目次
はじめに
シリーズのご紹介
北海道のスタンプラリー
道南・道央の旅
5年ぶりの北海道!“花ロードえにわ”
石狩平野を一望!“マオイの丘公園”
夕張メロンの里!“夕張メロード”
ラムサール条約登録湿地!“ウトナイ湖”
伊達武士団開拓地!“だて歴史の杜”
内浦湾を望む高台に建つ!“あぷた”
駒ケ岳を望む都市公園!“YOU・遊・もり”
駒ケ岳を望む!“つど~る・プラザ・さわら”
国宝を展示する道の駅!“縄文ロマン南かやべ”
海と山の絶景!“なとわ・えさん”
北島三郎のふるさと!“しりうち”
二人の横綱を生んだ町!“横綱の里ふくしま”
北海道唯一の城下町!“北前船 松前”
追分ソーランラインの絶景!“上ノ国もんじゅ”
江差追分のふるさと!“江差”
メークイン発祥の地!“あっさぶ”
海抜40mからの眺め!“ルート229元和台”
海水浴場のシャワー室!“てっくいランド大成”
漁港が隣接!“みなとま~れ寿都”
100円ソフトを味わう!“よってけ!島牧”
世界の珍しい貝が揃う!“シェルプラザ・港”
とっても小さな道の駅!“いわない”
台風被害からの復活!“オスコイ!かもえない”
宇宙への夢を育む!“スペース・アップルよいち”
工場見学!“ニッカウヰスキー余市蒸溜所”
羊蹄山の伏流水!“名水の郷きょうごく”
元祖1億円トイレ!“フォーレスト276大滝”
道央・十勝の旅
しのつ湖畔の観光ゾーン!“しんしのつ”
羊蹄山に沈む夕陽!“望羊中山”
洞爺湖を見下ろすロケーション!“とうや湖”
北海道を代表するリゾート!“230ルスツ”
羊蹄山を仰ぎ見る!“真狩フラワーセンター”
ニセコ町の玄関口!“ニセコビュープラザ”
広大な自然公園!“らんこし・ふるさとの丘”
人気のパン工房!“くろまつない”
内藤大助の出身地!“とようら”
有珠山を望む!“そうべつ情報館アイ”
白鳥大橋を望む!“みたら室蘭”
ししゃもが名物!“むかわ四季の館”
競走馬の故郷!“サラブレッドロード新冠”
マリンレジャーの拠点!“みついし”
いよいよ十勝へ!“コスモール大樹”
ナウマン象のまち!“忠類”
大規模機械化農業の村!“さらべつ”
花と緑とアートの村!“なかさつない”
夏も冬も楽しめる!“星野リゾートトマム”
十勝平野の北西部!“しかおい”
乗馬体験のできる道の駅!“うりまく”
赤いとんがり屋根!“ピア21しほろ”
純植物性天然温泉!“しほろ温泉”
丘の上の欧風建物!“足寄湖”
松山千春出身地!“あしょろ銀河ホール21”
日本一寒い町!“オーロラタウン93りくべつ”
北斗七星をイメージ!“ステラ★ほんべつ”
道内一番の人口増加の町!“おとふけ”
幻の魚イトウが泳ぐ!“南ふらの”
自然の豊かさ!“自然体感しむかっぷ”
飛び地の町!“樹海ロード日高”
道央・道北の旅
巨大水車の駅!“三笠”
北海道の旅:道の駅ハウスヤルビ奈井江
道の駅マグネットに出会う!“つるぬま”
時間に焦る!“道の駅たきがわ”
雨竜沼湿原の入口!“田園の里うりゅう”
二頭の龍が出迎える!“サンフラワー北竜”
国内最大級スイングベル!“鐘のなるまち・ちっぷべつ”
釜炊き銀しゃりが人気!“ライスランドふかがわ”
極寒、多雪の地!“森と湖の里ほろかない”
ニシン漁栄華の跡!“おびら鰊番屋”
日本海オロロンラインを北上!“風Wとままえ”
ホテルと同居!?“ほっと・はぼろ”
日本最北の天文台!“☆ロマン街道しょさんべつ”
マスコットはモモちん!“富士見”
恐竜の化石が!“なかがわ”
北寄カレーに未練!“てしお”
サロベツ原野を走る!
稚内とノシャップ岬
北の果て“宗谷岬”
日本最北端の道の駅!“さるふつ公園”
巨大な船舶か?“マリンアイランド岡島”
一攫千金の夢!“ピンネシリ”
北海道命名の地!“おといねっぷ”
あげいもを味わう!“びふか”
もち米収穫量日本一!“もち米の里☆なよろ”
