抜けの “交流ギャラリー” で、実際に使われていたたくさんの大漁旗で飾り付けられており、かつてニシン漁で栄えた小平の町のイメージが蘇ります。

 

道の駅のスタンプや登録証もここにありました。

 

 

ここから左手に入ると特産品売り場です。

 

 

この売り場の魅力は、たくさんの “試食” が並んでいることです。

私たちもいくつも食べ歩いて、一番美味しかったニシンの燻製(?)を土産に買いました。

 

 

 

ここには、小平の歴史や文化を紹介する様々な展示がされています。

その展示方法も、なかなか洒落ていると思います。

 

 

特産品売り場と同じフロアにあるこの和室は、“親方の間” といいます。

ニシン漁が盛んだった頃の、親方がいた部屋ということで、靴を脱いで自由に上がることができます。

 

今回2階には上がっていませんが、そこには “歴史文化保存展示ホール” があり、当時の生活用具など数多くの品々が展示されています。

 

そして屋内通路を通って、隣の “食材供給施設” に行ってみました。

 

 

先ほど触れたように、おそらくここが以前からあった道の駅だと思いますが、中身は大きく変わっており、リニューアルされているようです。

 

ご覧のように半分が売店で、あとの半分が郷土料理をメインとしたレストランです。

2階には120名を収容できるホールもあり、団体客でも利用できます。

 

 

この写真は、外にあったおそらくテイクアウトの店だと思いますが、珍しい形をしていますね。

この形は “もっこワゴン” といい、ニシンを入れて背負う木の箱(もっこ)をイメージしているそうです。

 

最後に、重要文化財である、“旧花田家番屋” を紹介しましょう。

 

 

 

これは明治38年頃に建造された、国指定の重要文化財であり、北海道遺産でもあります。

 

道内に現存する最大規模の鰊番屋で、最盛期には200名もの “ヤン衆” (ニシン漁などに雇われた労働者)で賑わったといいます。

 

毎年5月下旬にはここで、“鰊番屋祭り” が開催され、多くの来場者で賑わいます。

 

 

もう一度来てみたいと思っていた道の駅は、更に規模が大きくなり魅力を増していました。

 

 

 


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二頭の龍が守るひまわりの町!“サンフラワー北竜”

2日目の最後の目的地は

道の駅サンフラワー北竜 です。

 

 

 

日本海オロロンラインを留萌市まで下り、そこから内陸部に方向転換し、小平町の道の駅から58km、ちょうど1時間ほどで到着しました。

 

ここは “雨竜郡北竜町” で、人口2千人ほどの農業を基幹産業とした町です。

 

 

 

ここも特徴のある道の駅ですが、その一番目立つものがこちらです。

 

 

 

敷地内への入り口にはご覧のような門があり、二頭の龍が左右から守っています。

この門を、“北竜門” といいます。

 

 

 

アップで見ると怖い顔をしています。

でも、背後から見た龍は、なんだかトカゲのような・・・・(笑)

 

そして2つ目の特徴は、道の駅の建物です。

 

 

 

オランダ風の立派な洋館です。

宮殿を思わせるような豪華な建物は、ホテル、レストラン、温泉、研修施設などがはいっています。

 

 

 

 

建物の左手側がホテル棟になっていて、専用の玄関があります。

このホテルには和洋室あわせて14部屋があり、最大64名が泊まれます。

 

他にも120名収容の宴会場や多目的ホール、研修室、無料休憩室、貸室などを備えています。

 

 

 

中央、真正面にある玄関が道の駅、温泉、売店、レストランなどの入り口になります。

 

 

 

売店はあんまり広くはなく、そのレジは温泉施設の受付カウンターを兼ねています。

 

源泉かけ流しの100%天然温泉の “北竜温泉” は、大浴場、露天風呂、泡風呂、寝湯、打たせ湯、ひまわり湯、高温サウナ、ミストサウナが備わった本格的なものです。

 

そしてこの道の駅の3つめも特徴がこちらです。

 

 

サンフラワー、つまり “ひまわり” です。

 

ひまわりは北竜町の “町花” にも制定され、その歴史は1979年(昭和54年)に遡ります。

北竜町の農協職員が研修で旧ユーゴスラビアを視察し、そこで見たひまわり畑に感動したのがきっかけなのだそうです。

農協婦人部を中心に、「1戸1アール運動」 を展開し、様々な苦難を乗り越えながら、今では町内のひまわり畑が100ヘクタールを超える、日本一のひまわりの町になりました。

