目次
はじめに
シリーズのご紹介
北海道のスタンプラリー
道南・道央の旅
5年ぶりの北海道!“花ロードえにわ”
石狩平野を一望!“マオイの丘公園”
夕張メロンの里!“夕張メロード”
ラムサール条約登録湿地!“ウトナイ湖”
伊達武士団開拓地!“だて歴史の杜”
内浦湾を望む高台に建つ!“あぷた”
駒ケ岳を望む都市公園!“YOU・遊・もり”
駒ケ岳を望む!“つど~る・プラザ・さわら”
国宝を展示する道の駅!“縄文ロマン南かやべ”
海と山の絶景!“なとわ・えさん”
北島三郎のふるさと!“しりうち”
二人の横綱を生んだ町!“横綱の里ふくしま”
北海道唯一の城下町!“北前船 松前”
追分ソーランラインの絶景!“上ノ国もんじゅ”
江差追分のふるさと!“江差”
メークイン発祥の地!“あっさぶ”
海抜40mからの眺め!“ルート229元和台”
海水浴場のシャワー室!“てっくいランド大成”
漁港が隣接!“みなとま~れ寿都”
100円ソフトを味わう!“よってけ!島牧”
世界の珍しい貝が揃う!“シェルプラザ・港”
とっても小さな道の駅!“いわない”
台風被害からの復活!“オスコイ!かもえない”
宇宙への夢を育む!“スペース・アップルよいち”
工場見学!“ニッカウヰスキー余市蒸溜所”
羊蹄山の伏流水!“名水の郷きょうごく”
元祖1億円トイレ!“フォーレスト276大滝”
道央・十勝の旅
しのつ湖畔の観光ゾーン!“しんしのつ”
羊蹄山に沈む夕陽!“望羊中山”
洞爺湖を見下ろすロケーション!“とうや湖”
北海道を代表するリゾート!“230ルスツ”
羊蹄山を仰ぎ見る!“真狩フラワーセンター”
ニセコ町の玄関口!“ニセコビュープラザ”
広大な自然公園!“らんこし・ふるさとの丘”
人気のパン工房!“くろまつない”
内藤大助の出身地!“とようら”
有珠山を望む!“そうべつ情報館アイ”
白鳥大橋を望む!“みたら室蘭”
ししゃもが名物!“むかわ四季の館”
競走馬の故郷!“サラブレッドロード新冠”
マリンレジャーの拠点!“みついし”
いよいよ十勝へ!“コスモール大樹”
ナウマン象のまち!“忠類”
大規模機械化農業の村!“さらべつ”
花と緑とアートの村!“なかさつない”
夏も冬も楽しめる!“星野リゾートトマム”
十勝平野の北西部!“しかおい”
乗馬体験のできる道の駅!“うりまく”
赤いとんがり屋根!“ピア21しほろ”
純植物性天然温泉!“しほろ温泉”
丘の上の欧風建物!“足寄湖”
松山千春出身地!“あしょろ銀河ホール21”
日本一寒い町!“オーロラタウン93りくべつ”
北斗七星をイメージ!“ステラ★ほんべつ”
道内一番の人口増加の町!“おとふけ”
幻の魚イトウが泳ぐ!“南ふらの”
自然の豊かさ!“自然体感しむかっぷ”
飛び地の町!“樹海ロード日高”
道央・道北の旅
巨大水車の駅!“三笠”
北海道の旅:道の駅ハウスヤルビ奈井江
道の駅マグネットに出会う!“つるぬま”
時間に焦る!“道の駅たきがわ”
雨竜沼湿原の入口!“田園の里うりゅう”
二頭の龍が出迎える!“サンフラワー北竜”
国内最大級スイングベル!“鐘のなるまち・ちっぷべつ”
釜炊き銀しゃりが人気!“ライスランドふかがわ”
極寒、多雪の地!“森と湖の里ほろかない”
ニシン漁栄華の跡!“おびら鰊番屋”
日本海オロロンラインを北上!“風Wとままえ”
ホテルと同居!?“ほっと・はぼろ”
日本最北の天文台!“☆ロマン街道しょさんべつ”
マスコットはモモちん!“富士見”
恐竜の化石が!“なかがわ”
北寄カレーに未練!“てしお”
サロベツ原野を走る!
稚内とノシャップ岬
北の果て“宗谷岬”
日本最北端の道の駅!“さるふつ公園”
巨大な船舶か?“マリンアイランド岡島”
一攫千金の夢!“ピンネシリ”