メルヘンの世界!“絵本の里けんぶち”
でんすけすいかの町!“とうま”
これが道の駅?“あさひかわ”
写真の町“ひがしかわ「道草館」”
パッチワークの世界!“びえい「丘のくら」”
憧れの地!“美瑛 四季彩の丘”
星の降る町!“スタープラザ芦別”
スイス風景観の町“うたしないチロルの湯”
道東の旅
ラーメン屋さんが道の駅!?“しらたき”
オホーツククラフト街道“まるせっぷ”
からくり王国“おんねゆ温泉”
童話村!“香りの里たきのうえ”
森のオーケストラ!“にしおこっぺ花夢”
JR興部駅廃線跡!“おこっぺ”
空に浮かぶ宇宙船?!“おうむ”
流氷科学センター!“オホーツク紋別”
屯田兵が拓いた!“かみゆうべつ温泉チューリップの湯”
サロマ湖畔!“愛ランド湧別”
日本第3位の湖!“サロマ湖”
おーろら号発着場!“流氷街道網走”
絶景ビューポイント!“メルヘンの丘めまんべつ”
鉄道マニアの憧れ?!“あいおい”
屈斜路湖を眼下に見下ろす!“ぐるっとパノラマ美幌峠”
たぶん日本で一番小さい?!“摩周温泉”
神秘の湖 “摩周湖”
温泉レストラン!“パパスランドさっつる”
JR駅と一体化!“はなやか小清水”
知床半島の付け根!“しゃり”
世界遺産 知床!“ うとろ・シリエトク”
ちょっとだけ“知床観光”
海産物の宝庫!“知床・らうす”
白鳥の風蓮湖!“スワン44ねむろ”
厚岸湾の景観に感動!“厚岸グルメパーク”
阿寒国際ツルセンター!“阿寒丹頂の里”
ついに北海道全駅制覇!“しらぬか恋問”
オープン1週間目!“うらほろ”
豆の元気くん!“ステラ★ほんべつ”
道東2泊3日の旅
屈斜路湖の絶景!〝ぐるっとパノラマ美幌峠”
北海道2泊3日の旅:7年ぶりの再会!〝摩周湖”
ロケーション抜群!〝屈斜路湖プリンスホテル”
幻のご来光!〝美幌峠”
北方四島への叫び!〝おだいどう”
大自然が創った感動スポット!〝野付半島”
生まれ変わった道の駅!〝摩周温泉”
ちょっとだけ立ち寄り!〝900草原”
廃線跡の鉄道公園!〝あいおい”
フォトスポット!〝メルヘンの丘めまんべつ”
北海道縦断の旅
北の果てに到着!“わっかない”
サロベツ原野に咲く花たち!“こうほねの家”
自然再生の取り組み!“サロベツ湿原センター”
絶品しじみの町!“てしお”
とんがり屋根が目印!“富士見”
2年前にリニューアル!“おびら鰊番屋”
二頭の龍が守るひまわりの町!“サンフラワー北竜”
美瑛観光の玄関口!“びえい丘のくら”
美瑛の丘巡りその① “ぜるぶの丘”
美瑛の丘巡りその② “北西の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその③ “マイルドセブンの丘”
美瑛の丘巡りその④ “三愛の丘”
美瑛の丘巡りその⑤ “新栄の丘展望公園”
美瑛の丘巡りその⑥ “四季彩の丘”
神秘の感動スポット!“白金青い池”
活火山「十勝岳」を望む! “望岳台”
だまし絵を楽しむ!“深山峠トリックアート美術館”
定番の人気スポット!“ファーム富田”
星の降る里!“スタープラザ芦別”
人気の漬物処!“うたしないチロルの湯”
日本一の直線道路!“ハウスヤルビ奈井江”
カルデラ盆地の村!“あかいがわ”
噴き出す温泉の迫力!“しかべ間歇泉公園”
北海道新幹線が停まる!“みそぎの郷きこない”
北海道横断の旅
西洋りんご発祥の地!“なないろ・ななえ”
駒ケ岳がくっきり!“大沼公園”
ひまわり畑に隣接!“北欧の風 道の駅とうべつ”
石狩湾を望む!“石狩「あいろーど厚田」”
青い池まで2分!“びえい「白金ビルケ」”
世界最大級のハト時計が踊る!“おんねゆ温泉”
宿泊できる道の駅!“ノンキーランドひがしもこと”
オホーツク海を眺める!“流氷街道網走”
絶景ビューポイント!“メルヘンの丘めまんべつ”
奥付
奥付

