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カテゴリー 小説・ノンフィクション 歴史・時代 作者 風旅人
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タグ 古事記日本書紀出雲国風土記天武天皇稗田阿礼太安萬侶飛鳥高天原葦原中国壬申の乱乙巳の変アマテラススサノヲ大国主神(オホクニヌシ)出雲大社伊勢神宮
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状態 完成 ページ数 239ページ (Web閲覧)
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現存する日本最古の歴史・文学書『古事記』誕生の謎に迫る。『古事記』の成立に深くかかわったとされる天皇天武・稗田阿礼・太安萬侶はそれぞれどんな役を演じたのか。イザナキ・イザナミ夫婦神の国生み、アマテラス・スサノヲ姉弟神のウケイの勝負、天の石屋戸、ヤマタのオロチ退治、因幡(稲羽)の白うさぎといった『古事記』が伝える神話・物語はどのような背景の中創られたのか。最古の古典をめぐるこうした謎の解明は江戸期の本居宣長以来さまざまな人々によって試みられてきたが、決定打はまだない。その『古事記』誕生のいきさつを小説に仕立ててみたのが本書、『小説「古事記」』である。

コメント一覧

野羊さま、コメントありがとうございます。 ご質問にお答えします。当該箇所を参考にしたのは、巻末の目録の中にある以下の文献です。 神野志 隆光(著)『古事記と日本書紀―「天皇神話」の歴史―』(現代新書)講談社 1999年 (192-198頁)
風旅人 : 2016-08-19 09:03:17

素晴らしい作品ですが、本文とは違うところについて、気になりました。あとがき3に、「これを「日本神話」に転換させる「国民文学」運動が起こり、」とありますね。こういうことがあったことは存じておりますが、ここでは、どのような文献を参考になさったのか、知りたいと思いました。近代文学に興味のある者です。
野羊 : 2016-08-10 21:51:04

日本最古の古典がどのようなものであるのか、この国の一員として知っておかねばならないという気持ちがある一方で、それを正面から取り上げた作品をひもとくにはなぜか大きなためらいがあった。それがために邪道だとは思いつつ、本書の「あとがき」から読み始めることになった。それによれば、八世紀初頭女帝元明に献上される形で世に出た『古事記』は、その後数奇な運命をたどる。古典の中味自体はかわらないのに、その解釈だけがつぎつぎとかえられていく。なぜか。それは『古事記』誕生のいきさつが謎のままにおかれているからではないのか。著者はそれを確かめるために『小説「古事記」』を書いた。しかも彼はそれまで古典文学にも古代史にも無縁だったという。このあとがきは衝撃的だった。それに突き動かされるように序章に立ち戻って本書を読み進めた。ページ数は少なくなかったが、終章まで一気だった。謎は解け、『古事記』の真実が浮かび上がった。このような作業がもっと早く行われていたなら、『古事記』がもたされた運命も大きくかわったのではないか。いやそれはそれとして、本書の出現によって原作は多くの人々が気軽に手に取れる古典の一つになっていくはずだ、そうした予感を強くもった。
appletrees : 2011-02-22 12:13:57

『古事記』は最古の時代を予想させる神話から成り立っていることから、この古典は歴史以前の出来事を元につくられたと考える人は多い。しかし小説「古事記」の著者は違う。『古事記』はそれが書かれた時代に限りなく近い六世紀以降の歴史的事件、とりわけ七世紀を飾る二大事件、「大化のクーデター」と「壬申の乱」を下敷きに、それを大胆に再構成して創作されたはずだという想定のもとに物語を展開させる。事実はどうだったのか。それを確かめるすべはないが、こうした思いもよらぬ着想でストーリーを組み立てる作者の直観的洞察力に乾杯。
stonewell : 2011-02-15 09:05:02

この小説は『古事記』誕生の謎に迫った作品だが、謎を解くことを目的にストーリーが展開するわけではない。そうではなく、一組の夫婦が最古の古典を創作する過程を追う物語となっていて、それをじっくりと読み終えたときに、『古事記』にまつわる謎がすべて解ける形になっている。控えめながらもなんと心配りの行き届いた、憎い演出だろうか。
wandernderaberin : 2011-02-14 10:09:45

本小説は『古事記』のすぐれた手引書でもあるが、同時にそれが書かれた時代についての格好のブックレットでもある。 古代史はいま次々と書き換えられ、新旧の知見が入り混じって分かりにくい。本書は、『古事記』の創作過程を軸にその混乱を見事に整理し、古代の歴史の全体像を簡潔に示してくれる。
twineagles : 2011-02-13 17:01:03

『古事記』には出雲国を舞台にした話が多い。原作者阿礼に妻がいて、その妻の故郷が出雲だったからだ。この設定の巧みさにはうならされる。 口誦の「古事語(いにしえのことがたり)」が筆録者(由衣)によってこんな風に文字に起こされて『古事記』となった。その描写が実にリアルに感じられる。
umisachihiko : 2011-02-08 21:32:47

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