北海道命名の地!“おといねっぷ”
あげいもを味わう!“びふか”
もち米収穫量日本一!“もち米の里☆なよろ”
メルヘンの世界!“絵本の里けんぶち”
でんすけすいかの町!“とうま”
これが道の駅?“あさひかわ”
写真の町“ひがしかわ「道草館」”
パッチワークの世界!“びえい「丘のくら」”
憧れの地!“美瑛 四季彩の丘”
星の降る町!“スタープラザ芦別”
スイス風景観の町“うたしないチロルの湯”
道東の旅
ラーメン屋さんが道の駅!?“しらたき”
オホーツククラフト街道“まるせっぷ”
からくり王国“おんねゆ温泉”
童話村!“香りの里たきのうえ”
森のオーケストラ!“にしおこっぺ花夢”
JR興部駅廃線跡!“おこっぺ”
空に浮かぶ宇宙船?!“おうむ”
流氷科学センター!“オホーツク紋別”
屯田兵が拓いた!“かみゆうべつ温泉チューリップの湯”
サロマ湖畔!“愛ランド湧別”
日本第3位の湖!“サロマ湖”
おーろら号発着場!“流氷街道網走”
絶景ビューポイント!“メルヘンの丘めまんべつ”
鉄道マニアの憧れ?!“あいおい”
屈斜路湖を眼下に見下ろす!“ぐるっとパノラマ美幌峠”
たぶん日本で一番小さい?!“摩周温泉”
神秘の湖 “摩周湖”
温泉レストラン!“パパスランドさっつる”
JR駅と一体化!“はなやか小清水”
知床半島の付け根!“しゃり”
世界遺産 知床!“ うとろ・シリエトク”
ちょっとだけ“知床観光”
海産物の宝庫!“知床・らうす”
白鳥の風蓮湖!“スワン44ねむろ”
厚岸湾の景観に感動!“厚岸グルメパーク”
阿寒国際ツルセンター!“阿寒丹頂の里”
ついに北海道全駅制覇!“しらぬか恋問”
オープン1週間目!“うらほろ”
豆の元気くん!“ステラ★ほんべつ”
道東2泊3日の旅
屈斜路湖の絶景!〝ぐるっとパノラマ美幌峠”
北海道2泊3日の旅:7年ぶりの再会!〝摩周湖”
ロケーション抜群!〝屈斜路湖プリンスホテル”
幻のご来光!〝美幌峠”
北方四島への叫び!〝おだいどう”
大自然が創った感動スポット!〝野付半島”
生まれ変わった道の駅!〝摩周温泉”
ちょっとだけ立ち寄り!〝900草原”
廃線跡の鉄道公園!〝あいおい”
フォトスポット!〝メルヘンの丘めまんべつ”
北海道縦断の旅
北の果てに到着!“わっかない”
サロベツ原野に咲く花たち!“こうほねの家”
自然再生の取り組み!“サロベツ湿原センター”
絶品しじみの町!“てしお”
とんがり屋根が目印!“富士見”
2年前にリニューアル!“おびら鰊番屋”
二頭の龍が守るひまわりの町!“サンフラワー北竜”
美瑛観光の玄関口!“びえい丘のくら”
美瑛の丘巡りその① “ぜるぶの丘”
美瑛の丘巡りその② “北西の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその③ “マイルドセブンの丘”
美瑛の丘巡りその④ “三愛の丘”
美瑛の丘巡りその⑤ “新栄の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその⑥ “四季彩の丘”
神秘の感動スポット!“白金青い池”
活火山「十勝岳」を望む! “望岳台”
だまし絵を楽しむ!“深山峠トリックアート美術館”
定番の人気スポット!“ファーム富田”
星の降る里!“スタープラザ芦別”
人気の漬物処!“うたしないチロルの湯”
日本一の直線道路!“ハウスヤルビ奈井江”
カルデラ盆地の村!“あかいがわ”
噴き出す温泉の迫力!“しかべ間歇泉公園”
北海道新幹線が停まる!“みそぎの郷きこない”
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屈斜路湖の絶景!〝ぐるっとパノラマ美幌峠”