閉じる


<<最初から読む

7 / 166ページ

試し読みできます

伊達武士団開拓地!“だて歴史の杜”

2日目になりました。
宿泊した登別温泉のホテルを出発して最初に向かったのは
道の駅だて歴史の杜 です。





2日目のこの日、5日間でこの日だけが雨の予報でしたが、朝のうちに少しぱらついただけで、ほぼ終日良い天気に恵まれました。

初日に宿泊したのは、登別温泉の “第一滝本館” というホテルです。
今回JTBの航空券、ホテル、レンタカーがセットになったプランを使ったので宿泊地の選択肢は狭くなって、この付近、登別しかなかったのです。

でもこのホテル、バイキングの夕食も良かったし、さまざまな種類の浴槽がいくつもある巨大な温泉には驚きました。

登別東ICから伊達ICまでを高速で走り、全行程43km、45分ほどで道の駅に到着しました。







6年ぶりに訪れた道の駅ですが、石垣に囲まれた城跡のような佇まいは以前と変わりません。
正面にある大きな門が、“大手門” です。





その大手門前の広場には、巨大な兜が置いてあります。
この兜、前回来た時は他の場所にあったように思います。

細い三日月の前立を飾った兜、といえば “伊達政宗” ですね。
ここの地名が “伊達市”、そしてこの伊達政宗の兜、実はこの地は仙台の伊達家と大きな繋がりがあるのです。



戊辰戦争で新政府軍に敗れた仙台藩は、62万石から28万石に減封され、その分家であった「亘理伊達氏(わたりだてし)」 も2万3千石から58石程に減俸されました。

領主伊達邦成は、家臣の窮状を救い、戊申の汚名をすすぐために、家臣団2800名を率いてここ北海道に移り住み、開拓に取り組むことを決意します。

当時明治政府は、ロシアの南下政策に対応するために北海道の開拓と警備に力を入れており、「北門の警備は武士の本領」 のスローガンのもと、亘理伊達武士団は新しい大地に夢を託したのです。





この地は現在、“総合公園 だて歴史の杜” となっていますが、旧伊達氏邸跡の7千坪の土地に、“伊達市開拓記念館” を始めとするさまざまな施設が整備されています。







大手門を中に入ってみると、そこは広大な芝生公園になっており、その先には巨大な建物が見えます。



これは “カルチャーセンター” で、写真では分り難いですがその先には総合体育館もあります。
これ以外にも、先ほど紹介した “開拓記念館” 直木賞作家宮尾登美子さんの “文学記念館” などがあります。







更に奥へ進み、この建物は “黎明観” といって、藍染め体験と刀剣製作実演施設です。
6年前に来た時はここが道の駅で、売店などがあったと思いますが、現在は移転したようです。

