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鳥形八式 2

4の鳥

休みの動きから両手の掌を下に向け、ゆっくり息を吸い、気を引き上げるように、体の前で顔から頭の高さまで両手を挙げていきながら、腰をやや左に捻ります。

続いて、息を吐きながら、更に腰を左に捻り、肩の高さで右手を前、左手を後に伸ばして、膝の屈伸に合わせて、両手を3回ほどユラユラと羽ばたかせます。

右手の指先を前に向け、その指先から気が出て行くのを眺めるように、目も右手を見ます。

3回ほど羽ばたきが終わったら、掌を内に向けて、息を吸いながら、気を抱きかかえ、気のボールを作るように3回ほどユラユラ羽ばたかせて両手をおなかの前に降ろしながら、体を正面に向けます。

そのまま更に大きく息を吸いながら最初の動きに戻り、反対の動きに移っていきます。

左右3回から5回ほど動かして休みの動きに戻ります。

 

5の鳥

1の鳥と、その反対の動きを組み合わせたものが、この5の鳥の動きです。

まず、休みの動きから、ゆっくり息を吸いながら両手を横から大きく上まで挙げていきます。

続いて、ゆっくり息を吐きながら、両手を前から降ろしてきます。

次に、ゆっくり息を吸いながら、両手を前から大きく挙げていき、ゆっくり息を吐きながら、横から降ろしてきます。

膝の曲伸を上手に使って、いかにも鳥が大空に舞い上がり、静かに舞い降りてくるように動いてみましょう。

時々、大きくしゃがんでみたりして下さい。

5往復ほどしてから休みの動きに戻ります。

6の鳥
休みの動きから、ゆっくり息を吸いながら腰を右に捻り、右手を斜め上に挙げていきます。
そのままゆっくり息を吐き右掌で後の空気を撫でるように右手を後から円を描いて降ろしながら腰を正面に戻してきます。
手が挙がる時に膝も伸ばし、手が降りるときに膝を軽く曲げます。
同じ要領で左側も行い、左右3回から5回ほど行なって、休みの動きに戻ります。

鳥形八式 3

7の鳥
休みの動きから、膝を少し曲げて、両手を右腰の横へ持ってきます。
その姿勢から、ゆっくり息を吸いながら膝を伸ばし、両手を臍の前の方に軽く放り出すようにします。
続いて、ゆっくり息を吐きながら膝を曲げ、両手を左の腰に巻きつけるようにします。
ちょうど、捻りのスワイショウをゆっくりしているよ
うな動きです。
これを3から5往復ほどしてから休みの動きに戻ります。
8の鳥
休みの動きから、両手の掌を上に向け、息を吸いながら両手を腰の横に引き寄せ、指先を内側
に向けるように手首を捻ります。
次に、息を吐きながら腰を後ろに引き、手の甲を前に向け、胸の前に押し出します。
息を吸いながら腰を前に出し、同時に両手を頭の上まで引き挙げ、掌を上に向けます。
息を吐きながら腰を後に引き、両手で空を撫でるように、外回しに半円を描き前に動かします。
息を吸いながら腰を前に出し、両手で空を撫でるように、外回しに半円を描いて戻してきます。
息を吐きながら腰を後に引き、掌を前に向けて空気を撫でるように胸の前に降ろしてきます。
息を吸いながら腰を前に出し、両手を左右に分けて、掌を上にして腰の後に回します。
息を吐きながら腰を後に引き、掌は上に向けたまま手首を捻って前に出します。
そこからそのまま最初の動きに移っていって、それを9回ほど繰り返してから休みの動きに戻ります。
収功
準備の動きと同じように両手を上げて顔の前で合掌し、丹田に降ろした後、しばらく静功しましょう。
静功が終わったら、再び合掌し、両手をこすり、顔・頭・首・腕・胸・腹・腰、足などを揉む、叩く、撫でさするなどをして終わりましょう。

峨眉内功 1

ここにご紹介する「峨眉内功」は、中健次郎先生が雑誌「気マガジン」に連載されたもので、この中のいくつかは、中先生から直接指導を受けました。

ここでは、言葉や動きなど、功法として学び易いように、和気風に文章化しています。
練功の時は、1から8までの全てをする必要はなく、自分の体調に合わせて1の起式と8の収功の間に、好きなものをいくつか入れて練功して下さい。
1、起式(チィースィー、初めの動作)
足を肩幅に開き、膝を軽く曲げて立ち、両手は掌を向かい合わせ体側に降ろし、指先は大地に伸びるように構える。
※ 呼吸については、これから全て(吸)は息を吸いながら、(呼)は息を吐きながらのことなので、ゆっくりした呼吸に合わせて動作をして下さい。
①(吸)両手の小指と薬指を折り曲げる。
②(呼)他の3指を軽く揃えて大地に伸ばす。
③(吸)両手を前からゆっくり肩の高さに挙げる。
④(呼)折り曲げていた指を伸ばす。掌は向かい合わせる。
⑤(吸)肘を曲げ両手を胸の前に引き寄せる。指先は上に向ける。
⑥(呼吸に合わせて)見えない気の糸を引っ張るような感じで、12回、開合の動作をし、13回目に気を包むよう
に合掌し、心の中で「6」数える。
⑦(吸)肘を張り、両手を胸の前で水平にあげる。
⑧(呼)膝をゆるめながら、両手をゆっくり丹田まで降ろし、掌を下腹部に当てる。
収式(スォースィー、収めの動作)
息を吸い、膝を伸ばしながら、両手をへその高さに挙げ、帯脈(へそを通る胴まわりの経酪)に沿って、左右に開き、続いて、息を吐きながら、指先の力は緩め地に伸びる感じで、両手を体側に沿って降ろす。