 

その中でも、この道の駅の裏手に広がる “ひまわりの里” は23ヘクタールの土地に150万本が咲き誇ります。

 

 

北竜町のひまわりの開花時期は7月下旬から8月中旬までです。

最も綺麗な8月の第一土日に毎年 “ひまわり祭り” が開催され多くの観光客が集まります。

 

この日は6月下旬、残念ながら広大な畑にはまだ花は咲いていませんでした。

 

 

これは道路脇に植えられたプランターのひまわり!

ちょっとだけ気分を味わいます。(^~^)

 

 

 

ひまわりの里に隣接して、ご覧のような公園も広がっています。

ひまわり開花の時期に、機会があればまた来てみたいと思いました。

 

このあと、1時間10分程かけて旭川市内まで走り、今夜の宿は “アートホテル旭川” です。

 

 

夕食は旭川の夜景を見下ろす最上階のレストランでしたが、料理、雰囲気とも申し分ありませんでした。

 

 

※2日目に走ったルート(google mapの自動記録)

 
 

 


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美瑛観光の玄関口!“びえい丘のくら”

3日目は終日美瑛観光を予定していますが、最初に向かうのはその玄関口ともいえる

道の駅びえい丘のくら です。

 

 

私はこの10年ほど道の駅巡りで全国を旅していますが、どこが一番好きですかと聞かれれば、迷わず “北海道” と答えます。

 

では、その北海道の中でどこが一番好きかと聞かれると、これは迷いますが、あえて答えるなら “美瑛”を選ぶと思います。

その美瑛には過去2回、冬と初夏に来たことがありますが、断片的にしか見ていないので、いつかここに泊まって、終日観光をしてみたいと思っていました。

 

今回は日程に少し余裕があるので、宿泊を “白金温泉” にして、夢を叶えることにしたのです。

 

 

 

旭川市内から国道237号を南下してくると、以前も見たことのあるこの看板に出会います。

有名な “パッチワークの路” はこの付近ですが、今回は最初に道の駅へ向かいます。

 

 

 

この石造りの蔵が目的の道の駅なのですが、ここは “JR美瑛駅” に隣接しています。

全体を正面から見たのが、次の写真です。

 

 

 

 

美瑛駅前に広場がありますが、その正面の建物は “ホテルラヴニール美瑛” で、その右側に道の駅、左手にJR美瑛駅と、観光協会の入った “四季の情報館” があります。

 

道の駅とホテルラヴニール美瑛の建物は内部で繋がっており、1階は美瑛の農産物を体験加工する “農産加工体験施設” で、2階が宿泊施設になっています。

 

駅前の道路にはいろんなお店が並んでいるのですが、どの建物も比較的新しく、道路脇には花が植えられていてとってもきれいな街です。

 

 

この花は一例ですが、色んな花々が咲いており、いかにも観光地らしい華やかな雰囲気があります。

 

 

 

この鉄の扉が道の駅の玄関です。

大正初期に建設された美瑛軟石を使った石倉庫を道の駅に改装したもので、内装には美瑛産カラマツが使われています。

 

 

 

 

ご覧のように、外観と違って内装はとっても温かみがありますね。

 

ここには、美瑛の特産品の販売コーナーと、美瑛の農畜産物を使った軽食レストランがあります。

2階はイベントスペースで、美瑛にゆかりのある方たちの写真展や個展が開催されます。

 

情報コーナーには大型ディスプレイがあり、美瑛の観光スポットの映像が常時流れています。

うっかり写真を撮ってしまったのですが、そこには大きく 「撮影禁止」 と書いてありました。

ですから、その写真は載せる訳にゆきませんね!(笑)

 

さて、最初に道の駅に立ち寄ったのには理由があります。

美瑛観光の為の情報を得るためです。

 

情報コーナーに置いてあったパンフレットの中に、“びえいロードマップ” がありました。

 

 

これは実に役に立ちました。

 

何故なら、主な観光スポットの “マップコード” が掲載されていたからです。

つまり、ナビに目的地を設定するのが、圧倒的に楽だったからです。

 