伊達は北海道で唯一の “藍” の生産地であり、藍工房では75名が一度に体験可能です。
また、伊達藩の武士が築いた伊達市は武士の魂が宿っており、日本刀作りも根付いているのです。





もうひとつ面白いのが、この道の駅のレストハウスとなっている、 “びっくりドンキー” の建物ですね!
武家屋敷風の建物になっていますが、屋根にはしゃちほこならぬ、牛ほこ?があり、すべての窓からいろんな動物が顔を出しているのです。

さて、最後になりますが道の駅の本体です。





実は、大手門に向かってすぐ右手に、2012年4月に新築移転していたのです。





入り口には、“来たぞ伊達男道の駅” の垂れ幕が・・・・(^∇^)





いつもの道の駅登録証だけは、店内を探し回ったけど見つかりませんでした。

まさに “歴史の杜” の名前にふさわしい道の駅だったと思います。



試し読みできます

内浦湾を望む高台に建つ!“あぷた”

この日の2カ所目は15分ほど走って
道の駅あぷた へやってきました。











ここの地名は、“虻田郡洞爺湖町” になります。
2006年3月に虻田町と洞爺村が合併して洞爺湖町になりました。

“虻田” は合併前、合併後ともに “あぶた” と読みます。
道の駅の名前が、なぜ “あぷた” なのかというと、この地名の語源がアイヌ語の 「アプタペッ」 からきているからだと思いますが、あくまで私の推測です。



この町は、洞爺湖と内浦湾(噴火湾)に挟まれた地域にあります。

洞爺湖の周辺には、有名な “有珠山”“昭和新山” がありますが、ここへ来る途中見事な山容が望めます。
有珠山は江戸時代、1663年(寛文3年)に突然噴火して以来、幾度となく大きな噴火を繰り返す活火山として有名です。



道の駅あぷたは国道37号に面していますが、ここは小高い丘の上に位置し、眼下には “内浦湾”“虻田漁港” が眺望でき、特に夕陽が美しい場所です。






(ズーム撮影)

6年前に来た時はちょうど夕方だったので、ここで美しい夕陽を眺めた記憶があります。
さて、道の駅はこちらです。





以前来た時よりも、何故かすごく立派に見えました。
お天気が良いので、印象も違うのだろうと思います。



こんなテラス席も、以前はなかったような気がします。
気が付かなかっただけかな?







この道の駅、規模としてはそれほど大きくは無いのですが、中にはいるととっても感じが良く、お洒落なのです。
商品も、北海道らしい珍しいものがいろいろ揃っています。



例えばこの “ぐるまきソーセージ” 、レジのところにあったので食べてみたかったけど、まだ朝早いので断念しました。(^^;)





さて次は、内浦湾に沿って一気に南下し、大沼公園付近まで走ります。

この虻田周辺には、もっといくつもの道の駅が点在するのですが、今晩中に函館に着けるように、次回10月下旬にもう一度回ることにしているのです。



試し読みできます

駒ケ岳を望む都市公園!“YOU・遊・もり”

道央自動車道を一気に森ICまで走り
道の駅YOU・遊・もり に到着しました。





この道の駅は、私がまだ道の駅巡りを始める以前に函館観光の途中で往復立ち寄ったことがあり、今回が多分4回目になると思います。

当時はまだ高速道路が途中までしかできておらず、内浦湾(別名:噴火湾)に沿って、国道5号を随分長く走ったような気がします。
現在は大沼公園付近まで高速が繋がっていますから、ずいぶん楽になったものです。

それでも道の駅あぷたからは1時間40分を要しました。





ここは国道5号を大沼公園を経由して函館に向かう道路と、内浦湾沿いに恵山方面に向かう国道278号との分岐点付近にあり、ちょっと一休みするドライバーでいつも賑わっています。

この日は、観光バスで立ち寄った外国語を話す人たちが大勢いて、試食のリンゴを一斉に食べていました。
一人くらい買ったのかどうかは定かでないですが・・・(^^;)







ここって、“いかめし” の発祥地なんですね!

