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この本の見方

1 章では、地域でのメディアづくりの意義について、説明しています。まずはここを読むことをおすすめします。

2 章と3 章は、セットになっています。2 章では、メディアごとにつくり方のポイントを説明し、具体的な事例として、メディアを紹介しています。各メディアの中に含まれる要素、例えば、写真の撮り方や記事の書き方について、3 章では詳しく触れています。

この本では、地域でつくることが想定されるメディアの例を紹介することを目的としています。そのため、具体的なつくり方については、あまり詳しく記述していません。興味を持たれた方は、別途、詳しく解説している本などを参照してください。

地域でメディアをつくることとは?

地域でメディアをつくるということは、どのようなことでしょうか。

さぁ、プロジェクトがはじまった!

今、地域活性を目指して、各地でプロジェクトが発足しています。芸術祭開催、野菜で町おこしなど、あなたの町でも何かがはじまっているかもしれません。

地域で起こっていることを皆で盛り上げていくには? 他の地域の人にも知ってもらうには? そこでメディアの出番です。

何か地域ではじまったプロジェクトがあったとき、その中でメディアができることを考えていきます。

地域で活動する=社会貢献の意識?

何か地域で活動するというと、社会貢献だとか、ボランティア精神がないといけないだとか、堅く考えすぎていないでしょうか。もちろん、地域でのメディアづくりも地域のためになることですが、まずは自分が楽しむことが大切です。



三人寄れば文殊の知恵

一人で考えるのではなくて、同じ目的を持った仲間同士で顔をつきあわせれば、メディアづくりが一つの目標になって、色々なアイデアが生まれます。地域によって、達成したい目的は異なります。自分たちの生活と密接に関わる話題だからこそ熱い議論になるでしょう。 決めるべきところでは、リーダーシップをとって、担当者がしっかり決めていきます。

なぜ今メディアづくりなのか?

今なぜメディアづくりなのでしょうか。また、メディアづくりをするとどんな良いことがあるのでしょうか。

誰でもメディアがつくれる時代が来た!

コンピュータやインターネットは瞬く間に進化を遂げました。誰もが使えるウェブサービスもまた、日々発達を続けています。ブログやウェブサイトにはじまり、Twitter など、資金に関係なく、気軽にはじめることができます。


個人メディアから地域メディアへ

安価で便利なウェブメディアですが、日記など、個人の目的で使うだけではあくまでも個人用途にしかすぎません。中には、有益な情報を発信し、全国・世界的に有名になる人もいますが、一般的な範囲では個人メディアの枠を出ないことになります。

広く、全国、世界に向けたものではなく、まずは自らが住んでいる地域社会に向けたものとしてメディアを使ってみてはどうでしょうか。

楽しい、役立つ、提供できる

楽しい…つくることは楽しいことです。何よりも、まずは自分が楽しみましょう。

役立つ…メディアをつくることで、色々と勉強したり、取材で新たな発見をしたりします。知的好奇心を満たすことができます。

提供できる…つくったものは他の人に提供できます。

三拍子そろったメディアづくりです。

プロジェクト実現とメディアの歩み

地域プロジェクトに合わせてのメディアづくり、実際のところはどのように進めていけば良いのでしょうか。

ここで、筆者が関わっていた、ある地域発のアートプロジェクトの例を紹介します。2009 年4 月プロジェクト発足から1 年、プロジェクトの進行に合わせて、どんなメディアをつくっていったかを時系列に並べました。

はじめは、登録後にすぐに始められるブログからスタート。そこから、イベントが増える秋季に向けて、ウェブサイトを準備しました。そのほか、動画サイトなど、計画は早い段階でしながらも、実際には後半で準備することにしたメディアもあります。

これはあくまでも一例ですが、取り組みやすいものから、取り組んでみるのが一番です。第一歩を踏み出すことが何よりも大切です。



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