9月24日(土)から26日(月)までの2泊3日で北海道東部を回ってきました。

目的はまだ訪問したことのない 「道の駅おだいどう」 の制覇であり、それにいくつかの観光と、もう一度訪問したい道の駅を加えたものです。

 

初日の最初に向かった先は

道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠(びほろとうげ) です。

 

 

 

今回は福岡空港を出発して羽田空港で乗り継ぎ、〝女満別空港” に降り立ちました。

 

九州から北海道への旅というのは、どうしても乗り継ぎなどで時間がかかり、今回も空港に到着したのが13時であり、レンタカー会社に移動して手続きを済ませ出発したのは、13時半になってしまいました。

 

帰りも同じような理由で出発が早いので、結局2泊3日と言っても初日と最終日は半日しかありません。

 

 

今回の3日間の相棒は、オリックスレンタカーで借りたこのフィットです。

最近ヴィッツやマーチが多かったので、フィットは久しぶりの気がします。

 

この車、時速が60kmをちょっとでも超えると、「速度超過を検知しました。安全運転をお願いします」 と余計なことを言います。(^_^;)

最初は感心したけど、交差点などでスピードを落として元の速度に戻す度にしつこく繰り返すのでうんざりしました。(笑)

 

 

 

空港から40分弱で最初の目的地に到着しました。

 

ここは北海道の中で、私が一番好きな道の駅の中のひとつです。

好きな理由は標高約525mに位置するそのロケーションです。

 

周囲360度美しい草原に囲まれており、そこから見下ろす日本最大、世界第2位のカルデラ湖である 〝屈斜路湖(くっしゃろこ)” の絶景です。

 

道の駅の建物の2階、あるいは背後の高台がその絶景ポイントなので、何はともあれそれを見に行きました。

 

 

 

 

 

 

しつこいくらいに写真を並べましたが、私の好きな景色なのでご勘弁を!

 

湖の中にある島は、〝中島” といって、周囲は12kmあります。

アイヌの伝説では、巨大なアメマスを捕らえて山に繋いでいたところ、アメマスが暴れて山が崩れ、中島が誕生したと言い伝えられています。

 

 

 

 

 

今度は周辺の写真を少しご覧いただきました。

この日はお天気にも恵まれましたね。

 

では次は道の駅の建物です。

 

 

 

 

この美幌峠には、「天下の絶景」 を求めて、年間70万人が訪れるそうです。

建物の1階が特産品や民芸品の売店とファーストフードで、2階が展望台、展示室になっています。

 

 

 

〝あげいも” は望羊中山の道の駅が有名ですが、実はここが 〝元祖” なのだそうです。(^_^)

〝熊笹ソフト” というのもここの名物で、ここでしか食べられません。

 

 

さて、念願の美幌峠の絶景に再会できたので、次へ進みます。

実は初日の予定は、このあと 〝津別峠 展望施設” へ行くことにしていました。

 

〝津別峠” はここから20分程度の距離にあり、標高が947mあります。

ここは、〝雲海” が有名で、眼下の屈斜路湖の日の出と雲海は神秘の光景と言われます。

 

今夜の宿泊が屈斜路湖の湖畔なので、朝早くに起きて津別峠の朝日と雲海を見に行こうと思い、その下見だったのです。

 

ところが、・・・・・・・・

 

 

先日北海道を襲った台風の影響で土砂崩れがあり、なんと通行止めになっていたのです。

看板が信じられず少し走ってみましたが、1kmも行かないところで道路が閉鎖されていました。(ノ◇≦。)

 

残念だけどここは諦め、最後の目的地だった 〝摩周湖” を目指すことにしました。

 

 

 


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北海道2泊3日の旅:7年ぶりの再会!〝摩周湖”

津別峠が台風の影響で通行止めになっていたので、次の目的地

摩周湖 に向かいました。

 

 

 

 

ここは道の駅ではなく、あくまでも観光です。

今回の旅では道の駅以外にいくつかの観光を含めていますので、それもあわせて紹介してゆきます。

 

途中、道の駅摩周温泉の近くを通りますが、これは明日訪問する予定です。

〝摩周湖” には2009年9月に一度来たことがありますから、実に7年ぶりの再会となります。

 

 

摩周湖の主な展望台としては、〝第一展望台” 〝第三展望台” 〝裏摩周展望台” の3つがあります。

第二展望台というのも、昔はあったらしいのですが、足場が悪くて整備もされなかったために、今では 〝幻の展望台” として行く人もいないのだそうです。

 

今回訪問したのは 〝摩周第一展望台” であり、ここには売店などの入ったレストハウスがあり、もっとも整備された展望台です。

 

 

これが駐車場の入り口ですが、係の方が待機しておられて駐車料500円を徴収されます。

ちなみに第三駐車場は無料だそうです。

 

早速車を停めて、摩周湖を見に行きました。

 

 

 

〝霧の摩周湖” というけれど、前回きた時と同じようにお天気には一応恵まれました。

正面の山が標高857mの 〝摩周岳” ですが、残念ながら頂上付近は雲に覆われています。

 