“茅部郡森町” は人口が17,500人、内浦湾の暖流のおかげで年間の平均気温が7~8度という積雪の少ない温暖な気候です。
幕末の戊辰戦争最後の戦いとなる函館戦争で、榎本武揚、土方歳三ら旧幕府軍が上陸した場所としても知られています。

ちなみに “榎本武揚” は五稜郭での戦いに敗れて降伏し、命を助けられて後に北海道の開拓使として活躍します。
日本で最初の舗装道路 “札幌本道” の建設を指揮したり、ここ森町では日本初の木材防腐工法として、原油を橋脚にぬった “森桟橋” を築き、その一部は現在も残っています。



建物は森町の象徴である “秀峰駒ケ岳” をイメージしたアーチ形になっており、右手が特産物販売所、左手はトイレ、そして3階部分が展望ラウンジになっています。





この特産物販売所には海産物の加工品などが充実しており、勿論発祥の地である “いかめし” もたくさん並んでいます。

私たちはここでソフトクリームを買って、この道の駅の裏手にある公園のベンチで頂きました。





道の駅のアーチをくぐった先にあるこの広大な公園ですが、“オニウシ公園” といいます。
“オニウシ” というのはアイヌ語で “樹木の生い茂る所” を意味し、“森町” の地名の由来になっているのです。







このオニウシ公園には、桜の樹が500本植えられています。
更にここから5分ほどの “青葉ヶ丘公園” には1000本の桜があり、昭和25年以来毎年5月には桜まつりが開催されます。

ここからは “駒ケ岳” が望めるのですが、今回あんまり良い写真が撮れなかったので、前回来た時のを掲載させて頂きます。



 


試し読みできます

駒ケ岳を望む!“つど~る・プラザ・さわら”

次に向かったのは、YOU・遊・もりからわずか10km程の
道の駅つど~る・プラザ・さわら です。





“YOU・遊・もり” の道の駅から1kmほど南下したところから国道5号を離れ、噴火湾に沿った国道278号を辿ります。
この付近、“さわらフラワーロード” といい、道路の両サイドにはマリーゴールドらしい黄色い花が、4kmに渡って続いていました。





ここは “茅部郡森町砂原” が地名で、前回と同じ森町です。
そして、“さわら” というのは、“砂原” と書くんですね!

ここへ来る途中の道筋でも、ずっと右手に “駒ケ岳” が見えていました。
そしてこの道の駅からも、目の前が駒ケ岳です。





“駒ケ岳”という名の山は全国にいくつもありますが、ここ北海道の駒ケ岳はこの反対側、大沼公園方向からが一番美しいと私は思います。

それに、ここから正面に見えている山は、正確には “砂原岳(さわらだけ)” といいます。
駒ケ岳は山頂付近に直径2kmの火口原のある活火山ですが、西の剣ヶ峯、北の砂原岳、南の馬の背・隅田盛に囲まれています。

この道の駅から見えるのは、この中の “砂原岳” というわけです。



この扇形の玄関のある建物が、道の駅のメインです。
そしてもう一つ、その隣にも建物があります。



こちらは、“やすらぎプラザ” といいますが、休憩スペースとバーベキュースペースがあります。
昼間は一般に開放していますが、夜は地元住民の集会所になるのだそうです。



以前来た時は、道の駅はこの扇形の部分だけだと思っていたのですが、実はその裏側には細長い建物の部分が続いています。

この内容は次のようになっています。



1階と2階にそれぞれカルチャールームがいくつかあったようです。
カルチャールームは、最大100名の収容人数があるのだそうです。

さて、建物に入ってみます。



この道の駅の登録証、後ろに人の手が見えませんか?
嫁が写真を撮っていたら、写しやすいようにわざわざ手で支えて頂いたのです。(^∇^)



6年前に来た時はここで、ホタテ貝の形をした最中を買ったことを覚えています。
今度も同じ商品を見つけたのですが、ここにはいろんな水産加工品が揃っていて、別の土産を買いました。

