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      < 恋の勝負 都々逸 >



1127   他の男に 気の有るそぶり

           主の不機嫌 ほくそえみ…遊びびと

      あんなはげ山 きがあるはずは

           無いとおもえば きにならず…ゆうほ



1128    媚びることなど 女の恥と

           背筋伸ばして 抜くシャンパン…遊びびと

       ふたり意地はりゃ 抜き差しならぬ

           コック捻って ガスを抜く…ゆうほ 



1129    女誰にも 幸せやれぬ

           独りよがりの 主の嘘…遊びびと
 
       嘘も誠も 幸せできぬ

           ならば儚い 嘘の夢…ゆうほ



1130    男の嘘と 女の嘘が

           どこで手を打つ 恋路かな…遊びびと

       嘘と誤解で 恋始まれば

           それを誠に するが恋…ゆうほ



1131    誰も通らぬ 里道抜けて

           辿り着いたり 恋灯り…遊びびと

       先の見えない 恋船のれば

            ともに浮かぶ瀬 潮が満つ…ゆうほ



1132    今夜は主と 膝を枕に

            指で遊んで 三味の糸…真恋

       私の膝で 見る夢だれぞ

            指の動きに ずれをみる…ゆうほ



1133    きりりと締めた 夏帯だから

            誰もほどけぬ 時もある…さくら

       帯の謎かけ 解かにゃならぬ

            そこは入口 袋小路…ゆうほ



1134    身八つ口から 手を差し入れて

            そっと触れて 欲しいのに…さくら

       裾を割ったら 立膝姿 

            壺でふられて チンチロリン…ゆうほ





       < 夫婦漫才 都々逸 >


1135    妻と言う座は 求めはせぬが

            女の意地を 通したい…さくら

       妻と毒の字 似ているようで

            下手な扱い 地獄見る…ゆうほ


1136    だけど淋しい ひとりの夜は

            そっと覗くの ほたるかご…さくら

       尻を光らせ 恋する蛍

             頭光りゃ 逆蛍…ゆうほ


1137    何を気取って バッハじゃないの?

            バッカじゃないのよ 分かってる?…さくら

       この頃活躍 してるじゃないの

            原発地方で シューベルト?…ゆうほ


1138    あんたにゃお似合い 唐獅子牡丹

             あの歌聴くと 泣けるけど…さくら

       牡丹の露が 唐獅子守りゃ

              俺はお前の 露で活き…ゆうほ 


1139    バッハと牡丹じゃ たいそな違い

             だけど心は 同じだよ…さくら

       オタマジャクシが 踊っているよ

             バッハも俺も ゲイジュツ家


1140    消えそで消えない 二人の愛は

             日陰に咲いてる しゃがの花…さくら

       ふたり木陰で 蒸かしたいもを

             知らぬ顔せど くさいなか…ゆうほ





       < ペット 都々逸 >

1141    ちょっと聞いてよ ひどいじゃないの

               俺より高い 犬の服…さくら

       パンツ特売 パパミゼラブル

              犬はシャネルで ワンダフル…ゆうほ 


1142    犬のごはんは 高級品で

              俺の昼飯 ワンコイン…さくら

       安産祈願に 子宝犬を 

              撫でて祈って ワンマイル…ゆうほ


1143    犬ねこ呼ぶときゃ ねこなで声で

             俺に用事は あごしゃくり…さくら

       お前の為に せっせと稼ぎ

             俺は犬死 猫小判…ゆうほ


1144    鏡眺めて 妻自画自賛 

             首をかしげる チャウチャウが…遊帆

       うちの鬼嫁 床の間すわり

             威風堂々 グレートデン…ゆうほ


1145    パパ朝帰り ワンワン吠える 

              2回じゃないと 指をたて…遊帆

        顔が妻向きゃ 尻俺向けて

              上下知ってる 転び犬…ゆうほ


1146     夫婦げんかで 家追い出され

              遠吠えしては 犬となく…遊帆

        浮気いいわけ 言わぬが花さ 

              犬に論語で 棒あたる…ゆうほ




5月22日
           < 酒 都々逸 >



1147    今夜はお前に 狙いを定め

           サムライロックで 攻めてみる…さくら

       氷の微笑み 冷たい君を 

           口説き寝床で オンザロック…ゆうほ


1148    お酒を呑めない あなたのために

            そっとすすめる シンデレラ…さくら

       雰囲気だけで いっちゃだめよ

            これから味わう オーガズム…ゆうほ


1149    四月の雨は 私の涙

            少し冷たい 別れ酒…さくら

       心残して 呑む酒ウヅキ

            花残月 西の空…ゆうほ


1150    五月の雨は あなたの希望

            恋が芽生える 木の葉酒…さくら

       木葉取月 盃満たし

            サツキ呑んだに またつがれ…ゆうほ


1151    盃持つ手が ふと止まる夜の

            愛のつらさを 飲み込んで…さくら

       明日は出船さ 荒海越える

            水盃を 交わす夜…ゆうほ


1152    冷えたお酒も 体にいれりゃ

             ぽかぽか温い 人肌に…さくら

       俺のとっくり 人肌なかで 

            じっくり燗され こぼれだす…ゆうほ


1153    ほんとはあなたに ほどいて欲しい

            あんまり酔っては ほどけない…さくら

        酔ってとけない 謎かけ帯の

            ラチが開かなきゃ 馬乗れぬ…ゆうほ




       < 冗句 都々逸 >



1154    社長時々

          どこかに消える

               幽霊会社じゃ

                    足つかず


1155    ヒラのオイラも

           夜ならシャッチョさ

                ヒショを片手に

                        尻叩く


1156    上司お姿

           鶏がらみたい

               スミをつついて

                    あらさがし


1157    詫び(侘び)と錆(寂)なら

              もう身についた 

                 今が廃車(敗者)か

                          定年か


1158    花の定年 

          デパ地下がよい 

               家の仕切りが

                      ままになる

1159    誰が貼ったか

           猛犬注意

                夜ごと褥で

                    噛みつかれ


1160    夜にせめられ

           手をあげたなら

                足をあげよと

                    またせめる


1161    隣の後家の

          水やり手入れ

              夜梅(よばい)楽しみゃ

                         後ろ指


1162    冬のベランダ

           煙草がともり

               肩身狭いが

                    パパ蛍


1163    まさかの坂道

          ふたりで押して

               越えた日もある

                      夫婦道




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