今回再び足を運んだのは、以前来た時の感動をもう一度味わいたいと思ったからですが、湖の碧さが、7年前の方が良かったような気がします。

 

ということで、7年前の写真を見直してみました。

 

 

(2枚とも、2009年9月17日撮影)

 

やっぱり湖面の碧さが全然違いますね。

今日は前回よりやや雲が多かったので、私の期待したほどの景色には出会えませんでした。

 

もっと綺麗な写真を撮るのが目的だったので、ちょっとがっかりしました。

 

 

湖の中ほどに小さな島が見えますが、これを 〝カムイシュ島” といいます。

 

縦横が110m×40mという小さな島なのですが、なんと湖の底からの高さが240mもある火山の頂上部なのです。

摩周湖の深さは2百数十mありますから、そこにこんな火山が隠れているとは驚きです。

 

 

これが駐車場に面した展望台ですが、ここからレストハウスの屋上まで通路が続いており、どこからでも雄大な摩周湖が望めます。

 

このあとレストハウスに行き、土産物の物色を楽しみました。

 

 

※摩周湖のもっと詳しい内容は、2009年9月の記事をご覧ください。

  → 北海道全駅制覇の旅(3日目):神秘の湖 “摩周湖”  

 

 

さて、初日は結果として2か所しか訪問できませんでしたが、北海道は16時を過ぎると日が陰ってきますから、早めにホテルに入ることにしました。

 

今来た道をそのまま引き返し、屈斜路湖の湖畔にある、〝屈斜路プリンスホテル東館” が今夜宿泊するホテルです。

このホテル、周辺の景色も含め、とっても気に入ったので、次回はその紹介をします。

 

※摩周湖にもスタンプがあったので押してきました。

 

 

※初日に走ったルート(google mapの自動記録)

 


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ロケーション抜群!〝屈斜路湖プリンスホテル”

今回紹介するのは、初日に宿泊した

屈斜路湖プリンスホテル とその周辺です。

 

 

 

今回の旅行はJTBが企画した、航空券、宿泊、レンタカーがセットになったプランを使っています。

宿泊はJTBが選んだ地域ごとのリストの中からどれか決めるのですが、ホテルのランクにより追加料金が発生します。

 

以前この方面を回った時この屈斜路湖プリンスホテルの前を通ったので、立地条件等から迷わず初日の宿泊地に選びました。

それに、夕食を除けば追加料金も発生しないのでリーズナブルだったのです。

 

 

地図でもご覧頂けるように、ここは屈斜路湖の湖畔にあります。

「東館」 「西館」 があり、東館は8階建ての建物、西館は2階建てです。

 

私たちは、東館に宿泊しました。

 

 

これは建物の裏手から撮った写真ですが、奥の8階建てが東館、手前の2階建ての建物が西館の一部です。

 

 

 

レストランは東館の1階で繋がった独立した建物になっていて、そのガラス張り窓の外はご覧のような美しい庭園があり、池には水鳥が泳いでいます。

 

 

摩周湖から戻ってホテルに到着したのは予定より早い17時前でしたが、北海道では既に夕暮れです。

チェックインカウンターには、手作りの2枚の地図が置いてありました。

 

 

 

1枚目は、このホテルを中心とした周辺の観光スポットの案内図、そしてもう一枚がホテル周辺を歩いて散策できる 〝歩きマップ” です。

 

6階の部屋にチェックインして窓から下を見下ろすと、歩きマップを片手に裏庭を歩いている人たちが見えました。

もうしばらくは明るさが残っていそうなので、私たちも荷物を置いて散策にでかけました。

 

 

 

建物の裏手に回ると、すぐそこは屈斜路湖の湖面です。

 

屈斜路湖はカルデラ湖としては日本で最大の湖であり、その周囲は山手線の1.7倍にもなる、57kmもあります。

この湖から 〝釧路川” が流れ出ており、その流れは 〝釧路湿原” を通り、やがて太平洋に達します。

 

湖のほぼ中央に周囲が12kmの 〝中島” があり、その美しい景観は前々回の 〝美幌峠” でご紹介した通りです。

ちなみにこの島へは、自然保護の観点から上陸が禁止されています。

 

 

湖と公園の境目には大きな樹が立ち並んでいますが、その中の何本かはご覧のように大きく倒れているのがありました。

折れ方がまだ新しいので、おそらく先日3つも連続して北海道に上陸した台風の被害だと思います。

 

 

公園内には、〝フラワーガーデン” と呼ぶ、美しい花園があります。

その一部を紹介しますが、実際にはかなり薄暗くなっており、カメラのISO数値を上げて撮影しています。

 