そして実際にこの日回った場所をこのマップから紹介すると、次のようになります。

 

 

青い四角で囲んだのがこの日訪問した場所で、次回以降随時紹介してゆきます。

この日の宿泊先が、赤で囲んだ 「びえい白金温泉」 にある、“ホテルパークヒルズ” です。

 

では次回から、美瑛の観光スポットをいくつかづつまとめてレポートして参ります。

 

 


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美瑛の丘巡りその① “ぜるぶの丘”

いよいよ美瑛の観光スポットを巡ります。

ぜるぶの丘 が最初に訪れたスポットです。

 

 

“ぜるぶの丘” は、旭川方面から美瑛を目指す時の、国道237号沿いの目立つ場所にあります。

ですから、道の駅から今来た道を引き返したわけですが、わずか5分しかかかりません。

 

 

 

 

道路沿いにもきれいな花が咲いています。

この日は曇り空でお天気はいまいちですが、平日というのに車はたくさん停まっています。

 

 

 

ぜるぶの丘の全体像はご覧のとおりです。

入場は基本的に無料ですが、入り口には協力金としての募金箱があります。

 

カートやバギーがありますから、それを借りて回ることも可能です。

この案内図にも、カートコースとバギーコースが表示されています。

 

 

 

いや~!バギーも楽しそうです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

そして周辺の景色は・・・・

 

 

 

 

まだ満開とは言えませんが、きれいに花畑が手入れされています。

後日HPを見てみると、6月13日に花植え作業が終了した、と書いてありましたから、満開の花畑になるのは7月~8月なのかもしれません。

 

もう少し奥へ行くと、そこにはきれいな草原がありました。

 

 

 

 

最初の案内図で見ると、この付近はひまわり畑が表示されています。

季節により、あるいはその年によって植えられるものが変わるのかもしれません。

 

このぜるぶの丘の西側一帯を一般に “パッチワークの路” と呼びます。

 

有名な “ケンとメリーの木” はこのすぐ裏手にあり、ぜるぶの丘の一番奥にある展望所から見えるということでしたが、この日はお休みだったのか、展望所への階段はロープが張ってありました。

 

さて、次はこのパッチワークの路のなかにある、“北西の丘” と “マイルドセブンの丘” に行ってみます。

 


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美瑛の丘巡りその② “北西の丘展望公園”

美瑛の丘巡りで次にやってきたのは

北西の丘展望公園 です。

 

 

北西の丘は、このピラミッド型の展望台がシンボルです。

ナビが何故かここだけは違うところへ誘導し迷ったのですが、遠くにこのピラミッドを見つけ、無事に到着することができました。

 

美瑛の丘は、真ん中を縦に走る国道237号を境に、その西側を “パッチワークの路エリア” と呼び、東側は、“パノラマロードエリア” といいます。

この北西の丘や、次に向かうマイルドセブンの丘は “パッチワークの路エリア” となります。

 

 

 

ここには大型観光バスも何台か停まっていました。

定期観光バスのルートに入っているようですね。

 

道路を挟んだ駐車場向かい側には、ご覧のようにいくつかの土産屋さんや軽食コーナーがあります。

駐車場から下に下りてゆくと公園があり、その先はラベンダー畑のようです。

 

 

この公園、全部で5haの広さがあり、ラベンダー、ひまわり、ポピー、コスモス、サルビアなど季節ごとの花々が咲くのですが、この時期はちょっと開花には早かったようです。

 

最初に写真をお見せしたピラミッド型の展望台にまず上ってみました。

そこからの景色が次の写真です。

 

 

 

 

 

 

天気が優れないので、あんまり綺麗な写真が撮れなかったけどご勘下さい。

青空で晴天なら、これよりはるかに綺麗だと思います。

 

 

この展望台は小高い丘の上に建っていますが、その斜面にはご覧のような小さな可憐な草花がぎっしりと花を咲かせていました。

 

 

これは案内板にあった、美瑛の丘の年表です。

 

約190万年前の “美瑛火砕流” と、110万年前の “十勝岳火砕流” によって美瑛の丘は作られたのだそうです。

 

原始の森だった美瑛の丘陵に人が鍬を入れ、大地を開拓して農業を始めたのは1900年頃です。

代々と続く先人たちの汗と努力の結晶が、現在のこの素晴らしい景観なのだと思います。

 