ここは物産館の商品も充実していますが、地域住民のためのいろんなイベントを行うための施設、といった利用の方が多いのかもしれません。




試し読みできます

国宝を展示する道の駅!“縄文ロマン南かやべ”

次に向かったのは、2011年10月にオープンした
道の駅縄文ロマン南かやべ です。





渡島半島(おしまはんとう)南東部を内浦湾(噴火湾)に沿って更に南下すると、途中から国道278号バイパスに分岐します。
海岸線を離れた丘陵地帯をしばらく走ると、そのバイパス沿いに道の駅はありました。







ここは2011年10月1日にオープンした新しい道の駅ですから、勿論私も初めてです。
コンクリート壁の横に細長い建物なのですが、これを上空から見るとこのようになります。


(パンフレットより写真借用)

ここ、“南茅部地区” は現在は函館市に合併していますが、昭和40年代には日本で最初の昆布養殖に成功するなど、豊かな海の恵みと共に、道内屈指の漁業基地として発展してきました。

更にもう一つの特徴は、縄文時代早期から晩期にかけて約7000年もの間、綿々と縄文文化が栄えてきた地域だということです。





この道の駅の配置図でお分かりのように、ここは 「函館市縄文文化交流センター」 という博物館と一体化しているのです。





建物の右手の方にお店らしきものが見えたので行ってみると、そこが道の駅の入り口になっていました。
その少し左手にもう一つ、博物館の入り口もありますが、中で繋がっています。





売店には縄文グッツなども売っていましたが、あまり大きいお店ではありません。

通路を辿ってゆくと、博物館の受付があります。



手前にある休憩所から外を見て気が付いたのですが、ここは2階部分であり、この下に1階があるのです。





折角ここまで来たので博物館を見学してゆくことにしました。
入場料は300円です。

「中で写真の撮影をしても構いませんか?」 と受付の女性に尋ねると、「フラッシュを使わなければ大丈夫ですよ」 とのことで、一安心!

受付のある2階部分は事務室や体験学習室などがあり、主な展示は階段を下りた1階にありました。
展示室にも説明の女性がおられたので、念の為に撮影の許可を頂きました。







ここには遺跡から発掘された様々な生活道具などが展示されていました。

私の認識では、縄文時代というのはかなり原始的な生活だと思っていたのですが、それらの道具の精巧な造りに、驚くばかりでした。



これは、実際に発掘された地層を展示したものです。
この地域の遺跡は、他の縄文遺跡に較べて住居の規模が極めて大きいことと、集落の密集が非常に高いことが特徴です。

例えば一般的な竪穴式住居跡は。深さが0.5m、長さが4~5mほどですが、ここは深さ2.4m、長さが8~11mもあります。

住居の規模から、かなり安定した縄文生活が想像できるのだそうです。







女性に案内されて更に奥の部屋に進むと、そこにあったのがこれです。



これがなんと “国宝” である、“中空土偶” です。
これは著保内野遺跡から出土された土偶で、高さは41.5cm、内部は空洞で頭部から足先まで全身が薄く精巧にできていて、優れた文様が刻まれています。

縄文時代後期の約3500年ほど前の墓から出土したもので、単なる生活道具でなく、精神面でもかなり進んでいたことを示す遺物です。

暗い部屋で、ガラスケース越しに撮影したのであんまり鮮明ではありません。
入場券の写真を掲載しておきましょう。



そして、国宝であるという証明がこちらです。



それにしても、“国宝” の現物が展示してある道の駅というのは、全国でもここだけでしょうね。

数万年に及ぶ氷河期が終わって地球の気温が上昇し、世界で様々な文明が生まれては消えてゆきましたが、1万年にも及ぶ日本の縄文文化は、世界的にも珍しいのだそうです。

南茅部地区でこれまでに確認された遺跡は91カ所、延べ面積は160万平方メートル、出土した遺物は400万点を超えています。

この内、18カ所の縄文遺跡が現在ユネスコの世界遺産暫定リストに登載されており、函館市では平成27年度の本登録を目指しているのだそうです。



読者登録

よしだやすおさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について