< 夫婦漫才 都々逸 >
1135 妻と言う座は 求めはせぬが
女の意地を 通したい…さくら
妻と毒の字 似ているようで
下手な扱い 地獄見る…ゆうほ
1136 だけど淋しい ひとりの夜は
そっと覗くの ほたるかご…さくら
尻を光らせ 恋する蛍
頭光りゃ 逆蛍…ゆうほ
1137 何を気取って バッハじゃないの?
バッカじゃないのよ 分かってる?…さくら
この頃活躍 してるじゃないの
原発地方で シューベルト?…ゆうほ
1138 あんたにゃお似合い 唐獅子牡丹
あの歌聴くと 泣けるけど…さくら
牡丹の露が 唐獅子守りゃ
俺はお前の 露で活き…ゆうほ
1139 バッハと牡丹じゃ たいそな違い
だけど心は 同じだよ…さくら
オタマジャクシが 踊っているよ
バッハも俺も ゲイジュツ家
1140 消えそで消えない 二人の愛は
日陰に咲いてる しゃがの花…さくら
ふたり木陰で 蒸かしたいもを
知らぬ顔せど くさいなか…ゆうほ
< ペット 都々逸 >
1141 ちょっと聞いてよ ひどいじゃないの
俺より高い 犬の服…さくら
パンツ特売 パパミゼラブル
犬はシャネルで ワンダフル…ゆうほ
1142 犬のごはんは 高級品で
俺の昼飯 ワンコイン…さくら
安産祈願に 子宝犬を
撫でて祈って ワンマイル…ゆうほ
1143 犬ねこ呼ぶときゃ ねこなで声で
俺に用事は あごしゃくり…さくら
お前の為に せっせと稼ぎ
俺は犬死 猫小判…ゆうほ
1144 鏡眺めて 妻自画自賛
首をかしげる チャウチャウが…遊帆
うちの鬼嫁 床の間すわり
威風堂々 グレートデン…ゆうほ
1145 パパ朝帰り ワンワン吠える
2回じゃないと 指をたて…遊帆
顔が妻向きゃ 尻俺向けて
上下知ってる 転び犬…ゆうほ
1146 夫婦げんかで 家追い出され
遠吠えしては 犬となく…遊帆
浮気いいわけ 言わぬが花さ
犬に論語で 棒あたる…ゆうほ
5月22日
< 酒 都々逸 >
1147 今夜はお前に 狙いを定め
サムライロックで 攻めてみる…さくら
氷の微笑み 冷たい君を
口説き寝床で オンザロック…ゆうほ
1148 お酒を呑めない あなたのために
そっとすすめる シンデレラ…さくら
雰囲気だけで いっちゃだめよ
これから味わう オーガズム…ゆうほ
1149 四月の雨は 私の涙
少し冷たい 別れ酒…さくら
心残して 呑む酒ウヅキ
花残月 西の空…ゆうほ
1150 五月の雨は あなたの希望
恋が芽生える 木の葉酒…さくら
木葉取月 盃満たし
サツキ呑んだに またつがれ…ゆうほ
1151 盃持つ手が ふと止まる夜の
愛のつらさを 飲み込んで…さくら
明日は出船さ 荒海越える
水盃を 交わす夜…ゆうほ
1152 冷えたお酒も 体にいれりゃ
ぽかぽか温い 人肌に…さくら
俺のとっくり 人肌なかで
じっくり燗され こぼれだす…ゆうほ
1153 ほんとはあなたに ほどいて欲しい
あんまり酔っては ほどけない…さくら
酔ってとけない 謎かけ帯の
ラチが開かなきゃ 馬乗れぬ…ゆうほ
< 酒 都々逸 >
1147 今夜はお前に 狙いを定め
サムライロックで 攻めてみる…さくら
氷の微笑み 冷たい君を
口説き寝床で オンザロック…ゆうほ
1148 お酒を呑めない あなたのために
そっとすすめる シンデレラ…さくら
雰囲気だけで いっちゃだめよ
これから味わう オーガズム…ゆうほ
1149 四月の雨は 私の涙
少し冷たい 別れ酒…さくら
心残して 呑む酒ウヅキ
花残月 西の空…ゆうほ
1150 五月の雨は あなたの希望
恋が芽生える 木の葉酒…さくら
木葉取月 盃満たし