さて、ここで私たちが味わったのはこちらです。

 

 

美しい風景の中で味わうメロンソフトクリーム、とっても美味しかったです。(≧▽≦)

 

 


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美瑛の丘巡りその③ “マイルドセブンの丘”

次は北西の丘から5~6分で

マイルドセブンの丘 にやってきました。

 

 

 

ここは、美瑛に限らず北海道ではどこでも見かけるような、広大なジャガイモ畑の先に、カラマツの防風林が並んでいるだけで、特に珍しい風景でもありません。

 

1977年(昭和52年)に、雪景色のこの場所が紙巻きたばこ 「マイルドセブン」 のプロモーションに採用されたことから有名になり、たくさんの観光客が集まるスポットになりました。

 

同じような理由で有名になったのが、「セブンスターの木」 や 「ケンとメリーの木」 などがあります。

 

 

 

この場所自体、うっかり通り過ぎてしまいそうなのですが、小さな看板があるのでそれと確認できます。

 

 

 

観光客の皆さんがこの看板の横で、防風林を背景に記念写真を撮られています。

この看板の下にも書かれていますが、ここはジャガイモ畑です。

 

 

1本だけ咲いている花を見つけましたが、畑全体にこの白い花が咲けば圧巻だろうと思います。

 

 

美瑛から車で15分ほどの距離に旭川空港があります。

2013年5月に旭川と台湾を結ぶLCC「エバー航空」が就航したこともあり、美瑛への観光客は急増し、年間130万人にも達しています。

 

しかし地元の農家の方たちにとっては、観光客のマナーの悪さが悩みの種になっています。

 

畑の中の作物を踏みにじって写真を撮る、刈り取ったあとの麦畑に平気で車を乗り入れる、挙句の果て停めていたトラクターに乗り込もうとする・・・・。

 

観光スポットのひとつであった 「哲学の木」 が業を煮やした土地の所有者によって伐採される、という “事件” まで起きています。

 

 

先ほどのマイルドセブンの丘の看板にも日本語と英語で書かれていましたが、美瑛町では看板やパンフレットなどで、マナーを守っていただく取り組みに力を入れています。

 

この日、この場所にも外国語を話す若者たちがたくさん集まって写真を撮っていましたが、その人たちはちゃんとマナーを守っていました。

 

最後に周辺の写真を2枚ほどご紹介して、次に行きたいと思います。

 

 

 

 


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美瑛の丘巡りその④ “三愛の丘”

次は国道237号の東側 “パノラマロードエリア” に移動し

三愛の丘 にまずやってきました。

 

 

 

三愛の丘は赤い三角屋根が目印ですが、そこは小さな公園があります。

10台以上は停められる駐車場とトイレの建物、それにこの公園があるだけで、あんまり大きな施設ではありません。

 

周囲には白樺の林があり、その付近からは美瑛らしい丘の風景が望まれます。

 

 

 

 

 

確かに美瑛らしい景色が広がっていますが、曇り空であんまり綺麗な写真が撮れなかったので、この位にしておきましょう。

 

大阪から軽ワゴン車でやってきたというおじさんに出会いました。

この付近、何度も来ているらしくてかなり詳しく、三愛の丘の場合は山手の方向から上がる日の出の時が一番美しいのだ、と解説して頂きました。

 

 

ここにあった案内板に書かれていた、美瑛の丘に関する説明です。

百数十万年前ではあるけれど、この丘は火砕流によって一気に作られた地形なのですね。

 

ここには書かれていませんが、美瑛の畑には “光る土” があるそうです。

これは火山灰の中に “火山ガラス” と呼ばれる小さなマグマの欠片や石英などの鉱物の結晶が含まれており、これが太陽を反射して光るのだそうです。

 

 

前回までの記事で、1点だけ訂正です。

私は国道237号を挟んで西側が “パッチワークの路エリア” 東側が “パノラマロードエリア” と思い込んでいましたが、他のHPを見たら少し違っていたようです。

 

 

これは “美瑛観光協会” のHPの中からお借りした地図画像ですが、正確にはこのように区別されているようですので訂正致します。

 

三愛の丘はご紹介する写真の枚数も少なかったですが、次に訪問する “新栄の丘” や “四季彩の丘”は結構見どころがありましたので、ご期待ください。

 

