オルセー美術館へ
オルセーは、ルーブルについで有名なパリの美術館。
長距離列車のターミナル駅を改造して作ったことでも有名で、
多くの観光客が訪れます。この日もかなり混んでいました。
ただ、中に入ると想像よりもゆったりとした印象。
天井がアーチ型で高く、ガラス張りのため、自然光が差し込むこと、
展示物は空間に余裕を持って配置されていることが、その要因でしょうか。
肝心の展示物はというと…
19世紀末の前衛芸術が中心だからですか、正直難しい。
私はむしろ建物自体を楽しみました。
まっすぐに伸びた中央ホールや壁の大きな時計、
かつての姿を再現した模型など、駅舎だった頃の名残を随所に感じられて
とても面白いと思います。
とにかく大きいベルサイユ
フランスを旅行する人は、必ず訪れるのではないでしょうか、ベルサイユ宮殿。
写真は、正面入り口のロイヤルゲート。
門だけ妙に金ピカなのは、仏王の威光によるものではなく、新しいものだからです。
フランス革命で壊され、2008年に修復されました。
なお、ベルサイユは西南約20km。パリ市内からは電車で40分程度です。
ただ、電車の本数が少ないので、思いの外、交通の便は悪い。
オプショナルツアーなどに参加して、バスで連れて行ったもらうのも手です。
鏡の間
ベルサイユの一番の見所、鏡の間。
かつてはたくさんの銀製品が飾られていたそうですから
もっときらきらしていたんでしょうね。
ところで、ベルサイユは10年ぶり2度目の訪問だったのですが、
その感想は「あれ、こんなにぴかぴかしてたっけ?」。
前回は鏡が曇っていて、いかにも“寂れた栄華”という空気を感じた記憶があります。
あとで調べてみたら、ロイヤルゲート同様、こちらも2007年に修復が完了していました。
約20億円をかけ、痛んでいた鏡を交換、天井画も修復したとか。
なるほど、きれいになったはずですね。
王の寝室
ベルサイユの見所からもう一つ、王の寝室。
ブロケード織りと金箔をあしらったインテリア、ふさふさのついたベッドなど
これでもか!というほど豪華。
ただ、ベッド自体は思ったより小さい印象でした。
ベルサイユにて、姫を発見

ベルサイユ宮殿の鏡の間で、小さな姫に遭遇しました。
手を引く人はパパでしょう。
ややお疲れ気味でむくれる姫に気を遣っているようでした。