 

 

 

 

ホテルの周辺にはいくつものフラワーガーデンが作られていますが、西館では結婚式もあるらしく、特にこの場所は 〝ウェディングガーデン” と呼ばれます。

屈斜路湖に面したこの場所で、ウェディングセレモニーが行われるのだそうです。

 

 

辺りがいよいよ薄暗くなったのでホテルに戻ると、ロビーでは二つのオプションツアーの受付があっていました。

一つは 〝摩周湖☆星紀行” といって、摩周湖展望台から星空を眺めるツアー、そしてもう一つが 〝屈斜路湖雲海ツアー” です。

 

受付の写真を撮ってないので、ホテルのパンフレットから画像をお借りします。

 

 

 

〝雲海ツアー” については通常は 〝津別峠” に上るのですが、前回お話ししたように台風による土砂崩れで現在道路が通行止めになっています。

従って、代替として 「摩周湖第三展望台」 からの雲海を案内されるようになっていました。

 

 

私たちは元々、津別峠、あるいは美幌峠で雲海、またはご来光を見る、と計画していましたから、明日は早起きしてホテルから15分程で行ける 〝美幌峠” を目指すことにしました。

 

その結果は、次回でお話し致します。

 


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幻のご来光!〝美幌峠”

2日目の早朝4時半にホテルを出発し、再び

美幌峠 を目指しました。

 

(弟子屈町パンフレットより画像借用)

 

宿泊しているホテルのある 〝弟子屈町(てしかがちょう)” は、雲海が望めることで有名です。

このパンフレットにも書いてあるように、その場所は 〝津別峠” 〝美幌峠” 〝藻琴峠” の3カ所です。

 

ホテルのフロントには、翌日の日の出の時間が表示されており、この日は5時15分となっています。

私たちは朝4時に目を覚ましましたが、外はまだ真っ暗だったので、空が白み始めた4時半にホテルを出発しました。

 

ホテルの窓からは屈斜路湖がすべて見渡せ、対岸の山の上からうっすらと明るくなり始めています。

雲海は気象条件があるので無理としても、少なくとも朝日の出、つまりご来光は望めるだろうと期待しました。

 

 

ホテルを出発してしばらく屈斜路湖に沿って走ったあと、つづら道を山手に向かって上って行きます。

標高が上がるに従って霧が出始めたかと思うと、まもなくその霧は更に深くなり、ヘッドライトを点けた対向車さえぼんやりとしか見えなくなりました。

 

通常なら15分で到着するはずの美幌峠に、徐行のような走り方で20~25分はかかったと思います。

道の駅の駐車場の入り口さえよく見えません。

 

 

 

昨日あれだけ天気の良かった美幌峠はご覧の通り!

一応車を下りて展望台の方へ行ってみたけど、私たちと同じようにカメラを片手にがっかりしてたたずんでいる人たちが何人かいます。

 

ここは標高が525mです。

津別峠が974mですから、もし通行止めになっていなければ、見事な雲海が見れたかもしれません。

私たちは正に、その雲海のど真ん中に入り込んでしまった訳です。(ノ◇≦。)

 

駐車場には、10台以上の車やバイクがいましたが、諦めて三々五々に下りてゆきます。

私たちも15分程粘ったあと、戻ることにしました。

 

標高が下がると霧は嘘のように消えてゆきます。

途中、小さな駐車スペースがあったので、そこから少し歩いて、樹の間からの屈斜路湖を撮影しました。

 

 

見事な夜明けがそこにありました。

 

私たちが湖面にカメラを向けていると、先ほど駐車場で出会ったバイクや車が停まり、同じようにここからの景色を撮影してゆきます。

 

ホテルに戻り、昨夜散策したホテルの裏庭に出てみました。

 

 

 

 

結果的には、ここで日の出を待った方がはるかに良かったのかもしれません。

そして朝食です。

 

 

 

これがビュッフェスタイルのレストランです。

昨晩の夕食の時は気が付かなかったけど、全面ガラスの外はこんなにきれいなんです。

 

 

 

早朝に起きて一仕事してきたのでお腹がすきました。

しっかり食べて、今日一日の行動に備えます。

 

このホテル、私の評価としては10点満点の10点です。

食事や部屋が良かったこと、周辺のロケーションが素晴らしいことに加え、従業員の皆さんの 「お客さんに楽しんで頂こう」 という気配りが感じられます。

 

雲海やご来光は幻に終わったけど、十分に満足できるホテルでした。

 

 


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北方四島への叫び!〝おだいどう”