 

8、収功  (スォーコン)

①(呼)両手をゆっくり丹田に重ねる。男は左手、女は右手を先につける。

②(自然呼吸)身体をリラックスさせ、ゆっくりとその場で足踏みを60歩ほどする。歩いても良いし、静かに60まで数えても良い。

③(呼)両手を体側に降ろし、静かに目をあけて終わる。


峨眉内功 2

2、採気法―天と地―
地の気を採る
①(吸)掌は下向きのまま、労宮と10本の指先から大地
の気を採る感じで、両手を横から肩の高さまで挙げる。
②(呼)両手を遠くへ伸ばす。
③(吸)踵を挙げ、足の裏の湧泉からも大地の気を採りながら、両手を額の前までもってくる。掌は下向き、指
先は向かい合わせ。
④(声を出す)踵を降ろし、膝を緩めながら、邪気を出すつもりで「シュイーー」と声を出し、両手を任脉に沿って丹田まで降ろし、気を丹田に収めるように掌を下腹部に当てる。
収式
※33回繰り返す。体の弱っている人や体調の悪い時は12回でも良い。
 

天の気を採る

①(吸)掌を上向きにし、労宮と10本の指先から天の気を採る感じで、両手を横から肩の高さに挙げる。

②(呼)両手を遠くへ伸ばす。

③(吸)踵を挙げながら、天の気を採る感じで、両手を頭の上まで挙げ、掌を百会に向ける。

④(呼)踵を降ろし、膝を緩めながら、両手をゆっくり任脉に沿って丹田まで降ろし、丹田に気を収めるように掌を下腹部に当てる。声は出さない。

収式

   3回繰り返す。体の弱っている人や体調の悪い時は12回でも良い。

 

3、腎・命門を強くする法
①(吸)両手を横からゆっくり肩の高さまで挙げる。
②(呼)掌を前に向ける。
③(吸)上半身は少し前かがみにし、両手を臍の前で合わせる。
④(自然呼吸)奥歯を軽く噛み、目は親指を見、両足指は大地をつかむようにして、全身の陽の気を集める気持ちで、掌を36回こすり合わせる。肩に力が入らないように気をつける。
⑤(吸)両手をうしろに回し、掌を腰に当てる。
⑥(自然呼吸)足も目も歯もリラックスして腎臓を36回こする。
⑦(特殊呼吸)鼻から強く息を「スー、スー」と2回吸い、口を一旦すぼめ、  唇を横に開く瞬間に、腎の邪気を出すイメージで、息を「フィーッ」と吐く。これを3回繰り返す。
⑧(吸)掌をひっくり返し、手の甲を腰につけ、体をまっすぐに戻し、軽く息を吐く。
⑨(吸)手の甲を体から離さないように、腰から前に回し、臍の前で手の甲を合わせ、手の甲をくっつけたまま、両手を胸まで引き上げ、掌を胸にペタッとつける。
⑩(呼)両手を臍の高さまで降ろす。膝は曲げない。
収式

※ 3回繰り返す。


峨眉内功 3

4、鳴天鼓 (めいてんこ)
①(吸)両手を横に20°ほど開く。
②(呼)体の前に両手を回し、下丹田に気を感じながら、下腹から離して重ねる。
③(吸)両手を重ねたまま額の前まで挙げる。
④(呼)気を入れるように両手を印堂にあて、左右に開き、掌を耳に当て、耳をふさぐ。
⑤(自然呼吸)両手で耳をふさいだまま、人差し指を中指の上に乗せて、指を弾くように、頭の後ろの風府穴(外後頭隆起の下1寸)をトントンと36回たたく。
⑥(自然呼吸)両手を耳にあてたまま、36回、歯を噛み合わせる。
歯を噛み合わせたまま、36回、頬をふくらませて口をゆすぐ動作をし、同時に舌を前後に動かす。頬がふくらん
だ時に舌を前に出すようにし、唾液を口一杯ためる。
   口にたまった唾液を丹田まで飲み込む感じで、3回に分けて飲み込む。
⑦(呼)両手を、喉の前で向かい合わせ、任脉に沿ってゆっくり降ろし、掌を下腹部に当てる。
収式
※ 3回繰り返す。
 5、採気法―太陽の気―
①(吸)気感を絶やさないように両手を横に20°ほど開く。
②(呼)腰を少しかがめるようにし、両手を大腿部の前に回す。掌は大腿部に向ける。
③(吸)手首、肘をゆるめたまま、両手をゆっくり前から肩の高さまで挙げる。
④(呼)手首、肘を前に伸ばす。掌は下向きのまま。
⑤(吸)指や掌から気を採り入れつつ、両手を胸まで引き寄せる。掌は前に向ける。
⑥(呼)掌で太陽または月の気を採気するように、両手を斜め上方に伸ばす。
⑦(吸)両手で円を描くように太陽または月の気をかき集め、印堂に入れる。
⑧(呼)掌を下に向け、採り入れた気を、身体の中を通すように両手で導きながら降ろし、掌を下腹部に当てる。膝も緩めながら。
収式。
※ 3回繰り返す。


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