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402      君は遅咲き 

              憂いはいらぬ 

                    一輪咲いても

                            梅は梅


403      仕事一筋 

              過ごしてきたが 

                    風が吹き込む

                            時もある


404     不況リストラ 介護に年金 

              心配だらけの 世代だよ…さくら

        わが身始末は わが身でするか

              その腹さえも 出来ぬ俺…ゆうほ


405     碇あげなきゃ

              船出はできぬ

                    情け重たく 

                         絡みつく


406     星とふんどし 

              貸し借りなしよ

                    ひとのものなら

                          赤っ恥


407     惚れていりゃこそ 

              右手をあげる 

                    あげたその手が 

                          何故おりぬ


408     今頃のこのこ 帰って来るな 

               だって今日は 啓蟄だ…さくら

        春の日差しで 心が踊り

               恋のあお虫 目を覚ます…ゆうほ


409     秘めた嘘から

               はじまる恋は

                    壊したいけど 

                         壊せない


410     君は紅梅 

              俺白梅で 

                   混じり花咲きゃ 

                         もも一輪


411     あなた好みに

              髪型変えて 

                    髪に手をやり 

                          しなためす


412     剣の免許は 

             身につくもので 

                    国の免許は

                          ナフタリン 


413     惚れたお方の

              メールの返事 

                     じらしたいのに

                           直ぐに書く


414     あなたに惚れた

              わたしの心
  
                    隠して君に 

                         探してと


415     言葉さまざま 

              違っていても 

                    愛と恋だけ 

                         分かるよな


416     人を裏切る 心の弱さ 

              今度は自分が 裏切られ…さくら

        惚れたあなたの 裏切りならば 

              せめて知らずに 過ごしたい…ゆうほ


417     桜花見で

              賑わうけれど 

                   あたしゃ主だけ 
    
                         見られたい


418     八百長相撲で 

              やめさられて 

                   今度はプロレス 

                         おてのもの


419     手造り料理を 

              あげたいお方 

                   さてはあたしも

                         惚れたよう


420     夢と希望を 

              託した藩が 

                    それがこれでも 

                          戻れない


421     過去の小骨を

              呑み下そうと

                    そのたび痛み

                          身をよじる


422     ひと目忍んだ 

              逢瀬の為に 

                   逢えば燃えるが 

                           まわり闇


423     おまえの尻は 

              赤いと罵声 

                    猿も欲しいさ

                           ボスの椅子 



424     いつのまにやら 

              わたしの心 

                    惚れたあなたが 

                            居座って


425     笑おと泣こと

             空蝉ならば
      
                  悔いを残して
          
                         何とする


426    泣く泣く譲った 大事なおひと 

              粗末にしては 許しません…さくら

       あたしゃ形見の 着物のような 

              主が着なけりゃ 似合わない…ゆうほ


427     「ネエチャン綺麗 

              だが妻じゃない」 

                     もてる苦労も 

                          世界級

                           …尖閣諸島


428     そやけどちょっと 話が違う 

              お金はないし 家もない…さくら

        あなたいたなら 充分ですと 

              言った口から 金の事…ゆうほ 


429     「久しぶりだな」

              出会ったふたり 

                     名前浮かばず
        
                          「それじゃ、又」


430     寒いと閨で 

             離さぬ君は 

                   夏にはなんと 

                           いうのやら


431     好かぬお方の 

             ラブメールより

                   好いた名前を 

                           見ていたい


432     デモを止めよと

             網の目絞る

                   どうせネットじゃ 

                          水こぼれ


433     浮気で亭主に 

             惚れたというの 

                    熨斗と借金 

                          つけてやる




434     飲んだ事ない 悲しい酒を

             一度だけ飲み 泣きくずれ…りーべ

        ふたりして飲みゃ 悲しい酒の

             酔いと涙も  ふりわけて…ゆうほ


435     古女房の 

             おまえと俺は 

                  愛の一文字 

                      書ききれぬ


436     お前はいつも 笑っているが

             困ったことなど あるのかな…さくら


        困りごとなら 胸一杯で 

             笑うことなら 山ほどに…ゆうほ


437     つれないおまえの

             気を惹く為にゃ 

                   餌とよいさお 

                        かけひきか


438     泣いたカラスが もう笑ってる

             一緒に酒でも 呑みましょか…さくら

        泣いて気を惹く おまえの癖は 

             知らぬふりして 慰める…ゆうほ


439     使えるものを 

             エコで買い替え

                  何がエコだか

                        無駄なのか


440     池に移った

             月取れないか 

                  濡れてみなけりゃ 

                         わからない


441     皆で働き 

             皆で貧乏 

                  果ては皆で 

                         ホームレス


442     夢は見るもの

             追いかけるもの 

                  惚れたあなたと 

                         似ているな


443     「好き」の寝言に 

             寝顔をみつめ 

                   唇合わせ 

                         「好き」をのむ



444      松は角刈り

             わたしを待って 
                
                  天が届けた 

                       綿帽子


445     あんたが大将 男やないか 

             なんべん言ってる 同じこと…さくら

        わたしは大将 あなたはオカミ

             今じゃカミサマ 言うとおり…ゆうほ


446     すねて喋らぬ 

             おまえの手口 

                  分かっていても 

                         根負けし


447     わが子重いと 

             恨んだことも 

                   立てば心配 

                         母ごころ


448     それでいいのだ 人生なんて

                四角四面じゃ 角がたつ…さくら

        角が立ってる わたしだけれど

                夫婦なるときゃ 角隠し…ゆうほ


449     もう一回と 

            泣いてせがまれ

                  無理にさしたの

                         挟み将棋


450     ヨイショとわかって 乗ってはいるが

             毎度じゃちょっと バカみたい…さくら

        君をかついで 浮世の闇も 

              笑っていこう 夫婦道…ゆうほ


451     昼はグルメで 

              贅沢をして 

                   夜は夫と 

                       ダイエット


452     一緒になるときゃ

               「離しはしない」

                    今じゃ女房
                      
                        「話さない」


453    さっき別れた 

              君もう泣くか

                    雲が教える

                        涙雨


リーベ 2句

ri32    箪笥長持ち 

           祝いの席で 

                人には見せぬ 

                       秘めごと絵


ri33     わたしの蝶は

             あなただけなの

                   他にやらない

                        甘い密


遊帆(UFO)1句

uf1      龍の鉤爪 

           解かねばならぬ 

                 仏の国の 

                        わが山野





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