サツキ呑んだに またつがれ…ゆうほ
1151 盃持つ手が ふと止まる夜の
愛のつらさを 飲み込んで…さくら
明日は出船さ 荒海越える
水盃を 交わす夜…ゆうほ
1152 冷えたお酒も 体にいれりゃ
ぽかぽか温い 人肌に…さくら
俺のとっくり 人肌なかで
じっくり燗され こぼれだす…ゆうほ
1153 ほんとはあなたに ほどいて欲しい
あんまり酔っては ほどけない…さくら
酔ってとけない 謎かけ帯の
ラチが開かなきゃ 馬乗れぬ…ゆうほ
< 冗句 都々逸 >
1154 社長時々
どこかに消える
幽霊会社じゃ
足つかず
1155 ヒラのオイラも
夜ならシャッチョさ
ヒショを片手に
尻叩く
1156 上司お姿
鶏がらみたい
スミをつついて
あらさがし
1157 詫び(侘び)と錆(寂)なら
もう身についた
今が廃車(敗者)か
定年か
1158 花の定年
デパ地下がよい
家の仕切りが
ままになる
1159 誰が貼ったか
猛犬注意
夜ごと褥で
噛みつかれ
1160 夜にせめられ
手をあげたなら
足をあげよと
またせめる
1161 隣の後家の
水やり手入れ
夜梅(よばい)楽しみゃ
後ろ指
1162 冬のベランダ
煙草がともり
肩身狭いが
パパ蛍
1163 まさかの坂道
ふたりで押して
越えた日もある
夫婦道
1154 社長時々
どこかに消える
幽霊会社じゃ
足つかず
1155 ヒラのオイラも
夜ならシャッチョさ
ヒショを片手に
尻叩く
1156 上司お姿
鶏がらみたい
スミをつついて
あらさがし
1157 詫び(侘び)と錆(寂)なら
もう身についた
今が廃車(敗者)か
定年か
1158 花の定年
デパ地下がよい
家の仕切りが
ままになる
1159 誰が貼ったか
猛犬注意
夜ごと褥で
噛みつかれ
1160 夜にせめられ
手をあげたなら
足をあげよと
またせめる
1161 隣の後家の
水やり手入れ
夜梅(よばい)楽しみゃ
後ろ指
1162 冬のベランダ
煙草がともり
肩身狭いが
パパ蛍
1163 まさかの坂道
ふたりで押して
越えた日もある
夫婦道
< しっぽり 都々逸 >
1164 儚い縁の 二人の恋は
朝に露おく 露草か…さくら
昨夜しっぽり 濡れたがためか
朝の花びら 白露が…ゆうほ
1165 切るに切れない 情けの川に
流れ流され 迷い酒…さくら
恋の始まり 早瀬となって
深い思いの 淵となる…ゆうほ
1166 肌身隠せど 残り香消えぬ
黒いベールに 想い秘め…遊びびと
真っ黒づくめじゃ 闇夜のカラス
如何に落とそう 闇鉄砲…ゆうほ
1167 月の雫か 冷たい酒に
恋の涙が こぼれ落ち…さくら
逢瀬重ねて 契りを結び
しずくいく先 月の道…ゆうほ
1168 あなたの胸は 揺り籠なのね
やっと知ったの 五十路来て…リーベ
.
老いて赤子に 戻るのならば
あまえたいよな 君の胸…ゆうほ
1164 儚い縁の 二人の恋は
朝に露おく 露草か…さくら
昨夜しっぽり 濡れたがためか
朝の花びら 白露が…ゆうほ
1165 切るに切れない 情けの川に
流れ流され 迷い酒…さくら
恋の始まり 早瀬となって
深い思いの 淵となる…ゆうほ
1166 肌身隠せど 残り香消えぬ
黒いベールに 想い秘め…遊びびと
真っ黒づくめじゃ 闇夜のカラス
如何に落とそう 闇鉄砲…ゆうほ
1167 月の雫か 冷たい酒に
恋の涙が こぼれ落ち…さくら
逢瀬重ねて 契りを結び
しずくいく先 月の道…ゆうほ
1168 あなたの胸は 揺り籠なのね
やっと知ったの 五十路来て…リーベ
.
老いて赤子に 戻るのならば
あまえたいよな 君の胸…ゆうほ