朝食を終えて向かったのは、今回の本命である

道の駅おだいどう です。

 

 

 

道の駅おだいどうは、地図でご覧の通り知床半島と根室半島の中間地点にあります。

北海道東部に唯一残っていたこの道の駅に行くことが、今回の旅行の本来の目的です。

 

屈斜路湖湖畔のホテルから目的地まで距離にして98km、ひたすら東へ走り、野付湾の海岸線を目指します。

 

今回の旅では一度も高速道路を使わなかったのですが、そのおかげで至る所でいかにも北海道らしい風景に出会いました。

 

 

畑と空の美しさに、思わず車を停めて撮った写真がこれです。

 

見渡す限りの畑の中を、緩やかな上り下りだけを繰り返しながら限りなく続く一直線の道路など、北海道は走っているだけで感動があります。

 

ナビの予測時間では2時間以上でしたが、1時間40分程で到着しました。

 

 

 

 

道の駅の所在地は 〝野付郡別海町尾岱沼” ですが、この 〝尾岱沼”〝おだいとう” と読みます。

 

別海町というのは、総面積がなんと東京23区の2倍以上もあります。

その広大な土地に、人口1万6千人の住民と、牛が約12万頭暮らしています。

 

そしてこの道の駅のある場所は、「白鳥台」 と呼ばれ、冬から春にかけて数百羽の白鳥が飛来します。

 

 

 

 

野付湾に面したこの 「白鳥台」 にはもう一つ特徴があって、なんと 〝四角い太陽” が見えるのです。

 

(道の駅パンフレットから画像借用)

 

これは空気の温度差によって光が屈折しておこる蜃気楼の一種だそうですが、気温が急激に下がる厳冬期に主に見られます。

四角い太陽を鑑賞できるポイントはいくつかありますが、その一つがこの白鳥台で、条件の整った冬場の早朝には多くのカメラマンがここに集まります。

 

 

さて、道の駅の一角にこんなものがありました。

 

 

 

 

最初の地図でお気づきかと思いますが、ここは北方領土の 〝国後島(くなしりとう)” が目と鼻の先にあります。

 

この高さ2.4mの像は、老女が息子と孫を両脇に従えて、「島を返せ!」 とすさまじい迫力で叫んでいる姿を現しています。

 

 

 

像の前の敷石は、北方四島の地図をあらわしていました。

 

この道の駅はその北方領土問題をテーマとしており、別海町は、北方四島に現在暮らすロシア人たちとの 〝ビザなし交流” の拠点として、お互いに行き来しながら民間の交流を深めています。

 

 

 

 

道の駅は3階建てになっており、1階が売店と食堂ですが、規模は小さいです。

 

 

そして2階が 〝展示室” 3階が 〝展望室” です。

まず2階に上がってみます。

 

 

 

ここには北方領土に関する歴史や資料が展示されています。

 

例えば、ここから一番近い 〝国後島” は、沖縄本島より大きな島です。

〝択捉島” が鳥取県とほぼ同じ面積、そして4島すべてを合計すると、千葉県に匹敵する広さになります。

 

この野付湾の先にある 〝野付半島” から国後島までの距離は16kmですが、最も日本に近い 〝歯舞諸島”〝貝殻島” は、根室半島の先端からわずか3.7kmしか離れていません。

 

ちなみに歯舞諸島と色丹島は、おおむかし根室半島と陸続きだったのが、土地の陥没で離れ島になったのだそうです。

 

 

この写真は、4階の展望室から国後島方面を見たものです。

うっすらと島が見え、そこに建物も見えるのですが、それは 〝野付半島” です。

 

国後島は、その先に山が見えるということですが、この日はよく確認できませんでした。

このあと野付半島に向かうので、国後島はその時に紹介しましょう。

 

 

この写真は、先ほど紹介した 〝叫び” の像を4階の展望室から見下ろしたものです。

 

左端に高い塔が立っていますが、これは四島を象徴する4本のポールです。

叫んでいるお婆さんからの距離は16mで、これは国後島までの距離 〝16km” を意味します。

 

 

この道の駅の制覇でとりあえず今回の目的は果たしましたが、折角ここまで来たので、以前から行きたいと思っていた 〝野付半島” にこれから向かいます。

 

 


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大自然が創った感動スポット!〝野付半島”

道の駅おだいどうを出発し

野付半島 トドワラ原野 を目指しました。

 

 

 

〝野付半島” は、この地図でお分かりのように実に不思議な形をしています。

 

これは 〝砂嘴(さし)” という地形で、沿岸流により運ばれた漂砂が堆積して形成されますが、その形が〝嘴(くちばし)” のように見えることからこの名前がついています。

