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       <  ふたり恋唄 都々逸  >


1027    観音菩薩は 三年止まり
       
           あとは睨みの お不動さん…リーベ

       阿吽呼吸の 金剛力士

           今は立たない 大仏に…ゆうほ



1028    日照り終われば 水いらぬもの

           雨になっても なぜ通う…リーベ

       水が足りたら 肥やしもいるし

           虫も追わねば 刺されるさ…ゆうほ



1029    琴の弦とて  好かないひとにゃ

           音色濁りて  騒がしく…遊びびと

       君の琴線 触れなきゃならぬ

            思案六歩の ことの前…ゆうほ



1030    俺に強がり  無駄だと知らず

            がんばる姿   いじらしく…遊びびと

        惚れた弱みで すぐおれるけど

             折った体は ぬし預け…ゆうほ



1031    人の道には  外れたけれど

             生きる悦び  この身知り…遊びびと

       道がひとつじゃ 浮世は無粋

             色々あって それも道
…ゆうほ



1032      こころ変わりは わかっていたわ

             いつかこの日が 来ることも…さくら

        愛した「あなた」 「あの人」となり

             過去でいきてる 人になる…ゆうほ



1033      さんざん悪口 言ってたくせに

             いつのまにやら のろけ酒…さくら

        悪い所は 山ほどあるに

             たったひとりの ぬしに惚れ…ゆうほ



1034     それでいいのよ 正直だけが

             とりえのあなたが 好きなのよ…さくら

        言ってる時は 馬鹿正直が

              どこかで正直 落とす馬鹿…ゆうほ



1035     おまえ蒲魚  この竿使い
          
              釣って誰にも  渡しゃせぬ…遊びびと

        つりをするなら 我慢と竿で

               竿先誠 つけりゃよい…ゆうほ



1036     足の先まで  唇這わせ

              突き上げ落とす  主の技…遊びびと


        ひとつ猪口もち やりとりすまし

             あけばしとねで 鞘おさめ
…ゆうほ




    <  ケイタイ 都々逸  >


1037    恋のメールを

          やりとりすれば

               電池なくなりゃ

                    消える恋


1038    彼氏の数だけ

          携帯持って

              男さばくが

                    魚ダメ 


1039    携帯なけりゃ

           恋始まらぬ

              終わりゃ男と

                  一緒捨て


1040    彼氏多くて

          名前と合わぬ

              待ち受け画面

                     顔確認


1041    メール残して

           デートの前に

              読んで確かめ

                     続け恋


1042     マナーバイブを

           胸元いれりゃ

                ぬしの呼び出し

                       震えいく


1043     恋も携帯

            魔法にかかり

                周り気にせず

                      無我夢中


1044    携帯あいてに

            頭を下げる

                終わりゃ恥ずかし

                         電車中


1045    若者ぶって

          メールをうてば
 
             「マジ」「ウッソー」「ヤバイ」

                          事たりる


1046    あなた便利と

          携帯呉れりゃ

              俺の居場所を

                     いう間者




       < 冥途 都々逸 >


1048    神が作った

           人間ならば

              人の過ち

                 神ドジる


1049    お菊阿部定

           待ってるからにゃ

               お前ゆっくり

                   後でこい


1050    あの世芸人

          沢山いれば

              楽しい冥途

                   なりそうな


1051    不老不死では

          冥途は混むが

              予約せずとも

                  よいのやら


1052    三途の川は

           六文銭で

              仏滅割引

                 何故に無い


1053    浮世で散々

           仕分けをされて

               冥途地獄じゃ

                    浮かばれぬ


1054    うちの鬼嫁

          あの世に行けば

               俺の籍抜き

                    鬼籍入る


1055    高い戒名

           特急料金

              速く地獄へ

                  行けるよに


1056    冥途の旅も

           ミシェランガイド

               旗持ちマニュアル

                    おのぼりさん


1057    あの世神さま

           色々いれば

               冥途で迷う

                     うぶ仏


1058    うちのぼんさん

           男色通じゃ

               冥途引導

                    釜地獄


1059    カミさん無口で

          只見てるだけ

            あの世地獄じゃ

                 人でなし




今日は母の日、母に敬意を表し母と息子で都々逸風に弄ってみました。


     < 母の日 都々逸 >



1060    母に女の 匂いを感じ

           何故か分からぬ 反抗期

        巣立ちしなけりゃ ならないおまえ

            離したくない 母ごころ



1061    女を知って 母なる人の

            業の深さが 分かる時

        赤の他人の 妻ならなおに

            おもいおもわれ たてること



1062    母もひとりの 人だと知って

             拘りすてた 母息子

        もしも来世が あるならきっと

             おまえむすこと 母なさけ



    チョット理屈っぽくなりましたので、笑って許して!


      < ふたりユーモア 都々逸 >


1063    女の話に 女が泣いて

           一緒に呑んでる なみだ酒…さくら

       女の愚痴に 鶯あきれ

         ホ~ホ~ホットケと 捨て台詞…ゆうほ



1064    肌身離さず 大事にされて

           貴方の携帯 恋敵…月うさ

       拝みなでられ 皺伸ばされて

           俺より大事 諭吉殿…ゆうほ



1065    ふたりの時間 邪魔してくれる

           泣く子と携帯 勝てやせぬ…月うさ

       俺の乳だと 思っていたに

           タダで飲んでる わが息子…ゆうほ



1066    何を急いで 西方浄土

           ゆるりこちらで 嘘の恋…遊びびと

       地獄の釜も 休みに帰りゃ

           ツバメ居座り 巣を作る…ゆうほ



1067    心安らか 落ち着く先は

           無欲無我なる 仏道…遊びびと

        地獄の沙汰も 浮世の慾も

           金がもの言う 修羅の道…ゆうほ





      < ちょっと危ない ふたり都々逸 >

1068    グラスの底の 琥珀の酒を

         そっと揺すって 別れ告げ…さくら

       お尻触って 様子をさぐり

          良けりゃ尻あげ 注ぐ酒…ゆうほ



1069    みどりの黒髪 どうして染める

           親からもらった 宝もの…さくら

        頬に振り落つ 黒髪乱れ

            今や放てと 流鏑馬で…ゆうほ 




1070    ひとり寝る夜の この黒髪の

           重さに泣いた 夜明け前…さくら

       君の黒髪 匂いが染みた

            枕抱きしめ 窓の月…ゆうほ



1071    ふつふつ醸して お酒ができる

            私の恋は ひや酒か…さくら

       ふたり心に 恋種入れて

            恋酒できりゃ さしさされ…ゆうほ




1072    ゆびでおくれげ 整え上げりゃ

            主の吐息で 身が震え…遊びびと

       その身震えて 落ちそにみえて

            女の意地に すがる君…ゆうほ



1073    結った黒髪 はらりとほどき

            扇広げた 緋の褥…遊びびと

       まくら新し 黒髪覆い 

           いまやほころぶ 無垢の花…ゆうほ





5月10日~13日位まで、マレーシア滞在ビザ更新の為、
タイのBetonという国境の町へバイクで温泉旅行を兼ねて行きますので、
数日間お休みさせて頂きます。




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