 

 


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美瑛の丘巡りその⑤ “新栄の丘展望公園”

次は三愛の丘から7~8分の距離にある

新栄の丘展望公園 にやってきました。

 

 

 

前回の三愛の丘は片方が白樺林で半分しか展望が開けていなかったのに対し、ここは周囲360度にわたって美瑛らしいパノラマが広がっています。

 

定期観光バスのコースにも入っているのでバス10台分の駐車場もあり、公園らしく整備されています。

まずは周囲の風景をご覧いただきましょう。

 

 

 

 

 

なだらかな起伏のある丘が広がっていますね。

以前より空が少し明るくなってきましたが、まだまだ太陽は顔を出しません。

 

本来なら雪の残る山々が見えるはずなのですが、この日は遠くが霞んでいます。

鮮明に見えるときの山の名前が案内板に書いてありました。

 

 

北海道の主要な山並みが一望できますね!

 

そしてこの場所は、北海道でも指折りの “夕陽の名所” としても有名です。

海上の夕陽は時々見る機会がありますが、このような雄大な丘陵地帯がオレンジ色に染まる日没を、いつか一度は見てみたいものです。

 

 

干し草ロールですね!

別のところにもう1体いました。

 

 

この周辺、ご覧のようなきれいな花畑になっています。

 

 

 

 

他にもいろいろ咲いていたけど、これしか撮ってなかった!

これはマーガレットかな?

 

先ほどお見せした丘陵の写真と別の方角も紹介しておきましょう。

小高い展望台に立つと、ぐるりと周囲が見渡せます。

 

 

 

 

 

いつまで見ていても、見飽きない景色です。

次回は、お花畑を見に “四季彩の丘” へ向かいます。

 

 


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美瑛の丘巡りその⑥ “四季彩の丘”

美瑛の丘巡りで最もポピュラーなスポットと言えば

四季彩の丘 だと思います。

 

 

 

ここは2009年6月に一度来たことがありますから、8年ぶりということになります。

美瑛はどこへ行っても観光客が多いのですが、この四季彩の丘はそれとは桁違いです。

 

建物の中も外も人であふれかえっていますが、聞こえるのは外国語ばかり!(^_^;)

まあ、たくさん来てくれてお金を落としてくれる訳ですから、有り難いことですが・・・。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、ここは東京ドーム3個分、7ヘクタールの起伏ある丘に、年間30種類もの花々がじゅうたんを敷き詰めたように咲き誇ります。

 

まずはその花々から見て頂きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花畑の一部だけですが、雰囲気はおわかりでしょうか?

そしてこの花畑を、こんなもので見て回ることもできます。

 

 

トラクターで引っ張る、“ノロッコ号” です。o(^▽^)o

撮影ポイントなどでは停車してくれ、15分ほどで花畑を一周します。

 

これ以外にも、四輪バギーやカートを借りて、自分で運転することができます。

前回は私たちもノロッコ号に乗りましたが、今回はひたすら歩きです。(^o^;)

 

そして前回は無かった、新しい施設ができていました。

 

 

この正面の建物ですが、“ALPACA FARM” と書いていますね!

新しく誕生した “アルパカ牧場” です。

 

ここだけは300円の有料です。

入り口で、靴底や手を消毒してから中に入ります。

 

 

 

 

いや~!かわゆい!о(ж>▽<)y ☆

でも、ここでも外国語の団体さんに圧倒されて、離れた場所から遠慮がちに写真を撮りました。(;^_^A

 

ここは正式には、“展望花畑 四季彩の丘” といいます。

カラフルなお花畑が一番の見どころですが、周辺のパッチワークの丘もまた、私の中では美瑛で最も美しい風景の一つだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

しつこいくらいに並べさせて頂きました。σ(^_^;)

 

遠方にうっすらと雪の残った山々の姿が見えます。

これがくっきりと見えると、もっと素晴らしい写真になるのですが、少し残念です。

 

美瑛の丘巡りは、一応今回までで終わりです。

次回は私がもうひとつ楽しみにしていた、“白金 青い池” を目指します。

  

 

 


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全国の“道の駅”完全制覇の旅 [北海道編]


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著者 : よしだやすお
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発行所 : ブクログのパブー(http://p.booklog.jp/
運営会社:株式会社paperboy&co.


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