 

日本には 「三保の松原」 をはじめとしていくつかの砂嘴がありますが、ここ野付半島がその最大であり、全長は26kmあります。

 

どのようにしてこのような地形ができたのか、現地にあった案内看板でざっくりとご説明しましょう。

 

 

 

約3000年前に最初の砂の堆積で岬ができ、更に堆積と浸食を繰り返しながらいくつもの岬が伸びていったものです。

砂の堆積は主に半島の先端でおこりますから、現在でも半島は成長し続けていることになります。

 

 

道の駅おだいどうから国道244号を北上し、標津町で野付半島を走る道道950号に進路をとります。

半島の特に最初の部分は最短幅がわずか50mと細長く伸びていますから、道路の左右とも海で、まるで〝海中道路” を走っている雰囲気です。

 

特にこの付近を 〝フラワーロード” と呼び、左右がお花畑になるのですが、この時期はそれほど多くの花は咲いてなかったように思います。

 

約15kmの一直線の海中道路を走り、〝ネイチャーセンター” に到着しました。

道の駅からの距離は29kmで、30分弱しかかかりません。

 

 

この青枠で囲んだ部分がネイチャーセンターです。

ここからあと3kmほど先に野付崎灯台があり、一般車両が入れるのはそこまでです。

 

この日も何台かの観光バスが停まっていましたが、ほとんどの観光客はここネイチャセンターに駐車して、この先にある 〝トドワラ原野” へと歩きます。

 

 

これがトドワラ原野への遊歩道です。

私たちも、カメラだけを手に早速歩いてみました。

 

 

ススキやたくさんの種類の草花に囲まれた小道を、ひたすら歩きます。

 

ススキの向こう側に人影が見えますが、この散策路は一方通行になっており、帰り道は並行して走る別の遊歩道を辿ります。

 

でも一方通行のはずのこの細い道で、結構人とすれ違うのです。

どうやら途中まで歩いて諦めて、引き返してくるのだと思います。

 

 

 

次第に人影が少なくなってきましたが、ただひたすら歩き続けます。

私たちの先を行くこのお二人も、途中で引き返してしまいました。

 

 

約30分ほどでようやく到着したのが、この 〝トドワラ” の看板です。

ここまでネイチャセンターから1.3kmあります。

 

でもここが目的地という訳ではなく、この先は湿地帯なので 〝木道” をあと300m歩きます。

 

 

 

 

 

この木道、人がひとり通れる橋の幅で、ところどころに離合するため待機場所があります。

落ちても下は湿地帯なので問題はありませんが、あんまり気持ちの良いものではありません。

 

 

途中から道が分かれ、左は船着き場方面、右がトドワラ展望台方面です。

左の桟橋方面は海の上を歩くので、転落防止に木道に手摺がついています。

 

私たちは右の展望台方面に進みます。

 

 

 

 

〝砂嘴” の地形は堆積と浸食を繰り返したと先ほど説明しましたが、浸食は主に内海側で起こります。

かつて豊かなトドマツ林を形成していた土地が海水に浸食され、立ち枯れてしまったのがこの光景です。

 

これらは樹齢が90年から120年のトドマツであり、浸食は今も進んでいるのでやがてこの光景もなくなり、塩湿地植物群落に置き換わってゆくだろうといわれています。

 

 

 

海の表情もなにか別世界を思わせます。

 

 

 

帰りの道の方が、往路よりずっと広いようです。

歩くのが苦手な人のために、ここでは馬車が通る様になっていて、そのために広げたのでしょう。

 

ところどころに朽ちたトドマツの幹が倒れています。

 

 

先ほどまで少し曇っていたのに、戻る頃にはこんなに良い天気になりました。

写真の一番下、陸地の中央に映っている建物がネイチャーセンターで、その右手には津波の避難所兼、国後島の展望所があります。

 

この展望所から見えた 〝国後島” が次の写真です。

 

 

 

ここからの距離がわずか16kmです。

写真を拡大すると岬らしい岩肌がはっきりと見えます。

 

北方領土は随分と近いことが肌で分かります。

 

 

近くにはこんな碑が建っていました。

 

 

 

さて、ネイチャーセンターに入ってみましょう。

 

 

1階が休憩室、観光案内所、売店、レストランなどになっており、2階には野付半島に関する様々な資料が展示されています。

 

正面に飾られた写真、左はトドワラ原野の夕陽、右は前回紹介した四角い太陽です。

 

ところで、この野付湾は水深が浅く、厳冬期には海自体が凍り付き、海面を歩くことができます。

そうすると何が起きるかというと、一面真っ白で遠近感がなくなります。

 

南米ボリビアの 〝ウユニ塩湖” が有名ですが、いわゆるトリック写真が撮れるのです。

 

(別海町パンフレットより画像借用)

 

南米まで出かけなくとも日本国内で体験できるのですね!

機会があれば、是非厳冬期にも来てみたいと思いました。

 

 

 

 


試し読みできます

生まれ変わった道の駅!〝摩周温泉”

野付半島ネイチャーセンターのレストランで昼食を済ませた後

道の駅摩周温泉 に向かって出発しました。

 

 

 

今朝辿った100km近い距離を今度は東から西へと引き返します。

国道241号、243号、391号という3つの国道が交わる付近に道の駅はあり、1時間半で到着しました。

 

 

この道の駅からは、初日に訪問した 〝摩周湖” までは距離で10km、12~3分で行けます。

〝屈斜路湖” や 〝阿寒湖” にも近く、道東方面観光の拠点となる位置にあります。

 

私はこの道の駅に2009年9月に一度来ていますから、今回が2回目です。

でも、前回来た時とは全く違う道の駅に生まれ変わっていました。

 

以前来た時の道の駅の写真を、まずご覧頂きましょう。

 

(2009/9/17撮影)

 

7年前に訪れた時、駐車場の周りに芝生公園らしきものがあり、建物といえばこの小さな管理室のようなものしかありませんでした。

 

まさかこれが道の駅ではないよね、と半信半疑で中に入ってみると、そこは周辺の旅館などを紹介する観光案内所になっており、案内の女性がひとりだけおられました。

そこには道の駅スタンプが置いてあり、当時集めていた道の駅マグネットも販売していたので、道の駅だということが確認できたのです。

 

おそらく全国の道の駅の中で最も小さいと思われた摩周温泉の、現在の姿が次の通りです。

 

 

 

 

道の駅のある場所は三叉路になっていますが、道路を挟んだ向かい側に大きな、立派な道の駅が完成していました。

 

以前あった駐車場はそのまま 「道の駅第2駐車場」 として残り、先ほど紹介した昔の建物はおそらく取り壊したのでしょう、どこにも見当たりませんでした。

 

この日は日曜日ということもあって新しい道の駅は満車で、私たちは第2駐車場に駐車しました。

 

 

 

 

それにしても随分と立派になったものです。

 

実はこの道の駅ができたのは1993年(平成5年)4月ですから、全国で103カ所の道の駅が登録された、いわゆる第一号グループの道の駅なのです。

ですから当時はあんなに小さくとも道の駅の条件を満たしていたのかもしれません。

 

私が訪問した2年後の2011年(平成23年)7月にリニューアルして今の道の駅となったのですが、その床面積は890平方メートルで、以前のなんと 「15倍」 の広さです。

 

 

配置図が見当たらなかったので、HPから画像をお借りしました。

玄関ホールを入ると、右手が農産物や土産物の直売所です。

 

 

 

 

7年前と打って変わって、どこの道の駅にも引けを取らない立派な施設になっていました。

玄関ホールから、逆の左手に入ると、そこは立派なホールがあります。

 

 

観光案内所のカウンターもとっても広くなっていました。

このインフォメーションでは、摩周湖展望台とリアルタイムで連絡を取り合い、その日のベストなビューポイントなどを情報提供してくれます。

 

摩周湖や屈斜路湖のライブカメラの映像も、ここで配信されていました。

 

 

 

この日は、〝イベントコーナー” と 〝ギャラリー” の二つの会場で 「写真展」 があっていました。

 

 

道東を拠点に活動されている自然写真家 「横山 宏」 氏の作品展ですが、北海道の四季、そしてそこに生きる動物たちの生態が生き生きと描かれていました。

何度か紹介した 〝四角い太陽” の写真もありました。

 

私は写真に詳しいわけではありませんが、部屋の壁一面に展示されたそれらの迫力ある写真に、心から感動しました。

こんな写真を撮ってみたい、とも思いました。

 

売店で横山氏の写真集、カレンダー、DVDを販売していましたので、私はDVDを購入しました。

 

 

このDVD、自宅に帰ってから何度も繰り返し見ています。

今回の旅の最高の土産になりました。

 

 

道の駅の裏手に出てみると、そこには東屋風の休憩所があり、周囲は公園として整備されています。

 

 

こちらは24時間利用できる 〝足湯”ですね。

日本一小さかった道の駅は、みごとな変貌を遂げていました。

 

 



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